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「若狭町」の版間の差分

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*小浜市コミュニティバス「[[あいあいバス (福井県)|あいあいバス]]」宮川線
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;[[高速バス]]
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*[[近鉄バス]]「[[三方・常神ライナー]]」:大阪([[大阪シティエアターミナル|なんばOCAT]]・[[大阪駅・梅田駅周辺バスのりば|梅田]])・[[京都駅]] = [[道の駅若狭熊川宿]] - (町内) - 常神
*[[近鉄バス]]「[[三方・常神ライナー]]」:大阪([[大阪シティエアターミナル|なんばOCAT]]・[[大阪駅周辺バスのりば|梅田]])・[[京都駅]] = [[道の駅若狭熊川宿]] - (町内) - 常神
**1月から2月までの土曜日に常神行、日曜日に大阪行を運行。
**1月から2月までの土曜日に常神行、日曜日に大阪行を運行。



2019年9月13日 (金) 01:56時点における版

わかさちょう ウィキデータを編集
若狭町
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
都道府県 福井県
三方上中郡
市町村コード 18501-9
法人番号 1000020185019 ウィキデータを編集
面積 178.49km2
総人口 13,003[編集]
推計人口、2024年6月1日)
人口密度 72.9人/km2
隣接自治体 小浜市三方郡美浜町
滋賀県高島市
町の木 未定
町の花 未定
若狭町役場
町長 渡辺英朗
所在地 919-1393
福井県三方上中郡若狭町中央第1号1番地
北緯35度32分56.2秒 東経135度54分29.4秒 / 北緯35.548944度 東経135.908167度 / 35.548944; 135.908167座標: 北緯35度32分56.2秒 東経135度54分29.4秒 / 北緯35.548944度 東経135.908167度 / 35.548944; 135.908167
地図
町役場位置

若狭町役場三方庁舎
外部リンク 若狭町ホームページ

若狭町位置図

― 市 / ― 町

ウィキプロジェクト
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三方町中心部、ショッピングセンターレピア

若狭町(わかさちょう)は、福井県三方上中郡に属す。

地理

福井県の西部、若狭国西南部に位置し若狭湾リアス式海岸の一部を成している。南に滋賀県との県境にある山々は800m級と比較的低い山々が連なり、高島トレイルのルートでハイキング感覚で登山が探訪できる。美浜町との境界にはラムサール条約登録湿地の三方五湖があり、近江に抜ける鯖街道の一つでも知られる。倉見峠分水嶺とし、はす川が三方五湖に注ぎ三十三間山を源流とする北川水坂峠周辺の渓流がおよび鳥羽川と合流しそれらの流域に平地が開ける。 日本海側気候であり、豪雪地帯でもある。

地区

  • 三方(旧三方東部、旧八村)
  • 西田(旧三方西部、旧西田村)
  • 三十三(旧三方南部、旧十村)
  • 鳥羽(旧鳥羽村)
  • 三宅(旧三宅村)
  • 野木(旧野木村)
  • 瓜生(旧瓜生村)
  • 熊川(旧熊川村)

歴史

若狭国国府奈良時代から平安時代は隣接する小浜市に置かれたが、鎌倉時代の武士の時代になると若狭町のに若狭守護である惟宗忠季が入部し堤を名字とした、これにより堤が若狭の中心となった。堤氏は後に守護の地位を追われたが、三方に本拠地を移し三方氏と名を変え、室町時代には室町幕府守護代として一色氏の最有力家臣となった。中世初期に於いて旧上中町が属する遠敷郡は中郡ともよばれ若狭の中心的地域であったといえる。

沿革

市町村合併

旧・上中町の県内位置図
旧・三方町の県内位置図

合併への経緯

福井県嶺南地方では、関西電力原子力発電所立地の影響で、発電所立地自治体(敦賀市美浜町大飯町(現おおい町高浜町)と非立地自治体の間で財政に格差があり、立地自治体は市町村合併に対して積極的な動きを見せていない。立地自治体の腰の重さに業を煮やしたように、お互いに立地していない両町が郡、地域(二州と若狭)を超えた合併へと動き出した。

上中町内では生活・経済の面でもつながりが強い小浜市と合併すべきという声もあったが、小浜市と合併した場合に上中町は小浜市の一地域に過ぎず、「上中が主導権を握れない」と考える町民が多く、住民投票でも小浜市との合併は反対派が多数を占めた。

