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2011年11月6日 (日) 08:04時点における版

山下 達郎
出生名 山下 達郎
生誕 (1953-02-04) 1953年2月4日(71歳)
出身地 日本の旗 日本 東京都豊島区池袋
学歴 明治大学法学部中退
ジャンル J-POPAORニューミュージック
職業 ミュージシャン
シンガーソングライター
作曲家
音楽プロデューサー
編曲者
担当楽器 ボーカルギターパーカッションプログラミングシンセサイザーキーボードドラムスピアノハモンドオルガングロッケンエレクトリックシタールベース
活動期間 1973年 -
レーベル RCA ⁄ RVC
1976年-1979年
AIR ⁄ RVC
1979年-1982年
MOON ⁄ ALFA MOON
1982年-1990年
MOON ⁄ MMG
1990年-1993年
MOON ⁄ east west japan
1993年-2002年
MOON ⁄ WARNER MUSIC JAPAN
2003年- )
事務所 スマイルカンパニー、テンダーベリー&ハーヴェスト
共同作業者 シュガー・ベイブ
1973年-1976年
公式サイト 山下達郎 オフィシャルサイト
ビーチ・ボーイズ
ラスカルズ
ジェームス・ブラウン
カーティス・メイフィールド
ドゥーワップ
ディオン・ディムーチ
バリー・マン
三波春夫

山下 達郎(やました たつろう、1953年2月4日 - )は、日本ミュージシャン。妻はシンガーソングライター竹内まりや。共に株式会社スマイルカンパニー所属。

人物

1953年昭和28年)、豊島区立高田中学校、東京都立竹早高等学校を経て、明治大学法学部中退。

1960年代のアメリカンポップスロックに影響を受けた、良質な楽曲を制作し続けるミュージシャンである。また、日本におけるアカペラドゥーワップのオーソリティの一人であり、自分自身のヴォーカルを多重録音する“1人アカペラ”という手法を用いることでも知られている。

音楽作りに対して非常に厳格で、独自の製作姿勢から「職人」とも称される。レコーディングの際には、ボーカル・バックコーラスはもちろん、編曲からギター、コンピューターの打ち込み、シンセサイザーパーカッションまで1人で手掛けている。すべての演奏を一人で行っている楽曲もあり、ギタープレイ、特に独特なタイム感の16ビートカッティングも得意とする。このような背景もあり、また自作と交互に妻であるシンガーソングライター、竹内まりやの作品もプロデュースしていることから、長い活動期間に比べて寡作となっている。

1970年代後半から、他のアーティストへの曲の提供を始めた山下は、シュガー・ベイブ時代のプロデューサーであった大瀧詠一ナイアガラ・レーベル初期の作品に、コーラスアレンジ及びストリングスアレンジで参加しており、特に『NIAGARA CALENDAR』で深く関わっている。また、KinKi Kidsのデビュー・シングル 『硝子の少年』など、ヒット曲を出している。

シュガー・ベイブ時代のプロデューサーで、今も交流が続いている大滝詠一同様、ポップスマニアであり、インディーレーベルから発売された楽曲、メジャーレーベルから発売されてもヒットしなかったマイナーな楽曲に造詣が深く、未だにCD化していない楽曲は、レコード屋を探し回ってオリジナルのレコード盤を買っている。ソングライターマニアで、下述する『山下達郎のJACCS CARDサンデーソングブック』では、アーティスト別に特集を組む場合とソングライター別((例)キャロル・キング特集)で特集を組む場合がある。1980年代後半には、プラモデルも熱心な趣味のひとつであり、とりわけ第二次世界大戦時の爆撃機の模型を集中的に作っていたという。また、落語に造詣が深く、古今亭志ん生の芸風を好みとする、山下のラジオパーソナリティやステージでのMCの際の軽妙な語り口には、落語への興味の影響がみられる。[要出典]大好物は鰻と蕎麦。嫌いな食べ物は茄子、玉ねぎの味噌汁、ゴーヤ、甘い物である。

エピソード

・「本を出さない、アリーナで公演をしない[1]、テレビに出ない」ことを公言している。1990年から1998年まで、雑誌 『CUT』(ロッキングオン社)にて連載を行っており、連載終了時には渋谷陽一から書籍化を打診されたが、「こういうものは、記憶の片隅に残っていればいい。」としてそれを断っている。また、日本武道館以上の規模の会場での公演を考えないことについては、日本武道館のような大会場の音響効果に疑問を持っていることと、末席からオペラグラスで見るような状態になるのは観客に失礼だからとしている。2010年10月31日に行なわれた「WARNER MUSIC JAPAN 40th. Anniversary ~100年 MUSIC FESTIVAL~」にて初めて武道館のステージに立ったが、後日自身のラジオにて、「あのパイプ椅子というのがどうしても駄目なんですね。武道館のあのスタンドのプラスティックの無機質さ、無機質性というか、あそこで3時間やったら本当に疲れます、お客さんが。だから、やっぱり駄目かなと思いました。」と答え、今後もアリーナクラスへのステージには立たない旨の発言をした。[2]一方、大阪のフェスティバルホールには思い入れが強く、同ホールの建て替えについて強く反対[3]、建て替えのための閉鎖期限であった2008年12月には、同月だけで4回公演を同会場で開催した。東京では中野サンプラザを中心に公演を行っている。また、コンサートではコード接続型のマイクを使用している。

・漫画好きであり、最近のお気に入りの漫画に『けいおん!』、『もやしもん』、『のだめカンタービレ』などを挙げている[4]。毎週読んでいるのは『ビッグコミック』。人に勧められて読むことが多い。

