富山市総合体育館
富山市総合体育館 Toyama City Gymnasium | |
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施設情報 | |
旧名称 | 富山市体育館 |
愛称 | 総合体育館 |
用途 | 屋内スポーツ |
旧用途 | 2000年とやま国体体操競技会場 |
収容人数 |
第1アリーナ 4,650席(固定席:3,318席、可動席:1,332席) 第2アリーナ 200席 |
設計者 | 株式会社山下設計 |
施工 | 前田建設工業株式会社 ほか |
建築主 | 富山市 |
事業主体 | 富山市 |
管理運営 | 富山市スポーツ協会 |
敷地面積 | 17,800 m2 |
建築面積 | 12,770 m2 |
延床面積 | 28,681 m2 |
階数 | 地上3階・地下1階 |
着工 | 1997年1月 |
竣工 | 1999年8月21日 |
所在地 |
〒930-0805 富山県富山市湊入船町12−1 |
位置 | 北緯36度42分23.443秒 東経137度12分52.513秒 / 北緯36.70651194度 東経137.21458694度座標: 北緯36度42分23.443秒 東経137度12分52.513秒 / 北緯36.70651194度 東経137.21458694度 |
富山市総合体育館(とやましそうごうたいいくかん、英: Toyama City Gymnasium)は、富山県富山市湊入船町に所在する体育館である。
概要
[編集]2000年とやま国体に向けて旧富山市体育館を建て替える形で着工され、1997年1月に着工[1]、同年2月24日に起工式を行い[2]、1999年8月21日に完成(同日午後には完成記念としてバスケットボールの松下電器産業対アイシン精機の模範試合が披露された)[1]。その年に開催された1999年ワールドカップバレーボール以降、2015年現在まで連続して同大会のBサイト会場(全日本は出場しない)となっている。また、Bリーグ・富山グラウジーズのホームアリーナである。
その他に、Vリーグのプレミアリーグの試合など、様々な競技会が開催されている。
2018年7月21日には、「PRESTIGE INTERNATIONAL presents TGC TOYAMA 2018 by TOKYO GIRLS COLLECTION」が開催(北陸初開催)された[3]。
特色
[編集]富岩運河環水公園に隣接している。
施設概要
[編集]敷地面積は17,200m2、建築面積28,600m2、地下1階地上3階建て、建設費用約100億円[1]。
1階
[編集]- 第1アリーナ(延床面積 2,534m2)
- 競技フロア 57.6m×44m(バスケットボール 2面、バレーボール 3面、バドミントン 12面等、その他兼用)、観覧席 4,650席(固定 3,318席、可動 1,332席)
- フィットネスルーム(延床面積 979m2)
- TOYAMA TOWN TREKKING SITE(トヤマ タウン トレッキング サイト)〔旧 スポーツ情報サロン〕
- 研修室
- 3室(延床面積 74m2×3)
- エントランスプラザ
- 駐車場(274台)
2階
[編集]- 第2アリーナ(延床面積 1,155m2)
- 競技フロア 38.5m×30m(バスケットボール 2面、バレーボール 2面、バドミントン 6面等、その他兼用)、観覧席 200席
- 体操練習場(延床面積 800m2)
- 弓道練習場(延床面積 470m2)
- ボクシング室(延床面積 127m2)
- 卓球練習場
- 卓球台 3台常設
- ランニングコース
- 2コース(第1コース 300m、第2コース 140m)
その他
[編集]- 更衣室・シャワー室
- 医務室
- 駐車場:100台[1]
交通アクセス
[編集]- 富山駅北口より徒歩 約10分
富山市体育館
[編集]富山市体育館は、富山県富山市牛島本町に所在していた体育館である。鉄筋コンクリート3階建て、延床面積が約7,500m2、6,000人収容[7]。
富山国体開催決定に伴い、1958年4月に着工され10月15日完工。国体では体操競技の会場として使用された。国体終了後の24日に完工披露式が行われ、式典後には公開演技を披露。29日には初のイベントとしてプロレス国際大試合を開催した[7]。
当体育館では様々なスポーツイベントが開かれ、プロレスではジャイアント馬場(当時・馬場正平)対アントニオ猪木(同・猪木寛至)の初シングル(1961年5月25日)、プロボクシングでも世界タイトル戦が開催されている。
また、昭和37年度から平成3年度までの富山市成人式の会場としても使用された。
その後2000年とやま国体開催が決まったものの、当体育館は老朽化したため新体育館建設に踏み切り、富山市総合体育館として完成。これに伴い、当体育館は「牛島体育館」に名称変更し、2000年10月18日開催の2000年とやま国体の公開競技のスポーツ芸術「躍動美の祭典」を最後に42年の歴史に幕を閉じ[8]、解体された[7]。
旧富山市体育館で開催された試合
[編集]- 花形進(橫浜協栄)vs エルビト・サラバリア( フィリピン)
脚注
[編集]- ^ a b c d 『富山市史 続年史〈上巻〉』(2015年3月20日、富山市発行)770ページ。
- ^ 『富山市史 続年史〈上巻〉』(2015年3月20日、富山市発行)770ページ。
- ^ 『人気モデルに熱狂 TGC 富山』北日本新聞 2018年7月22日1面
- ^ a b 『北陸初4面スクリーン 富山市総合体育館 来月3日 グラウジーズの試合でお披露目』富山新聞 2018年2月27日1面
- ^ 『天井に4面スクリーン 市総合体育館第1アリーナ』北日本新聞 2017年5月27日3面
- ^ 富山市総合体育館に4面大映像装置が設置KNB WEB 2018/2/21 16:30
- ^ a b c d 第13回富山国体宿泊所掛看板(富山市、2022年10月22日閲覧)
- ^ 『富山市史 編年史<上巻>』(2015年3月20日、富山市発行)774頁。