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「浅草橋駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 22:20時点における版

浅草橋駅
東口(2019年5月)
あさくさばし
Asakusabashi
地図
所在地 東京都台東区浅草橋一丁目
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細
東京都交通局駅詳細
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浅草橋駅(あさくさばしえき)は、東京都台東区浅草橋一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京都交通局都営地下鉄)のである。台東区の駅で最も南に位置する。

JR東日本の総武本線支線(運転系統は中央・総武線各駅停車)と、都営地下鉄の浅草線が乗り入れ、接続駅となっている。JR東日本の駅は特定都区市内制度における「東京都区内」に属する。JR中央・総武線各駅停車の駅には「JB 20」、都営地下鉄浅草線の駅には「A 16」の駅番号がそれぞれ付与されている。

歴史

駅構造

JR東日本

JR 浅草橋駅
あさくさばし
Asakusabashi
JB 19 秋葉原* (1.1 km)
(0.8 km) 両国 JB 21
所在地 東京都台東区浅草橋一丁目18番1号
北緯35度41分50.3秒 東経139度47分9秒 / 北緯35.697306度 東経139.78583度 / 35.697306; 139.78583 (JR 浅草橋駅)座標: 北緯35度41分50.3秒 東経139度47分9秒 / 北緯35.697306度 東経139.78583度 / 35.697306; 139.78583 (JR 浅草橋駅)
駅番号 JB 20
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 総武線(各駅停車)
(正式には総武本線支線)
キロ程 2.3km(錦糸町起点)
千葉から36.7 km
電報略号 クサ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
55,061人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1932年昭和7年)7月1日[1]
備考 業務委託駅
みどりの窓口
区 東京都区内
* この間に東京支社千葉支社境界あり(当駅から両国寄りは千葉支社管内)
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相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。東西に出口があり都営地下鉄浅草線とは東口での乗り換えとなる。当駅より千葉方面は千葉支社の管轄である。

JR東日本ステーションサービスが駅管理を受託する両国駅管理の業務委託駅

開業以来エスカレーターエレベーターは設置されておらず、車椅子利用者のために係員の付き添いのもとで利用できる階段昇降機が東口側階段に設置されているだけだったが、2016年3月26日には西口改札とホームを結ぶエレベーターの使用が開始され、深夜および早朝に閉鎖されていた西口も終日営業となった(ただし始発 - 6時30分頃は係員不在)。トイレは東口・西口とも改札内にある。

自動改札機が設置されているが、東口では隅田川花火大会が開催される日に、臨時で簡易Suica改札機が設置される。

台東区唯一のJR総武線の駅、また台東区最南端の駅でもある。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 JB 総武線(各駅停車) 西行 秋葉原新宿三鷹方面
2 東行 錦糸町船橋千葉方面

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 1番線のLED発車標には、現在は直通していない「東京」「上野」方面の表記がある(これらの駅へは秋葉原駅で山手線または京浜東北線に乗り換える必要がある)。また、ホームには「ここは浅草ではありません。浅草へは都営浅草線をご利用下さい。徒歩では30 - 40分かかります。」という旨の案内がある(後述のバス路線も利用可能)。

東京都交通局

東京都交通局 浅草橋駅
あさくさばし
Asakusabashi
A 15 東日本橋 (0.7 km)
(0.7 km) 蔵前 A 17
所在地 東京都台東区浅草橋一丁目18番11号
駅番号 A16[4]
所属事業者 東京都交通局都営地下鉄
所属路線 [4]浅草線
キロ程 15.2 km(西馬込起点)
電報略号 橋(駅名略称)
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
61,500人/日
-2018年-
開業年月日 1960年昭和35年)12月4日
備考 直営駅管理駅
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島式ホーム1面2線を有する地下駅である。ホーム階(地下2階)と改札階(地下1階)の間にはエスカレーターとエレベーターが設置されている。コンコースにはだれでもトイレが設置されている。また、A1出入口にはエレベーターも併設されている[5]

ホームの西馬込方はカーブにかかっており、ドアとホームの間が広く開いている。

門前仲町駅務管区浅草橋駅務区として、浅草橋駅 - 押上駅間の各駅を管理している(ただし押上駅は京成電鉄の管轄駅である)。

のりば

番線 路線 行先
1 A 都営浅草線 西馬込KK京急線 羽田空港方面
2 浅草押上KS京成線HS北総線 成田空港方面
  • 雷門浅草寺への最寄り駅は浅草駅です。」という案内板がある。
  • 近年、駅名標の下に「人形の久月 総本店前」の副名称板が設置された。
  • 押上方に両渡り線(非常渡り兼用)と引き上げ線1本を有し、押上方面への始発・押上方面からの最終列車の発着駅となっている。また、ダイヤ乱れ時に京急線方面からの列車が折り返すことがあるほか、試運転列車の折り返し駅でもある。なお、開業時は引き上げ線が上り本線となっていたため、現在の上り本線が引き上げ線となっていた。ただし現在は車止めが設置されており、引き上げ線は蔵前方につながっていない。
  • エアポート快特は通常当駅を通過するが、隅田川花火大会が開催される日は臨時に停車する。