「若狭町」の誕生は、その当事者でさえも「『嶺南一市』への一段階」と発言するなど暫定的な要素が色濃く、また基本的につながり合いが薄かった町同士の合併だけに、その行く末は注目されている。若狭の中心ではないこの地域が「若狭町」を称することについて小浜市から大反対があった。

合併に伴う影響

※ 旧上中町では小浜市にごみを持ち込んでいたが、旧三方町は合併直前に美浜町と共同でエコクル美方(ガス化溶融施設・リサイクルプラザ)を稼動したため、それぞれで処理場が別になり、そのために三方と上中で分別方法が違うという事態となっている。
  • 生活圏では三方では敦賀市へ属し、上中では小浜市に属している。
  • 旧両町間を結ぶ道路などは、JR小浜線(天狗山トンネル)、農道若狭梅街道(若狭トンネル)、国道27号(倉見峠)の三つのみ。
  • 集落名では、三方町黒田が若狭町東黒田に、上中町黒田が若狭町上黒田にそれぞれ変更された。
  • 斎場は2009年4月までは上中地区は小浜市の若狭霊場を使っていたが、三方地区は旧三方町斎場を使っていた。しかし今回新たに若狭町北前川に若狭町斎場を設置した。2009年4月からは両地区もそちらを使うようになる。しかし宮型霊柩車にて北前川地区への進入ができないため、宮型霊柩車を所持・使用するセレモニーホール上中若狭斎場(若狭斎場)で葬儀を行う場合に限り若狭霊場へ運ぶ。

人口

若狭町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 18,090人
1975年(昭和50年) 17,873人
1980年(昭和55年) 18,114人
1985年(昭和60年) 18,026人
1990年(平成2年) 17,835人
1995年(平成7年) 17,567人
2000年(平成12年) 17,313人
2005年(平成17年) 16,780人
2010年(平成22年) 16,099人
2015年(平成27年) 15,257人
2020年(令和2年) 14,003人
総務省統計局 国勢調査より


行政

パレア若狭の音楽ホール
  • 町長:森下裕
  • 町長職務執行者:津田雅司(旧上中町長)※町長の任期開始とともに失職。

町役場

若狭町では分庁方式を採用している。

  • 三方庁舎(旧三方町役場)福井県三方上中郡若狭町中央第1号1番地
  • 上中庁舎(旧上中町住民センター)福井県三方上中郡若狭町市場第20号18番地

組織の詳細は町公式ホームページを参照[1]

姉妹都市・提携都市

1993年(平成5年)1月22日提携
1998年(平成10年)4月21日提携
2004年(平成16年)11月13日提携

子育て・教育

保育所

  • 中央保育所(鳥浜)
  • みそみ保育所(井崎)
  • 気山保育所(上瀬)
  • 明倫保育所(藤井)
  • 梅の里保育園(田井)
  • 岬保育所(小川)
  • 鳥羽保育所(大鳥羽)
  • 三宅保育所(井ノ口)
  • ののはな保育園(玉置)
  • わかば保育園(瓜生)

小学校

合併に伴い、一部で校名変更を実施している。

中学校

高等学校

美方高等学校

交通

上中駅
三方駅

鉄道

(至舞鶴) - 上中駅 - 若狭有田駅 - 大鳥羽駅 - 十村駅 - 藤井駅 - 三方駅 - 気山駅 - (至敦賀
小浜線は敦賀と舞鶴を結ぶ路線である。現在、小浜線の上中駅から湖西線近江今津駅へと結ぶ短絡線、琵琶湖若狭湾快速鉄道(通称:若狭リゾートライン)の建設計画を、自治体として進めている。

路線バス等

一般路線バス等
高速バス

道路

高速道路
一般国道
(東西を国道27号が貫く。三方から世久見回りで小浜市国道162号が抜け、三宅から高島市国道303号が抜ける。)
県道
広域農道
その他
道の駅

観光・祭事

国指定等の文化財

熊川宿

特産品

その他

瓜割の滝
若狭三方縄文博物館

温泉

農場・牧場

レジャー

海水浴場は環境省により海域公園に指定されている。

出身人物

脚注

  1. ^ a b 広報わかさ No.133(2016.5)”. 若狭町. 2017年8月6日閲覧。

関連項目

外部リンク