・好きな映画監督は山中貞夫で、中でも『人情紙風船』を人生で一番の一本に挙げている。また、大の落語好きである[5]

・英語の発音がいいと言われるが、曲を聞いて覚えているだけで喋れないとのこと[6]

玉置浩二の事を「日本でも最も過小評価されているミュージシャンである」と語っている。

生い立ち

割烹料理店を経営していた両親の下に生まれ[要出典]、一人っ子として育った。父は頑鉄な人格で、一家は山下が中学1年の3学期の時に母の希望で角が豆腐屋のとなりの場所に転籍し、ヤマザキショップを営んだ。転業後[要出典]練馬区平和台にて暮らしはじめる。当時は浴びるようにラジオで洋楽を聞き、友人等と音楽に目覚める。

高校時代には後に松井証券社長となる松井道夫や、現在ジオラマアーティストとして活躍している金子辰也[7]らと交友を持った。また、吹奏楽部で打楽器を担当、このため山下は後年、自分の楽曲でもドラムスを叩いている。

高校時代から天文学の道を目差すも挫折、音楽著作権を学ぶため明治大学法学部へ入学したものの、授業にはほとんど出席しないまま、3か月で中退した。何が何でも音楽で生きていくと決める(「R25」のWEB掲載インタビューより)。

シュガー・ベイブ

1973年(昭和48年)、音楽グループ『シュガー・ベイブ』を、大貫妙子村松邦男らと共に結成した。当時の邦楽としては斬新な[要出典]ポップス・サウンドを作り上げていた。しかし、当時は世間ではフォークの人気が、またライブスポットではハードロックの人気が、それぞれ強かった。そのため、広範囲のポピュラリティを獲得できず、さらにエレックレコードの倒産もあって、シングルとアルバムを1枚ずつリリースしただけで解散した。なおこの頃、達郎と大貫妙子は荒井由実のレコーディングにバックコーラスとして参加している。

ソロ活動

1976年(昭和51年)12月25日、RCA/RVCよりアルバム『CIRCUS TOWN』でソロデビュー。ニューヨークロサンゼルスでレコーディングを行う。当時の日本のロック・シーンで新人(シュガー・ベイブの認知度は低かったため、無名の新人同様であった)が海外レコーディングを行う事は極めて異例で画期的であった。

1980年(昭和55年)、アルバム『RIDE ON TIME』が大ヒット。本アルバムに収録されている同名曲をキャンペーンソングに使った「maxell」のクレジット及び「いい音しか残れない」のコピー、また、本人も映っている「カバー」を、本来のジャケットに被せて販売していた時期がある。

1982年(昭和57年)、竹内まりやと結婚。オリジナルアルバム『FOR YOU』を発表。アルバム収録曲「LOVELAND,ISLAND」がサントリービールのCMに起用され、また、当時流行のイラストレーターであった鈴木英人がアルバムのジャケットを担当したこと、ロック評論家の渋谷陽一が自身の雑誌やラジオで褒める[要出典]などの効果もあって、このアルバムは彼の代表作となった。同年、RVCとの契約を解消し、ディレクターの小杉理宇造と共に立ち上げたアルファ・ムーンへ移籍。

1986年(昭和61年)、アルバム『MELODIES』(1983年)からシングル・カットされた「クリスマス・イブ」がミリオン・ヒット。

1991年平成3年)、オリジナル・アルバム『ARTISAN』を発表。第33回日本レコード大賞のアルバム大賞(ポップス・ロック部門)を受賞。受賞の際、本人の電話コメントとともに、ソロデビュー以降唯一、本人が歌っているビデオ映像(「さよなら夏の日」のPV的なもの)が放映された。

1994年平成6年)、4月26日、27日と5月1日、2日、中野サンプラザにおいて、シュガー・ベイブ唯一のアルバム『SONGS』のオリジナル・マスターでのCD化を記念して、主にシュガー・ベイブのレパートリーで構成されたSPECIAL LIVE『山下達郎 sings SUGAR BABE』を行う。

1995年(平成7年)、ベスト・アルバムTREASURES』がミリオンセラーとなる。

1998年(平成10年)、オリジナル・アルバム『COZY』を発表。

2002年(平成14年)、2月25日付のオリコンアルバムチャートで、同月14日にBMG JAPANより再発売されたRCA/AIR時代のアルバム[8]7枚がすべてトップ30以内にランクインし、カタログチャート(発売から2年を経過したアルバムが対象のチャート)では2位~8位を独占した。同レーベル初の本人公認・監修[9]によるデジタルリマスター盤CDのリイシューを記念して、RCA/AIR時代の曲のみで構成されたコンサート・ツアー『Performance 2002 RCA/AIR YEARS SPECIAL』を行う。追加公演の5月25日、26日は初の沖縄公演。

2005年(平成17年)9月14日、7年ぶりにオリジナル・アルバム『SONORITE』を発表。

2007年(平成19年)4月6日、 銀婚式桑田佳祐原由子夫妻と合同で祝う。

2008年(平成20年)、6年ぶりのコンサート・ツアーを決行。このツアー『Performance 2008-2009』では、同年末で建て替えのために閉鎖されるフェスティバルホールにおいて、ポップス歌手では最後のライブを行った(ホール千秋楽は、大阪フィルハーモニー交響楽団による「第9シンフォニーの夕べ」)。

2010年(平成22年)8月14日に北海道で行われた、RINSING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZOに出演。29年ぶりの野外フェス出演を果たす。

