「足利駅」の版間の差分
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|画像説明= 改装後の駅舎(2015年12月31日) |
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|よみがな = あしかが |
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2020年2月15日 (土) 02:38時点における版
足利駅 | |
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改装後の駅舎(2015年12月31日) | |
あしかが Ashikaga | |
◄山前 (4.5 km) (6.2 km) あしかがフラワーパーク► | |
所在地 | 栃木県足利市伊勢町一丁目118 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■両毛線 |
キロ程 | 38.2 km(小山起点) |
電報略号 | アカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
3,314人/日(降車客含まず) -2018年(平成30年)- |
開業年月日 | 1888年(明治21年)5月22日 |
備考 | 直営駅(管理駅) |
足利駅(あしかがえき)は、栃木県足利市伊勢町一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)両毛線の駅である。
概要
足利市中部の渡良瀬川北岸に位置する駅で、「小京都」と呼ばれる足利市の代表駅である。駅舎は昭和初期に建てられた洋風木造駅舎で、関東の駅百選に選定されている。沿線の主要駅にも同様の建築が見られたが、高架化や橋上化により改築されており、昭和初期の駅舎が現存するのは両毛線の主要駅の中では足利駅のみとなっている。両毛線内の休日おでかけパスのフリーエリアは小山駅から当駅までである。
歴史
- 1888年(明治21年)5月22日:両毛鉄道の駅として開業。
- 1897年(明治30年)1月1日:日本鉄道に譲渡。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道国有化。官設鉄道に移管。
- 1933年(昭和8年):現駅舎完成。
- 1949年(昭和24年)6月1日:公共企業体日本国有鉄道(国鉄)発足に伴い、その所属となる。
- 1980年(昭和55年):南口開設。
- 1984年(昭和59年)2月1日:貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本に継承。
- 1998年(平成10年):関東の駅百選に選定される。選定理由は「歴史のある土地にありながらステンドグラスを使い開設当時の外国文化を表す洋風な建築模様が目をひく駅」。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2006年(平成18年)
- 3月:Kioskと駅そばが閉店。
- 3月28日:「もしもし券売機Kaeruくん」と自動改札機が稼働開始[1]。みどりの窓口は廃止。
- 2008年(平成20年)7月25日:駅舎に落雷が直撃し、駅舎2階の室内一部が焼失する。
- 2010年(平成22年)3月18日:エレベーター設置(バリアフリー化)。
- 2012年(平成24年)2月8日:「もしもし券売機Kaeruくん」営業終了。多機能券売機を設置。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)7月24日:発車メロディを導入。曲は森高千里の「渡良瀬橋」[2]。
- 2019年(平成31年)4月26日:足利市移住・定住相談センター「Aidacco」開設。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ列車交換可能な地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては単式・島式複合ホーム2面3線だったが、島式ホームの内側(旧2番線)の線路と架線は撤去されている。2010年3月にエレベーターが設置されバリアフリー化が完成した。現駅舎は1933年に完成した、昭和初期に両毛線の主要駅に相次いで建てられた洋風木造建築の駅舎のひとつである。なお2番線路以南の跨線橋と、南口建物、および南北両方の改札外に設置されている公衆トイレは足利市役所が所有しており、南口改札職員も足利市が雇用している。
直営駅(駅長配置)であり、管理駅として栃木県内にある両毛線の各駅(思川 - 小俣駅、小山駅は大宮支社管轄のため除く)を全て管理している。以前は小俣駅 - 富田駅間の各駅であったが、佐野駅・栃木駅が業務委託化されたことにより、両駅が管理していた駅が当駅管理となった。北口にはみどりの窓口が設置されていたが、2006年に廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されたものの、2012年2月に営業終了し撤去された。その後、2013年10月に指定席券売機が設置された。
北口には自動改札機、南口にはSuica簡易改札機が設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■両毛線 | 下り | 佐野・栃木・小山方面 |
2 | 上り | 桐生・伊勢崎・前橋・高崎方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
貨物取り扱い当時は0番線(行き止まり)が小山駅 - 当駅間の区間運転折返しホームとして使用されていた。その後は1 - 3番線が残り、2番線を当駅折返しとなる区間運転の列車などが使用していたが、現在は0番線と2番線のレールが撤去されており、旧3番線が2番線に変更されている。
利用状況
近隣の東武伊勢崎線足利市駅は2008年(平成20年)頃までは当駅より利用者数が多かったが、2016年度(平成28年度)では両駅とも利用者数は同程度の規模となっている。
なお、近年の推移は以下のとおりである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
2000年(平成12年) | 4,189 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 4,045 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 3,852 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 3,773 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 3,586 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 3,502 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 3,417 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 3,310 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 3,295 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 3,267 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 3,318 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 3,305 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 3,373 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 3,471 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 3,366 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 3,386 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 3,345 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 3,318 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 3,314 | [利用客数 1] |
駅周辺
都市郊外化の影響で、足利市内の商業拠点は駅前から渡良瀬川南岸のコムファーストショッピングセンター周辺や袋川東岸のアシコタウンあしかがに移っている。
北口
かつて両毛線の貨物列車牽引で活躍したEF60 123が駅前広場に静態保存されている。
- 足利学校
- 足利学校遺蹟図書館
- 鑁阿寺
- 太平記館
- 足利銀行東支店
- 群馬銀行足利支店
- 東和銀行足利支店
- みずほ銀行足利支店
- 足利伊勢町郵便局
- 足利助戸郵便局
- 足利駅前交番
- 足利市立美術館
- ホテル高雄
- ホテルルートイン足利駅前
- 東横インオリジナル足利駅北口
南口
バス路線
東武バス最盛期は数多くの同社の路線が発着していた。当時はJR足利駅の停留所を足利両毛駅、足利市駅の停留所は足利東武駅と称した。この名称は現在でも佐野市営バスが使用している。東武バスは駅前ロータリーに乗り入れ、関東自動車は栃木県道67号桐生岩舟線沿いに停留所が設けられていた。一時期運行されていた高速バス「足利わたらせ号」(JRバス関東)も当駅から発着していた。
- あしバス アッシー(足利市生活路線バス):2011年10月1日から
- ■30/31系統:行道線(東武足利市駅、アピタ、足利学校前、赤松台北、行道山方面)
- ■40/41系統:富田線(東武足利市駅、アピタ、アシコタウンあしかが(ハーヴェストプレース)、毛野新町三丁目、富田駅、岡崎山方面)
- ■51/52系統:山辺線(東武足利市駅、アピタ、野州山辺駅、堀里ニュータウン南、市民プラザ東、足利赤十字病院方面)
- ■61/62系統:御厨線(東武足利市駅、アピタ、ヨークタウン、福居駅、協和中、筑波小、南幸楽荘、足利赤十字病院方面)
- ■71/72系統:中央環状線(足利学校前、市民体育館前、アシコタウンあしかが(ハーヴェストプレース)、山川町、警察署北方面)
- ■80/81系統:名草線(入名草、やすらぎハウス、武道館前、東武足利市駅、アピタ方面)
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■両毛線
- 山前駅 - 足利駅 - あしかがフラワーパーク駅
脚注
記事本文
- ^ “JR高崎支社 14駅に新型券売機”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2006年3月17日)
- ^ 名曲「渡良瀬橋」で電車発着開始 東武・JR両駅で式典 足利(下野新聞2015年7月25日朝刊)7月26日閲覧
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月21日閲覧。