「那須塩原駅」の版間の差分
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
|||
6行目: | 6行目: | ||
|pxl= 300px |
|pxl= 300px |
||
|画像説明= 駅舎(西口) |
|画像説明= 駅舎(西口) |
||
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}} |
||
{{location map|width=240|Japan Tochigi|label=那須塩原駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=那須塩原駅位置図(栃木県)|float=center}} |
{{location map|width=240|Japan Tochigi|label=那須塩原駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=那須塩原駅位置図(栃木県)|float=center}} |
||
|よみがな= なすしおばら |
|よみがな= なすしおばら |
2020年2月15日 (土) 00:13時点における版
那須塩原駅* | |
---|---|
駅舎(西口) | |
なすしおばら Nasushiobara | |
所在地 | 栃木県那須塩原市大原間561 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ナシ[注釈 1] |
駅構造 |
高架駅(新幹線) 地上駅(在来線) |
ホーム |
2面3線(新幹線) 2面3線(在来線) |
乗車人員 -統計年度- |
5,331人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)11月28日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■東北新幹線 |
キロ程 | 157.8 km(東京起点) |
◄宇都宮 (48.3 km) (27.6 km) 新白河► | |
所属路線 | ■東北本線(宇都宮線) |
キロ程 |
157.8km(東京起点) 東京から尾久経由で158.0 km |
◄西那須野 (6.0 km) (5.5 km) 黒磯► | |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 * 1982年に東那須野駅から改称。 |
那須塩原駅(なすしおばらえき)は、栃木県那須塩原市大原間(おおはらま)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
東北新幹線と、在来線の東北本線との接続駅となっている。東北本線は「宇都宮線」の愛称区間に含まれている。東北新幹線は「なすの」の一部が当駅を始発・終着としている。
歴史
かつては東那須野駅(ひがしなすのえき)と称し、塩原温泉郷の玄関駅である西那須野駅と、那須高原の玄関駅である黒磯駅という二つの特急停車駅に挟まれた、急行も停まらない小駅であった。東北新幹線の開業に際して、新幹線停車駅に出世した。
東北新幹線の建設計画の仮称では新那須駅とされていたが、開業近くになり「塩原」という文字を入れてほしいという動きが出て、大物政治家[注釈 2]を巻き込んだ騒動に発展した[1]。当時、東京北鉄道管理局長であった山之内秀一郎が、最終的に「那須」と「塩原」を合わせた那須塩原駅に決めたが、口頭で最高幹部に辞意を伝えざるを得ないほど後にしこりが残ったという[1]。それから四半世紀後の2005年1月1日、黒磯市と西那須野町、塩原町は合併して那須塩原市となったが、新市名の選定理由の一つとして、新幹線の駅名となっている名称であることが挙げられているように[2]、この駅名は地名へと反映されることとなった。
新幹線開通以降は黒磯駅に代わり、皇族が那須御用邸に向かう際の最寄駅として利用されている。
年表
- 1898年(明治31年)11月28日:日本鉄道の東那須野駅(ひがしなすのえき)として開業。
- 1906年(明治39年)11月1日:鉄道国有法により国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
- 1982年(昭和57年)6月23日:東北新幹線が開業。那須塩原駅に改称。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。
- 2004年(平成16年)10月16日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2018年(平成30年)11月28日:開業120周年記念特別企画を実施。[3]
- 2020年(令和2年)時期未定:東口に設置されたエレベーターが供用開始予定。
駅構造
新幹線は2面3線のホームと通過線2線を持つ高架駅、在来線は2面3線のホームを持つ地上駅である(6番線は欠番)。みどりの窓口(営業時間 6:00 - 20:00)、近距離自動券売機、指定席券売機、VIEW ALTTE(改札外)が設置されている。在来線・新幹線ともにSuica自動改札機設置駅。新幹線専用の改札口に加え、在来線構内から新幹線構内への乗り換え改札も設置されている。 西口側には、皇室専用出入口があり、内部には皇室専用応接室が設置されている。