2011年(平成23年)8月10日、6年ぶりにオリジナル・アルバム『Ray Of Hope』を発表。

ディスコグラフィー

シングル

  1. DOWN TOWN / SUGAR BABE(1975年4月25日) – EP:NAS-001
    • DOWN TOWN
    • いつも通り
  2. 幸せにさよなら1976年4月1日) – EP:LX-2-E
    • 幸せにさよなら / ナイアガラ・トライアングル
    • ドリーミング・デイ / 山下達郎
  3. LET'S DANCE BABY1979年1月25日)- EP:RVS-543
    • LET'S DANCE BABY
    • BOMBER
  4. 愛を描いて –LET'S KISS THE SUN–(1979年4月5日)- EP:RVS-548
    • 愛を描いて –LET'S KISS THE SUN– ※ JAL「沖縄キャンペーン“Let's Kiss The Sun”」イメージソング
    • 潮騒(The Whispering Sea)
  5. 永遠のFULL MOON(1979年10月21日)- EP:AIR-501
    • 永遠のFULL MOON
    • FUNKY FLUSHIN'
  6. RIDE ON TIME1980年5月1日)- EP:AIR-503
    • RIDE ON TIME ※maxellオーディオテープCMイメージソング
    • RAINY WALK
  7. MY SUGAR BABE(1980年10月21日)- EP:RAS-501
  8. DOWN TOWN ⁄ パレード1982年4月1日)- EP:07SH-1166
    • DOWN TOWN / SUGAR BABE
    • パレード / 山下達郎
  9. あまく危険な香り(1982年4月5日)- EP:RAS-508
    • あまく危険な香り ※TBS金曜ドラマ『あまく危険な香り』主題歌
    • MUSIC BOOK
  10. 高気圧ガール1983年4月23日)- EP:MOON-706
  11. スプリンクラー(1983年9月28日) – EP:MOON-710
    • スプリンクラー
    • PLEASE LET ME WONDER
  12. クリスマス・イブ c/w WHITE CHRISTMAS(1983年12月14日)- 12inch:MOON-13001
    • ピクチャーディスク、3万枚限定。その後通常盤として再リリース、JR東海クリスマス・エクスプレスCMソング。
  13. THE THEME FROM BIG WAVE (1984年5月25日)- EP:MOON-713
    • THE THEME FROM BIG WAVE ※アメリカ映画・日本ヘラルド配給「ビッグウェイブ」オリジナル・サウンド・トラック
    • I LOVE YOU Part I ※サントリーギフトCMソング
    • I LOVE YOU Part II
  14. 風の回廊(コリドー)1985年3月25日)- EP:MOON-719
  15. 土曜日の恋人(1985年11月18日)- EP:MOON-721
  16. 踊ろよ、フィッシュ1987年5月10日)- EP:MOON-740
    • 踊ろよ、フィッシュ ※'87全日空沖縄キャンペーン・イメージソング
    • YOU MAKE ME FEEL BRAND NEW
  17. GET BACK IN LOVE1988年4月25日) – EP:MOON-761,SCD:10SD-3
    • GET BACK IN LOVE ※TBS系ドラマ『海岸物語 昔みたいに…』主題歌
    • FIRST LUCK –初めての幸運– ※ホンダ・クイント インテグラ CFイメージ・ソング '87年バージョン
  18. 新・東京ラプソディー(1989年3月10日) – SCD:10SD-22
    • 新・東京ラプソディー
    • THE GIRL IN WHITE
  19. おやすみロージー –ANGEL BABYへのオマージュ–1989年9月25日) – EP:MOON-780,SCD:10SD-36
    • おやすみロージー –ANGEL BABYへのオマージュ–
    • 素敵な午後は
  20. Endless Game1990年4月25日) – SCD:AMDM-6009
    • Endless Game ※TBS系TVドラマ『誘惑』主題歌
    • THE THEME FROM BIG WAVE –Live Version–
  21. さよなら夏の日1991年5月10日) – SCD:AMDM-6034
  22. ターナーの汽罐車 –Tuner's Steamroller–(1991年8月25日) – SCD:AMDM-6040
    • ターナーの汽罐車 –Turner's Steamroller– NISSAN NEW SKYLINECMソング
    • ONLY WITH YOU (Live Version)
  23. アトムの子1992年8月25日) – SCD:AMDM-6050
    • アトムの子 ※キリンゴールデンビターCMソング
    • BLOW ※TBS系TV『アメリカズ カップ'92』テーマソング
  24. MAGIC TOUCH1993年6月8日) – SCD:AMDM-6090
    • MAGIC TOUCH *maxell CD-XL イメージ・ソング
    • I DO
  25. ジャングル・スウィング(1993年10月25日) – SCD:AMDM-6098
    • ジャングル・スウィング ※'93日産SKYLINEイメージ・ソング
    • MEDLEY:BELLA NOTTE~HAVE YOURSELF A MERRY LITTLE CHRISTMAS
  26. パレード1994年1月25日) – SCD:AMDM-6103
    • パレード / 山下達郎('82リミックス・ヴァージョン) ※フジテレビ系『ポンキッキーズ』エンディングテーマ
    • DOWN TOWN / SUGAR BABE(オリジナル・シングル・ヴァージョン)
  27. 世界の果てまで1995年11月1日) – SCD:AMDM-6145
  28. 愛の灯〜STAND IN THE LIGHT1996年2月10日) – SCD:AMDM-6160
    • 愛の灯〜STAND IN THE LIGHT ※フジテレビ系ミュージック・キャンペーン・ソング
    • こぬか雨 (LIVE VERSION)
