本津幡駅
表示
本津幡駅 | |
---|---|
駅舎とアーケード(2020年7月) | |
ほんつばた Hon-Tsubata | |
◄中津幡 (1.1 km) (2.2 km) 能瀬► | |
所在地 | 石川県河北郡津幡町字清水チ7 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■七尾線 |
キロ程 |
2.9 km(津幡起点) 金沢から14.4 km |
電報略号 | ホン |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
407人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1902年(明治35年)6月25日*[2][3] |
備考 | 無人駅[4][5] |
本津幡駅(ほんつばたえき)は、石川県河北郡津幡町字清水にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅である。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)4月24日:七尾鉄道の開業当初の起点である津幡仮停車場(つばたかりていしゃじょう)として開業[1][2][6]。
- 1900年(明治33年)
- 1901年(明治34年)8月1日:津幡口仮停車場を廃止[6]。
- 1902年(明治35年)6月25日:旧津幡口仮停車場より1チェーン(約20メートル)南側に移設のうえ、本津幡駅として開業[3][6]。
- 1907年(明治40年)9月1日:七尾鉄道が鉄道国有法により国有化[2][6]。帝国鉄道庁(国鉄)の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。七尾線の所属となる[2]。
- 1975年(昭和50年)4月1日:貨物取扱を廃止、旅客駅となる[6]。
- 1976年(昭和51年)5月1日:簡易委託駅化[要出典]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[6]。
- 2021年(令和3年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線[10]を有する地上駅[1][3]。駅舎は古くからの木造のもの[1]が下りホーム側にあり、上りホームへは跨線橋で連絡している。
七尾鉄道部が管理する無人駅[4][5]。ICOCAなどの交通系ICカードが利用可能となっているが[7][9]、当駅にはIC専用の簡易改札機が設置されておらず、列車内での精算となる[8][9]。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | ■七尾線 | 下り | 羽咋・七尾方面 |
反対側 | 上り | 津幡・金沢方面 |
- 案内上ののりば番号は設定されていない(のりば番号標はなく、駅掲示時刻表にも番号の記載はない)[3]。
- 下り線が一線スルー化されており[3]、列車交換を行わない通過列車に限り、上り列車も下り線を通過する。ただし、一般的な一線スルーとは異なり、直線側を上下本線としておらず、上りと下りの本線は現在も分けられている。
利用状況
[編集]2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は407人である[11]。
「石川県統計書」および「津幡町統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 740 |
1998年 | 721 |
1999年 | 696 |
2000年 | 691 |
2001年 | 666 |
2002年 | 644 |
2003年 | 612 |
2004年 | 575 |
2005年 | 520 |
2006年 | 504 |
2007年 | 503 |
2008年 | 507 |
2009年 | 504 |
2010年 | 488 |
2011年 | 464 |
2012年 | 475 |
2013年 | 487 |
2014年 | 445 |
2015年 | 453 |
2016年 | 408 |
2017年 | 387 |
2018年 | 384 |
2019年 | 407 |
駅周辺
[編集]- 津幡町立津幡小学校
- 津幡ふるさと歴史館れきしる
- 石川県道59号高松津幡線
- 石川県道124号本津幡停車場線
バス路線
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、25頁。
- ^ a b c d e 朝日 2010, p. 19.
- ^ a b c d e 川島 2010, p. 53.
- ^ a b c “3月で6駅無人化 七尾・北陸線 JR西、利用減少”. 北國新聞. (2021年2月27日). オリジナルの2021年2月27日時点におけるアーカイブ。 2021年2月27日閲覧。
- ^ a b c “七尾線の高松駅 無人化で住民「寂しい」”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2021年3月13日) 2021年9月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』JTB、1998年10月1日、151頁。
- ^ a b 『七尾線でICOCAがご利用いただけるようになります! e5489 で「チケットレス特急券」「eチケットレス特急券」を導入します!』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ 。2020年12月18日閲覧。
- ^ a b c “変わる能登の鉄路 JR七尾線・イコカ利用開始、高松駅は無人化、全車両ワンマン化”. 北國新聞 (北國新聞社). (2021年3月14日). オリジナルの2021年3月14日時点におけるアーカイブ。 2021年3月24日閲覧。
- ^ 川島 2010, p. 16.
- ^ “令和元年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 104 (2021年3月). 2021年4月12日閲覧。
参考文献
[編集]- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線 越美北線』朝日新聞出版、2010年6月27日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 本津幡駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道