「ミッツ・マングローブ」の版間の差分
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2016年11月11日 (金) 00:57時点における版
ミッツ・マングローブ | |
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生誕 |
1975年4月10日(49歳) 日本 神奈川県横浜市[1] |
出身校 | 慶應義塾大学法学部政治学科卒業、ウエストミンスター大学コマーシャル・ミュージック学科中退 |
職業 | 女装家、タレント、ナレーター |
配偶者 | 未婚 |
ミッツ・マングローブ(Mitz Mangrove,1975年4月10日 - )は、日本の女装家[1]、ドラァグクイーン、タレント、ナレーター。本名、徳光 修平(とくみつ しゅうへい)。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。身長182cm、体重70kg[1]。
来歴
生い立ち
小・中学校をロンドン、高校は慶應義塾高等学校で過ごす[2]。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、コミュニケーション、文化、メディア学研究に特化している英国ウエストミンスター大学コマーシャル・ミュージック学科へ留学するも2年で中退。中退理由は語られていない。
このような経歴、また父・徳光次郎が英国伊勢丹の社長を歴任していた影響から、英語に堪能である。
活動歴
新丸の内ビルディングにある女性限定バー「来夢来人」(らいむらいと)のママとして、水・金曜に出勤している(2011年5月現在)。原則として男性のみの入店はNGで、女性の同伴が必要としている。なお「来夢来人」の経営者ではなく、本人曰く「アルバイトみたいなもの」である。また、女装関連のイベントを企画・開催している。
マツコ・デラックスとはデビュー前に2人で全国に営業へ行っていた。大晦日には女装家の紅白歌合戦のトリをマツコと行っていた。
2011年3月23日、シングル「若いってすばらしい」で日本コロムビアより歌手デビュー。
2011年10月5日、Mitz Mangrazie(ミッツ・マングラッチェ)という別名義で、日本・イタリアデビューを飾る。 また、Mitz Mangrazieデビュー曲となる「彼とお月様〜Notte di Luna〜」は、「イタリアーノへの“grazie(感謝)”を込めて・・・」という意味合いで、ルーツの地となるイタリアでの配信リリースに至っている。
また2005年には、同じく女装家のギャランティーク和恵・メイリー・ムーの3人で、女装歌謡ユニットである星屑スキャットを結成。2012年2月1日には、ギャルのカバー曲である「マグネット・ジョーに気をつけろ」で日本コロムビアより配信デビュー。6月27日にはCDデビューも果たした。
人物
父は、英国伊勢丹社長や伊勢丹の新宿本店店次長を務めた徳光次郎。伯父(父の兄)はアナウンサーの徳光和夫。タレントの徳光正行とは従兄弟にあたり、「徳光家の最終兵器」との別名を持つ。同じドラァグクイーンとして活動している友人マツコ・デラックスは「学歴だけは負ける」と述べている。
5歳の時に同性愛者であることに気付いたという。和夫もなんとなくそれに気付いており、「この道(オネエ)を極めるだろうという感じがした」と語っている。
「ミッツ・マングローブ」という名は、自ら命名したものである。「ミッツ」については、和夫が「徳さん」と呼ばれるのをアレンジし、「自分は分家だから『徳光』の『ミツ』を使った」という。「マングローブ」については、大げさで洋風な名前をつけようと、響きと字面だけで付けたが、本人はマングローブがどんなものか知らなかったという。
『女装家』という言葉を作った人物。理由はいわゆるオネエのように美容整形手術(豊胸、性転換など)を行わず、女性の格好をして生計を立てていることから「ちょっと上から目線でつけた」という。
女装の師匠は木梨憲武であると、出演した「とんねるずのみなさんのおかげでした」[3]の「新・食わず嫌い王決定戦」のコーナーで語った。