    • 愛の灯〜STAND IN THE LIGHT (オリジナル・カラオケ)
    • 愛の灯〜STAND IN THE LIGHT (オリジナル・カラオケ〜DUET WITH TATS)
  29. DREAMING GIRL1996年5月1日) – SCD:AMDM-6165
  30. ヘロン1998年1月28日) – SCD:WPDV-7130
    • ヘロン ※キリン ラガービールCFソング
    • ヘロン (ORIGINAL KARAOKE)
    • ヘロン (GUITAR INSTRUMENTAL)
  31. いつか晴れた日に(1998年4月29日) – SCD:WPDV-7150
    • いつか晴れた日に ※TBS系ドラマ『先生知らないの?』主題歌
    • 好・き・好・き SWEET KISS! ※ジャックスカードCMソング
    • いつか晴れた日に (Stand Alone Version)
    • いつか晴れた日に (Original Karaoke)
  32. アトムの子1999年7月14日) – SCD:WPDV-10020
    • アトムの子 ※フジテレビ系『サタ☆スマ』テーマソング
    • BLOW ('98 REMIX)
    • アトムの子 (Original Karaoke)
    • BLOW (Original Karaoke)
  33. LOVE CAN GO THE DISTANCE(1999年11月10日) – CD-S:WPCV-10060(限定盤)
    • LOVE CAN GO THE DISTANCE ※NTTコミュニケーションズ TV-CMソング
    • WHEN YOU WISH UPON A STAR
    • LOVE CAN GO THE DISTANCE (Original Karaoke)
    • WHEN YOU WISH UPON A STAR (Original Karaoke)
  34. JUVENILEのテーマ〜瞳の中のRAINBOW〜2000年7月12日)- CD-S:WPCV-10033
    • JUVENILEのテーマ〜瞳の中のRAINBOW〜 ※映画『ジュブナイル』主題歌
    • アトムの子 (Live Version)
    • JUVENILEのテーマ〜瞳の中のRAINBOW〜 (オリジナル・カラオケ)
  35. 君の声に恋してる2001年6月27日)- CD-S:WPCV-10035(初回生産限定盤)
    • 君の声に恋してる ※NTTコミュニケーションズ CMソング
    • SO MUCH IN LOVE (New Vocal Remix) ※アサヒスーパーモルト CMソング
    • 君の声に恋してる (Original Karaoke)
    • SO MUCH IN LOVE (Original Karaoke 2001 Remix)
  36. LOVELAND, ISLAND2002年1月23日)- CD-S:BVCR-19907
  37. RIDE ON TIME2003年2月19日)- CD-S:BVCR-19604
    • RIDE ON TIME (シングル・ヴァージョン) ※TBS系ドラマ 日曜劇場『GOOD LUCK!!』主題歌
    • あまく危険な香り
    • RIDE ON TIME (カラオケ)
    • あまく危険な香り (カラオケ)
  38. 2000トンの雨(2003 NEW VOCAL REMIX) c/w フェニックス(2003年6月11日)- CD-S:WPCL-70003
  39. 忘れないで c/w ラッキー・ガールに花束を(2004年8月4日)- CD-S:WPCL-70017
  40. FOREVER MINE c/w MIDAS TOUCH(2005年1月19日)- CD-S:WPCL-10152
  41. 太陽のえくぼ(2005年4月27日)- CD-S:WPCL-10187
  42. 白いアンブレラ ⁄ ラッキー・ガールに花束を(2005年10月26日)- CD-S:WPCL-10242
    • 白いアンブレラ ※HONDA LIFE CMソング
    • ラッキー・ガールに花束を ※HONDA LIFE DIVA CMソング
    • 風の回廊(コリドー) (Live Version)
    • 白いアンブレラ (Original Karaoke)
    • ラッキー・ガールに花束を (Original Karaoke)
  43. ずっと一緒さ2008年3月12日)- CD-S:WPCL-10463
    • ずっと一緒さ ※フジテレビ系月曜夜9時連続ドラマ『薔薇のない花屋』主題歌
    • バラ色の人生〜ラヴィアンローズ ※TBS系TV全国ネット『ブロードキャスター』テーマソング[10]
    • ANGEL OF THE LIGHT (Single Version) ※Nikon 企業CMソング
    • ずっと一緒さ (Original Karaoke)
    • バラ色の人生〜ラヴィアンローズ (Original Karaoke)
  44. 僕らの夏の夢2009年8月19日) – CD-S:WPCL-10741
    • 僕らの夏の夢 ※劇場版アニメーション『サマーウォーズ』主題歌
    • ミューズ ※TBS系テレビ全国ネット『総力報道!THE NEWS』テーマ曲
    • アトムの子 ('09 Live Version) ※NHK BS2『週刊・手塚治虫』テーマ曲の'09ライブ・バージョン
    • 僕らの夏の夢 (Original Karaoke)
    • ミューズ (Original Karaoke)
  45. 希望という名の光2010年4月14日) – CD-S:WPCL-10776
  46. 街物語 (2010年6月2日) – CD-S:WPCL-10788
    • 街物語(まちものがたり) ※TBS系ドラマ 日曜劇場『新参者』主題歌
    • ついておいで(FOLLOW ME ALONG) <'09 Live Version>
    • 街物語(まちものがたり) <Original Karaoke>
  47. 愛してるって言えなくたって2011年3月9日) – CD-S:WPCL-10930
    • 愛してるって言えなくたって ※TBS系ドラマ 日曜劇場『冬のサクラ』主題歌
    • 高気圧ガール ('09 Live Version) ※アサヒSlat(すらっと) CMソングの'09ライブ・バージョン
    • 愛してるって言えなくたって(オリジナル・カラオケ)

