能登部駅
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能登部駅 | |
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駅舎(2020年7月) | |
のとべ Notobe | |
◄金丸 (3.6 km) (2.8 km) 良川► | |
所在地 | 石川県鹿島郡中能登町徳丸ロ41 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■七尾線 |
キロ程 |
41.1 km(津幡起点) 金沢から52.6 km |
電報略号 | ノト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
388[乗車人員 1]人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)4月24日[2][3] |
備考 | 無人駅[4][5][6][7] |
能登部駅(のとべえき)は、石川県鹿島郡中能登町徳丸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)七尾線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)4月24日:七尾鉄道の津幡仮停車場(現在の本津幡駅の前身) - 七尾駅 - 矢田新駅(後の七尾港駅)間開通と同時に駅開設(一般駅)[1][2][3]。
- 1907年(明治39年)9月1日:七尾鉄道が鉄道国有法により国有化[2]。帝国鉄道庁(国鉄)の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。七尾線の所属となる[2]。
- 1957年(昭和32年)4月:現在の駅舎が竣工する[要出典]。
- 1961年(昭和36年)4月1日:貨物の取扱を廃止[8]。
- 1972年(昭和47年)3月15日:業務委託駅となる[9]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[8]。
- 2001年(平成13年)4月1日:東口を使用開始[要出典]。
- 2002年(平成14年)1月26日:駅舎の一部が、町民ギャラリーとしてリニューアルされる[10]。
- 2015年(平成27年)4月1日:一青窈の「ハナミズキ」が接近メロディとして使用開始[11]。
- 2021年(令和3年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線[15]を有し、列車交換が可能な地上駅[1][3]。駅舎は下りホーム側にあり、ホーム間は跨線橋で結ばれている[1]。また、駅舎にはギャラリーが併設されている[7]。上りホーム側にも勝手口が存在する[1]。
七尾鉄道部が管理する無人駅であるが[5][6][7]、以前は中能登町が窓口業務を受託する簡易委託駅となっていた[1]。自動券売機が設置されている[4]。2021年3月13日からICOCAなどの全国相互利用サービスに対応した交通系ICカードが利用可能となっており、IC専用の簡易型改札機が設置されている[12][13][14]。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■七尾線 | 下り | 七尾方面[3] |
2 | 上り | 津幡・金沢方面[3] |
- 1番のりば(下り線)が一線スルー化されており[3]、列車交換を行わない通過列車に限り、上り列車も1番のりばを通過する[1]。ただし、一般的な一線スルーとは異なり、上りと下りの本線は現在も分けられている。
利用状況
[編集]2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は388人である[乗車人員 1]。
「石川県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下のとおり。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1995年 | 999 | [乗車人員 2] |
1996年 | 947 | [乗車人員 3] |
1997年 | 846 | [乗車人員 4] |
1998年 | 851 | [乗車人員 5] |
1999年 | 807 | [乗車人員 6] |
2000年 | 756 | [乗車人員 7] |
2001年 | 706 | [乗車人員 8] |
2002年 | 665 | [乗車人員 9] |
2003年 | 648 | [乗車人員 10] |
2004年 | 657 | [乗車人員 11] |
2005年 | 667 | [乗車人員 12] |
2006年 | 678 | [乗車人員 13] |
2007年 | 658 | |
2008年 | 642 | |
2009年 | 621 | |
2010年 | 615 | |
2011年 | 602 | |
2012年 | 604 | |
2013年 | 639 | |
2014年 | 578 | |
2015年 | 578 | |
2016年 | 575 | |
2017年 | 558 | |
2018年 | 545 | |
2019年 | 511 | [乗車人員 14] |
2020年 | 388 | [乗車人員 1] |
駅周辺
[編集]周辺は旧鹿西町の中心市街で、中能登町の出先機関や郵便局や銀行・学校などがある[1]。
- 中能登町役場行政サービス庁舎 - 2021年2月1日に、旧中能登町立鹿西中学校(現在の中能登町立中能登中学校)の校舎を改修し開庁[16]。
- 眉丈山
- 中能登町立鹿西小学校
- 石川県立鹿西高等学校
- 鹿西郵便局
- 雨の宮古墳群
- 能登上布会館
- のと里山海道上棚矢駄IC
- 国道159号
- 石川県道2号七尾羽咋線
- 石川県道242号久江鹿西線
- 石川県道250号能登部停車場線
- 石川・富山県道304号鹿西氷見線
バス路線
[編集]- 「能登部駅前」バス停:後山線(高浜・志賀中学校行き)
運行は北鉄能登バスに委託している。いずれの路線も道の駅織姫の里なかのと発着で、木曜日と年末年始を除く日に運行している。
- 「能登部駅」バス停:ろくせいコース
- 「能登部駅東口」バス停:かしまコース(みおや方面)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 43号 富山駅・高岡駅・和倉温泉駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年6月16日、27頁。
- ^ a b c d 朝日 2010, p. 19.
