コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

渡橋 (木曽川)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡橋(木曽川)
ツインアーチ138から見下ろす木曽川南派川に架かる愛知県道150号・岐阜県道115号一宮川島線の渡橋(2017年(平成29年)1月18日)
基本情報
日本の旗 日本
所在地 愛知県一宮市光明寺 - 岐阜県各務原市川島渡町
交差物件 木曽川南派川
建設 - 1964年昭和39年)11月
座標 北緯35度21分36.5秒 東経136度48分26.6秒 / 北緯35.360139度 東経136.807389度 / 35.360139; 136.807389 (渡橋)座標: 北緯35度21分36.5秒 東経136度48分26.6秒 / 北緯35.360139度 東経136.807389度 / 35.360139; 136.807389 (渡橋)
構造諸元
形式 トラス橋
全長 258 m
6 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示
愛知県道150号標識
岐阜県道115号標識
木曽川わたり渡船場跡の碑

渡橋(わたりばし)は、愛知県一宮市光明寺と岐阜県各務原市川島渡町の木曽川南派川に架かる愛知県道150号・岐阜県道115号一宮川島線トラス橋である。

ツインアーチ138河川環境楽園を結ぶアクセス道路でもある。

概要

[編集]
車道橋
  • 供用:1964年昭和39年)11月16日
  • 延長:258m
  • 幅員:6m

※橋幅が狭いため、トラスの構造物に高荷車などが接触する恐れがあるため、高さ制限(3.5m)が設けれれている。

歩行者・自転車専用橋(渡橋側道橋)
  • 供用:2006年(平成18年)3月
  • 延長:270.3m
  • 幅員:3m

歴史

[編集]

以前は、渡船があったが、木曽川の洪水により欠航となることがあった(渡船があったことを示す石碑が各務原市川島渡町にある)。

1937年(昭和12年)、木造の仮橋が完成[1]1943年(昭和18年)10月に木造の橋(わたり橋)が完成する[1](この橋は昭和20年代には、美空ひばり主演の映画撮影に使用されている)。しかし、木曽川の洪水によって、何度か破損、一部流出をし、その都度復旧させていた。1959年(昭和34年)の伊勢湾台風完全に流出。新たな橋(木製土橋、全長118.0m、幅3.60m)は1960年(昭和35年)に完成したが、この橋も1961年(昭和36年)6月に一部流出する。

橋の修復を計画していたところ、新たな橋の建設が決まり、1964年(昭和39年)11月16日に、今の渡橋が完成する。

岐阜県各務原市川島地区と愛知県一宮市を結ぶ幹線となったが、交通量増大(1996年(平成8年)8月8日平成川島橋の開通や河川環境楽園開園等)と幅の狭さによる事故が懸念されたため、2006年(平成18年)に歩行者・自転車専用の橋(渡橋側道橋)が完成した。

1992年(平成4年)から2006年(平成18年)までの間、毎年8月第4土曜日に開催されていた一宮市民花火大会では自動車通行止めとなり、見物スポットのひとつとなっていた。

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 川島町 1982, p. 1029.

参考文献

[編集]
  • 川島町 編『川島町史 通史編』川島町、1982年。 

外部リンク

[編集]