利用状況

  • JR東日本 - 2018年度の1日平均乗車人員55,061人である[利用客数 1]
    同社の駅の中ではさいたま新都心駅に次いで第90位である。
  • 都営地下鉄 - 2018年度の1日平均乗降人員61,500人(乗車人員:30,951人、降車人員:30,549人)である[利用客数 2]。浅草線全20駅中第10位。エアポート快特停車駅の浅草駅よりも多い。2011年度までは減少が続いていたがその後増加に転じた。

年度別1日平均乗降人員

近年の1日平均乗降人員の推移は下表の通り(JRを除く)。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1]
年度 都営地下鉄
1日平均
乗降人員
増加率
2003年(平成15年) 55,492 −4.4%
2004年(平成16年) 54,129 −2.5%
2005年(平成17年) 53,600 −1.0%
2006年(平成18年) 53,758 0.3%
2007年(平成19年) 55,086 2.5%
2008年(平成20年) 54,864 −0.4%
2009年(平成21年) 53,999 −1.6%
2010年(平成22年) 53,966 −0.1%
2011年(平成23年) 52,036 −3.6%
2012年(平成24年) 55,722 7.1%
2013年(平成25年) 56,585 1.5%
2014年(平成26年) 56,949 0.6%
2015年(平成27年) 58,593 2.9%
2016年(平成28年) 59,150 1.0%
2017年(平成29年) 60,454 2.2%
2018年(平成30年) 61,500 1.7%

年度別1日平均乗車人員(1930年代)

各年度の1日平均乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員
年度 国鉄 出典
1932年(昭和07年) [備考 1]6,818 [東京府統計 1]
1933年(昭和08年) 9,087 [東京府統計 2]
1934年(昭和09年) 10,753 [東京府統計 3]
1935年(昭和10年) 12,041 [東京府統計 4]

年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)

年度別1日平均乗車人員
年度 国鉄 /
JR東日本
都営地下鉄 出典
1953年(昭和28年) 41,104

[東京都統計 1]
1954年(昭和29年) 42,120 [東京都統計 2]
1955年(昭和30年) 44,035 [東京都統計 3]
1956年(昭和31年) 46,619 [東京都統計 4]
1957年(昭和32年) 48,430 [東京都統計 5]
1958年(昭和33年) 49,966 [東京都統計 6]
1959年(昭和34年) 52,435 [東京都統計 7]
1960年(昭和35年) 55,508 [備考 2]4,957 [東京都統計 8]
1961年(昭和36年) 59,393 7,289 [東京都統計 9]
1962年(昭和37年) 64,615 9,600 [東京都統計 10]
1963年(昭和38年) 69,730 16,201 [東京都統計 11]
1964年(昭和39年) 75,343 21,182 [東京都統計 12]
1965年(昭和40年) 78,706 24,711 [東京都統計 13]
1966年(昭和41年) 82,620 27,364 [東京都統計 14]
1967年(昭和42年) 84,791 29,521 [東京都統計 15]
1968年(昭和43年) 85,953 30,839 [東京都統計 16]
1969年(昭和44年) 75,736 31,329 [東京都統計 17]
1970年(昭和45年) 73,167 34,041 [東京都統計 18]
1971年(昭和46年) 72,219 35,175 [東京都統計 19]
1972年(昭和47年) 71,444 35,575 [東京都統計 20]
1973年(昭和48年) 67,351 33,301 [東京都統計 21]
1974年(昭和49年) 67,581 33,036 [東京都統計 22]
1975年(昭和50年) 65,473 32,178 [東京都統計 23]
1976年(昭和51年) 67,142 32,386 [東京都統計 24]
1977年(昭和52年) 64,622 31,915 [東京都統計 25]
1978年(昭和53年) 63,847 30,532 [東京都統計 26]
1979年(昭和54年) 61,175 28,361 [東京都統計 27]
1980年(昭和55年) 56,597 26,638 [東京都統計 28]
1981年(昭和56年) 53,775 25,534 [東京都統計 29]
1982年(昭和57年) 53,430 24,956 [東京都統計 30]
1983年(昭和58年) 52,582 24,921 [東京都統計 31]
1984年(昭和59年) 53,099 25,112 [東京都統計 32]
1985年(昭和60年) 53,077 25,186 [東京都統計 33]
1986年(昭和61年) 54,915 26,132 [東京都統計 34]
1987年(昭和62年) 62,148 27,298 [東京都統計 35]
1988年(昭和63年) 59,011 28,310 [東京都統計 36]
1989年(平成元年) 59,526 28,734 [東京都統計 37]
1990年(平成02年) 60,962 30,104 [東京都統計 38]
1991年(平成03年) 64,669 33,104 [東京都統計 39]
1992年(平成04年) 66,471 29,118 [東京都統計 40]
1993年(平成05年) 65,551 34,282 [東京都統計 41]
1994年(平成06年) 63,605 33,712 [東京都統計 42]
1995年(平成07年) 62,943 32,956 [東京都統計 43]
1996年(平成08年) 62,614 32,849 [東京都統計 44]
1997年(平成09年) 61,080 32,540 [東京都統計 45]
1998年(平成10年) 59,490 32,003 [東京都統計 46]
1999年(平成11年) [JR 1]58,658 30,825 [東京都統計 47]
2000年(平成12年) [JR 2]57,537 29,962 [東京都統計 48]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

