「原駅 (静岡県)」の版間の差分
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|画像説明= 駅舎(2018年4月) |
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|よみがな= はら |
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|ローマ字= Hara |
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2020年2月15日 (土) 02:10時点における版
原駅 | |
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駅舎(2018年4月) | |
はら Hara | |
◄CA04 片浜 (2.5 km) (4.6 km) 東田子の浦 CA06► | |
所在地 | 静岡県沼津市原383-2 |
駅番号 | CA 05 |
所属事業者 |
東海旅客鉄道(JR東海) 日本貨物鉄道(JR貨物) |
所属路線 | 東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 132.8 km(東京起点) |
電報略号 | ハラ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
2,328人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1900年(明治33年)2月25日 |
備考 |
業務委託駅 JR全線きっぷうりば 有 |
原駅(はらえき)は、静岡県沼津市原にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線の駅である。駅番号はCA05。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
概要
東海道本線熱海 - 米原間の第一種鉄道事業者であるJR東海と、同区間の第二種鉄道事業者であるJR貨物が共同で使用する駅である。ただし、JR東海が運行する旅客列車の発着はあるが、JR貨物が運営する貨物列車の発着はない。1900年(明治33年)2月の駅の開設時より、日本国有鉄道(国鉄)やその前身組織など一つの事業者により運営されてきたが、1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化に際し、駅の旅客営業をJR東海が継承し、貨物営業をJR貨物が継承したため、2社が共有する現在の形態になった。
駅は、かつて東海道の原宿として栄えた沼津市の原地区にある。かつての所在地は駅名と同名の原町であったが、原町は1968年(昭和43年)に沼津市に統合され消滅している。
歴史
- 1900年(明治33年)2月25日:官設鉄道東海道線の駅として、沼津 - 鈴川(後の吉原駅)間に開業[1]。旅客・貨物営業を開始[1]。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定、当駅を通る東海道線の本線筋を東海道本線と命名[2]。
- 1948年(昭和23年)3月:2代目の現駅舎に改築[3]。
- 1949年(昭和24年)2月1日:沼津 - 静岡間電化に伴い、駅構内を電化。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東海・JR貨物が継承[1]。
- 1997年(平成9年)3月22日:貨物列車の設定廃止。
- 2008年(平成20年)
駅構造
ホーム・駅構内
2面3線のホームを有する地上駅である。駅構内の北側に単式ホーム1面1線、南側に島式ホーム1面2線が配置されている。
単式ホームの南側が1番線、島式ホームの北側が2番線、島式ホームの南側が3番線である。旅客列車は、上り列車が上り本線の2番線を使用し、下り列車が下り本線の3番線を使用する。上り待避線(副本線)の1番線は2009年3月現在旅客列車は使用しないが、一部の回送列車や貨物列車が使用している。また、3番線の南側にも主に貨物列車が使用する下り待避線が1線ある。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | 東海道本線 | 上り | 沼津・熱海方面[注釈 1] | 単式の1番線は事実上予備ホーム |
3 | 下り | 静岡・浜松方面[注釈 1] |
駅舎・設備
1番線の北側に接して、木造で天井の高い駅舎が設置されている。駅舎内部には簡易型自動改札機やJR全線きっぷうりばが設置され、改札口には簡易型自動改札機が導入されている。駅舎がある1番線ホームと、そこから離れた2番線・3番線ホームの連絡は跨線橋による。2007年(平成19年)6月に着工されたバリアフリー設備設置工事が2008年(平成20年)2月に終了し、跨線橋に2基のエレベーターが設置された。これと同時に、駅舎内部の多機能トイレの使用も開始されている。
駅舎の脇には、開業時の1900年築とされるレンガ積みのランプ小屋がある[3]。(フランドル積み)
JR東海による分類では当駅は業務委託駅に分類され[5]、駅業務は東海交通事業の係員が終日担当している。また、管理駅である沼津駅が当駅を管理している[5]。
貨物取扱・専用線
JR貨物は現在、臨時車扱貨物のみの取り扱いで貨物列車の発着はない。1997年(平成9年)3月まで、駅の南西にあった秩父セメント原サービスステーションのセメント荷役施設へ続く専用線へセメント輸送列車があった。
また1980年代前半まで片浜駅方面にある図書印刷沼津工場への専用線があったほか、駅舎東側に有蓋車用の貨物ホームもあった。
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、2017年度(平成29年度)の1日平均乗車人員は2,328人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
1993年(平成 | 5年)3,091 | [利用客数 2] |
1994年(平成 | 6年)3,038 | [利用客数 3] |
1995年(平成 | 7年)3,066 | [利用客数 4] |
1996年(平成 | 8年)2,997 | [利用客数 5] |
1997年(平成 | 9年)3,029 | [利用客数 6] |
1998年(平成10年) | 2,992 | [利用客数 7] |
1999年(平成11年) | 2,833 | [利用客数 8] |
