市川橋 (千曲川)
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市川橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 長野県飯山市照岡 - 下高井郡野沢温泉村七ケ巻 |
交差物件 | 千曲川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道403号 |
管理者 | 長野県北信建設事務所 |
施工者 | 松尾橋梁 |
竣工 | 1977年(昭和52年) |
座標 | 北緯36度58分4.6秒 東経138度27分8.5秒 / 北緯36.967944度 東経138.452361度 |
構造諸元 | |
形式 | ランガー橋・桁橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 278 m |
幅 | 7.7 m |
最大支間長 | 129.4 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
市川橋(いちかわばし)は、長野県飯山市大字照岡 - 下高井郡野沢温泉村大字七ケ巻の千曲川に架かる国道403号の橋長278 m(メートル)のランガー橋・桁橋。
概要
[編集]橋名は現在の野沢温泉村の旧市川村にちなむ[1]。市川橋には車両総重量4 t(トン)の規制が敷かれている[2]。
- 形式 - 鋼3径間連続鈑桁橋+鋼単径間単純下路トラスドランガー橋+鋼単径間単純合成鈑桁橋
- 橋長 - 278 m
- 支間割 - ( 3×40.0 m ) + 129.4 m + 26 m
- 幅員 - 7.7 m
- 総鋼重 - 676 t
- 床版 - 鉄筋コンクリート
- 施工 - 松尾橋梁[注釈 1]
歴史
[編集]市川橋の架橋以前には、近くに七ケ巻と藤沢を結ぶ渡船場と虫生と桑名川を結ぶ渡船場とがあり、後者の渡船には1723年(享保8年)の曽根村から出資されていたことが曽根村入用帳に記されている。明治初年には渡し守1人で大小2艘を管理していた。
スキー場開設などにより村の振興を図ろうとした、七ケ巻地区と野沢温泉村によって架設が推進され[注釈 2]、1977年(昭和52年)に竣工した[1]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 現・IHIインフラシステム
- ^ 国道117号市川バイパスが開通するまで、国道117号は対岸の千曲川左岸を走っていた
出典
[編集]- ^ a b 長野県教育委員会『歴史の道路調査書XXXI 千曲川』(初版)長野県文化財保護協会、1992年6月20日、117頁。
- ^ 鹿取茂雄(著)、磯部祥行(編)「国道403号〈伏野峠〉」『酷道大百科』〈ブルーガイド・グラフィック〉、実業之日本社、2018年12月28日、28頁、ISBN 978-4-408-06392-8。
- ^ “橋梁年鑑 昭和62年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 106, 107, 140, 141. 2020年10月9日閲覧。
- ^ “川を渡る橋・長野県” (PDF). 中日本建設コンサルタント. 2020年10月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 長野県北信建設事務所 - 橋梁管理者
- 空から眺める千曲川・犀川 千曲川下流 - 国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所