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新潟県道46号新潟中央環状線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
新潟県道46号標識
新潟県道46号 新潟中央環状線
主要地方道 新潟大外環状線
制定年 1994年
起点 新潟市北区北緯37度58分35.0秒 東経139度12分13.5秒 / 北緯37.976389度 東経139.203750度 / 37.976389; 139.203750 (県道46号起点)
終点 新潟市西蒲区北緯37度48分6.8秒 東経138度50分23.1秒 / 北緯37.801889度 東経138.839750度 / 37.801889; 138.839750 (県道46号終点)
接続する
主な道路
記法
国道113号
国道7号
国道49号
国道403号
国道8号
国道116号
国道402号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
新潟市北区内島見付近

新潟県道46号新潟中央環状線(にいがたけんどう46ごう にいがたちゅうおうかんじょうせん)は、新潟県新潟市北区から同市西蒲区に至る県道主要地方道)である。

概要

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新潟市郊外をほぼ同心円状に結ぶ半環状の路線。新潟東港の西側、新潟市北東の島見町を起点に、葛塚市街地外周部、横越西部、新津北部、白根北部、黒埼、西川などを経て、巻北部の日本海に程近い角田浜に至る。

大半は1993年(平成5年)指定区間のままとなっているが、都市計画道路「新潟中央環状道路[注釈 1]」として全線にわたってバイパス化が計画されている。すでに新潟市北・江南・西の各区内の一部区間がバイパス化され、阿賀野川に架かる大阿賀橋が開通している。

2018年時点、指定されている現道区間の多くが他路線と重複している。また現道区間の一部(特に新潟市西区木場付近、同勘助郷屋付近)は単車線の狭隘な区間が指定されている。

新潟市西区木場地内の北陸自動車道をアンダーパスする箇所では、西川方面への一方通行となっている。大野町方面へは市道を迂回するよう案内されている。

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

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  • 1989年平成元年)
    • 新潟都市圏第2回パーソントリップ調査が実施される。その結果、新潟市中心部への通過交通削減と郊外地域への交通量分散を目的に、放射環状の道路網整備が提唱される。
  • 1991年(平成3年)8月19日
    • 新潟市と周辺8市町により「新潟地域大外環状道路整備推進協議会」が設立される。
  • 1992年(平成4年)度
    • 2箇年を掛けてルート調査が実施され、新潟市島見町 - 巻町大字角田浜字焼山間(延長45.4km)が概略経路に指定される。
  • 1993年(平成5年)5月11日
    • 建設省(当時)が県道島見豊栄線の一部、県道新発田豊栄線の一部、県道新潟長浦水原線の一部、県道横越豊栄線、県道新潟五泉安田線の一部、県道沢海荻島線の一部、県道新潟新津線の一部、県道覚路津荻川停車場線の一部、県道新潟小須戸三条線の一部、県道白根亀田線の一部、県道新潟寺泊線の一部、県道黒埼西川線、県道新潟燕線の一部、県道西川四ツ郷屋線の一部、県道越後赤塚停車場赤塚線の一部を新潟大外環状線として主要地方道に指定[2]
  • 1994年(平成6年)4月1日
    • 新潟県が主要地方道46号新潟大外環状線として認定[3]
  • 2012年(平成24年)9月11日
    • 新潟県が路線名を新潟中央環状線に変更[4]
  • 2018年(平成30年)3月16日
    • 起点を新潟市北区白勢町字上大曲69番16地先から新潟市北区島見町字下往来2382番1地先へ変更[1]

路線状況

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バイパス

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旧バイパス区間(新潟中央環状道路の計画以前のバイパス区間。主要地方道指定以前の区間を含む)
  • (新潟市北区太田 - 新潟市北区嘉山)(4車線)
  • (新潟市北区嘉山・豊栄総合体育館入口 - 新潟市北区上土地亀・嘉山橋、暫定2車線)(4車線。一部暫定2車線)
  • (新潟市西区木場 - 新潟市西蒲区升潟)(2車線)
  • (新潟市西蒲区升潟 - 新潟市西蒲区善光寺)(2車線)
新設・大規模改修予定区間(全線未開通もしくは未整備な区間は★、一部未開通区間がふくまれる箇所は☆)
  • (新潟市北区白勢町 - 新潟市北区内島見)(4車線)
  • 内島見バイパス(新潟市北区内島見 - 新潟市北区太田)(4車線)[5][6][7]
  • 前新田バイパス(新潟市北区嘉山 - 新潟市北区嘉山・豊栄総合体育館入口)(4車線)[8]
  • (新潟市北区上土地亀・嘉山橋 - 新潟市北区浦木、暫定2車線)浦木工区[注釈 2]
  • (新潟市北区長戸呂 - 新潟市江南区小杉)(大阿賀橋、暫定2車線)
  • ☆横越バイパス(新潟市江南区小杉 - 新潟市江南区横越、L=3.2 km)(4車線、一部暫定2車線)[9]
  • ★国道49号 - 国道8号区間(新潟市江南区横越 - 新潟市南区上塩俵、全線暫定2車線で整備中)
    • (新潟市江南区横越 - 城所) 城所工区[10]
    • (江南区城所 - 江南区割野) 二本木工区[10]
    • (江南区割野 - 江南区嘉瀬) 嘉瀬・割野工区[10]
    • (江南区花ノ牧 - 南区獺ケ通) 信濃川渡河工区[10]
    • (南区獺ケ通 - 南区東笠巻新田) 大郷・鷲巻工区[10]
    • (南区鷲ノ木新田 - 南区上塩俵) 根岸・大通工区[10][注釈 3]
  • 国道8号 - 国道116号区間(新潟市南区上塩俵 - 新潟市西蒲区貝柄、新潟市西蒲区升潟 - 新潟市西区明田、全線暫定2車線で供用済)
    • (南区上塩俵 - 西区板井) 中ノ口工区[10]
    • (西区板井 - 西蒲区貝柄) 黒埼工区[10][注釈 4]
    • (西蒲区升潟 - 西区明田) 明田工区[10]
  • 赤塚バイパス(新潟市西区明田 - 新潟市西区赤塚、L=3.8 km、2003年(平成15年)3月全区間開通)[11](2車線)

2023年3月時点、起点 - 浦木間、大阿賀橋 - 曙町5丁目(県道586号交点)間、上塩俵 - 貝柄間、升潟 - 赤塚間の4箇所がバイパス化している。

今後も整備が継続され、最終的にはほぼ全線が新設区間となり、現道が通っている秋葉区は通過しなくなる予定だが、全線完成の時期は未定。なお、新潟市の政令指定都市移行後から、建設事業は市に移管している。

通称

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  • 新潟中央環状道路[注釈 1]
  • 大外環状線
  • 外環線

重複区間

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道路施設

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地理

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通過する自治体

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交差する道路

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新潟市江南区小杉付近
新潟市秋葉区車場付近

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 計画当初は県と新潟市、豊栄市横越町亀田町新津市白根市黒埼町西川町巻町の沿線9市町により「新潟大外環状道路」の事業名称で整備を進めていたが、2005年平成17年)までに沿線全ての自治体が新潟市へ編入合併したのに伴い、事業名称を「新潟中央環状道路」に改称した。なお、県道の路線名としては「新潟大外環状線」のまま維持されていたが、2012年に県道の路線名も「新潟中央環状線」に改称した。
  2. ^ 市道となっていた区間を拡幅することでバイパス化済み
  3. ^ ほぼ現道の改修
  4. ^ 一部は広域農道の転用、北陸自動車道との交差部は跨道橋を設置

出典

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関連項目

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外部リンク

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