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昆布駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
昆布駅
駅舎(2017年9月)
こんぶ
Kombu
S27 蘭越 (6.9 km)
(9.3 km) ニセコ S25
地図
所在地 北海道磯谷郡蘭越町昆布町
北緯42度47分52.63秒 東経140度35分46.49秒 / 北緯42.7979528度 東経140.5962472度 / 42.7979528; 140.5962472座標: 北緯42度47分52.63秒 東経140度35分46.49秒 / 北緯42.7979528度 東経140.5962472度 / 42.7979528; 140.5962472
駅番号 S26
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 170.3 km(函館起点)
電報略号 コフ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗降人員
-統計年度-
30人/日
-2014年-
開業年月日 1904年明治37年)10月15日[2]
備考 無人駅[1]
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昆布駅(こんぶえき)は、北海道磯谷郡蘭越町昆布町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である[3]駅番号S26電報略号コフ事務管理コードは▲130104[4][5]

歴史

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1976年の昆布駅と周囲約750m範囲。左が長万部方面。比羅夫駅とほぼ同形の、少しずれた形の相対式ホームと待避用中線を有する2面3線で、駅舎横の長万部側に既に貨物取扱いが廃止になっていて放置され、上屋もなく草生して見分けのつかなくなった貨物ホームへの引込み線が残されているが、こちらも1983年までには撤去された。駅裏の長万部側にある木工所に向かって倶知安側から側線が大きく脹らんで引きこまれている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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所在地名より。アイヌ語に由来するとされるが正確な由来は不明である。

一説には「トコンポヌプリ」(小さなコブ山)から、とされるほか、太古津波があった時、山上に昆布が沢山あったという伝承から「コンポヌプリ[注釈 1]」(昆布の?・山)と呼ばれたとする説もある[10]

駅構造

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ホーム(2017年9月)

単式1面1線ホームを持つ地上駅[1]倶知安駅管理の無人駅[1]

利用状況

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乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

乗車人員推移
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 253.0 [11]
2017年(平成29年) 26.6 [12]
2018年(平成30年) 23.8 [13]

駅周辺

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山間にあり、近隣にある温泉へ向かう湯治客向けの待合所が駅前に設置されていた時代もあった[3]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
快速「ニセコライナー」(下り列車のみ)・普通
蘭越駅 (S27) - 昆布駅 (S26) - ニセコ駅 (S25)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、24頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、811頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b “<ひと・まち・くらし いま地域では> 後志管内蘭越町-山あいの里、湯治客今も。明治から続く旅館、長期滞在は少なく”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1991年7月6日)
  4. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、215頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  5. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  6. ^ “日本国有鉄道公示第145号”. 官報. (1982年2月27日) 
  7. ^ “「通報」●函館本線上目名駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1982年2月27日) 
  8. ^ “1日から営業近代化を実施 札鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1982年3月3日) 
  9. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2014年9月6日閲覧 
  10. ^ アイヌ語地名リスト ゴ~シブ P51-60P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月19日閲覧。
  11. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、809頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  12. ^ 函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. p. 4 (2019年7月22日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
  13. ^ 函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. p. 4 (2020年8月26日). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
  14. ^ 昆布駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。
  15. ^ らんらん号時刻表”. 蘭越町. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月5日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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