春日野道駅 (阪急)
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春日野道駅 | |
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駅舎(2007年8月) | |
かすがのみち Kasuganomichi | |
◄HK-14 王子公園 (1.5 km) (1.6 km) 神戸三宮 HK-16► | |
所在地 | 兵庫県神戸市中央区国香通一丁目25番地6[1] |
駅番号 | HK15 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■神戸本線 |
キロ程 | 30.7 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 高架駅[2] |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
6,817人/日(降車客含まず) -2019年[3]- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均) 8,792人/日 -2021年- |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)4月1日 |
阪急春日野道駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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春日野道駅(かすがのみちえき)は、兵庫県神戸市中央区国香通一丁目にある、阪急電鉄神戸本線の駅[2]。駅番号はHK-15。
歴史
[編集]- 1936年(昭和11年)4月1日:阪神急行電鉄(当時の社名)神戸線の神戸駅(現在の神戸三宮駅)延伸と同時に開業[4]。
- 1945年(昭和20年)6月:営業休止[2]。
- 1946年(昭和21年)5月15日:営業再開[2]。
- 1948年(昭和23年)9月8日:13時35分ごろ、当駅東方100メートルの高架線上で停車していた梅田行き普通電車に急行電車が追突する事故が発生[5]。当駅の急カーブで見通しが利かなかったことが事故の遠因となった[6]。負傷者の1人には当時普通電車に乗り合わせていた後の扇千景がおり、肩の骨を折り入院したことが宝塚歌劇団に入団するきっかけとなった経緯が記述された書籍がある[7]
- 1968年(昭和43年)4月7日:神戸高速鉄道の開通に伴い、山陽電気鉄道の列車が乗り入れるようになる[4]。
- 1995年(平成7年)
- 1998年(平成10年)2月15日:山陽電気鉄道との相互直通運転を中止[4]。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅番号導入[8][9]。
- 2023年(令和5年)3月18日:西改札口及びエレベーターを新設 [10]。可動式ホーム柵の供用開始 [10]。
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東海道本線の蒸気機関車とすれ違う神戸行き阪急電車(1936年5月)
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春日野道駅ホームから見る上り特急「つばめ」展望車(1936年4月)
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1948年9月8日に発生した追突事故を報じる神戸新聞
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する高架駅で、隣には東海道本線(JR神戸線)が並行して走っている[2]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホームは2階で、駅舎(改札口)は大阪梅田寄りの1か所のみで、高架下にある[2]。
ホーム幅員は一般的な駅と比較すると狭い。なお、中津駅よりはやや広いが、速度制限区間内とはいえ通過列車は85 - 90km/hの高速で通過する。中津駅と同様に整列乗車のための乗車位置表示は設置されていない。
リベットが使用されている鉄骨造のホーム上屋は開業時以来のもの[2]。以前はホーム上屋が切れていた付近に旧西出入口があったが、後のホーム延伸で一旦廃止された[11]。2023年3月18日にホーム西端に再度西出入口がエレベーター専用出入口として新たに設置された。
のりば
[編集]号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■神戸本線 | 下り | 神戸三宮・新開地・山陽電鉄線方面 |
2 | 上り | 大阪梅田・西宮北口・京都・宝塚方面 |
※実際には構内にのりば番号表記はないが、スマートフォン向けアプリ「阪急沿線ナビ TOKKアプリ」の発車案内機能では、神戸三宮方面が1号線、大阪梅田方面が2号線と表示されている。
駅周辺
[編集]東口
[編集]阪神電気鉄道にも春日野道駅があるが、直線距離で450メートル程離れている。
- 春日野商店街 - 阪神春日野道駅と当駅とを結ぶアーケード商店街[2]。
- かすがの坂商店街
- 大日商店街
- 中西市場
- 神戸春日野郵便局
- 神戸市立春日野小学校
- 神戸市立葺合中学校
- 神戸市立科学技術高等学校
- 神戸市立神戸工科高等学校
- 神鋼記念病院
- 神戸労災病院
- 神戸平成病院
- 春日野会病院
- 母と子の上田病院
- コープこうべ コープミニ春日野道
- 万代 春日野道店
- MEGAドン・キホーテ 神戸本店
西口
[編集]- 大安亭市場[2]
- 兵庫県葺合警察署
- 神戸市生涯学習支援センター(コミスタこうべ)
- ライフ春日野道店
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、65頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、83頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 第97回神戸市統計書 令和2年度版「9 陸上運輸・空港」より1日当り平均値を算出。
- ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、27-29頁。ISBN 978-4-02-340142-6。
- ^ 『朝日新聞』1948年9月9日12面「京阪神で追突 五十余名負傷」より。
- ^ 『神戸新聞』1948年9月9日2面「阪急電車追突 重軽傷四十三名を出す」より。同記事には普通電車は977号(920形)、急行電車は914号(900形)と記されている。
- ^ 『阪急電車駅めぐり 神戸線の巻』(阪急電鉄、1980年)95頁
- ^ 『「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します』(PDFlink)(プレスリリース)阪急電鉄株式会社、2013年4月30日。オリジナルの2013年12月15日時点におけるアーカイブ 。2016年4月8日閲覧。
- ^ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日)
- ^ a b 『兵庫県下の全ての駅でバリアフリー化を実現 春日野道駅のバリアフリー化工事を実施します 〜さらに安全・安心な駅を目指して、エレベーターや可動式ホーム柵等を設置します〜』(PDF)(プレスリリース)阪急電鉄、2020年11月5日。オリジナルの2020年11月6日時点におけるアーカイブ 。2020年11月6日閲覧。
- ^ 神戸アーカイブ写真館に保存されている写真に西出入口があった。当時は編成が短かった
- ^ 現行の阪急春日野道停留所は駅東口南側にあるが、急行1系統が運行されていた時期は駅北側にあった。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 春日野道駅 - 阪急電鉄