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Nobunaga quedó impresionado por su apariencia, hizo que se desvistiese y les ordenó a unas criadas que frotasen su piel con toda clase de jabones, aceites y ungúentos para comprobar que ese color era natural y no alguna clase de tinte o pintura. Una vez estuvo seguro de que el portento era real, pidió a los jesuitas que el joven se quedase con él, a lo que los religiosos accedieron, regalándoselo. El nombre que se le dio fue Yasuke (h. 1555-?), y desde ese momento acompañó siempre a Nobunaga como una especie de guardaespaldas. Cabe destacar que a partir de entonces dejó de ser un esclavo, puesto que al estar al servicio del daimyo recibió un estipendio como el resto de vasallos, obteniendo así la condición de samurái. |trans-quote=Ota's Chronicle describes the slave as a young man of about twenty-six or twenty-seven years of age, of healthy appearance, very strong, with his whole body black "like an ox" and with the strength of ten men. Nobunaga was impressed by his appearance, had him undress and commanded some servants to scrub his skin with all kinds of soaps, oils and ointments to check that this color was natural and not some kind of dye or paint. When he was sure that the color was real, he asked the Jesuits to keep the young man, to which the Jesuits agreed, giving him to him as a gift. The name given to him was Yasuke (ca. 1555-?), and from that moment on he always accompanied Nobunaga as a kind of bodyguard. It is worth noting that from that moment on he ceased to be a slave, since being in the service of the daimyo he was paid a stipend like the rest of the vassals, thus obtaining the status of samurai.}}</ref><ref>{{Cite book |last=Atkins |first=E. Taylor |url=https://books.google.com/books?id=LPySEAAAQBAJ&dq=%22%20height%20and%20strength%20(which%20%22surpassed%20that%20of%20ten%20men%22)%2C%20Nobunaga%20gave%20him%20a%20sword%20signifying%20bushi%20status.