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「神戸電鉄」の版間の差分

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有馬口駅へ一部転記(ノート:鉄道事故での論議結果)、その他一部修正等
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{{redirect|神戸電気鉄道|[[1910年]]から[[1917年]]に存在した神戸電気鉄道(神戸電気の鉄道事業)|神戸市電}}
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{{告知|提案|脱線事故記事の転記について|ノート:神戸電鉄}}
{{基礎情報 会社
{{基礎情報 会社
|社名 = 神戸電鉄株式会社
|社名 = 神戸電鉄株式会社
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*[[1936年]](昭和11年)[[6月29日]] 三木電気鉄道設立。
*[[1936年]](昭和11年)[[6月29日]] 三木電気鉄道設立。
*[[1943年]](昭和18年)[[8月31日]] 直営バス事業を神姫合同自動車([[神姫バス]]の前身)に譲渡。
*[[1943年]](昭和18年)[[8月31日]] 直営バス事業を神姫合同自動車([[神姫バス]]の前身)に譲渡。
*[[1945年]](昭和20年)[[11月8日]] 有馬線鷹取道駅(当時)-長田駅間で脱線事故発生。
*[[1947年]](昭和22年)[[1月9日]] 三木電気鉄道を合併し、神有三木電気鉄道に社名変更。
*[[1947年]](昭和22年)[[1月9日]] 三木電気鉄道を合併し、神有三木電気鉄道に社名変更。
*[[1949年]](昭和24年)[[4月30日]] 神戸電気鉄道に社名変更。
*[[1949年]](昭和24年)[[4月30日]] 神戸電気鉄道に社名変更。
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*[[1999年]](平成11年)10月1日 共通乗車カードシステム「[[スルッとKANSAI]]」に加盟。
*[[1999年]](平成11年)10月1日 共通乗車カードシステム「[[スルッとKANSAI]]」に加盟。
*[[2004年]](平成16年)[[7月20日]] 本社を神戸市北区から神戸市兵庫区新開地に移転。
*[[2004年]](平成16年)[[7月20日]] 本社を神戸市北区から神戸市兵庫区新開地に移転。
*[[2006年]](平成18年)[[1月22日]] 有馬口駅にて脱線事故発生、[[2月3日]]にも同様の事故が生じている。
*[[2007年]](平成19年)4月1日 ICカード「[[PiTaPa]]」導入。
*[[2007年]](平成19年)4月1日 ICカード「[[PiTaPa]]」導入。
*[[2007年]](平成19年)9月1日 「[[PiTaPa IC定期サービス]]」対応。
*2007年(平成19年)9月1日 「[[PiTaPa IC定期サービス]]」対応。


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**[[箕谷駅|箕谷]]・[[花山駅|花山]]両駅と[[谷上駅|谷上]]を経由して[[北神急行電鉄]][[新神戸駅]]との間。
**[[箕谷駅|箕谷]]・[[花山駅|花山]]両駅と[[谷上駅|谷上]]を経由して[[北神急行電鉄]][[新神戸駅]]との間。


路線の7割が山岳区間であることや[[神戸電鉄公園都市線|公園都市線]]の建設費償還や乗客数の伸び悩みの影響で、[[準大手私鉄|準大手]]にしては特に近距離区間での運賃が高く、このことがさらに乗客の伸び悩みを招く悪循環に陥っているとも指摘される。事実、[[神戸電鉄粟生線|粟生線]]沿線や人口急増地帯の公園都市線沿線では神戸電鉄より運賃の安い[[神姫バス]]に奪われ気味である。
路線の7割が山岳区間であることや[[神戸電鉄公園都市線|公園都市線]]の建設費償還や乗客数の伸び悩みの影響で、[[準大手私鉄|準大手]]にしては特に近距離区間での運賃が高く、このことがさらに乗客の伸び悩みを招く悪循環に陥っているとも指摘される。事実、[[神戸電鉄粟生線|粟生線]]沿線や人口急増地帯の公園都市線沿線では神戸電鉄より運賃の安い[[神姫バス]]に奪われ気味である。{{要出典}}

<!-- 相関関係が今一不明。
<!-- 相関関係が今一不明。
運賃に関しては、日本でも五本の指に入るほどの高額であるためか、岡場駅近くの有野台周辺の地価下落率が2004年に日本一を記録した。
運賃に関しては、日本でも五本の指に入るほどの高額であるためか、岡場駅近くの有野台周辺の地価下落率が2004年に日本一を記録した。
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== 脱線事故 ==
[[2006年]][[1月22日]]に、[[有馬口駅]]構内において[[回送]]列車が[[列車脱線事故|脱線]]した。[[国土交通省]][[航空・鉄道事故調査委員会]]が調査するも原因推定に時間を要するとしていたところ、神戸電鉄は現場保全命令がとかれた直後に原因不明のまま運転再開。その後、翌[[2月3日]]に前回と同じ有馬口駅にて脱線事故が発生した。2度目ということを重く見た国土交通省近畿運輸局が同月26日に神戸電鉄に対し改善勧告を出した。神戸電鉄側は勧告を受け、当面の処置として有馬口駅[[湊川駅|湊川]]方の二組の[[分岐器]]の使用を停止するとともに、安全投資を年10億円増額することを表明している。事故後、湊川方の分岐器のうち下り線のものは撤去・交換、湊川寄りのホームの先端も広くなった。2006年11月25日に復旧し同日始発より事故前のダイヤに戻っている。


