松島町 (小松島市)
松島町 | |
---|---|
北緯34度00分29秒 東経134度35分01秒 / 北緯34.00806度 東経134.58361度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 徳島県 |
市町村 | 小松島市 |
地区 | 小松島地区 |
人口 | |
• 合計 | 540人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
773-0003[2] |
市外局番 | 0885[3] |
ナンバープレート | 徳島 |
松島町(まつしまちょう)は、徳島県小松島市の町名。郵便番号は773-0003。
地理
[編集]小松島市の北部、中心市街地に位置する。東は徳島県道178号小松島港南小松島停車場線をもって南小松島町と隔てて、南は菖蒲田川の支流をもって堀川町と接続、北は神田瀬川により小松島町と相対している。
地蔵院を中心として元禄年間より、東西に北町・中町・新町と町並みが形成され、商業地域として栄え現在に至っている。千歳橋を通過する徳島県道120号徳島小松島線(旧国道55号)は徳島市と県南両方の市街地を結んで、神代橋筋商店街・千歳橋筋商店街を形成している。
徳島藩政時代から市街開発がおこなわれておりで、阿波藍が隆盛を極めたころ、藍の豪商たちは多くこの地に集まり、ここを本拠として全国にその販路を拡大した。今もなお豪商の大邸宅が残され、その面影をしのぶことができる。
南小松島駅のある南小松島町と隣であるため、交通の便もよく、狭い範囲の町ながら小松島中央会館・南小松島公民館などの公共施設があり、阿波銀行・四国銀行の小松島支店や徳島信用金庫など金融機関も多い。後述する小松島大丸百貨店などの商業施設も数多く、小松島港からの県外客も徒歩圏内で訪問可能な距離である事から、昭和時代の終了までは人通りも活発だった。
河川
[編集]歴史
[編集]昭和47年より現在の町名となる。元は小松島市小松島町の一部。通称中町・北町・新町などいずれも元禄期から形成された市街地で、小松島市のほぼ中央に位置し、早くから開けた地である。
地名は、松島はデルタ地帯の高位面に位置し、松が生い茂っていたことに由来している[4]。
世帯数と人口
[編集]2022年(令和4年)7月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
松島町 | 259世帯 | 540人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
5番13号、9番~14番 | 小松島市立小松島小学校 | 小松島市立小松島中学校 |
1番~8番(5番13号を除く。) | 小松島市立南小松島小学校 |
施設
[編集]- 公共施設
- 中央会館(小松島市立図書館が開設されるまで図書館も併設されていた)
- 南小松島公民館(50年以上使用されている公民館。長年災害時の松島町の避難箇所としても指定されている。)
- 金融機関
- 商業施設
- 小松島大丸百貨店(1949年(昭和24年)創業。2021年現在も店舗を縮小しつつも営業を継続している老舗百貨店。昭和時代には隣接するキョーエイ小松島店と共に賑わっていたが、平成時代になり徳島市郊外にそごう徳島店などの巨大デパートが登場するようになり衰退。2階に存在していた玩具コーナーは終了し、店舗を約半分に縮小し空き地を駐車場に変更。2021年現在は2階は買取店舗として存続。1階は創業当初より婦人服関連を取り扱い、2010年代まではソフトバンク(ボーダフォン時代も含む)小松島支店が長年営業していた(2015年4月にルピア小松島店前に移転)。
- かつて存在した施設
- 谷口薬局本社
- 小山助学館小松島支店(2021年現在のファミリーマート小松島松島町店の箇所で2階建てで昭和時代より営業。大丸と同様に平成時代になり、小松島市・徳島市内に平惣やTSUTAYAなどの巨大店舗が登場し衰退。平成時代に入り閉店し小松島市より撤退。
- キョーエイ小松島店(旧店舗)(前述の小松島大丸百貨店の目の前にあり、2階建ての店舗で、1階にはファーストフード、2階では家電も取り扱うなど昭和時代は賑わっていたが、東洋紡績小松島工場横にサティ小松島店が開店し、客が遠のき衰退し閉店。後にサティ小松島店が撤退し、跡地でキョーエイ小松島店として再び営業が開始されている。
交通
[編集]道路
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603)