女装に対して「不条理な状態」と考えており「おっさんが女装して『綺麗でしょ?』なんて聞くのは逆ギレもいいとこ。居直り強盗と同じ。」「女みたいって言われるより『ブス!』って言われる方が反骨精神でテンションがあがる。」「女装家は女性に見えたら終わり。だから私は身長が高いことに感謝している。」と語っている。オネエよりもドラァグクイーンの考え方を持つ。
親友のマツコは、ミッツと友人になったことで徳光家と関わりを持つようになり、和夫の勧めで芸能事務所に所属した。また、作家でエッセイストの中村うさぎや株式トレーダーの若林史江とも友人である。また、父母や伯父と長く親交のあった司会者の芳村真理(父が勤務していた新宿・イギリス伊勢丹の常連客であった)とは子供の頃から家族ぐるみでの付き合いがあり、芳村がかつて司会を務めていた『夜のヒットスタジオ』が放送999回を記念して全編ロンドンで生中継された際(1988年2月3日放送)、家族と芳村との密なパイプを使って同放送の様子を極秘で見学した経験を持っている。
従兄の正行の結婚式に出席した際、親族であるにも関わらずマツコと同じ友人向けのテーブルに座らされたことを明かしている[4]。
V6ファンであることを公言しており、自身のラジオでもV6の曲をよく流す。
出演
太字は現在オンエア中のレギュラー・準レギュラー番組
ラジオ番組
- TOKYO AFTER6(ニッポン放送) - インターネットラジオ「Suono Dolce」丸の内のカギを握る!キーパーソンとして四半期に一度程度ゲスト出演。
- 2010年10月1日より、毎週水曜日、増田みのりのTOKYO AFTER6内新コーナー「ミッツ・マングローブの来夢来人へいらっしゃ〜い」にレギュラー出演。
- オールナイトニッポンモバイル(ニッポン放送、2010年8月25日〜、「ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンモバイル」と着ボイスを配信)
- (秘)ミッツラジオ(ラジオ日本、2010年10月1日〜2011年3月末)
- 飯田浩司の「声だしていこー。」(ニッポン放送)
- 2010年10月6日~2011年3月末まで、水曜日の企画「あなたの日常を丸裸にする世渡りーマン」にレギュラー出演。
- 第36回ラジオ・チャリティー・ミュージックソン(ニッポン放送、2010年12月24日にゲスト出演)
- 大竹まこと ゴールデンラジオ(文化放送 2011年3月18日)新発売の歌、若いって素晴らしいを紹介
- オールナイトニッポンGOLD(ニッポン放送、2011年5月9日、スペシャル・パーソナリティを務める)
- オールナイトニッポンGOLD_オールナイトニッポン45周年特別企画(ニッポン放送、2012年4月20日、2013年3月15日)
- 小島慶子とミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD(ニッポン放送、2013年10月9日~2014年12月17日 )
- ミッツ・マングローブのオールナイトニッポンGOLD(ニッポン放送、2015年1月7日~2015年9月23日)
テレビ番組
- とっておきやに夢中![5] (TOKYO MX、2009年10月 - 2010年5月)
- 5時に夢中!(TOKYO MX)
- サンデージャポン(TBS、2010年7月25日から出演)
- 美人塾(BSフジ|毎週火曜日27:30 - 28:00、BS-TBS|月2回日曜日25:00〜25:30、美容と健康についてのバラエティ&通販番組)
- DON!(日本テレビ、2010年9月20日に出演)
- 2010年10月5日から2011年3月22日まで火曜レギュラー(曜日企画「ミッツ&つばさのキッチン刑事」を担当)
- 2011年3月25日放送の最終回スペシャルにも出演
- ぷれサタ!(東海テレビ、2010年10月2日から土曜日に月1度出演)
- ヒルナンデス!(日本テレビ、2011年4月6日から水曜レギュラーとして出演)
- ワイドショー女子会(TBS、2011年6月 - )不定期
- 幸せの黄色い仔犬(中京テレビ、2011年8月27日、大竹まことと共にゲスト出演)
- run for money 逃走中(フジテレビ、2012年1月8日) - 逃走成功を果たし、144万円を手に入れた。
