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津田光男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つだ みつお
津田 光男
本名 眞鍋 恒男(まなべ つねお)
生年月日 (1910-09-13) 1910年9月13日
没年月日 不詳年
出生地 日本の旗 日本福島県
職業 俳優
ジャンル 劇映画テレビドラマ
活動期間 1938年 - 1974年
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津田光男つだ みつお[1][2][3]1910年明治43年〉9月13日[1][3][4] - 没年不詳)は、日本の俳優福島県出身[1][3]

人物

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戦前から東宝の専属俳優として活動しており[5]、戦前から戦時中は特に国策映画に、戦後はジャンルを問わず数多くの映画に出演した。特に本多猪四郎監督作品の常連であり、全部で18作に出演した。引き締まった顔立ちが特徴で、軍人などの制服役が多い[2][3]

1970年代半ば以降出演作品は確認されておらず、既に故人とされるが、没年月日・死因などは明らかでない。

東宝の俳優であった加藤茂雄は、津田はプライベートでもスーツを着てポケットに台本を入れているなど、昔ながらの俳優であったと述べている[5]

東宝の女優であった記平佳枝によれば、津田は台風で怖い思いをしたことからトラウマになっていたといい、台風が来る度に記平と岡豊夫妻の家に泊まりに来ていたと述懐している[6]

出演作品

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映画

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テレビ

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脚注

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注釈

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  1. ^ 津田光雄とクレジット。
  2. ^ 資料によっては、自衛隊幕僚長[2][12]幕僚長[5]と記述している。

出典

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  1. ^ a b c d e f g 東宝特撮映画全史 1983, p. 532, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
  2. ^ a b c ゴジラ大百科 1993, pp. 124–125, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
  3. ^ a b c d e
  4. ^ a b c d e f g 野村宏平、冬門稔弐「9月13日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、264頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  5. ^ a b c d e f g 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 115, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
  6. ^ 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 116, 「column11 記平佳枝が語るゴジラ出演者」
  7. ^ a b c d e f g 東宝特撮映画全史 1983, p. 535, 「主要特撮作品配役リスト」
  8. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 67, 「『キングコング対ゴジラ』作品解説/俳優名鑑」
  9. ^ 映画資料室”. viewer.kintoneapp.com. 2022年2月26日閲覧。
  10. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 103, 「『怪獣大戦争』作品解説/俳優名鑑」
  11. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 9, 「『透明人間』作品解説/俳優名鑑」
  12. ^ モスラ映画大全 2011, p. 97, 「脇役俳優辞典30」
  13. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 25, 「『地球防衛軍』作品解説/俳優名鑑」
  14. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 33, 「『大怪獣バラン』作品解説/俳優名鑑」
  15. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 39, 「『日本誕生』作品解説/俳優名鑑」
  16. ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 83, 「『宇宙大怪獣ドゴラ』作品解説/俳優名鑑」

参考文献

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外部リンク

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