%20Yasuke%20served%20as%20Nobunaga%27s%20retainer%20and%20conversation%22&pg=PA72 |title=A History of Popular Culture in Japan: From the Seventeenth Century to the Present |publisher=[[Bloomsbury Academic]] |year=2023 |edition=2nd |pages=72 |isbn=978-1-350-19592-9 |quote=Impressed with Yasuke's height and strength (which "surpassed that of ten men"), Nobunaga gave him a sword signifying bushi status. Yasuke served as Nobunaga's retainer and conversation partner for the last year of the warlord's life, defending Azuchi castle from the traitorous Akechi forces in 1582, where Nobunaga committed ritual suicide (seppuku). Although there are no known portraits of the "African samurai," there are some pictorial depictions of dark-skinned men (in one of which he is sumo wrestling) from the early Edo period that historians speculate could be Yasuke.}}</ref><ref>{{Cite book |last=岡 |first=美穂子 |title=つなぐ世界史2 近世 |publisher=清水書院 |year=2023 |edition=1st |pages=208 |isbn=978-4-389-22602-2}}</ref><ref>{{Cite web |last=Germain |first=Jacquelyne |date=January 10, 2023 |title=Who Was Yasuke, Japan's First Black Samurai? |url=https://www.smithsonianmag.com/history/who-was-yasuke-japans-first-black-samurai-180981416/ |access-date=2024-06-27 |website=[[スミソニアン博物館]] |language=en}}</ref><ref>{{Cite magazine |last=Moon |first=Kat |date=2021-04-30 |title=The True Story of Yasuke, the Legendary Black Samurai Behind Netflix's New Anime Series |url=https://time.com/6039381/yasuke-black-samurai-true-story/ |access-date=2024-06-27 |magazine=TIME |language=en}}</ref>。 |
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'''弥助'''{{efn|name="yasu"|弥助、弥介、また旧字での彌助、彌介は、どれも同じ。同音異字の置き換えは江戸時代にはよく見られた。}}(やすけ、[[生没年不詳]])は、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]の日本に渡来した[[ネグロイド|黒人]]男性。[[宣教師]]の[[奴隷]]または従者として[[戦国大名]]・[[織田信長]]に謁見して気に入られたことで、宣教師から信長に進呈された。信長が死去するまでの15か月間、信長に仕え、その[[家臣]]に召し抱えられた。 |
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== 生涯 == |
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* 『[[桃山ビート・トライブ]]』([[集英社]]、2008年) ‐ [[天野純希]]による小説。主要人物の一人として描かれている。本能寺の変を生き延び、その後はアフリカ帰郷のための資金稼ぎに港で働いていたが、詐欺同然の低賃金で働かされていたことを知り脱走。主人公らの一座に太鼓叩きとして加わることになる。 |
* 『[[桃山ビート・トライブ]]』([[集英社]]、2008年) ‐ [[天野純希]]による小説。主要人物の一人として描かれている。本能寺の変を生き延び、その後はアフリカ帰郷のための資金稼ぎに港で働いていたが、詐欺同然の低賃金で働かされていたことを知り脱走。主人公らの一座に太鼓叩きとして加わることになる。 |
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* 『王になろうとした男』([[文藝春秋]]、2013年7月) - [[伊東潤]]による表題となった短編小説。 |
* 『王になろうとした男』([[文藝春秋]]、2013年7月) - [[伊東潤]]による表題となった短編小説。 |