== 系列企業 ==
== 系列企業 ==

2008年1月24日 (木) 11:58時点における版

神戸電鉄株式会社
Kobe Electric Railway Company, Limited
ファイル:Shintetsu5000Series01.jpg
種類 株式会社
市場情報
略称 神鉄
本社所在地 652-0811
兵庫県神戸市兵庫区新開地一丁目3番24号
設立 1926年(大正15年)3月27日
(神戸有馬電気鉄道株式会社)
業種 陸運業
法人番号 8140001015612 ウィキデータを編集
事業内容 旅客鉄道事業、不動産事業、注文住宅・リフォーム事業、スーパーマーケット・駅売店事業、介護サービス事業、保育サービス事業、スイミングスクール事業
代表者 代表取締役会長 明松亮一
代表取締役社長 原田兼治
資本金 115億1,300万円(2006年3月31日現在)
売上高 226億6,200万円(2006年3月期実績)
従業員数 572人(2005年3月31日現在)
決算期 毎年3月
主要株主 阪急阪神ホールディングス 27.7%
主要子会社 神鉄バス 100%
神鉄タクシー
北神急行電鉄 19.875%
神鉄観光
外部リンク http://www.shintetsu.co.jp/
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神戸電鉄株式会社(こうべでんてつ、英称 Kobe Electric Railway Co.,Ltd.)は、兵庫県南東部で神戸市湊川駅を起点に有馬温泉三田(さんだ)・粟生へ延びる鉄道路線を運営する阪急阪神東宝グループ鉄道会社準大手私鉄に分類されている。古くは神有(しんゆう)、現在は神鉄(しんてつ)と呼ばれ、沿線には神電(しんでん)と呼ぶ年配者もいる。本社は神戸市兵庫区新開地一丁目3番24号。

スルッとKANSAIでカードに印字される符号はKBである。

歴史


路線

路線図

車両基地

車両

5000系
旧式書体の正面方向幕(上)
親会社である阪急電鉄の車両に似た5000系の内装

いずれの車両も急峻な勾配に対応できる設計となっていることが特徴である。 また、全営業車とも多くの私鉄で使われているレジンシューではなく、低速域での高い減速性能・天候変化に強い鋳鉄シューを使用している。そのため停車の際には独特の音と高い減速性能が得られる。また抑速ブレーキも全営業車共に3ノッチ以上搭載されており、また非常電制といわれる空気ブレーキが故障し使用できなくなった場合を想定してモーターを限界まで使用し、停車寸前まで減速することができる独特の装置を5000系以外の営業全車両が装備している(なお直通予備ブレーキは5000系含む全車両に装備されている)。

親会社の阪急電鉄と異なり、ほとんどの車両が地元の川崎重工業製である。また、開業当初から電動機などは三菱電機製で統一されている。3000系以降(1973年以降)に製造された車両(1000番台の車両は1979年製のデ1350形から)は阪急に似たマホガニー調の内装や濃オリーブ色の座席モケットが採用されている。現在の編成は4両が主体である。冷房化率はまだ100%になっておらず、2007年4月現在で1050形3両(デ1060・1062・1064)と1070形3両(デ1071~1073)が非冷房のまま残っている。

2007年5月15日に、2008年度の営業開始を目標に環境・乗り心地に配慮した新型車両(1編成4両)を新造することが報道された。

現有車両

旅客用車両

事業用車

過去の車両

ワンマン運転

全線においてワンマン運転が実施されている。列車内での料金の収受はせず駅改札を利用するいわゆる都市型ワンマン列車である。このことから列車内に運賃箱はない。ラッシュ時に運行される5両編成列車は増結車両がワンマン非対応であるため運転士が2名乗車しツーマン運行されている。またごく一部にワンマン改造されていない4両編成もある。その場合もやはり運転士2名以上での運行となる。なお、まれに移動のため乗り合わせた運転士・係員が扉扱いや自動放送を補う放送をする場合がある。また、扉扱いは厳寒期を除き常時、全車両の全扉を扱うため、ホームには各車両を映す監視モニターが設置されている。

ワンマン対応車両には神戸電鉄自動放送装置が搭載されており、この自動放送装置は、大きく分けて2つの機能があり、1つは自動放送機能、もう1つは停車駅通過防止機能である。両機能とも車輪の回転数から動作する区間を算出する。この装置は、タッチパネル式で場合によりお詫び放送や行き違い駅でのしばらく停車する旨などを手動により自動で放送を流すこともできる。しかし、その放送をするかどうかは運転士によってさまざまであり、長時間停車や乗り換え案内、緊急時には、肉声放送を行う者もいる。 なお、非常ブレーキを掛けた場合や防護無線発報時には、完全自動で「非常ブレーキが掛かります、ご注意下さい」といった自動放送が流れる。

ワンマン化されている車両で4両編成のものは扉上部にセンサーが付いている。

沿線の病院美容室大学などの広告宣伝も放送で行っている。

運賃

大人普通旅客運賃(小児は半額・10円未満切り上げ)。2005年12月15日現在。

キロ程 運賃(円)
初乗り2km 170
3~4 230
5~6 290
7~8 340
9~10 380
11~12 400
13~14 440
15~17 480
18~20 510
21~23 540
24~26 570
27~29 590
30~32 610
33~36 640
37~40 660
41~44 680
45~48 700
49~54 720
55~58 740

路線の7割が山岳区間であることや公園都市線の建設費償還や乗客数の伸び悩みの影響で、準大手にしては特に近距離区間での運賃が高く、このことがさらに乗客の伸び悩みを招く悪循環に陥っているとも指摘される。事実、粟生線沿線や人口急増地帯の公園都市線沿線では神戸電鉄より運賃の安い神姫バスに奪われ気味である。[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。

系列企業

外部リンク