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箕作平滝大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
箕作平滝大橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 長野県下水内郡栄村
交差物件 千曲川
用途 道路橋
路線名 長野県道408号箕作飯山線
管理者 長野県北信建設事務所
設計者 国土監理
施工者 角藤
竣工 2017年平成29年)11月
開通 2017年(平成29年)11月15日
座標 北緯36度59分1.4秒 東経138度31分49.7秒 / 北緯36.983722度 東経138.530472度 / 36.983722; 138.530472 (箕作平滝大橋)
構造諸元
形式 桁橋
材料
全長 169.0 m
9.0 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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長野県道408号標識

箕作平滝大橋(みつくりひらたきおおはし)は、長野県下水内郡栄村千曲川に架かる長野県道408号箕作飯山線の橋長169.0 m(メートル)の桁橋

概要

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箕作飯山線は箕作 - 明石間が交通不能区間であり、緊急輸送道路としては国道117号が唯一であった。このため2011年平成23年)3月12日長野県北部地震で国道117号や長瀬横倉停車場線百合居橋が被災したことにより集落が一時孤立した。そこで長野県は復興事業として2012年度(平成24年度)より箕作飯山線の箕作 - 明石間を千曲川に2橋を架橋し、平滝地区を経由する延長2470 mの経路で事業に着手した。この2橋のうち箕作 - 平滝間に架かるのが箕作平滝大橋である。

この復興事業では国道117号の代替機能、集落孤立化の解消、産業の活性化が整備効果として挙げられており、栄村震災復興計画にも位置付けられている[1][2] [3]

  • 形式 - 3径間非合成連続鈑桁橋
  • 橋長 - 169.0 m
  • 幅員 - 9.0 m
  • 下部工 - 逆T式橋台 (A1・A2)、張出式小判型橋脚 (P1・P2)
  • 基礎 - 場所打ち杭基礎 (A2)
  • 鋼重 - 398 t
  • 設計 - 国土監理[4]
  • 施工 - 角藤(P1 - A2)
  • 工法 - 手延べ送出し工法

[1]

歴史

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本橋は箕作大橋の仮称で箕作飯山線 箕作〜明石工区の一部として建設が進められた。箕作飯山線事業は2012年度(平成24年度)に着手し、上部工1工区(P1 - A2)は角藤により、2014年度(平成26年度)から主桁製作が行われ、2016年(平成28年)に架設がおこなわれた[5]

箕作平滝大橋は2017年(平成29年)11月15日に取付区間を合わせた延長379 mが開通し[6][7][8]、箕作 - 平滝間が結ばれた。なお、明石大橋を含む残区間は2020年令和2年)11月9日に開通している。本事業の完成をもって長野県北部地震復興事業が完了した[1]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c 県道箕作飯山線 箕作〜明石工区 明石大橋 祝開通” (PDF). 長野県北信建設事務所. 2021年7月7日閲覧。
  2. ^ 栄村震災復興計画” (PDF). 栄村 (2012年11月30日). 2021年7月7日閲覧。
  3. ^ 道路改築事業 (一)箕作飯山線 箕作〜明石” (PDF). 長野県北信建設事務所. 2021年7月7日閲覧。
  4. ^ 橋梁の業務内容”. 国土監理. 2021年7月7日閲覧。
  5. ^ (仮称)箕作大橋工事状況”. 角藤. 2021年7月7日閲覧。
  6. ^ 一般県道箕作飯山線 箕作平滝大橋が11月15日(水)に開通します”. 長野県北信建設事務所 (2017年11月6日). 2021年7月7日閲覧。
  7. ^ 箕作平滝大橋開通式 会場案内図”. 長野県北信建設事務所 (2017年11月6日). 2021年7月7日閲覧。
  8. ^ 箕作平滝大橋の完成と渡り初め”. 季節の村内写真. 栄村. 2021年7月7日閲覧。

外部リンク

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