「ミッドナイト・エクスプレス (映画)」の版間の差分
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2016年10月18日 (火) 12:44時点における版
ミッドナイト・エクスプレス | |
---|---|
Midnight Express | |
監督 | アラン・パーカー |
脚本 | オリバー・ストーン |
原作 |
ビリー・ヘイズ ウィリアム・ホッファー |
製作 |
アラン・マーシャル デヴィッド・パットナム |
製作総指揮 | ピーター・グーバー |
音楽 | ジョルジオ・モロダー |
撮影 | マイケル・セレシン |
編集 | ジェリー・ハンブリング |
配給 |
コロンビア映画 コロンビア映画 |
公開 |
1978年10月6日 1978年10月21日 |
上映時間 | 121分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $2,300,000[1] |
興行収入 | $35,000,000[1] |
『ミッドナイト・エクスプレス』 (Midnight Express) は、1978年のアメリカ合衆国の映画作品。
ビリー・ヘイズが自身の実体験を記した同名の著書を原作にしているが、トルコ人の描写など原作に書かれた事実を脚色している点(実際は一人旅だったのが、ガールフレンドと一緒だった事になっていたり、事実に反して、看守に性的暴行を受けそうになって思わず殺害してしまった所など)があり、原作者のヘイズをふくめ一部から批判された。トルコ側の反発を受け、原作者は謝罪をしている。
この映画がカンヌ映画祭で上映された後にアメリカとトルコの間で犯罪人引渡し条約が締結された。そのため、しばしばそのきっかけとなった記念碑的作品とされるが、条約締結のための交渉自体は映画の上映以前からすでに行われていた。
ストーリー
この節の加筆が望まれています。 |
アメリカと中東諸国との関係が緊張状態にあった1970年代。アメリカ人旅行者のビリーはトルコにて麻薬所持・密輸の罪で捕まり、現地の過酷な刑務所への4年間の投獄を宣告される。そして3年後、ビリーは何とか耐え抜いて釈放の日を心待ちにしていたが、裁判のやり直しで刑期が30年に伸びることとなってしまう。
ビリーは刑務所の仲間から、「この刑務所に入ったら、半病人になるか、“深夜特急に乗る=脱獄する”かだ。」と言われ、脱獄を決意する。
キャスト
※括弧内は日本語吹替(ソフト未収録)
- ビリー - ブラッド・デイヴィス(池田秀一)
- スーザン - アイリーン・ミラクル(幸田直子)
- ジミー - ランディ・クエイド(青野武)
- マックス - ジョン・ハート(草野大悟)
- ハミドゥ - ポール・L・スミス(宮川洋一)
- リフキー - パオロ・ボナチェリ(今西正男)
- テックス - ボー・ホプキンス
- ビリーの父 - マイク・ケリン
受賞・ノミネート
映画賞 | 部門 | 候補者 | 結果 |
---|---|---|---|
アカデミー賞 | 作品賞 | ノミネート | |
助演男優賞 | ジョン・ハート | ||
監督賞 | アラン・パーカー | ||
脚色賞 | オリバー・ストーン | 受賞 | |
作曲賞 | ジョルジオ・モロダー | ||
編集賞 | ジェリー・ハンブリング | ノミネート | |
ゴールデングローブ賞[2] | 作品賞 (ドラマ部門) | 受賞 | |
主演男優賞 (ドラマ部門) | ブラッド・デイヴィス | ノミネート | |
助演男優賞 | ジョン・ハート | 受賞 | |
新人男優賞 | ブラッド・デイヴィス | ||
新人女優賞 | アイリーン・ミラクル | ||
監督賞 | アラン・パーカー | ノミネート | |
脚本賞 | オリバー・ストーン | 受賞 | |
作曲賞 | ジョルジオ・モロダー | ||
ロサンゼルス映画批評家協会賞 | 音楽賞 | ジョルジオ・モロダー | 受賞 |
カンヌ国際映画祭 | パルム・ドール | アラン・パーカー | ノミネート |
英国アカデミー賞 | 作品賞 | ノミネート | |
助演男優賞 | ジョン・ハート | 受賞 | |
監督賞 | アラン・パーカー | ||
編集賞 | ジェリー・ハンブリング | ||
新人賞 | ブラッド・デイヴィス | ノミネート |
脚注
- ^ a b “Midnight Express (1978)”. Box Office Mojo. 2011年4月6日閲覧。
- ^ “The 36th Annual Golden Globe Awards (1979)”. HFPA. 2011年4月6日閲覧。
関連項目
- セルロイド・クローゼット
- ブロークダウン・パレス - 同作品の女性版といえる作品。
- リターン・トゥ・パラダイス