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後志自動車道

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後志道から転送)
高速自動車国道
一般国道自動車専用道路 (A')
(有料/無料)
後志自動車道
E5A 後志自動車道
地図
地図
路線延長 62.4 km
開通年 2018年平成30年) -
起点 虻田郡倶知安町
主な
経由都市
岩内郡共和町余市郡仁木町、余市郡余市町
終点 小樽市小樽JCT
接続する
主な道路
記法
E5A 札樽自動車道
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

後志自動車道(しりべしじどうしゃどう)は、北海道虻田郡倶知安町から同小樽市へ至る、高速道路である。略称後志道(しりべしどう)。

高速道路ナンバリングでは黒松内新道札樽自動車道とともに「E5A」が割り振られている。

倶知安 - 余市間は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路の「国道5号倶知安余市道路」として整備中。

概要

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札樽自動車道道東自動車道十勝オホーツク自動車道などとともに、北海道横断自動車道の一部を構成する。

後志・道央地域などの連絡の強化を図り、沿線地域の安全・安心を確保するとともに、産業・経済・観光等の発展に資する高規格幹線道路である。並行する国道5号には事故危険区間が多く、余市町 - 小樽市の区間は大規模地震による津波の影響を受けやすいため、その代替路として余市IC - 小樽JCT間が2018年(平成30年)に整備された。また、有珠山樽前山などの噴火災害時の代替路確保という側面もある[1]。さらに、国道5号の倶知安 - 余市間には国際コンテナの通行を支障する狭いトンネルが存在するため、その別線として倶知安IC - 余市IC(倶知安余市道路)が整備中である[2]

開通済区間である小樽JCT - 余市ICは東日本高速道路の管轄で、未開通区間(倶知安余市道路)は高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路として、北海道開発局が主体となり事業が進められている。なお、小樽JCT - 余市ICの開通をもって北海道の東日本高速道路管轄の高速道路は全線開通した。

インターチェンジなど

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ここでは、IC番号、キロポストに従い、小樽JCT→倶知安ICで記述する。なお、IC番号は札樽自動車道の終点小樽ICからの続き番号となっている。

IC
番号
施設名 接続路線名 起点
から

(km)
備考 所在地
E5A 札樽自動車道に接続
9 小樽JCT E5A 札樽自動車道 0.0 札樽自動車道朝里IC方面から後志自動車道へは事業中[3] 小樽市
12 小樽塩谷IC 道道1173号小樽塩谷インター線 14.3
13 余市IC/TB 道道753号登余市停車場線 23.3 本線料金所あり 余市郡 余市町
- 仁木IC 26.6 2024年度開通予定[4] 仁木町
- 仁木南IC 国道5号
道道1022号仁木赤井川線
2025年度開通予定[5]
- 共和北IC

[6]

道道共和北インター線(仮称) 岩内郡
共和町
- 共和IC 国道5号
国道276号
50.9
- 倶知安IC 道道58号倶知安ニセコ線[7] 62.4 事業中[5] 虻田郡
倶知安町
E5A 北海道横断自動車道 蘭越倶知安道路(事業中)[8]

歴史

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路線状況

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車線・最高速度

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区間 車線 最高速度
上下線 上り線 下り線
小樽JCT - 余市IC 2
暫定2車線
1 1 70 km/h

※小樽塩谷ICの前後には追越車線(延長2,400 m)が設置されている。

道路施設

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トンネル

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  • 新光トンネル (464 m)
  • 天神第二トンネル (2,872 m)
  • 天神第一トンネル (441 m)
  • 天狗山トンネル (2,978 m)
  • 小樽忍路トンネル (320 m)
  • 船取山トンネル (140 m)
  • 蘭島トンネル (909 m)
  • 余市小樽トンネル (304 m)

トンネルの数

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区間 上り線 下り線
小樽JCT - 小樽塩谷IC 4
小樽塩谷IC - 余市IC 4
合計 8

※トンネルのある区間は暫定2車線の対面通行であるため、上下線で1本のトンネルとなっている。

道路管理者

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交通量

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24時間交通量(台) 道路交通センサス

区間 令和3(2021)年度
小樽JCT - 小樽塩谷IC 4,721
小樽塩谷IC - 余市IC 4,471
余市IC - 倶知安IC間 未開通

(出典:「令和3年度全国道路・街路交通情勢調査」(国土交通省ホームページ)より一部データを抜粋して作成)

地理

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通過する自治体

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※括弧内は未開通区間。

接続する高速道路

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脚注

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  1. ^ 後志自動車道_別紙2
  2. ^ [1]
  3. ^ 小樽JCTフル化事業” (PDF). NEXCO東日本. 2024年7月14日閲覧。
  4. ^ 防災・減災、国土強靭化に向けた道路の5か年対策プログラム(北海道ブロック版)を策定” (PDF). 国土交通省 北海道開発局 (2021年4月27日). 2021年5月13日閲覧。
  5. ^ a b 平成26年度新規事業採択時評価結果 費用便益分析の結果 -一般国道5号北海道横断自動車道 倶知安余市道路(共和~余市)” (PDF). 国土交通省北海道開発局 (2014年3月5日). 2020年12月22日閲覧。
  6. ^ “延長700m、10億円試算 共和北インター線23年度着手へ”. 北海道建設新聞. e-kensinプラス (北海道建設新聞社). (2022年2月10日). オリジナルの2022年2月10日時点におけるアーカイブ。. https://archive.ph/0VTn0 2022年2月11日閲覧。 
  7. ^ 平成28年度新規事業候補箇所説明資料【高規格幹線道路】(国土交通省) (PDF)
  8. ^ 一般国道5号(北海道横断自動車道)蘭越倶知安道路(ニセコ~倶知安) に係る新規事業採択時評価”. 2024年5月6日閲覧。
  9. ^ a b c 東日本高速道路 2011, p. 16.
  10. ^ E5A後志自動車道(余市IC〜小樽JCT間)が平成30年12月8日(土)に開通します” (PDF). 東日本高速道路株式会社 (2018年10月19日). 2018年10月19日閲覧。
  11. ^ 東日本高速道路 2012, p. 5.
  12. ^ 令和2年度全国道路・街路交通情勢調査の延期について” (PDF). 国土交通省 (2020年10月14日). 2021年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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