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* {{Citation|和書|author=ロックリー・トーマス|author-link=トーマス・ロックリー|translator=不二淑子|year=2017|title=信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍|publisher=[[太田出版]]|isbn=978-4-7783-1556-6|ref={{SfnRef|ロックリー|2017}}}}歴史パートと小説パートが交えられている書籍。 |
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;漫画 |
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* 『[[アフロサムライ]]』(自費出版、1998年)☆ - [[岡崎能士]]による漫画。父親を殺された黒人侍が敵を討つという未来世界の物語。弥助のイメージが投影された主人公だと言われている{{sfn|ロックリー|2017|pp=97-114}}。(2007年放映のアニメ版の声:[[サミュエル・L・ジャクソン]])。アニメ映画は[[エミー賞]]を受賞{{sfn|ロックリー|2017|pp=97-114}}。 |
* 『[[アフロサムライ]]』(自費出版、1998年)☆ - [[岡崎能士]]による漫画。父親を殺された黒人侍が敵を討つという未来世界の物語。弥助のイメージが投影された主人公だと言われている{{sfn|ロックリー|2017|pp=97-114}}。(2007年放映のアニメ版の声:[[サミュエル・L・ジャクソン]])。アニメ映画は[[エミー賞]]を受賞{{sfn|ロックリー|2017|pp=97-114}}。 |
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* {{Citation|和書|last=藤田|first=みどり|year=2005|title=アフリカ「発見」 日本におけるアフリカ像の変遷|publisher=[[岩波書店]]|series=世界歴史選書|isbn=4-00-026853-8}} |
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* [[海外出身の武士の一覧]] |
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== 外部リンク == |
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時代 | 戦国時代 - 安土桃山時代 |
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生誕 | 生年不詳 |
死没 | 没年不詳 |
別名 | ヤスケ、弥介、彌介、彌助[注釈 1] |
主君 | 織田信長 |
特記 事項 | 1550年代生まれ、ポルトガル領東アフリカ生まれとの記述がある。 |
弥助[注釈 1](やすけ、生没年不詳)は、戦国時代の日本に渡来した黒人男性。宣教師の護衛[1][2]、従者[1][2][3]として戦国大名・織田信長に謁見して気に入られたことで、宣教師から信長に進呈された。信長が死去するまでの15か月間、信長に仕え、その家臣に召し抱えられた。主流の専門家によって侍の身分であると見なされている[4][5][6][7][8]。
生涯
生い立ち
弥助の出自については、フランソワ・ソリエが1627年に記した『日本教会史』第一巻に記述がある。イエズス会のイタリア人巡察師(伴天連)アレッサンドロ・ヴァリニャーノが来日した際、インドから連れてきた使用人[10]で、出身地はポルトガル領東アフリカ(現モザンビーク)であると記されている[11]。
戦国時代、ポルトガルやスペインなどヨーロッパ人が日本を訪れるようになり、アフリカ出身の者たちも、従者または奴隷として連れてこられていた[12]。弥助もそのような一人と見られる。
ヴァリニャーノは日本に来る前にモザンビークに寄港した[13]後インドに長く滞在していた経験があり、弥助が直接ヴァリニャーノによってモザンビークから連れてこられたのか、それとも先行してインドに渡っていたのかはこの文章からは不明である。
日本へ
天正9年2月23日(1581年3月27日)に、ヴァリニャーノが織田信長に謁見した際に召使として引き連れていた[14]。『信長公記』には「切支丹国より、黒坊主参り候」と記述され、年齢は26歳 - 27歳ほどで、「十人力の剛力」、「牛のように黒き身体」と描写されている[15]。
天正9年3月11日(1581年4月14日)付でルイス・フロイスがイエズス会本部に送った年報や、同時期のロレンソ・メシヤの書簡によれば、京都で黒人がいることが評判になり、見物人が殺到して喧嘩、投石が起き、重傷者が出るほどだった。初めて黒人を見た信長は、肌に墨を塗っているのではないかとなかなか信用せず、着物を脱がせて体を洗わせたところ、彼の肌は白くなるどころかより一層黒く光ったという[10][注釈 2][14][16]。