アルバム

自主制作盤
  1. ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY1972年)– 19才の時に友人たちと作った自主制作盤。
NIAGARA (1975年~1976年)
  1. SONGS (SUGAR BABE) (1975年4月25日
  2. NIAGARA TRIANGLE Vol.1 (山下達郎、伊藤銀次大瀧詠一) (1976年3月25日
  3. TATSURO YAMASHITA FROM NIAGARA1980年7月10日) - ナイアガラ・レーベルに残した作品を集めたコンピレーション・アルバム。
RCA ⁄ AIR (1976年~1982年)
  1. CIRCUS TOWN1976年12月25日
  2. SPACY1977年5月25日
  3. IT'S A POPPIN' TIME1978年5月25日)– 六本木PIT INNにて収録された2枚組ライブ・アルバム。
  4. GO AHEAD!1978年12月20日
  5. MOONGLOW1979年10月21日
  6. COME ALONG1980年3月21日)– カセットのみでの発売。
  7. RIDE ON TIME1980年9月21日
  8. ON THE STREET CORNER1980年12月5日)– 初の全曲一人多声録音アカペラ・アルバム。10万枚限定。
  9. FOR YOU1982年1月21日
  10. GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA1982年7月21日)– 本人監修によるRCA ⁄ AIRレーベル在籍時唯一の公認ベスト・アルバム。
  11. THE RCA ⁄ AIR YEARS LP BOX 1976-19822002年2月20日)– RCA ⁄ AIRレーベルでのオリジナル7タイトルにスペシャル・ボーナス・ディスクを加えた9枚組アナログ・ボックス・セット。シリアルナンバー入り、初回生産限定盤。
    • Disc1:CIRCUS TOWN
    • Disc2:SPACY
    • Disc3/4:IT'S A POPPIN' TIME
    • Disc5:GO AHEAD!
    • Disc6:MOONGLOW
    • Disc7:RIDE ON TIME
    • Disc8:FOR YOU
    • Disc9:SPECIAL BONUS DISC
MOON / WARNER (1983年~)
  1. MELODIES1983年6月8日
  2. BIG WAVE1984年6月20日
  3. POCKET MUSIC1986年4月23日
  4. ON THE STREET CORNER 11986年10月25日)– 全曲リミックスによる『ON THE STREET CORNER』の再発。
  5. ON THE STREET CORNER 21986年12月10日
  6. 僕の中の少年1988年10月19日
  7. JOY –TATSURO YAMASHITA LIVE–1989年11月1日)– 80年代のツアーを収録したライブ・アルバム。
  8. ARTISAN1991年6月18日
  9. SEASON'S GREETINGS1993年11月18日
  10. TREASURES1995年11月13日)– ムーン・レーベルのシングルを集大成した、本人監修による公認ベスト・アルバム。
  11. COZY1998年8月26日
  12. ON THE STREET CORNER 31999年11月25日
  13. RARITIES2002年1月23日)- シングル・オンリーの作品、 シングルのカップリング、 未発表セルフ・カヴァー、 未発表洋楽カヴァーなど、 未アルバム化レア音源集。
  14. SONORITE2005年9月14日
  15. Ray Of Hope2011年8月10日)– 初回限定盤のみ、シングルのカップリング曲として発売したライブ音源集『Joy1.5』をボーナス・ディスクとして収録。
ファンクラブ通信販売CD
「山下達郎 オフィシャル・ファンクラブ」による独自企画CD。一般販売されていないが、会員でなくても公式サイトから購入可能。
  1. ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY (1992年)- 上記、自主制作盤のCD化。
  2. 山下達郎CM全集 Vol.1 (Second Edition) (1996年4月)
  3. 山下達郎CM全集 Vol.2 (2001年2月)
  4. THE WORKS OF TATSURO YAMASHITA Vol.1 –山下達郎作品集 Vol.1– (2004年4月) - 山下達郎が作家として他アーティストに提供した作品を集めたコンピレーション・アルバム。

映像作品

  1. TATS YAMASHITA PRESENTS CHRISTMAS IN NEW YORK (1991年11月10日) – VHS

プロモーション・ビデオ

顔は出さないが、一部の作品には山下本人も出演。
  • 世界の果てまで
  • DREAMING GIRL
さとう珠緒が出演、山下は冒頭の声、映像に重なるシルエット、および、ギターを演奏する姿(首から下)がオーバーラップする形で登場する。
  • ヘロン
山下が後ろ姿で出演。
  • いつか晴れた日に
  • JUVENILEのテーマ〜瞳の中のRAINBOW
  • 君の声に恋してる
  • LOVELAND, ISLAND
東山紀之と宮内佳奈子が出演。
  • RIDE ON TIME
  • FOREVER MINE
嶋田久作とモデルの高津飛鳥の出演によるドラマ仕立ての作品。「MVA06」で「BEST STORY VIDEO」部門にノミネート。
  • 太陽のえくぼ
めざましテレビ』でオンエアされたイメージ映像を山下が気に入り、少し趣向を変えイメージ映像と同じ監督でアニメ調で制作。
  • LOVE GOES ON(その瞳は女神(Goddess))
ベスト・アルバム『RARITIES』のリード楽曲としてPVが制作された。ジャケット画像や、モチーフとなった玩具が次々と映し出される。
  • シンクロニシティ(素敵な偶然)/ 竹内まりや
演奏者の一人として出演。冒頭から登場し、センチメンタル・シティ・ロマンスと共にアコースティック・ギターを弾いている。ただし帽子を目深に被り、ロング・ショットやパン、物陰越しが巧みに使用される中、姿は確認できるが、顔は帽子越しに一部が確認できる程度で殆ど映されない。
  • 僕らの夏の夢
アニメ調のプロモーション・ビデオ。
  • 希望という名の光
この曲が主題歌となった映画『てぃだかんかん〜海とサンゴと小さな奇跡〜』に主演した岡村隆史が出演。
  • 街物語
初音映莉子が出演。