2000年(平成12年) | 2,698 | [利用客数 9] |
2001年(平成13年) | 2,876 | [利用客数 10] |
2002年(平成14年) | 2,831 | [利用客数 11] |
2003年(平成15年) | 2,754 | [利用客数 12] |
2004年(平成16年) | 2,746 | [利用客数 13] |
2005年(平成17年) | 2,727 | [利用客数 14] |
2006年(平成18年) | 2,769 | [利用客数 15] |
2007年(平成19年) | 2,786 | [利用客数 16] |
2008年(平成20年) | 2,702 | [利用客数 17] |
2009年(平成21年) | 2,626 | [利用客数 18] |
2010年(平成22年) | 2,498 | [利用客数 19] |
2011年(平成23年) | 2,379 | [利用客数 20] |
2012年(平成24年) | 2,383 | [利用客数 21] |
2013年(平成25年) | 2,386 | [利用客数 22] |
2014年(平成26年) | 2,354 | [利用客数 23] |
2015年(平成27年) | 2,369 | [利用客数 24] |
2016年(平成28年) | 2,325 | [利用客数 25] |
2017年(平成29年) | 2,328 | [利用客数 1] |
駅周辺
バス路線
乗り場 | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 |
---|---|---|---|---|
原駅 | ミューバス平沼循環西回り | 沼津アクアプラザ・東平沼・ニュータウン原・三合橋 | 原駅 | 沼津市ワンコインバス |
三合橋・ニュータウン原・東平沼・沼津アクアプラザ | 原駅 | |||
ミューバス原循環西回り | 町中3丁目・沼津特別支援学校・大塚新田 | 原駅 | ||
大塚新田・沼津特別支援学校・町中3丁目 | 原駅 | |||
原駅入口 | 桃里・東田子浦駅・吉原駅 | 吉原中央駅 | 富士急シティバス 富士急静岡バス | |
大塚新田・片浜駅入口 | 沼津駅 |
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
- ^ a b “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2017(平成29年). 静岡県 (2019年3月27日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1993(平成5年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1994(平成6年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1995(平成7年). 静岡県. p. 285 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1996(平成8年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1997(平成9年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1998(平成10年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑1999(平成11年). 静岡県. p. 290 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2000(平成12年). 静岡県. p. 338 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2001(平成13年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2002(平成14年). 静岡県. p. 282 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2003(平成15年). 静岡県. p. 284 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2004(平成16年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2005(平成17年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2006(平成18年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2007(平成19年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2008(平成20年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2009(平成21年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2010(平成22年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2011(平成23年). 静岡県 (2013年5月9日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2012(平成24年). 静岡県 (2014年5月1日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2013(平成25年). 静岡県 (2015年5月11日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2014(平成26年). 静岡県 (2016年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2015(平成27年). 静岡県 (2017年5月2日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。
- ^ “6.鉄道運輸状況” (PDF). 静岡県統計年鑑2016(平成28年). 静岡県 (2018年3月29日). 2019年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月3日閲覧。