島根県立松江南高等学校
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島根県立松江南高等学校 | |
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北緯35度26分23.3秒 東経133度4分9.4秒 / 北緯35.439806度 東経133.069278度座標: 北緯35度26分23.3秒 東経133度4分9.4秒 / 北緯35.439806度 東経133.069278度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 島根県 |
校訓 |
質実剛健 創造進取 和敬共栄 |
設立年月日 | 1961年4月1日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 探究科学科 |
専攻科 | 補習科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード | D132220100042 |
高校コード | 32103G |
所在地 | 〒690-8519 |
島根県松江市八雲台一丁目1番1号 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
島根県立松江南高等学校(しまねけんりつ まつえみなみこうとうがっこう、英称:Shimane Prefectural Matsue Minami High School)は、島根県松江市八雲台にある公立高等学校。通称「南高」(みなみこう)。
概要
[編集]- 歴史
- 1961年(昭和36年)に島根県立松江高等学校が南・北の2校に分割され、「島根県立松江南高等学校」として開校(北は島根県立松江北高等学校)。
- 設置課程・学科
- 全日制課程 2学科
- 普通科
- 探究科学科
- 分校
- 宍道分校(定時制課程 家政科)- 2010年(平成22年)の島根県立宍道高等学校の新設に伴い、2013年(平成25年)3月に閉校。
- 校訓
- 「質実剛健・創造進取・和敬共栄」
- 校章
- 創立時に当時の美術教諭により「南」「高」の二字を元にデザインされたもの。校則により男子は学生服の襟、女子はブレザーの上着の胸部分に校章をつけることになっている。
- 校歌
- 作詞は初代校長木島俊太郎、作詞は東京藝術大学名誉教授松本民之助による。歌詞は3番まであり、1番に校名の「松江の南」が登場する。
- 同窓会
- 校舎の建つ矢の原台にちなみ「矢の原会」と称している。
- 寮
- 青雲寮という寮が設置されている。所在地は松江市上乃木10丁目2番10号。
沿革
[編集]- 1949年(昭和24年)4月1日 - 高校三原則に基づく島根県内公立高等学校の再編が行われる。
- 県立松江第一高等学校(男子校)・県立松江第二高等学校(女子校)・松江市立高等学校(女子校)が統合され、総合制高等学校「島根県立松江高等学校」が発足。
- 1954年(昭和29年)4月1日 - 定時制課程家庭科を設置(松江市立宍道中学校の校舎を一部借用)。
- 1959年(昭和34年)- 島根県立松江高等学校の二分化方針により校舎第1期建築工事に着手。
- 1961年(昭和36年)4月1日 - 島根県立松江高等学校を「島根県立松江北高等学校」と「島根県立松江南高等学校」に分離。
- 1963年(昭和38年) - 校舎が完成。
- 1964年(昭和39年)3月 - 第1回卒業式を挙行。同窓会「矢の原会」を創設。
- 1965年(昭和40年)- 男女併学を開始。
- 1966年(昭和41年) - PTAにより補習科が設置。
- 1967年(昭和42年)- 食堂が完成。
- 1969年(昭和44年)
- 4月1日 - 理数科を設置。
- 寄宿舎が完成。
- 1970年(昭和45年)- 創立10周年を記念し記念館が完成。
- 1971年(昭和46年)- 体育部室・合宿所が完成。
- 1972年(昭和47年)- 男女共学を再開。
- 1975年(昭和50年)- 柔剣道場を増設。
- 1976年(昭和51年)- 第3棟が完成。
- 1979年(昭和54年)- 財団法人「矢の原教育振興会」を創設。
- 1980年(昭和55年)- テニスコートが完成。
- 1981年(昭和56年)- 校庭一面化工事を完了。新体育館(現・第1体育館)が完成。
- 1983年(昭和58年)- 島根県立松江東高等学校の新設に伴い、学区を変更。
- 1986年(昭和61年)-「清明の碑」を建立。
- 1987年(昭和62年)- 校名碑を建立。
- 1999年(平成11年)- 校舎改築工事に着手。
- 2000年(平成12年)- 新特別教室棟・新第2体育館が完成。
- 2002年(平成14年)- 新校舎が完成。
- 2020年(令和2年)- スーパーサイエンスハイスクール (SSH) に指定[1][2]。
- 2021年(令和3年) - 理数科募集停止。探究科学科設置。
部活動
[編集]サッカー部は1980年にインターハイで3位になっている。
- 運動部 - 水泳、陸上競技、バレーボール、バスケットボール、テニス、卓球、バドミントン、ハンドボール、柔道、剣道、サッカー、野球、空手道、ソフトテニス
- 文化部 - 文芸、科学、吹奏楽、写真、美術、書道、茶道、ESS、新聞、演劇、JRC、放送、囲碁・将棋、箏曲、フォークソング同好会、合唱
著名な出身者
[編集]- 岡秀夫−1期生、東京大学名誉教授
- 佐野史郎 - 俳優、ミュージシャン
- 山本恭司 - ギタリスト、BOW WOWリーダー
- 福島敦子 - アナウンサー
- 福島弓子 - アナウンサー、イチロー夫人
- 堀江清市 - 元NHK松江放送局アナウンサー
- 山根伸志 - 山陰放送アナウンサー兼野球選手
- 松浦正敬 - 前松江市長
- 石飛厚志 - 雲南市長
- 玄田有史[3] - 東京大学社会科学研究所教授、紫綬褒章
- 嶋田暁文 - 九州大学大学院法学研究院教授、自治体学会副理事長
- 吉川徹 - 社会学者
- 安田善巳 - ゲームクリエイター、角川ゲームス代表取締役社長、フロム・ソフトウェア代表取締役会長
- 小前亮 - 小説家、歴史学者
- 角岳史 - 指揮者、音楽家、演出家
- 飛浩隆 - SF作家
- 興直孝 - 元内閣府政策統括官、元静岡大学学長、元広島大学副学長、日本海洋科学振興財団理事長
- 原田保夫 - 元復興庁事務次官、元国土交通審議官
- 藤井秀人 - 元日本政策投資銀行副社長、元財務事務次官
- 郷原信郎 - 名城大学教授、弁護士、元検察官
- 矢富盟祥 - 金沢大学名誉教授
- 太田充 - 財務省理財局長、財務事務次官
- 大庭誠司 - 元総務省消防庁次長
- 岩田健太郎 - 医師、神戸大学教授
- 中澤高清 - 東北大学名誉教授、元大気化学研究会会長、紫綬褒章
- 宮廻正明 - 日本画家、東京芸術大学名誉教授
- 上定昭仁 - 松江市長、元日本政策投資銀行米国現地法人CEO
- 仁島浩順 - 住友不動産社長
- そのだたつの助 - 漫画家。デビュー作『K.O.マサトメ』の舞台は南高をモデルとしており、校舎や校章のデザインがほぼ同じ。なお、現時点でで南高にボクシング部は存在していない。
- 速水雄一 - 政治家
- マツオヒロミ - イラストレーター
- 小村徳男 - プロサッカー選手
- しじみ - 女優
- 浜田真理子 - ミュージシャン
- 石川博康 - 気象予報士
- 桂弥っこ - 落語家
- 小幡美香 - 女将
- 西村和葉 - 女優、タレント、モデル
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ 令和2年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定校の内定等について - 文部科学省(2020年3月31日)
- ^ スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されました! - 島根県立松江南高等学校(2020年3月31日)
- ^ “市報松江7月号”. www.city.matsue.shimane.jp. 2022年10月16日閲覧。