コンサート

楽曲提供

アーティスト名は50音順に列記
  • アン・ルイス
    • 愛・イッツ・マイ・ライフ(作詞:吉田美奈子、作曲 • 編曲:山下達郎)[11]
    • 恋のブギ・ウギ・トレイン(作詞:吉田美奈子、作曲 • 編曲:山下達郎)[11]
    • シャンプー(作詞:康珍化、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • BOOGIE WOOGIE LOVE TRAIN(作詞:Chris Mosdell、作曲 • 編曲:山下達郎)
  • 池田典代
    • DREAM IN THE STREET(作詞:池田典代、作曲 • 編曲:山下達郎)[11]
  • EPO
    • 真夜中に2度ベルが鳴って(作詞:EPO、作曲 • 編曲:山下達郎)
  • 円道一成
  • 大貫妙子
    • 光の中へ(作詞 • 作曲:山下達郎)※未発売
    • 魔法を教えて(作詞:大貫妙子、作曲:山下達郎)※未発売
  • ザ・キングトーンズ&マリエ
    • LET'S DANCE BABY(作詞:吉岡治、作曲:山下達郎、編曲:梅垣達志
    • TOUCH ME LIGHTLY(作詞:Chris Mosdell、作曲:山下達郎、編曲:梅垣達志)
    • MY BLUE TRAIN(作詞:吉岡治、作曲:山下達郎、編曲:梅垣達志)
  • 黒木真由美
    • 恋人と呼ばれて(作詞:喜多条忠、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • 北極回り(作詞:喜多条忠、作曲 • 編曲:山下達郎、ストリングス編曲:矢野誠
  • 近藤真彦
    • 永遠に秘密さ(作詞:松本隆、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • 恋のNON STOPツーリング・ロード(作詞:すずきひさし、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • ハイティーン・ブギ(作詞:松本隆、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • Momoko(作詞:松本隆、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • One more time(作詞:松本隆、作曲 • 編曲:山下達郎)
  • 桜田淳子
    • センチメンタル・ボーイ(作詞:岩沢律、作曲:山下達郎、編曲:椎名和夫[11]
    • バカンスの終わりに(作詞:島エリナ、作曲:山下達郎、編曲:椎名和夫)[11]
  • 鈴木雅之
    • Guilty(作詞:竹内まりや、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • Misty Mauve 作詞:竹内まりや、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • おやすみロージー(Angel Babyへのオマージュ)(作詞 • 作曲 • 編曲:山下達郎)
  • 竹内まりや
    • ウェイトレス(作詞:竹内まりや、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • Every Night(作詞:Alan O'Day、作曲:山下達郎、編曲:Jay Graydon & David Foster、ストリングス&ホーンアレンジ:Greg Mathieson、コーラスアレンジ:Alan O'day)
    • さよならの夜明け(作詞:竹内まりや、作曲:山下達郎、編曲:Gene Page
    • 夏の恋人(作詞 • 作曲:山下達郎、編曲:Al Capps
    • ブルー・ホライズン(作詞:大貫妙子、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • Morning Glory(作詞 • 作曲:山下達郎、編曲:Jay Graydon & David Foster、ストリングス&ホーンアレンジ:Greg Mathieson、コーラスアレンジ:安部恭弘
    • ラストトレイン(作詞:大貫妙子、作曲 • 編曲:山下達郎)
  • ダディ竹千代&東京おとぼけCATS
    • 偽りのDJ(作詞:加治木剛、作曲:山下達郎、編曲:浦山秀彦)[11]
  • 中原理恵
    • 明日にはグッドバイ(作詞:吉田美奈子、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • 朝まで一緒に(作詞:中原理恵、作曲:山下達郎、編曲:山下達郎 • 坂本龍一
    • ヒーローはあなた(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:坂本龍一)
    • 個室(作詞:吉田美奈子、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • ドリーミング・ラブ(作詞:吉田美奈子、作曲 • 編曲:山下達郎)
  • 難波弘之
    • 夏への扉(THE DOOR INTO SUMMER)(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:難波弘之)
    • いちご色の窓(THE STRAWBERRY WINDOW)(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:難波弘之)
    • 鵬(作曲 • 編曲:難波弘之 • 山下達郎)
  • NEWS
    • SNOW EXPRESS(作詞:伊達歩、作曲:山下達郎、編曲:Stefan Engblom • Axel Bellinder、Rap詞:山下智久
  • 14 KARAT SOUL
    • THE GIRL IN WHITE(作詞:Alan O'Day、作曲:山下達郎、編曲:14 KARAT SOUL)
  • フランク永井
    • 愛のセレナーデ(作詞:伊藤銀次、作曲 • 編曲:山下達郎、ストリングス編曲:乾裕樹)[11]
    • WOMAN(作詞 • 作曲 • 編曲:山下達郎、ストリングス編曲:乾裕樹)[11]
  • 堀江マミ
    • Loving You(作詞:竜真知子、作曲:山下達郎、編曲:渡辺健)
  • 水口晴幸
    • King Of Rock'n Roll(作詞:水口晴幸、作曲 • 編曲:山下達郎 • 椎名和夫)
    • キメてしまえば……(作詞:水口晴幸、作曲 • 編曲:山下達郎)
    • Black Or White(作詞:水口晴幸、作曲 • 編曲:山下達郎)
  • 村田和人
    • ニコニコ・ワイン(作詞:竹内まりや、作曲:山下達郎)
  • 村松邦男
    • フェアリー(作詞:山下達郎、作曲 • 編曲:村松邦男)[11]
  • 森岡純
    • ホワイト・クリスマス(訳詞:山下達郎、作曲:IRVING BERLIN、編曲:勝田修平)
  • 森光子
    • 月夜のタンゴ(作詞:竹内まりや、作曲:山下達郎)
  • 吉田美奈子
    • LAST STEP(作詞:吉田美奈子、作曲:矢野誠 • 山下達郎)
    • 永遠に(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:矢野誠)
    • 恋の手ほどき(I'LL TEACH YOU ALL ABOUT LOVE)(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:Gene Page)
    • 愛の炎(FLAMES OF LOVE)(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:Gene Page)
    • 雲の行方に(CLOUDS)(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:Gene Page)
    • RAINY DAY(作詞:吉田美奈子、作曲:山下達郎、編曲:吉田美奈子)
  • Linda Carriere
    • Up On His Luck(作詞:James Ragan、作曲:山下達郎)※未発表
    • Love Celebration(作詞:James Ragan、作曲:山下達郎)※未発表
  • ロック・ミュージカル ハムレット
    • 若いってことは(作詞:中島梓、作曲:山下達郎、編曲:矢野誠)[11]
    • 花のように ⁄ 岩崎宏美(作詞:小林和子、作曲:山下達郎、編曲:矢野誠)[11]
    • 兄妹のテーマ ⁄ 尾藤イサオ(作詞:小林和子、作曲:山下達郎、編曲:矢野誠)[11]