- タカトシのクイズ!サバイバル(日本テレビ、2012年12月26日) - クイズ解答者
- スナック喫茶エデン(フジテレビ、2013年2月10日)
- くりぃむクイズ ミラクル9 (テレビ朝日)不定期 - チームキャプテン解答者として出演
- スポーツ酒場 語り亭(NHK BS1) - 酒場のママという設定。
- ビートたけしのTVタックル (テレビ朝日、2014年4月 - )
- 僕らが考える夜(フジテレビ、2015年5月28日 - 不定期出演)
- プレバト!!(毎日放送)- 不定期出演
テレビドラマ
- 勇者ヨシヒコと悪霊の鍵 第3話 (テレビ東京、2012年10月27日)
- 水曜ミステリー9 刑事・ガサ姫〜特命・家宅捜索班〜3(テレビ東京、2014年6月11日) - サミー原田 役
- ファーストクラス 第9話(フジテレビ、2014年12月10日) - 川島ロミ男 役
- ドS刑事(日本テレビ、2015年4月11日 - 6月20日) - 乾研三郎 役
- 必殺仕事人2016(2016年9月25日、朝日放送制作・テレビ朝日) - あさぎ 役
舞台
- ミュージカル『DNA-SHARAKU』(2016年1月、新国立劇場中劇場) - 佐山小鳥 役
番組ナレーション
- Watch A「学力日本一 踊る教室」(NHK秋田放送局、2014年7月4日)
- AKBホラーナイト アドレナリンの夜(テレビ朝日、2015年10月8日 - 2016年3月17日) - 案内人
CM
活動
バーのママ
- 来夢来人 - 女性専用バーのママ、新丸の内ビルディング7階。毎週水曜日、金曜日に出勤(2011年5月現在)。
タレント活動(キャンペーン・PR・その他)
- 2010年10月18日|クレンジングクリーム「ポンズ」(ユニリーバ・ジャパン)と宝塚歌劇のタイアップキャンペーン発表会にゲストとして出席。
- 2010年10月28日|ワーナー・ブラザース公式動画配信サービス「ワーナー・オンデマンド」のサイトリオープンを記念したイベントにキャンペーン・プロデューサーとして出席。
- 2010年11月20日|富山県魚津市のサウンドバー「バナナの恩返し」主催、「第14回 美女と野獣のマンモスコンパ 各50vs50」にスペシャルゲストとして登場。
- 2010年11月23日|女性ファッション誌「JUNON」(主婦と生活社)の美男子コンテスト『第23回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』最終選考会に審査員として出席。
- 2010年12月8日|松屋銀座にて開催「Barbie & Ken 50th Anniversary バービー展」(主催:読売新聞社)のオープニングイベントに自前のバービー衣装を身に纏い登場。
- 2010年12月20日|『Tokyo SuperStar Awards』2010年度<ブレークスルー賞>にノミネートされる。
- 2010年12月22日|光都東京・LIGHTOPIA 2010 スペシャルプログラム「Suono Dolce Christmas Live from Marunouchi」に出演。豪華7組のアーティストの大トリを務め、「ブルー・ライト・ヨコハマ」と「The Chrismas Song」(伴奏:中塚武)の2曲を熱唱。
- 2011年1月26日|『特別展 ダ・ヴィンチ ~モナ・リザ 25の秘密~』を開催中の「日比谷ダ・ヴィンチミュージアム」にて、一日名誉館長に就任。
- 2011年2月13日|都内で行われたモデル吉川ひなののプライベート本『Love』(宝島社)の発売記念イベントにゲスト出演。
- 2011年3月4日|カフェネスカフェ原宿にて行われた土岐麻子がMCをつとめるラジオ番組「TOKI CHIC RADIO」の公開放送『「TOKI CHIC RADIO」スペシャルイベント~土岐麻子の1日遅れのひなまつり』にゲスト出演。
- 2011年4月4日|タワーレコード新宿店7Fイベントスペースにて、デビューシングル「若いってすばらしい」発売記念ミニライブ&握手会を開催。
ショー/イベント
プロデュース・オーガナイズ