- ^ a b c d e f 川島 2010, p. 55.
- ^ a b c “広報なかのと 令和3年3月号” (PDF). 中能登町役場情報推進課. p. 5 (2021年2月25日). 2021年9月27日閲覧。
- ^ a b c “3月で6駅無人化 七尾・北陸線 JR西、利用減少”. 北國新聞 (北國新聞社). (2021年2月27日). オリジナルの2021年2月27日時点におけるアーカイブ。 2021年2月27日閲覧。
- ^ a b c “七尾線の高松駅 無人化で住民「寂しい」”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2021年3月13日) 2021年9月27日閲覧。
- ^ a b c d “来月無人化も 人情深い能登部駅 「温かく見守ってくれた」”. 北陸中日新聞Web. (2021年3月25日). オリジナルの2021年3月24日時点におけるアーカイブ。 2021年9月27日閲覧。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、153頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「CTC化と合わせ あすから 七尾線の営業近代化実施」『交通新聞』交通協力会、1972年3月14日、1面。
- ^ 「JR能登部駅に町民ギャラリー 「ONIGIRI」オープン=石川」『読売新聞』(読売新聞社)2002年1月28日、東京朝刊 石川2面29頁。
- ^ “「ハナミズキ」駅メロに JR七尾線7駅、来月から”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ(北國新聞). (2015年3月27日) 2021年9月27日閲覧。
- ^ a b 『七尾線でICOCAがご利用いただけるようになります! e5489で「チケットレス特急券」「eチケットレス特急券」を導入します!』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブ 。2020年12月19日閲覧。
- ^ a b “変わる能登の鉄路 JR七尾線・イコカ利用開始、高松駅は無人化、全車両ワンマン化”. 北國新聞 (北國新聞社). (2021年3月14日). オリジナルの2021年3月14日時点におけるアーカイブ。 2021年3月24日閲覧。
- ^ 川島 2010, p. 37.
- ^ “行政サービス庁舎開庁 中能登町、税務課など7課”. 北國新聞. (2021年2月1日) 2021年9月27日閲覧。
- ^ 中能登町おりひめバス・デマンドタクシー時刻表 (PDF) - 中能登町
乗車人員
[編集]- ^ a b c “令和2年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 104 (2022年6月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成7年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 112 (1997年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成8年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (1998年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成9年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (1999年2月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成10年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2000年2月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成11年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2001年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成12年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2002年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成13年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2003年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成14年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2004年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成15年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2005年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成16年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108 (2006年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成17年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 108. 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “平成18年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 106 (2008年3月). 2023年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月9日閲覧。
- ^ “令和元年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 104 (2021年3月). 2021年4月12日閲覧。
参考文献
[編集]- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線 越美北線』朝日新聞出版、2010年6月27日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 能登部駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 能登部駅 - 中能登町