イエズス会日本年報には、本当に彼の肌が黒いことに納得した信長はこの黒人に大いに関心を示し、ヴァリニャーノに交渉して譲ってもらった。また、京都の民衆の間では信長は弥助を気に入っていて、ゆくゆくは殿にするつもりなのではないかと噂になっていた[17]。また、金子拓によると、『信長公記』の筆者である太田牛一末裔の加賀大田家に伝わった自筆本の写しと推測される写本(尊経閣文庫所蔵)には、この黒人・弥助が私宅と鞘巻(腰刀の一種)を与えられ、時には道具持ちをしていたという記述があるという[18]。
『家忠日記』の天正10年4月19日(1582年5月11日)付けの記述には「上様[注釈 3]御ふち候、大うす(デウス)進上申候、くろ男御つれ候、身ハすみノコトク、タケハ六尺二分、名ハ弥助ト云(信長様が、扶持を与えたという、宣教師から進呈されたという、黒人を連れておられた。身は墨のようで、身長は約1.82メートル、名は弥助と云うそうだ)」とその容貌が記述されている[19]。これは甲州征伐後の信長の視察に弥助が随行していた際の帰還途上に、信長一行が徳川領を通った時に家康の家臣である松平家忠が目撃したものである。
本能寺の変
イエズス会によると、天正10年6月2日(1582年6月21日)の本能寺の変の際、弥助は明智光秀の襲撃に遭遇すると、信長の嫡男の織田信忠の宿舎であった妙覚寺にて戦った末に投降して捕縛されたとされる。『イエズス会日本年報』には、「ビジタドール(巡察師)が信長に贈った黒奴が、信長の死後世子の邸に赴き、相当長い間戦ってゐたところ、明智の家臣が彼に近づいて、恐るることなくその刀を差出せと言ったのでこれを渡した。家臣に弥助をどう処分するかを聞かれた光秀は、『黒奴は動物で何も知らず、また日本人でもない故、これを殺さず』として、『インドのパードレ[注釈 4]の聖堂に置け』と命じた」という記録がある[14]。このため弥助は南蛮寺に送られて命拾いした[14][17]。
尚、本能寺の変を信忠に知らせたのは村井貞勝(春長軒)とされており[20]、弥助が知らせたという記録はなく、本能寺の変における弥助についての記録は『イエズス会日本年報』以外には記されていない。
又、イエズス会報告書には「世子(信忠)は此報を聞き、まだ床に就いていたが起出で、滞在していた寺院(妙覚寺)は安全でないと考へ、駆け付けた人々と共に附近にあった内裏の御子の居(二条新御所)に赴いた。」と記録されている[21]。
その後
南蛮寺に預けられて以降の弥助の消息については、いずれの史料にも記されておらず、全く分かっていない。
なお、その後の他地域の史料の中には、黒人が登場するものがいくつかあり、弥助以外にも黒人が来日していたことが伺える。フロイスの『日本史』では、沖田畷の戦いにて有馬方に大砲を扱える黒人がいるとの記述がある。慶長10年(1605年)頃に描かれた『相撲遊楽図屏風』には、肌の黒い男と髷を結った力士が相撲を取る様子が描かれている。
登場作品
弥助が主人公として描かれている作品は★印。弥助をオマージュした主人公は☆印。
- 小説等
- 『くろ助』(岩崎書店、1968年)★ - 来栖良夫による児童文学作品。執筆されたのは1940年代[22]。1969年に日本児童文学者協会賞を受賞[22]。
- 『黒ん坊』(毎日新聞社、1971年5月)★ - 遠藤周作によるユーモア小説系列の作品。
- 『結城秀康』(PHP研究所、1998年) ‐ 大島昌宏による小説。本能寺の変を生き延び、主人公結城秀康の側近として仕え、日本語を習得している。
- 『桃山ビート・トライブ』(集英社、2008年) ‐ 天野純希による小説。主要人物の一人として描かれている。本能寺の変を生き延び、その後はアフリカ帰郷のための資金稼ぎに港で働いていたが、詐欺同然の低賃金で働かされていたことを知り脱走。主人公らの一座に太鼓叩きとして加わることになる。
- 『王になろうとした男』(文藝春秋、2013年7月) - 伊東潤による表題となった短編小説。
- ロックリー・トーマス 著、不二淑子 訳『信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍』太田出版、2017年。ISBN 978-4-7783-1556-6。歴史パートと小説パートが交えられている書籍。
- 漫画
- 『アフロサムライ』(自費出版、1998年)☆ - 岡崎能士による漫画。父親を殺された黒人侍が敵を討つという未来世界の物語。弥助のイメージが投影された主人公だと言われている[22]。(2007年放映のアニメ版の声:サミュエル・L・ジャクソン)。アニメ映画はエミー賞を受賞[22]。
- 『へうげもの』(モーニング、2005年 - 2017年) ‐ 山田芳裕による漫画。信長殺害の真犯人を目撃した者として描かれ、羽柴秀吉に幽閉される。その後、古田織部の口利きにより許される。(2011年放映のアニメ版の声:黒田崇矢)。
- 『信長協奏曲』(ゲッサン、2009年-) ‐ 石井あゆみによる漫画。主人公のサブロー(織田信長)と同じく平成の世の埼玉県からタイムスリップしてきたアフリカ系アメリカ人のプロ野球選手のヤング。(アニメ版の声:山寺宏一)。
- 『サイボーグ009 おわりノブナガ編』(クラブサンデーほか、2010年)★ - 新井淳也によるサイボーグ009まんが賞の漫画部門グランプリ受賞作。タイムスリップした005ことジェロニモが、信長に引き合わされ弥助として扱われる。なおジェロニモはインディアンであり、正確には黒人でないが、敢えて弥助に当てはめたとのこと[23]。
