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滋賀県道42号草津守山線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
滋賀県道42号標識
滋賀県道42号 草津守山線
主要地方道 草津守山線
起点 草津市矢橋町【北緯35度0分36.8秒 東経135度55分31.1秒 / 北緯35.010222度 東経135.925306度 / 35.010222; 135.925306 (県道42号起点)
終点 守山市播磨田町【北緯35度4分35.9秒 東経135度59分27.0秒 / 北緯35.076639度 東経135.990833度 / 35.076639; 135.990833 (県道42号終点)
接続する
主な道路
記法
都道府県道26号標識
滋賀県道26号大津守山近江八幡線
都道府県道18号標識
滋賀県道18号大津草津線
都道府県道31号標識
滋賀県道31号栗東志那中線
都道府県道11号標識
滋賀県道11号守山栗東線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

滋賀県道42号草津守山線(しがけんどう42ごう くさつもりやません)は、滋賀県草津市矢橋北交点を起点に守山市播磨田町北交点に至る12.8 kmの県道主要地方道)である。

概要

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矢橋中央交点から木川交点までの間は近江大橋有料道路の一部であった。守山市播磨田町では琵琶湖道路取付道路と直角に交わるため西側に50 m程度ふくらみ、守山市下之郷・金森間も東側に約50 m程度ふくらんでいる[1]。都市計画道路として認定された当時は農地の分断により地元から不満の声が上がっていた[1]

都市計画道路の大津湖南幹線として4車線へ拡幅する工事が行われていたが、2015年平成27年)には全線にわたって4車線で供用開始された[2]

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史

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年表

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  • 1958年昭和33年)7月26日 - 滋賀県道140号矢橋野路線・滋賀県道149号小島木ノ川線が認定[3]
    • 滋賀県道140号矢橋野路線は、草津市矢橋町の滋賀県道26号大津守山近江八幡線から同市野路町の国道1号に至る路線であった[4]
  • 1973年(昭和48年)3月30日 - 滋賀県道149号が「小島木ノ川線」から「矢橋小島線」となり延伸される[5]
  • 1978年(昭和53年) - 守山市下之郷 - 横江間が流域下水道の管理道路として新設される[6]。用地取得は滋賀県と守山市の共同で行う[7]。完成当時は守山市が管理する道路であったが、後に県道として滋賀県へ移管される[8]
  • 1980年(昭和55年)3月28日 - 滋賀県道140号矢橋野路線が廃止され、滋賀県道149号矢橋小島線に編入[9]
  • 1987年(昭和62年)4月21日 - 草津市御倉町 - 同市木川町で近江大橋有料道路の改築工事として1,089 mの区間が供用開始する[10]
  • 1990年平成2年)12月26日 - 草津市木川町 - 同市野村町で砂川大橋(後述)を含むバイパスが供用開始される[11]
  • 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道矢橋小島線が草津守山線として主要地方道に指定される[12]
  • 1994年(平成6年)4月1日 - 主要地方道の指定に伴い、滋賀県道149号矢橋小島線から滋賀県道42号草津守山線に変更される[13]
  • 1997年(平成9年)11月17日 - 草津市野村町 - 同市川原町のバイパスが供用開始される[14]
  • 2004年(平成16年)4月28日 - 草津市川原町 - 同市駒井沢町のバイパスが供用開始される[15]
  • 2010年(平成22年)11月16日 - 草津市木川町 - 同市野村町を4車線での供用開始する[16]。これに伴い、廃川となった旧草津川をまたぐ砂川大橋が撤去された[17]
  • 2010年(平成22年)12月20日 - 草津市野村町 - 同市駒井沢町を4車線での供用開始する[16]
  • 2015年(平成27年)4月27日 - 守山市大門町 - 同市播磨田町を4車線での供用開始する[2]。これに伴い、大津湖南幹線として計画されていた区間の4車線化が全て終了する[2]

砂川大橋

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草津市の旧草津川を横断する箇所ではかつて砂川大橋が架橋されていた[18]。この橋梁は1990年(平成2年)の草津市木川町と同市野村町の完成に伴い供用開始となった橋長426.1 m(メートル)、幅員10.7 mのPC橋であるが[11]、前後の区間が4車線で整備されているのにも関わらず2車線で架橋されたためボトルネックとなり渋滞が慢性化していた[18]。そのため、2003年(平成15年)度にはPI方式で検討委員会が発足し、2004年(平成16年)度には橋を撤去して平面で4車線化するよう決定された[18]2007年(平成19年)度に橋の撤去の事業が着手され[18]、2010年(平成22年)度に事業全体が終了し竣工した[16]

地理

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通過する自治体

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交差する道路

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草津市駒井沢町付近

沿線にある施設など

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脚注

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  1. ^ a b 田中健一 2014, p. 42.
  2. ^ a b c 上月真人・築山省吾. “大津湖南幹線 大門~播磨田工区の4車線化供用について”. 滋賀県. 2019年7月11日閲覧。
  3. ^ 昭和33年7月26日告示第270号
  4. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1979, p. 702.
  5. ^ 昭和48年3月30日滋賀県告示第116号
  6. ^ 守山市誌編さん委員会 2006, p. 533.
  7. ^ 田中健一 2014, pp. 42–43.
  8. ^ 田中健一 2014, p. 43.
  9. ^ 昭和55年3月28日滋賀県告示第151号
  10. ^ 全日本建設技術協会滋賀県支部滋賀県建設技術協会 2013, p. 35.
  11. ^ a b 全日本建設技術協会滋賀県支部滋賀県建設技術協会 2013, p. 45.
  12. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省
  13. ^ 平成6年4月1日滋賀県告示第158号
  14. ^ “待望の大津湖南幹線600㍍完成 草津市野村-川原間 渋滞の緩和に期待 17日から使用開始。”. 京都新聞. 京都新聞社. (1997年11月13日) 
  15. ^ “草津市川原町-駒井澤東交差点 あすから開通 大津湖南幹線”. 産経新聞. 産経新聞社. (2004年4月27日) 
  16. ^ a b c 全日本建設技術協会滋賀県支部滋賀県建設技術協会 2013, p. 92.
  17. ^ “4車線化、来月着手 草津の大津湖南幹線砂川工区 砂川大橋撤去渋滞解消期待 09年度末完成へ”. 京都新聞. (2007年12月28日). 2007-12-28 
  18. ^ a b c d 大津湖南幹線砂川工区”. 笠縫学区まちづくり協議会. 2019年7月14日閲覧。

参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 25滋賀県』角川書店、1979年5月4日。 
  • 守山市誌編さん委員会『守山市誌 歴史編』守山市、2006年3月31日。 
  • 全日本建設技術協会滋賀県支部滋賀県建設技術協会, [全日本建設技術協会滋賀県支部] 滋賀県特別会員支会 編『滋賀県土木百年表 続編 (昭和47年度-平成24年度)』全日本建設技術協会滋賀県支部滋賀県建設技術協会、2013年3月。全国書誌番号:22226621 
  • 田中健一『守山のまちづくりとともに五十年 一職員の記録』2014年11月7日。 

関連項目

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