敷浪駅
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敷浪駅 | |
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駅舎(2020年7月) | |
しきなみ Shikinami | |
◄宝達 (3.3 km) (2.5 km) 南羽咋► | |
所在地 | 石川県羽咋郡宝達志水町敷浪リ8 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■七尾線 |
キロ程 |
24.2 km(津幡起点) 金沢から35.7 km |
電報略号 | シキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
201人/日(降車客含まず) -2009年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)4月24日[2][3] |
備考 | 無人駅[4][1] |
敷浪駅(しきなみえき)は、石川県羽咋郡宝達志水町敷浪にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)4月24日:七尾鉄道 津幡仮停車場(現在の本津幡駅の前身) - 七尾駅 - 矢田新駅(後の七尾港駅)間開通と同時に駅開設(一般駅)[1][2][3]。
- 1907年(明治40年)7月1日:七尾鉄道が国有化[2]。帝国鉄道庁(国鉄)の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。七尾線の所属となる[2]。
- 1938年(昭和13年)3月:駅舎建て替え(2代目。現在のものは3代目)[要出典]。
- 1960年(昭和35年)8月1日:貨物の取扱を廃止[5]。
- 1972年(昭和47年)3月15日:荷物扱い廃止[6]。駅員無配置駅となる[7](簡易委託駅化[要出典])。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[5]。
- 1989年(平成元年)3月:駅舎改築[8]。
- 1991年(平成3年)
- 2008年(平成20年)7月1日:簡易委託解除により再び無人駅化[4]。
- 2013年(平成25年)2月5日:西口を開設[9]。
- 2021年(令和3年)3月13日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[10][11][12]。
- 2024年(令和6年)9月30日:この日の16時をもって自動券売機を使用停止、撤去[13]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線[14]で列車交換が可能な地上駅で無人駅である[1][3]。駅舎(東口)は比較的新しいプレハブ造りであり、上りホーム側にある。下りホームへは跨線橋で連絡している[1]。また、下りホーム側は直接ホームに入場できる西口がある。
ICOCAなどの交通系ICカードが利用可能となっているが[10][12]、当駅にはIC専用の簡易改札機が設置されておらず、列車内での精算となる[11][12]。 かつては簡易委託駅で常備軟券を販売していたが2008年(平成20年)7月をもって無人化された[4]。無人化後は駅舎内の自動券売機での切符販売となったが、2024年9月30日16時をもって稼働を停止し、撤去された。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
駅舎側 | ■七尾線 | 上り | 津幡・金沢方面 |
反対側 | 下り | 羽咋・七尾方面 |
- 付記事項
- 案内上ののりば番号は設定されていない(のりば番号標もなく、駅掲示時刻表にも番号記載はない)[3]。
- 上り線が一線スルー化されており[3]、行き違いを行わない通過列車に限り、下り列車も上り線を通過する[1][14]。
利用状況
[編集]- 1日の平均乗車人員(石川県統計書より)
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
2004年(平成16年) | 250 |
2005年(平成17年) | 232 |
2006年(平成18年) | 237 |
2007年(平成19年) | 224 |
2008年(平成20年) | 214 |
2009年(平成21年) | 201 |
駅周辺
[編集]旧志雄町にあった唯一の駅であったが、同町の中心からは離れており、直線距離では南羽咋駅からが近くとなっている。
- 宝達志水町立樋川小学校
- 千里浜カントリークラブ
- のと里山海道[1]今浜IC・志雄PA
- 国道159号[1]
- 国道249号[1]
- 石川県道128号敷波停車場線
- 千里浜なぎさドライブウェイ[3]
- 今浜海水浴場
- 千里浜海水浴場
- 参天製薬能登工場[3]
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、26頁。
- ^ a b c d 朝日 2010, p. 19.
- ^ a b c d e f g 川島 2010, p. 54.
- ^ a b c “宝達志水町DATE BOOK 2018 > 宝達志水町年表(平成17年3月1日〜)” (PDF). 宝達志水町. p. 19. 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、152頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第642号”. 官報. (1972年3月14日)
- ^ 「通報 ●横山駅ほか9駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年3月14日、4面。
- ^ 「JR西日本金沢支社、老朽無人駅を衣替え-明るいカプセル型に」『日本経済新聞』日本経済新聞社、1988年12月14日、地方経済面/北陸、8面。
- ^ “敷浪駅に西口開設 JR七尾線、宝達志水町が整備”. 北國新聞 (2013年2月6日). 2014年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月1日閲覧。
- ^ a b 『七尾線でICOCAがご利用いただけるようになります! e5489で「チケットレス特急券」「eチケットレス特急券」を導入します!』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ 。2020年12月19日閲覧。
- ^ a b c “変わる能登の鉄路 JR七尾線・イコカ利用開始、高松駅は無人化、全車両ワンマン化”. 北國新聞 (北國新聞社). (2021年3月14日). オリジナルの2021年3月14日時点におけるアーカイブ。 2021年3月24日閲覧。
- ^ 「無人6駅の券売機を撤去 JR七尾線、利用は9月末まで 乗客基準満たせず、新紙幣対応が契機」『北國新聞』2024年9月27日。2024年9月30日閲覧。
- ^ a b 川島 2010, p. 36.
参考文献
[編集]- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線 越美北線』朝日新聞出版、2010年6月27日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 敷浪駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道