鶴瓶&安住の放送局漫遊記
『BSデジタル20周年YEAR突入記念 BS民放5局共同制作特番 BS5局で生放送!鶴瓶&安住の放送局漫遊記』(びーえす5きょくでなまほうそう つるべアンドあずみのほうそうきょくまんゆうき)は、2019年12月1日に放送された在京キー局系のBS衛星放送5社(BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ)共同制作の特別番組である。
概要
[編集]同日を以てBSデジタル放送20周年YEAR突入とBS4K放送開始1周年[注釈 1]を記念した特別番組で、総合MCの笑福亭鶴瓶とTBSテレビアナウンサーの安住紳一郎が全編生放送で貸切観光バスに乗りながら各放送局を渡り歩き、各局の人気番組に出演し、各番組の出演者やスペシャルゲストとトークを交えながら、鶴瓶と安住アナの気心知れた絶妙なコンビネーションで、番組の(秘)エピソードを引き出していく[2]。
90分ずつ各局ごとにリレー放送を行い、グランドフィナーレ部分はBSテレ東以外[注釈 2]の4局同時サイマル放送を行った。その代わり、BSテレ東は「グランドフィナーレ延長戦」を録画放送(生放送終了後に収録し、撮って出し方式)した。
タイムテーブル
[編集]- 第1部(13:00 - 14:30)…BSフジ『BSフジLIVE プライムニュース』
- 第2部(14:30 - 16:00)…BSテレ東『徳光和夫の名曲にっぽん』
- 第3部(16:00 - 17:30)…BS朝日『お笑い演芸館+』
- 第4部(17:30 - 19:00)…BS日テレ『のとく番』
- 第5部(19:00 - 20:30)…BS-TBS『吉田類の酒場放浪記』
- グランドフィナーレ(20:30 - 21:00) ※BSテレ東以外の4局[注釈 2][注釈 3]で同時生放送。
- グランドフィナーレ延長戦(22:30 - 23:00) ※グランドフィナーレ終了直後に別途収録。グランドフィナーレを放送しなかったBSテレ東のみ放送[注釈 2]。
内容・出演者
[編集]全体
[編集]- MC
- 番組公式ツイッター担当
- つぶやきシロー - フジテレビ本社V3スタジオから随時出演。鶴瓶・安住が次の放送局へバス移動中に、中継回線等に不具合があった際の繋ぎ役としての役割も兼ねていた(実際、放送中そのような事案はなかった)。グランドフィナーレ部分には出演していない。
第1部
[編集]フジテレビ本社V3スタジオから『BSフジLIVE プライムニュース』のメインキャスター反町、サブキャスターの竹内・長野と共に過去のハプニング映像等を見ながらトークを行った。その際、安住は自身がメインキャスターを務める情報番組『新・情報7DAYS ニュースキャスター』に関する裏話を語り、反町が爆笑する場面があった[5]。なお、番組冒頭で安住がフジテレビのアナウンサー試験と落選に関する秘話を語っている[6]。
第2部
[編集]テレビ東京本社第1スタジオから『名曲にっぽん』の過去のVTRを観ながら、番組の普段語られない裏側や知られざるエピソードなどについてトークした。またパート後半にはスペシャルゲストとして鶴瓶とも親交がある歌手・天童よしみが出演し、自身の最新曲を歌唱した。
第3部
[編集]テレビ朝日本社第2スタジオに集合した芸人たちと鶴瓶・安住がひな壇トークやトータライザーを使用したアンケート企画を繰り広げた。鶴瓶・安住・ナイツ土屋・弘中がMC席、芸人たちとナイツ塙がひな壇に着席した。
第4部
[編集]日本テレビ本社マイスタジオから2019年3月までBS日テレで放送されていた『のばん組』から派生した格好のスペシャル番組である『のとく番~アイは世界を繋ぐ~2019』の前座的構成で[注釈 5]、鶴瓶・安住とキズナアイとのトークを経て、鶴瓶がバーチャルアイドルを疑似体験する企画などを放送。
- キズナアイ(バーチャルYouTuber)
- 伊藤遼(日本テレビアナウンサー)
- 市來玲奈(日本テレビアナウンサー)
第5部
[編集]他のBS民放他局とは異なり、TBSテレビの本社へは向かわずに都内の酒場にて鶴瓶・安住と共に飲食をしながら、『酒場放浪記』の裏側などについてトークを行った。
