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満洲軍 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
満洲軍
奉天に集結した満洲軍首脳。左から黒木為楨第1軍司令官、野津道貫第4軍司令官、山縣有朋参謀総長、大山巌満洲軍総司令官、奥保鞏第2軍司令官、乃木希典第3軍司令官、児玉源太郎満洲軍参謀長、川村景明鴨緑江軍司令官
創設 1904年明治37年)6月20日
廃止 1905年(明治38年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 総軍
所在地 満洲
編成地 満洲
最終位置 満洲
戦歴 日露戦争
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満洲軍(まんしゅうぐん)は、大日本帝国陸軍総軍の一つ。

沿革

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日露戦争中の1904年6月に現地総司令部として設置された。開戦当初は内地に大本営を置き指揮をとっていたが、現地司令部の必要性から開戦から3ヵ月後に設置された。大本営で参謀総長だった大山巌が総司令官に、参謀本部次長だった児玉源太郎が総参謀長となった。

略年表

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九連城攻撃の図

満洲軍総司令部概要

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※特に注記のない者については1904年6月20日に任命されてから解隊まで在職していた。

総司令官

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総参謀長

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高級参謀

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作戦参謀

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情報参謀

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兵站参謀

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参謀

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  • 河合操(1904年11月6日まで)
  • 東正彦(1905年6月14日まで)
  • 星野庄三郎(1905年6月23日まで)
  • 川崎良三郎(1904年8月24日~)
  • 小澤三郎(1904年8月24日~1905年5月9日、満洲軍総兵站監部参謀へ異動)
  • 田村守衛(1904年9月4日~1905年8月15日)
  • 稲垣三郎(1904年9月14日~1904年11月12日)
  • 渡辺寿(1904年10月18日~)
  • 中川幸助(1904年11月8日~1905年6月14日)
  • 吉田延市(1905年4月19日~1905年5月14日、満洲軍総兵站監部参謀へ異動)
  • 三原辰次(1905年6月15日~)
  • 安芸晋(1905年6月15日~)
  • 市瀬敬三郎(1905年6月15日~)
  • 曽田孝一郎(1905年7月12日~)
  • 高柳保太郎(1905年8・14~)

高級副官

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  • 中川幸助(1904年11月7日まで)
  • 市川岩太郎(1904年11月20日~)

管理部長

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  • 三岳於菟勝(1904年12月20日まで)
  • 芦原甫(1905年1月21日~)

満洲軍総兵站監部人事

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  • 総兵站監:児玉源太郎(満洲軍総参謀長)
  • 参謀長:落合豊三郎(交通部長兼任)
  • 参謀:尾野実信(満洲軍兵站参謀)
  • 参謀:吉田延市
  • 参謀:小澤三郎
  • 副官:鷲見栄治
  • 総経理部長:片山中行
  • 総軍医部長:小池正直
  • 交通部長:落合豊三郎(参謀長兼任)

隷下部隊

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関連項目

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参考文献

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  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。