駅長配置の直営駅。また管理駅として片岡 - 西那須野を管理する。
ローマ字表記
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
駅名標はかつて「Nasu-Shiobara」だったが、2014年現在は「Nasushiobara」となっている。これは、かつて駅名の由来が「那須」と「塩原」の二つの地名をつなぎ合わせていたため(那須塩原市の誕生まで、「那須塩原」という地名は存在しなかった)であったが、2005年に「那須塩原市」が誕生し、地名をつなぎ合わせたものではなくなったため、ハイフンが外れたものとみられる(いずれも誤用ではない)。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
新幹線 高架ホーム | ||||
1・2 | 東北新幹線 | 下り | 郡山・仙台方面[4] | |
上り | 大宮・上野・東京方面[4] | 始発の一部 | ||
5 | ||||
在来線 地上ホーム | ||||
7・8 | ■宇都宮線(東北線) | 下り | 黒磯・白河・郡山・福島方面[4][注釈 3] | 8番線は一部列車 |
8・9 | 上り | 宇都宮・大宮・東京・横浜・大船方面[4] (上野東京ライン) |
- 現地の案内標では、新幹線は上下とも「東北・山形・秋田新幹線」と表記されているが、2012年12月時点で山形新幹線ならびに秋田新幹線の定期列車は当駅に停車しない。
- 仙台方面への列車は主に2番線を使用し、1番線は主に東京方面への折り返しで使われる。
- 在来線ホームは7番線が下り本線、9番線が上り本線である。8番線は上下共用の待避線であり、2018年3月時点で定期旅客列車は下り1本のみ使用する。
- 2004年3月13日のダイヤ改正以降、湘南新宿ラインの列車は当駅に乗り入れなくなった。
-
1970年代の東那須野駅
-
新幹線改札(右)在来線改札(左)
-
乗換改札
-
新幹線ホーム
-
通過するE5系
-
在来線ホーム
-
7番線に停車する宇都宮線の電車(205系)
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は5,331人であり[利用客数 1]、また、新幹線の1日平均乗車人員は3,445人である[新幹線 1]。栃木県内のJRの駅では宇都宮駅、小山駅に次いで第3位である。
近年の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 計 | 新幹線 |
2000年(平成12年) | 4,669[利用客数 2] | |
2001年(平成13年) | 4,740[利用客数 3] | |
2002年(平成14年) | 4,767[利用客数 4] | |
2003年(平成15年) | 4,802[利用客数 5] | |
2004年(平成16年) | 4,923[利用客数 6] | |
2005年(平成17年) | 4,937[利用客数 7] | |
2006年(平成18年) | 4,919[利用客数 8] | |
2007年(平成19年) | 4,965[利用客数 9] | |
2008年(平成20年) | 4,906[利用客数 10] | |
2009年(平成21年) | 4,650[利用客数 11] | |
2010年(平成22年) | 4,734[利用客数 12] | |
2011年(平成23年) | 4,586[利用客数 13] | |
2012年(平成24年) | 4,943[利用客数 14] | 3,212[新幹線 2] |
2013年(平成25年) | 5,097[利用客数 15] | 3,297[新幹線 3] |
2014年(平成26年) | 5,069[利用客数 16] | 3,245[新幹線 4] |
2015年(平成27年) | 5,162[利用客数 17] | 3,300[新幹線 5] |
2016年(平成28年) | 5,188[利用客数 18] | 3,340[新幹線 6] |
2017年(平成29年) | 5,226[利用客数 19] | 3,375[新幹線 7] |
2018年(平成30年) | 5,331[利用客数 1] | 3,445[新幹線 1] |
駅周辺
当駅周辺は日本最大級の扇状地、那須野が原のほぼ中央に位置し、西那須野駅との区間の間には扇状地特有の水無川である蛇尾川(さびがわ)が流れている。駅近辺にも蛇尾川支流の水無川熊川がある。
- 那須塩原警察署那須塩原駅前交番
- 国道4号(陸羽街道、黒磯バイパス)
- 栃木県道53号大田原高林線
- 栃木県道55号西那須野那須線
- 栃木県道113号那須塩原停車場線
- 栃木県道182号東小屋黒羽線
- 栃木県道303号黒磯高久線
- 地方競馬教養センター
- 東那須野郵便局
- 那須塩原ステーションホテル
- 東那須野公園
- ブリヂストン 栃木工場、黒磯工場
- 蛇尾川
- ザ・ビッグ エクストラ那須塩原店(旧・イオンスーパーセンター那須塩原店)