近年の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 2]
年度 JR東日本 都営地下鉄 出典
2001年(平成13年) [JR 3]56,602 29,173 [東京都統計 49]
2002年(平成14年) [JR 4]56,594 29,162 [東京都統計 50]
2003年(平成15年) [JR 5]55,414 27,970 [東京都統計 51]
2004年(平成16年) [JR 6]54,405 27,208 [東京都統計 52]
2005年(平成17年) [JR 7]54,178 26,915 [東京都統計 53]
2006年(平成18年) [JR 8]54,322 27,019 [東京都統計 54]
2007年(平成19年) [JR 9]54,894 27,691 [東京都統計 55]
2008年(平成20年) [JR 10]54,347 27,656 [東京都統計 56]
2009年(平成21年) [JR 11]53,612 27,206 [東京都統計 57]
2010年(平成22年) [JR 12]53,014 27,182 [東京都統計 58]
2011年(平成23年) [JR 13]51,475 26,265 [東京都統計 59]
2012年(平成24年) [JR 14]52,259 27,939 [東京都統計 60]
2013年(平成25年) [JR 15]53,327 28,410 [東京都統計 61]
2014年(平成26年) [JR 16]53,432 28,651 [東京都統計 62]
2015年(平成27年) [JR 17]53,954 29,521 [東京都統計 63]
2016年(平成28年) [JR 18]54,070 29,740 [東京都統計 64]
2017年(平成29年) [JR 19]54,593 30,341 [東京都統計 65]
2018年(平成30年) [JR 20]55,061 30,951
備考
  1. ^ 1932年7月1日開業。開業日から翌年3月31日までの計274日間を集計したデータ。
  2. ^ 1960年12月4日開業。開業日から翌年3月31日までの計118日間を集計したデータ。

駅周辺

JR駅の東口周辺は「久月」や「吉徳」などの人形問屋や模型メーカー・、総武線の南側は衣料品といった各種の問屋がそれぞれ集まっていることで知られている。2003年から2012年まで、フランス語によるインターナショナル・スクールであるリセ・フランコ・ジャポネ・ド・東京柳北校が駅西側の旧柳北小学校跡地を利用していた。

総武線高架下の商店

駅南の柳橋一丁目は1999年まで花柳界があった。現在も屋形船の発着場がある。駅北の旧茅町は「毎日新聞」発祥の地である。

バス路線

東口付近の江戸通り上にある都営バスの「浅草橋駅前」停留所と、西口付近にある台東区循環バス「めぐりん」の「浅草橋駅北」停留所、「ぐるーりめぐりん」の「浅草橋地区センター」が最寄りバス停留所となる。

都営バスの「浅草橋」停留所は、当駅から神田川を越えた靖国通りおよび江戸通り上に存在する(馬喰町駅付近)。

浅草橋駅前

浅草橋駅北

浅草橋地区センター

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JB 総武線(各駅停車)
秋葉原駅 (JB 19) - 浅草橋駅 (JB 20) - 両国駅 (JB 21)
東京都交通局(都営地下鉄)
A 都営浅草線
エアポート快特
通過
エアポート快特以外の列車種別
東日本橋駅 (A 15) - 浅草橋駅 (A 16) - 蔵前駅 (A 17)

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、17-19頁。 
  2. ^ 「日刊動労千葉」2006年10月23日
  3. ^ JR千葉支社 浅草橋、都賀の2駅外注化を提案 4徹、3徹体制の駅も委託対象”. 国鉄千葉動力車労働組合 (2018年4月16日). 2018年7月2日閲覧。
  4. ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年05月26日閲覧)
  5. ^ 駅立体図
広報資料・プレスリリースなど一次資料

利用状況

JR・地下鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
  2. ^ 各駅乗降人員一覧 - 東京都交通局
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
JR・地下鉄の統計データ
  1. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  2. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
東京府統計書
東京都統計年鑑

関連項目

外部リンク