岡本駅 (兵庫県)
岡本駅 | |
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駅舎 | |
おかもと Okamoto | |
◄HK-10 芦屋川 (2.4 km) (2.2 km) 御影 HK-12► | |
所在地 | 神戸市東灘区岡本五丁目1番1号[1][2] |
駅番号 | HK11 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■神戸本線 |
キロ程 | 23.4 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 地上駅 [2] |
ホーム | 2面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
19,899人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年次- |
(通年平均)25,444人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1920年(大正9年)7月16日 |
配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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岡本駅(おかもとえき)は、兵庫県神戸市東灘区岡本五丁目にある、阪急電鉄神戸本線の駅。駅番号はHK-11。
当初は普通・急行(西宮北口駅以西で各駅に停車)のみ停車していたが、1995年6月12日に阪神・淡路大震災の復旧工事が完了した際に実施されたダイヤ改正で特急をはじめとする全営業列車の停車駅となった。
歴史
[編集]神戸本線の中間駅で阪急とJRの駅が最も近接しているのが当駅であり、JR神戸線との競合の手前、震災前から当駅に特急を停車させる構想はあった。1995年6月に行われたダイヤ改正で当駅が特急停車駅となったことで特急の所要時間が延びたため、普通列車の六甲駅待避が少なくなった。
年表
[編集]- 1920年(大正9年)7月16日:阪神急行電鉄(当時の社名)神戸線開通と同時に開業[3]。
- 1967年(昭和42年):この頃に構内踏切廃止[2]。
- 1973年(昭和48年)10月7日:自動改札機を設置し、供用開始[4]。
- 1979年(昭和54年):駅舎改築[2]。
- 1995年(平成7年)
- 2006年(平成18年)8月1日:エレベーター設置。
- 2013年(平成25年)12月21日:駅番号導入[6][7]。
- 2022年(令和4年)3月1日:フラップ式発車標の使用を停止し、LCD式発車標の供用を開始。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。全営業列車が停車するが、分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。つまり緩急接続や折り返しができないが、特急や通勤特急は、当駅で通勤急行や普通に乗り換えることができるという案内をしている。双方のホームは地下道で連絡しており[2]、エレベーターも設置されている。駅舎は三宮方面行ホーム大阪梅田寄りにある。その他、大阪梅田方面行ホーム側にも駅員無配置の改札口がある[2]。
のりば
[編集]号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■神戸本線 | 下り | 神戸三宮・新開地・須磨浦公園・姫路方面 |
2 | 上り | 大阪梅田・西宮北口・京都・宝塚方面 |
かつては大阪梅田寄りの踏切の東側に渡り線が設置されていた。また、2番線山側の崖下に、大阪方向に向いた側線(3番線)があり、乗降には使われなかったが、工事用荷電の引く貨車が、留置されていたこともある。この3番線は、構内地下道新設・プラットホーム拡幅工事の前に、撤去され埋められて、2番線ホームの拡幅に利用された。
2022年2月時点でフラップ式発車標が現役で使用されていたが、2022年3月1日にLCDの新型案内表示板に更新された。同駅の筐体の更新で、神戸線系統からフラップ式発車標は廃止された。
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ホーム
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地下道
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駅名標
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2022年3月1日より供用開始の新型発車標。阪急では初の筐体となった。
ダイヤ
[編集]上下とも、特急・普通がそれぞれ毎時6本ずつ発車する。
利用状況
[編集]2023年の1日平均乗降人員は25,444人であり、阪急電鉄の駅では第26位である[8]。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである。
- 2007年度から2015年度までのデータは、平日の1日平均乗降・乗車人員である。
- 2016年度以降のデータは、1日平均乗降・乗車人員である。
年次 | 平日限定 乗降人員 |
平日限定 乗車人員 |
通年平均 乗降人員 |
通年平均 乗車人員 |
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2007年(平成19年) | 31,028 | 15,346 | - | - |
2008年(平成20年) | 31,187 | 15,423 | ||
2009年(平成21年) | 31,273 | 15,460 | ||
2010年(平成22年) | 32,253 | 15,946 | ||
2011年(平成23年) | 32,609 | 16,122 | ||
2012年(平成24年) | 32,965 | 16,310 | ||
2013年(平成25年) | 32,785 | 16,239 | ||
2014年(平成26年) | 32,098 | 15,913 | ||
2015年(平成27年) | 32,132 | 15,919 | ||
2016年(平成28年) | - | - | 27,905 | 13,838 |
2017年(平成29年) | 28,009 | - | ||
2018年(平成30年) | 27,865 | - | ||
2019年(令和元年) | 28,105 | - | ||
2020年(令和2年) | 19,297 | |||
2021年(令和3年) | 21,153 | |||
2022年(令和4年) | 23,603 | |||
2023年(令和5年) | 25,444 |
駅周辺
[編集]- 摂津本山駅(JR神戸線)[2]
- タクシー乗り場(駅南側 阪急タクシー専用)
- 甲南大学
- 神戸薬科大学
- 甲南女子大学
- 甲南女子中学校・高等学校
- 神戸市立本山第一小学校
- 岡本梅林公園
- 神戸市本山地域福祉センター
- 神戸岡本郵便局
- 三菱UFJ銀行住吉支店 岡本駅南口出張所(旧・岡本駅前支店 現在は住吉支店に統合)
- 山手幹線
バス路線
[編集]当駅を下った山手幹線沿いにバス停がある。
隣の駅
[編集]- 阪急電鉄
- ■神戸本線
脚注
[編集]- ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、61頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c d e f g h i 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、79頁。ISBN 9784343006745。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、27-29頁。ISBN 978-4-02-340142-6。
- ^ 「15日からはまず四駅」『交通新聞』交通協力会、1973年9月12日、1面。
- ^ a b 『鉄道ファン』第35巻第8号、交友社、1995年8月、125頁。
- ^ 『「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します』(PDFlink)(プレスリリース)阪急電鉄株式会社、2013年4月30日。オリジナルの2013年12月15日時点におけるアーカイブ 。2016年4月8日閲覧。
- ^ 「阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ」『毎日新聞(朝刊)』毎日新聞社、2013年12月19日、(地方版/兵庫)p.24。
- ^ Corporation, Hankyu. “駅別乗降人員 | 路線・駅”. 阪急電鉄. 2024年11月25日閲覧。
関連項目
[編集]- 日本の鉄道駅一覧
- 阪神間モダニズム
- 岡本駅 (曖昧さ回避) - 同名の駅
外部リンク
[編集]- 岡本駅 - 阪急電鉄