中ノ口川大橋
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中ノ口川大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県新潟市南区松橋 - 西区板井 |
交差物件 | 中ノ口川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 新潟県道46号新潟中央環状線 |
管理者 | 新潟市 |
施工者 | 藤木鉄工(上部工)[1]・廣瀬(下部工)[2] |
着工 | 2015年(平成27年) |
開通 | 2021年(令和3年)2月15日 |
座標 | 北緯37度49分2.1秒 東経139度0分22.5秒 / 北緯37.817250度 東経139.006250度 |
構造諸元 | |
形式 | 鈑桁橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 128.000 m |
幅 | 15.500 m |
最大支間長 | 49.0 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
中ノ口川大橋(なかのくちがわおおはし)は、新潟県新潟市の中ノ口川に架かる橋長128 m(メートル)の新潟県道46号新潟中央環状線の道路橋梁。
新潟県道46号新潟中央環状線の中ノ口工区として建設が進められ、2021年(令和3年)2月15日に開通した[3]。
概要
[編集]新潟県道46号新潟中央環状線の中ノ口川を渡河する区間「中ノ口工区」として2010年(平成22年)度から整備が進められていた[4]。
2015年(平成27年)より、株式会社廣瀬により橋台の工事が着手された。工事が河川の非出水期に制限されたため工期は3年に渡った[2]。
2020年(令和2年)7月には、建設中の橋の名前が「中ノ口川大橋」となることが決定した[5]。
諸元
[編集]諸元については藤木鉄工の工事経歴書を出典としている[1]。
- 形式 - 鋼3径間連続非合成少数鈑桁橋
- 橋長 - 128.000 m
- 支間割 - 38.7 m+49.0 m+38.7 m
- 幅員 - 15.500 m
- 車線数 - 2車線
- 施工 - 藤木鉄工(上部工)
- 鋼重 - 423 t
水難事故の慰霊碑
[編集]中ノ口川大橋の左岸(西区板井側)には、かつて、慰霊碑が建立されていた。この慰霊碑は、1963年(昭和38年)7月29日に発生した水難事故[6][7]の慰霊碑で、当時、黒埼中学校に在学していた女子生徒3名が亡くなった。この事故は、当時、中学校にはプールが無く、現場から500 m下流の松橋橋付近が水泳地域に指定されていたものの、地域民に連絡が行き届かず、遊泳禁止の場所で泳いだ結果深みにはまった事故だった[6]。慰霊碑は1966年(昭和41年)建立。橋の建設に伴い、現在は西区板井地区内の板井公民館の敷地内に移設されている。
出典
[編集]- ^ a b “工事経歴書” (PDF). 藤木鉄工 (2018年3月). 2021年2月8日閲覧。
- ^ a b “「新潟中央環状線(仮称)中ノ口川橋橋台工事」竣工のご案内!”. 廣瀬 (2017年8月22日). 2021年2月8日閲覧。
- ^ 「新潟中央環状道路中ノ口川大橋など一部区間の供用を開始」(PDF)『市報にいがた』第2736号、新潟市広報課、2021年2月7日、4頁、2021年2月8日閲覧。
- ^ “主要地方道新潟中央環状線(中ノ口工区)”. 新潟市 (2020年10月13日). 2021年2月8日閲覧。
- ^ 「新潟中央環状道路中ノ口工区新しい橋の名称が決定」(PDF)『市報にいがた』第2722号、新潟市広報課、2020年7月5日、別冊1頁、2021年2月8日閲覧。
- ^ a b 「“水の犠牲”相つぐ 女生徒三人流される」『新潟日報』1963年7月30日、朝刊13頁。
- ^ 「水の事故 気のゆるみが招く」『新潟日報』1963年7月31日、朝刊12頁。