映像音楽

出演ラジオ番組

現在

『サタデーソングブック』(1992年10月3日1994年3月26日、毎週土曜15:00~15:55)として放送開始、1994年4月3日放送分より現在の放送枠へ移動した。山下が、自身の個人コレクション音源を使って放送しているオールディーズ中心の番組。自ら「非常にカルトな番組」[12]と公言するものの、長寿番組となっている。
毎年1月第1,2週の大瀧詠一を迎えての「新春放談」、8月の第3,4週と12月の第3,4週に竹内まりやを迎えての「夫婦放談」以外はゲストを呼ばず、山下一人で番組進行を行っている。
オープニング曲の「ONLY WITH YOU」は、アルバム『BIG WAVE』収録曲のインスト・ヴァージョン。元々は『サウンドストリート』のテーマ曲として使い始め、その後『サタデーソングブック』時代を含めて継続使用されている。

過去

1月~3月は水曜2部、4月~9月は月曜2部をそれぞれ担当。ビーチ・ボーイズのアルバムを全曲オンエアするなど、ヒット・チャート重視の番組が多い中、自身のレコード・マニア的趣味を押し出した選曲で一部のコアなリスナーから支持されたものの聴取率獲得にはつながらず、「ヒット曲をもっとかけろ」という番組ディレクターからの要求にも抵抗し続けた結果、9ヶ月で終了。
1977年から1990年代初頭にかけて、東京放送(TBSラジオ)と日本コカ・コーラの主催で開かれていたアマチュアのバンド・歌手のコンテスト「サウンズ・ウィズ・コーク・フレッシュ・サウンズコンテスト(フレコン)」と連動した番組[13]で、これまでのレギュラー番組で唯一、女性(第2回優勝者のシンガーソングライター石橋和子)と2人で1年間パーソナリティーを務めた。この番組のために制作されたテーマ曲(インストゥルメンタル)が、後に本人による詞で「悲しみのJODY(She Was Crying)[14]」としてアルバム『MELODIES』(1983年)に、またアラン・オデイによる英語詞で「JODY」としてアルバム『BIG WAVE』(1984年)にそれぞれ収録された。実際に使用された曲は、ファンクラブ通販CD『山下達郎CM全集 Vol.1 (2nd Edition)』に「サウンズ・ウィズ・コーク テーマ」として収録されている。
木曜日のレギュラー。オープニングテーマは、The Beach Boysの「Pet Sounds」、「ノスタルジア・オブ・アイランド~パート1 : バード・ウィンド」[15]、「高気圧ガール」(イントロにパーカッションが入っていないバージョン)、「夜翔(Night-Fly)」等が使用されたが、後に前述の「ONLY WITH YOU(Instrumental)」に変更された。
1ヶ月を山下、坂本龍一氷室京介が週代わりでパーソナリティーを務め、山下は第1,3週を担当した。オープニングおよびエンディング・テーマは後にアルバム『ARTISAN』に収録された「GROOVIN'」。番組最初のコーナーは"ロックン・ロール版今日は何の日"の"DAY BY DAY"[16]

その他

出演テレビ番組

  • 1975年頃、シュガー・ベイブのメンバーとしてTVKテレビ(現:tvk)『ヤング・インパルス』に出演したことがある。
  • TBS『ザ・ベストテン』に「GET BACK IN LOVE」がランクインされた際は、番組宛に手紙にてコメントしている。尚、ランクインされた週には、必ず本人が手紙でコメントを行なっていた。
  • TBS第33回日本レコード大賞』(1991年12月31日) 受賞の喜びを、生放送中に本人が電話にてコメント。また「実験的には作っている」として製作された「さよなら夏の日」のPV的な映像を放映した。上記のTVK出演以降で本人が実際に歌っている姿、また顔の表情が確認出来る単独でのテレビ出演は、現在まででこの時が唯一となっている[要出典]
  • NHKSONGS』(2007年4月11日)第1回のゲストである竹内まりやに関するコメント(音声のみ)で出演。また『SONGS』1周年で再度竹内まりやがゲストとなった時(第42回、2008年4月2日放送)、竹内まりやの武道館ライブの模様が放送され、山下がバックで演奏している姿を見ることが出来る(顔の表情は極力映らないようになっている為、演奏中の表情は殆ど分からない)。東日本大震災後の第172回(2011年4月6日放送)では、被災者に向けたコメント(写真と音声)で出演。『希望という名の光』のプロモーション・ビデオも放送された。
  • NHK『手塚治虫 漫画 音楽 そして人生』(2009年1月30日)自作曲『アトムの子』に関するコメント(音声のみ)で出演。