- Produce|Mitz Mangrove Spring Festival 2010@PINK BIG PIG(2010年4月23日)
- Produce|ミッツ・マングローブ Conert 2011 ~誰かが私を呼んでいる~@原宿クエストホール(2011年4月29日)
出演
- Special Guest DJ|SMOKE@ArcH(2010年3月29日)
- DRAG QUEEN|do with cafe 5th anniversary@do with cafe(2010年5月3日)
- Special Guest|Campy!飲み会Vol.7@新宿ロフトプラスワン(2010年6月26日)
- DRAG QUEEN|KYLIE -Kylie Minogue Night-@ArcH(2010年7月23日)
- DRAG QUEEN|ArcH 4th & ALAMAS CAFE 2nd Anniversary Party 〜A&A AIR LINE〜@ArcH(2010年7月24日)
- 友情出演<星屑スキャット>|ギャランティーク和恵リサイタル2010 「歌謡グランドショー」@日本橋劇場(2010年9月17日)
- SHOW GIRL|新宿ムーランルージュ〜ファイナル〜feat.ミッツ・マングローブ@PINK BIG PIG(2010年12月27日)
- 紅組司会/大トリ|第9回 女装紅白歌合戦 ~女装でつなごう~@ArcH(2010年12月31日)/演目:もう一度ふたりで歌いたい(和田アキ子)
- DRAG QUEEN|KYLIE -Kylie Minogue Night-@ArcH(2011年4月23日)
- DRAG QUEEN|do with cafe 5th anniversary@do with cafe(2011年5月4日)
- DRAG QUEEN|PRAY -新宿二丁目から「祈り」を-@ArcH(2011年5月5日)
ディスコグラフィ
アルバム
オムニバス
- ヒメのたしなみ(コロムビアミュージックエンタテインメント(現・日本コロムビア)、2009年3月18日) - 歌唱アドバイスを監修・解説。
- ヒメのたしなみ2(コロムビアミュージックエンタテインメント、2010年8月18日) - 歌唱アドバイスを監修・解説。「ブルー・ライト・ヨコハマ」をカバー。
シングル
配信シングル※着うた(R)
- Mitz Mangrazie(ミッツ・マングラッチェ)彼とお月様〜Notte di Luna〜(DefSTAR RECORDS、2011年10月5日)
配信シングル※着うたフル(R)・PC
- Mitz Mangrazie(ミッツ・マングラッチェ)彼とお月様〜Notte di Luna〜(DefSTAR RECORDS、2011年10月12日)
配信シングル※着うた(R)
- Mitz Mangrazie(ミッツ・マングラッチェ)彼とお月様〜Notte di Luna〜(TOKYO STYLE REMIX)(DefSTAR RECORDS、2011年10月12日)
脚注
- ^ a b c “プロフィール”. Sony Music Artists・・・. (2011年8月) 2011年8月30日閲覧。
- ^ “徳光家の最終兵器? ミッツ・マングローブの意外な素顔と経歴”. msn産経ニュース (2010年10月27日). 2012年2月22日閲覧。
- ^ [ http://tver.jp/episode/09855133/ “とんねるずのみなさんのおかげでした【必見!!】”]. 民放公式テレビポータル. (2015年11月19日) 2015年11月20日閲覧。
- ^ “徳光和夫さん、次男結婚式も意外に涙なし!”. スポーツ報知. (2010年11月8日). オリジナルの2011年9月15日時点におけるアーカイブ。
- ^ 5時に夢中!内の通販コーナー。
- ^ “コロッケがちあきなおみの「喝采」顔マネ披露、いとうあさこは水着で鯉役”. お笑いナタリー (2015年8月27日). 2015年8月27日閲覧。
- ^ “佐藤浩市、共演ミッツをバッサリ ラブコールに「存在脂っぽい…」”. スポニチアネックス. (2016年3月29日) 2016年3月29日閲覧。