- 『戦国八咫烏』(週刊少年サンデー、2010年 - 2012年) - 小林裕和による漫画。佐渡ヶ島に攻め入った外国勢力の奴隷兵として最前線に立っていた弥助が、羽柴藤吉の心意気に打たれて投降し、信長の部下となる。
- 『信長のシェフ』(週刊漫画TIMES、2011年 - 2024年) - 西村ミツル・梶川卓郎による漫画。宣教師の戦略を探ろうとする織田信長によって保護され、働き如何での身分や報酬を確約されて部下となる。
- 『腕 -駿河城御前試合-』『戦国武将列伝、2011年 - 2012年) - 小説『駿河城御前試合』を原作にした森秀樹による漫画。この中の第十話に登場する「仏法僧」と呼ばれる剣豪が、明言はされていないが弥助なのではないかと思われる表現がされている。
- 『YASUKE』☆(月刊! スピリッツ、2021年 - 2022年) - 奥西敏史による漫画。アニメーション『Yasuke -ヤスケ-』のコミカライズ[24]。
- アニメ
- 『Yasuke -ヤスケ-』(2021年)★ - 日本のMAPPAが制作し、Netflixで配信されるアニメシリーズ[25]。(声:ラキース・スタンフィールド・日本語吹き替え:副島淳)。弥助をモデルとしたヤスケが主人公の、ロボットやビーム、異能力が乱れ飛ぶSFファンタジー時代劇[26][27]。
- ドラマ
- 『江戸プロフェッショナル・必殺商売人』(1978年2月17日、ABCテレビ・松竹) - 第1話『女房妊娠 主水慌てる』のゲストキャラクターとして「金太」がおり、テレビ朝日系列で大人気を博した海外ドラマ『ルーツ』の主人公「クンタ・キンテ」と弥助の生涯が合わさっている。悪徳商人から見世物小屋に人身売買で買い取った後に自由を手にした点が共通した。(演:ジョン・パーム)
- 『信長 KING OF ZIPANGU』(1992年、NHK) - 田向正健脚本による大河ドラマ。「ソテロ」の名で登場。二条城の信忠に変の報告をするために寺を抜け出し、完全武装の鎧武者を素手で撲殺する。その後の消息は不明(演:リード・ジャクソン)。
- 『秀吉』(1996年、NHK) - 堺屋太一原作、竹山洋脚本による大河ドラマ。ヤスケは信長とともに戦い、信長に先んじて明智軍の槍ぶすまで突き殺されている。(演:サムエル・ポップ)。
- 『軍師官兵衛』(2014年、NHK) - 前川洋一脚本による大河ドラマ。史料にある、信長に謁見して召し抱えられる状況が再現されている。(演:ベルナール・アッカ)。
- ドキュメンタリー
- 映画
- 『大帝の剣』(2007年、東映)‐ 夢枕獏原作、天沢彰脚本による映画。主人公の万源九郎はヤスケの孫という設定である。
- 『首』(2023年、北野武監督作品、KADOKAWA) - 演:副島淳
- 『Yasuke』(公開未定、Lionsgate Films→Picturestart)★ - 実話を元に弥助を描く映画製作をマイケル・デ・ルカが2017年3月に発表。グレゴリー・ワイデンによる脚本[29]。2020年、弥助役を演じる予定だったチャドウィック・ボーズマンが病死した。Picturestart公式サイトでは「開発中」となっており、監督および主演は「未定」となっている。
- ゲーム
- 『婆裟羅2』(2001年、ビスコ) - 織田信忠陣営の中ボスに「YASUKE」という名前で登場。台詞は英語である。
- 『信長の野望・創造』(2013年、コーエーテクモゲームス) - 英雄的戦士として描かれている。
- 『仁王』(2017年、コーエーテクモゲームス) ‐ メインミッション「佐和山のサムライ」ボスとして登場。織田信長を蘇らせようとエドワード・ケリーに協力する。
- 『戦国無双5』(2021年、コーエーテクモゲームス) ‐ 『5』から登場する新規プレイアブルキャラクターの一人。実直で忠誠心篤き青年として描かれている。(声:パディ・ライアン)。
- 『アサシン クリード シャドウズ』(2024年、ユービーアイソフト)★ - 主人公の一人。
- 舞台
- 舞台『刀剣乱舞』
脚注
注釈
出典
- ^ a b Mohamud, Naima (October 14, 2019). “The mysterious life of an African samurai”. November 1, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月21日閲覧。
- ^ a b “Yasuke: le premier samouraï étranger était africain”. Rfi.fr (January 2, 2015). January 14, 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月21日閲覧。
- ^ Lockley, Thomas, African Samurai : The True Story of a Legendary Black Warrior in Feudal Japan (in USA), Yasuke: The true story of the legendary African Samurai (in GB), 2019.