CM

CM出演

日立マクセル
1980年カセット・テープのCMに『RIDE ON TIME』が採用され大ヒット(オリコン最高順位3位)。自身も、不本意ながらCMキャラクターに起用された事でブレイクし、認知度が一気に拡大する。CMには「海編」「山編」の2パターンあり、どちらも山下がカメラに向けてカセット・テープをかざしているもの(指を差しているパターンもあり)。「山編」には『RIDE ON TIME』のアカペラ・ヴァージョンが使われた。なお山編の撮影は北海道十勝岳で行われ、大滝詠一のFM番組出演時にこの撮影に触れ、硫黄分の強い岩に座りジーンズが溶けた、と発言している。「海編」はサイパンで日没を朝日に見立てて撮影された。
1992年には『Magic Touch』が採用される。この時すでにテレビ出演では自身の肖像を出さない方針を打ち出していたため、歌っている顔をCGでドット処理した形で出演(シングル盤もこの画像の一部が使用されている~本人の左耳~)。
JR東海
クリスマス・エクスプレス'92」(吉本多香美出演) のCMに帽子を被った後ろ姿で登場(曲は『クリスマス・イブ』)。

CM提供曲

オリジナルアルバム収録曲でもアレンジなどが異なっていたり、CM版しかないものも多い(一部は上記のファンクラブ通販CDで聴く事が出来る)。また、ケンタッキーやホンダ・ライフの様に達郎の後に竹内まりやの曲が使われることもある。

(その他多数)

脚注

  1. ^ ただし、竹内まりやのライブでは、バンドマスターとして日本武道館公演に参加しているほか、単独公演ではないものの、後述のとおり2010年10月31日のワーナーミュージックジャパン創立40周年記念コンサート(武道館)へ出演しているが、これらはあくまで「特例」であり、自身の公演においてはアリーナ会場を忌避している。
  2. ^ 山下達郎のJACCS CARDサンデーソングブック 2010年11月14日放送分
  3. ^ このホール建て替えについてサンデーソングブックで「ここを破壊するのはカーネギーホール、オペラ座を壊すと言っているのと同じ」「愚行」とまで述べていた。
  4. ^ J-WAVE『I A.M.』出演時のコメント(2011年8月)
  5. ^ ぴあ』のインタビューより
  6. ^ ぴあ』のインタビューより
  7. ^ 後述の自主製作盤『ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY』、シュガーベイブのアルバム『SONGS』のデザイン、イラストを手掛けたのは金子である。
  8. ^ 現在はソニー・ミュージックレコーズのカタログとなっている
  9. ^ RCA/AIR時代のカタログのCD化は、アルファ・ムーン移籍後の1984年のことであり、契約上の問題も関与して、1995年に当時のBMGビクターと和解が成立するまで、リマスタリングなど、長らく本人が携われない状況下にあった
  10. ^ ブロードキャスター - 出演者”. TBS. 2009年10月8日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j k l m n o THE WORKS OF TATSURO YAMASHITA Vol.1 –山下達郎作品集 Vol.1–』(2004年4月発売 WILD HONEY CD:WCD-8004)に収録。
  12. ^ 2008年11月9日の放送では、「この番組は、非常にオタクな番組」と発言。
  13. ^ 番組自体も1976年~1990初頭にかけ、パーソナリティーや放送時間、放送エリアを替えながら継続された。ちなみに1982年8月25日に中野サンプラザで開催された「第6回全国大会」ではゲスト【山下達郎スペシャルセッション:山下達郎(VO,G)、山岸潤史(G)、井上大輔(Sax)、伊藤広規(B)、青山純(Ds)、佐藤博(Key)】として招かれている。
  14. ^ サブタイトルの[She Was Crying]は[Sounds With Coke]にかけたタイトルである。
  15. ^ 1978年6月1日に当時のCBSソニーから発売された、酒井政利プロデュースによるインストゥルメンタル・コンピレーションアルバム『サウンド・イメージ・シリーズ PACIFIC』(CBS/SONY LP:25AH-426)に収録された山下作・編曲、演奏(ポリモーグ・シンセは坂本龍一)による楽曲で「~パート2:ウォーキング・オン・ザ・ビーチ」とメドレー形式で構成されている。他には細野晴臣鈴木茂が参加しており、山下はこのメドレーを含む計2曲を提供している。ちなみに細野の曲に関してはドラムスが高橋幸宏(坂本も参加)。既にYMO結成後であり、提供曲(3曲)の中にはアルバム・コンセプトからは異質とも思えるテクノ・サウンドの曲もあった。このシリーズでは『THE AEGEAN SEA(エーゲ海)』(CBS/SONY LP: 25AH-506 1979)というアルバムも制作された(山下・鈴木は関わっておらず、細野・松任谷正隆石川鷹彦が担当)。
  16. ^ このコーナーはそのまま「サタデーソングブック」まで引き継がれた。ちなみにお決まりのコーナーテーマはThe Four Freshmenの[DAY BY DAY]だった。

外部リンク