駅北側には新幹線の留置線がある。
バス路線
西口発着
乗り場 | 運行事業者 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
那須塩原駅 | JRバス関東 | 塩原線 | 西富山・西那須野駅・千本松・アグリパル塩原・塩原福渡 | 塩原温泉バスターミナル | [6] | |
関東自動車 | 那須線 | 市役所入口・黒磯駅・田代小学校前・広谷地・一軒茶屋・那須湯本・大丸温泉 | 山麓駅前 (那須ロープウェイ) |
冬期運休 | [7] | |
市役所入口・黒磯駅・田代小学校前・広谷地・一軒茶屋・那須湯本 | 大丸温泉 | 冬期のみ運行 | ||||
市役所入口・黒磯駅・田代小学校前・広谷地・一軒茶屋 | 那須湯本 | |||||
那須ガーデンアウトレット前・共和大学・広谷地・一軒茶屋 | 那須湯本 | 1日1便 | ||||
市役所入口・黒磯駅・田代小学校前・りんどう湖・池田・一軒茶屋 | 那須ハイランドパーク | 休校日のみ運行 冬期運休 | ||||
板室線 | 市役所入口・黒磯駅・青木・戸田 | 板室温泉 | ||||
那須塩原地域バス | ■黒磯・西那須野線 | 黒磯南高校前・市役所・菅間記念病院・いきいきふれあいセンター前 | 黒磯駅 | [8] | ||
イオンタウン那須塩原店・国際医療福祉大学病院前・三島・西那須野庁舎 | 西那須野駅西口 |
東口発着
乗り場 | 運行事業者 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 備考 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
那須塩原駅東口 | 大田原市営バス | 雲巌寺線 | 練貫十文字・黒羽刑務所前・黒羽・黒羽高校・須賀川出張所前 | 雲巌寺前 | 黒羽高校は朝1便のみ経由 | [9] |
練貫十文字・黒羽刑務所前 | 黒羽 | |||||
金丸線 | 練貫十文字・市野沢交差点・国際医療福祉大学 | 道の駅那須与一の郷 | ||||
那須塩原駅線 | 那須赤十字病院・大田原市役所・国際医療福祉大学・道の駅那須与一の郷・鹿畑中部・奥沢小前 | (循環)道の駅那須与一の郷 | ||||
那須赤十字病院・大田原市役所・国際医療福祉大学 | 道の駅那須与一の郷 | |||||
那須赤十字病院・大田原市役所 | 国際医療福祉大学 | |||||
那須赤十字病院 |
その他
- Suica定期券による新幹線乗車サービスは首都圏エリアでは当駅までである(那須塩原以北は郡山 - 古川間のみ)。また2018年4月1日にサービスを開始した「タッチでGo!新幹線」の利用区間も当駅までである。
- 宇都宮線(東北本線)でのATOSによる列車運行管理は当駅までである(黒磯駅は管轄外)。
- 事務管理コードは▲411021[10]を使用している。
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b 山之内秀一郎 「新幹線がなかったら」 p279、朝日新聞社、2004年 ISBN 4-02-261451-X
- ^ "第6回会議資料" (PDF) (Press release). 黒磯市・西那須野町・塩原町合併協議会. 25 July 2003. p. 20. 2010年5月14日閲覧。
- ^ “那須塩原駅(旧東那須野駅)が開業120周年を迎えます”. 東日本旅客鉄道株式会社大宮支社. 2018年11月29日閲覧。
- ^ a b c d “駅構内図(那須塩原駅)”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月5日閲覧。
- ^ “那須野巻狩まつり”. とちぎ観光・物産ガイド. 栃木県観光物産協会. 2010年6月27日閲覧。
- ^ ジェイアールバス関東一般路線バス
- ^ 東野交通乗合バス
- ^ 9月1日からの「ゆーバス」及び「予約ワゴンバス」の路線図及び時刻表
- ^ 大田原市営バス時刻表
- ^ 日本国有鉄道旅客局(1984年)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
新幹線
- ^ a b “新幹線駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月9日閲覧。
- ^ “新幹線駅別乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “新幹線駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “新幹線駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “新幹線駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “新幹線駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。
- ^ “新幹線駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月13日閲覧。