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「あいの里公園駅」の版間の差分

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2020年2月14日 (金) 23:21時点における版

あいの里公園駅
駅舎(2019年12月)
あいのさとこうえん
Ainosato-Kōen
G10 あいの里教育大 (1.5 km)
(4.2 km) 石狩太美 G12
地図
所在地 札幌市北区あいの里2条8丁目
北緯43度9分40.39秒 東経141度24分47.78秒 / 北緯43.1612194度 東経141.4132722度 / 43.1612194; 141.4132722
駅番号 G11
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 札沼線(学園都市線)
キロ程 15.1 km(桑園起点)
電報略号 アコ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
1,834人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1958年昭和33年)7月1日[新聞 1]
備考 [札] 札幌市内
無人駅
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あいの里公園駅(あいのさとこうえんえき)は、北海道札幌市北区あいの里2条8丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)のである。駅番号はG11電報略号アコ

概要

札幌市最北端の駅[1]1958年に現在の駅の南西約600メートルの位置(札幌市立あいの里東中学校の敷地南東に面する位置)に釜谷臼駅(かまやうすえき)として開業した。1980年から札幌ニュータウン「あいの里」の開発が始まり、当駅の桑園方にあいの里教育大駅が開業した際、同駅との駅間距離が短くなりすぎるために新十津川方に移転し、その後団地造成に伴って、釜谷臼駅の住所地名があいの里と変更、また駅名も変更された。

札沼線(学園都市線)の無人駅の中では、唯一エレベーターが設置されている駅である。

歴史

1985年(昭和60年)の釜谷臼駅(写真左下側)と周囲約500m範囲。左下が札幌方面。周囲では造成が始まっており、この翌年に右上隅の位置に400m移転した。なお1976年の写真と駅自体は変わっていない。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

札沼線が当地に開通する前の1932年(昭和7年)から「札沼線釜谷臼駅設置期成会」が地元住民を中心に起こったが、実際の開設はその26年後であった[1]。用地は地主から提供され、待合室も地元民の寄付金で建てられた。

年表

駅名の由来

近隣にある同名の公園(あいの里公園)より。旧名の「釜谷臼」はアイヌ語で「平岩が・岸に・ついている」という意の「カマヤウㇱ(kama-ya-us)」に由来するとされるが[5]、札幌市によると当地に平たい岩があったという事実はないという[1]

駅構造

相対式ホーム2面2線(ホーム長:135m[6])を持つ地上駅

1990年代には駅舎内の窓口で朝のみ管理駅の派遣職員による出札業務が行われていたが、現在は桑園駅管理の無人駅。簡易自動改札機(Kitaca・磁気券ともに対応)・簡易自動券売機が設置されている。Kitacaの利用は可能だが、カードの販売は行われていない。

駅舎側が2番線、跨線橋を渡って1番線である。札幌方面(上り)の列車も、列車行き違いなどがない場合は2番線から発着する。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 札沼線(学園都市線) 上り 札幌新千歳空港方面 行き違い時などに使用
2  
下り 石狩当別北海道医療大学方面  

利用状況

2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員1,807人である[6]。JR北海道内の駅別乗車人員で無人駅としては最も利用者が多い駅となっている。

近年の1日平均乗車人員の推移は下記のとおりである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1970年(昭和45年) 220 [6]
1975年(昭和50年) 38
1980年(昭和55年) 33
1985年(昭和60年) 24
1990年(平成02年) 666
1995年(平成07年) 939
2000年(平成12年) 976
2001年(平成13年) 953
2002年(平成14年) 986
2003年(平成15年) 1,033
2004年(平成16年) 1,058
2005年(平成17年) 1,117
2006年(平成18年) 1,231
2007年(平成19年) 1,291
2008年(平成20年) 1,398
2009年(平成21年) 1,462
2010年(平成22年) 1,620
2011年(平成23年) 1,761
2012年(平成24年) 1,865
2013年(平成25年) 1,904
2014年(平成26年) 1,718
2015年(平成27年) 1,644
2016年(平成28年) 1,717
2017年(平成29年) 1,807

駅周辺

札幌ニュータウン「あいの里」の東側最寄り駅である。

「あいの里」の開発が始まる5年前にあたる1975年(昭和50年)の時点では、駅周辺は一面の原野であったが[1]、現在は駅周辺の土地分譲販売が盛んに行われている。当駅と隣の石狩太美駅間にはJR北海道最長の橋梁である石狩川橋梁がある。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
札沼線(学園都市線)
あいの里教育大駅 (G10) - あいの里公園駅 (G11) - 石狩太美駅 (G12)

脚注

出典

  1. ^ a b c d 40.札幌最北の駅-国鉄釜谷臼駅”. エピソード・北区 第5章:交通. 札幌市北区役所. 2018年10月14日閲覧。
  2. ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、25頁。 
  3. ^ 杉山茂「電化目前の学園都市線と専用気動車のこと」『鉄道ファン』第615号、交友社、2012年7月、27頁。 
  4. ^ 『JRガゼット』2009年10月号、交通新聞社
  5. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 35. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 2018年10月27日閲覧。 
  6. ^ a b c 札幌の都市交通データ 3.JR (3)JR駅の概要(札幌市内)” (PDF). 北海道旅客鉄道 (2017年). 2019年4月21日閲覧。
  7. ^ あいの里公園駅前 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月19日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ "札沼線(学園都市線)の電化について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 9 September 2009. 2009年9月14日閲覧
  2. ^ "札沼線(学園都市線)の電化開業時期について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 13 October 2011. 2011年10月17日閲覧
  3. ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧
  4. ^ "Kitacaサービス開始日決定について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 10 September 2008. 2015年1月10日閲覧
  5. ^ "学園都市線電化開業に伴う電車の投入(第一次)について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 14 March 2012. 2014年7月21日閲覧
  6. ^ "平成24年10月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 3 August 2012. 2012年8月17日閲覧

新聞記事

  1. ^ a b “札沼線の釜谷臼駅(無人駅)誕生”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1958年7月2日)

関連項目

外部リンク