銀山駅
表示
銀山駅 | |
---|---|
駅舎(2018年9月) | |
ぎんざん Ginzan | |
◄S22 小沢 (9.8 km) (10.7 km) 然別 S20► | |
所在地 | 北海道余市郡仁木町銀山2丁目 |
駅番号 | ○S21 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 213.4 km(函館起点) |
電報略号 | キン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗降人員 -統計年度- |
58人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1905年(明治38年)1月29日[2] |
備考 | 簡易委託駅(駅外) |
銀山駅(ぎんざんえき)は、北海道余市郡仁木町銀山2丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS21。電報略号はキン。事務管理コードは▲130109[3]。
歴史
[編集]- 1905年(明治38年)1月29日:北海道鉄道の駅として開業[4]。一般駅[2]。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる。
- 1913年(大正2年)頃:赤井川村の白井川東岸に開坑した明治鉱山から国富鉱山製錬所へ鉱石を運搬するため、当駅下まで馬車軌道を敷設し、軌道終点から当駅構内積込場まで索道を設置。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1970年(昭和45年):映画「男はつらいよ 望郷篇」で駅舎がロケに使用される。
- 1972年(昭和47年)3月15日:貨物扱い廃止[2]。
- 1982年(昭和57年)3月1日:荷物扱い廃止[2][5]。同時に無人化[6]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:列車交換設備廃止。下り線(2番線)ホームと線路はそのまま放置。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる[2]。
- 1988年(昭和63年)11月3日:列車交換設備復活。旧下り線の線路とホームを再整備。
- 2004年(平成16年)4月:ホームを延伸し、定期列車のドアカットを廃止[7]。
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[8]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅である[1]。ホーム函館駅寄りに構内踏切があり、2番ホームへはこれを渡る。1番ホームは砂利敷だが、2番ホームは舗装されている。
余市駅の管理下にあり、駅自体は無人であるが、徒歩数分の商店で乗車券を扱う簡易委託駅となっている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■函館本線 | 上り | 倶知安・長万部方面 |
2 | 下り | 小樽・札幌方面 |
-
ホーム(2018年9月)
-
構内踏切(2018年9月)
利用状況
[編集]乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。
また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。
年度 | 乗車人員(人) | 出典 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | JR調査 | |||
1978年(昭和53年) | 89.0 | [9] | |||
2017年(平成29年) | 33.4 | [10] | |||
2018年(平成30年) | 33.4 | [11] |
駅周辺
[編集]駅は集落を東に望む丘の中腹にある。
- 北海道道1022号仁木赤井川線
- 余市警察署銀山駐在所
- 銀山郵便局
- 新おたる農業協同組合(JA新おたる)銀山事業所
- 仁木町立銀山小学校
- 仁木町立銀山中学校
- 銀山学園
- 桜ヶ丘学園
- 銀山
- 仁木町予約制バス(旧・北海道中央バス銀山線)「銀山駅前」停留所[12]
その他
[編集]テレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」(2018年)の作中に登場する北海道の架空の駅に似ていると話題になったことがある[13]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 山道駅廃止時点では、当駅は未開業
出典
[編集]- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、25頁。
- ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、812頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、215頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 『官報』 1905年02月08日 逓信省彙報「停車場設置」(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “日本国有鉄道公示第145号”. 官報. (1982年2月27日)
- ^ “1日から営業近代化を実施 札鉄局”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1982年3月3日)
- ^ “JR北海道 7駅のホーム延伸”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2004年4月12日)
- ^ 『駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ 。2014年9月6日閲覧。
- ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、810頁。doi:10.11501/12065814 。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. p. 4 (2019年7月22日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “函館線 長万部・小樽間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. p. 4 (2020年8月26日). 2021年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
- ^ “「予約制バス本格運行」のお知らせ” (PDF). 仁木町. 2019年6月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年6月5日閲覧。
- ^ “「ウマ娘」主人公の故郷に似ていると話題 仁木の銀山駅がアニメの聖地に”. 北海道新聞 どうしん電子版 (2021年12月12日). 2022年4月30日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 銀山|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|鉄道・きっぷ|JR北海道- Hokkaido Railway Company