グランドフィナーレ
[編集]第5部の酒場に各部主要出演者が集合し、飲食をしながら当日の番組内容を振り返った。また「延長戦」では出演した各局女性アナウンサー同士が質問しあう企画を中心に放送。
スタッフ
[編集]出典:[2]
- 『BSフジLiveプライムニュース』
- 『徳光和夫の名曲にっぽん』
- 『お笑い演芸館+』
- プロデューサー:和田健作
- 演出:青木良憲
- 制作協力:キックバル
- 技術:テイクシステムズ
- 美術:テレビ朝日クリエイト
- 音効:アーツポート企画
- 『のとく番』
- 『吉田類の酒場放浪記』
- TK:TBG、山内洋子、塚越倫子、Hera
- 協力:津國屋、テレサイト、デジデリック、三和交通
- 構成:すずきB
- プロデューサー:風間直美、高宮一徳
- 制作・技術協力:共テレ
- 総合演出:尾形征輝
- チーフプロデューサー:小松純也(スチールヘッド[注釈 8])
- 制作著作:BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ BS日テレは2019年9月1日に放送を開始したため3ヵ月[1]。
- ^ a b c BSテレ東はグランドフィナーレ第1部の該当時間帯に『ITTF男子卓球ワールドカップ2019:決勝』(19:00 - 20:54)を放送したため[3]。
- ^ BS日テレは『のとく番~アイは世界を繋ぐ~2019』(19:00 - 22:54)に内包[4]。
- ^ 第2部の放送時間帯に、地上波・テレビ朝日系列(関東ほか一部地域のみ)にて徳光がMCを務める紀行番組(14:30 - 16:25)が放送されていたため、放送地域ではBSと地上波で徳光の出演番組が重複した。
- ^ 『のとく番~アイは世界を繋ぐ~2019』はこの第4部終了後、ステブレレスで放送されていた。この準備もあって他局のケースと異なり、BS-TBSへのリレーよりも前にスタジオを退出している。また、『のとく番』自体もこの番組のグランドフィナーレ放送のため、途中中断となっていた[4]。
- ^ NHK BS1にてナイツ塙が司会を務める『球辞苑スペシャル』(22:00 - 23:49。生放送)と放送時間が一部重複したため、延長戦部分には出演しなかった[7][8]。
- ^ 冒頭部分のみ出演。
- ^ 放送時点で既にフジテレビは退社済。
出典
[編集]- ^ “BS日テレ4K放送スタート!”. BS日テレ(2019年9月1日作成). 2019年12月2日閲覧。
- ^ a b “鶴瓶&安住の放送局漫遊記”. 共同テレビジョン. 2019年12月2日閲覧。
- ^ “男子卓球ワールドカップ 日程&放送予定|張本智和、丹羽孝希ら出場”. オリンピックチャンネル(2019年11月28日作成). 2019年12月2日閲覧。
- ^ a b “BS日テレ初!!開局記念日に5.5時間の生放送!!前代未聞!鶴瓶×バーチャルタレント・キズナアイの異色の共演も”. BS日テレ. 2019年12月2日閲覧。
- ^ “安住アナ 机の下の「逆キューボタン」を暴露!生放送中「限界です!もうダメだ」”. スポーツニッポン(2019年12月1日作成). 2019年12月2日閲覧。
- ^ “安住アナ、フジテレビに恨み節!?「私を採ればよかったのに」 入社試験で“落とされた”過去告白”. スポーツニッポン(2019年12月2日作成). 2019年12月3日閲覧。
- ^ “徳井が「球辞苑」降板 ナイツ塙が新MCに 12・1に初登板”. デイリースポーツ(2019年11月29日作成). 2019年12月2日閲覧。
- ^ “ナイツ・塙 生放送の冒頭あいさつで連続“徳井イジリ””. スポーツニッポン(2019年12月2日作成). 2019年12月2日閲覧。
番組サイト
[編集]- BSデジタル20周年YEAR突入記念 BS民放5局共同制作特番 BS5局で生放送!鶴瓶&安住の放送局漫遊記 - BS日テレ 2019年11月19日配信、同年12月2日閲覧。
- 鶴瓶&安住の放送局漫遊記 12/1(日)放送! (@bs5kyokumanyuki) - X(旧Twitter)