- ^ López-Vera, Jonathan MLT訳 (2020) (スペイン語). Toyotomi Hideyoshi y los europeos: portugueses y castellanos en el Japón samurái [Toyotomi Hideyoshi and the Europeans: Portuguese and Castilians in Samurai Japan]. Transferències 1400-1800. Barcelona: Universitat de Barcelona. pp. 176-177. ISBN 978-84-9168-759-7. "La crónica de Ota describe al esclavo como un joven de unos veintiséis o veintisiete años, de apariencia sana, muy fuerte, con todo el cuerpo de color negro «como un buey» y con la fuerza de diez hombres. Nobunaga quedó impresionado por su apariencia, hizo que se desvistiese y les ordenó a unas criadas que frotasen su piel con toda clase de jabones, aceites y ungúentos para comprobar que ese color era natural y no alguna clase de tinte o pintura. Una vez estuvo seguro de que el portento era real, pidió a los jesuitas que el joven se quedase con él, a lo que los religiosos accedieron, regalándoselo. El nombre que se le dio fue Yasuke (h. 1555-?), y desde ese momento acompañó siempre a Nobunaga como una especie de guardaespaldas. Cabe destacar que a partir de entonces dejó de ser un esclavo, puesto que al estar al servicio del daimyo recibió un estipendio como el resto de vasallos, obteniendo así la condición de samurái."
- ^ Atkins, E. Taylor (2023). A History of Popular Culture in Japan: From the Seventeenth Century to the Present (2nd ed.). Bloomsbury Academic. pp. 72. ISBN 978-1-350-19592-9 . "Impressed with Yasuke's height and strength (which "surpassed that of ten men"), Nobunaga gave him a sword signifying bushi status. Yasuke served as Nobunaga's retainer and conversation partner for the last year of the warlord's life, defending Azuchi castle from the traitorous Akechi forces in 1582, where Nobunaga committed ritual suicide (seppuku). Although there are no known portraits of the "African samurai," there are some pictorial depictions of dark-skinned men (in one of which he is sumo wrestling) from the early Edo period that historians speculate could be Yasuke."
- ^ 岡, 美穂子 (2023). つなぐ世界史2 近世 (1st ed.). 清水書院. pp. 208. ISBN 978-4-389-22602-2
- ^ Germain, Jacquelyne (January 10, 2023). “Who Was Yasuke, Japan's First Black Samurai?” (英語). スミソニアン博物館. 2024年6月27日閲覧。
- ^ Moon, Kat (2021-04-30). “The True Story of Yasuke, the Legendary Black Samurai Behind Netflix's New Anime Series” (英語). TIME 2024年6月27日閲覧。.
- ^ 藤田 2005, pp. 21–25.
- ^ a b クラツセ 1925, p.384
- ^ François Solier (2019-04-23). Histoire Ecclesiastique Des Isles Et Royaumes Du Japon. 1. p. 444
- ^ “第2章 日本に渡ったアフリカ人”. 「本の万華鏡」第14回「アフリカの日本、日本のアフリカ」. 2024年6月9日閲覧。
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参考文献
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- 近藤瓶城 編『国立国会図書館デジタルコレクション 信長公記』 第19、近藤出版部〈史籍集覧〉、1926年、204頁 。
- 松平家忠『国立国会図書館デジタルコレクション 家忠日記』 第2、吉川半七〈文科大学史誌叢書〉、1897年 。
- 松平家忠『駒澤大学 電子貴重書庫 家忠日記』 3巻、1582年 。
- クラツセジアン『国立国会図書館デジタルコレクション 日本西教史』 上、太陽堂書店、1925年、384-385頁 。
- 岡田正人『織田信長総合事典』雄山閣出版、1999年、420-421頁。ISBN 4639016328。
- 藤田みどり『アフリカ「発見」 日本におけるアフリカ像の変遷』岩波書店〈世界歴史選書〉、2005年。ISBN 4-00-026853-8。
- ロックリー・トーマス 著、不二淑子 訳『信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍』太田出版、2017年。ISBN 978-4-7783-1556-6。