「古河駅」の版間の差分
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2020年2月15日 (土) 02:55時点における版
古河駅 | |
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西口(2012年10月) | |
こが Koga | |
◄栗橋 (7.5 km) (4.7 km) 野木► | |
所在地 | 茨城県古河市本町一丁目1-15 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■東北本線(宇都宮線) |
キロ程 |
64.7km(東京起点) 東京から尾久経由で64.9 km |
電報略号 | コカ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
13,345人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1885年(明治18年)7月16日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 |
古河駅(こがえき)は、茨城県古河市本町(ほんちょう)一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線の駅である。
「宇都宮線」の愛称区間に含まれており、上野駅発着系統と、新宿駅経由で横須賀線に直通する湘南新宿ライン、上野駅・東京駅経由で東海道線に直通する上野東京ラインが停車する。
東北本線で唯一茨城県内に所在する駅である。両隣の駅は所在地がそれぞれ埼玉県と栃木県であるため、隣接する3駅連続で所在県が変わる[注釈 1]。駅ビル「VAL古河」が併設されている。
歴史
- 1885年(明治18年)7月16日:日本鉄道の駅として開業。茨城県内で最初に設置された駅である。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が鉄道国有法により国有化。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により東北本線の所属となる。
- 1984年(昭和59年)3月24日:高架化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始。
- 2007年(平成19年)3月:エレベーター設置。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する高架駅。2007年(平成19年)3月にエレベーターが設置された。東北本線大宮駅 - 小山駅間で唯一、上下線別々の列車待避が可能である。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1・2 | ■宇都宮線(東北線) | 下り | 小山・宇都宮・黒磯方面 | |
3・4 | 上り | 大宮・東京・新宿・横浜・大船方面 (湘南新宿ライン)(上野東京ライン) |
一部列車は1番線 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
湘南新宿ラインの列車は前述のように横須賀線へ直通する。
発車メロディ
1・2 | ■ 木々の目覚め |
---|---|
3・4 | ■ 遠い青空 |
いずれも櫻井音楽工房製の曲である。
備考
- 上り方面では快速・普通の相互接続を行う列車が設定されている。
- 当駅東京方には下り線から上り線・宇都宮方には上り線から下り線への渡り線がある。当駅始発の上野・東京方面行きの上り列車は1番線から発車する。これは2010年12月4日の改正で、日中の1時間に1本が当駅折り返しになったものである。現在では日中、東海道線・上野東京ライン熱海・小田原方面からの当駅止まりが折り返し上野行きとなり発車する。なお、4番線は宇都宮方面への折り返し運転が可能となっているが、通常ダイヤ時における当駅始発の宇都宮方面行きは設定されていない。ちなみに2017年10月23日に東鷲宮駅付近で停電事故が発生し24日も一部時間帯で運転見合わせなどの影響が出たため、当駅で宇都宮方面へ折り返し運転を行った実績がある[1]。また2019年10月5日にも、久喜駅で人身事故が発生し当駅で行先変更を実施したため、宇都宮方面へ折り返し運転を行った。
- 下りの当駅止まりの列車は、一部を除いて湘南新宿ライン新宿方面からの小金井・宇都宮方面行き列車に同一ホームで接続するが、上りの当駅始発上野行きは平日朝1本を除き宇都宮・小金井方面からの湘南新宿ライン新宿方面行きと接続せずに発車する。大宮駅では後発の湘南新宿ライン快速に乗り換えることが可能。
-
改札口(2019年3月)
-
1・2番線ホーム(2019年3月)
-
3・4番線ホーム(2019年3月)
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は13,345人である。茨城県内の駅では、水戸駅、取手駅、守谷駅、つくば駅、土浦駅に次いで第6位の乗降人数を誇る[2]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年(平成 | 9年)16,589 |
1998年(平成10年) | 16,260 |
1999年(平成11年) | 15,993 |
2000年(平成12年) | [JR 1]15,606 |
2001年(平成13年) | [JR 2]15,388 |
2002年(平成14年) | [JR 3]15,046 |
2003年(平成15年) | [JR 4]15,025 |
2004年(平成16年) | [JR 5]14,858 |
2005年(平成17年) | [JR 6]14,570 |
2006年(平成18年) | [JR 7]14,443 |
2007年(平成19年) | [JR 8]14,362 |
2008年(平成20年) | [JR 9]14,282 |
2009年(平成21年) | [JR 10]13,810 |
2010年(平成22年) | [JR 11]13,603 |
2011年(平成23年) | [JR 12]13,437 |
2012年(平成24年) | [JR 13]13,589 |
2013年(平成25年) | [JR 14]13,798 |
2014年(平成26年) | [JR 15]13,511 |
2015年(平成27年) | [JR 16]13,579 |
2016年(平成28年) | [JR 17]13,473 |
2017年(平成29年) | [JR 18]13,477 |
2018年(平成30年) | [JR 19]13,345 |
駅周辺
駅前にはスーパーマーケットをはじめ商業ビルが多く立地するが、少し歩けばほとんどが住宅街である。
西側
西側が旧城下町・宿場町(古河宿)であり、歴史的建造物も存在する。古河の元々の市街地である。
- 古河文学館
- 古河歴史博物館
- 浄円寺
- 古河市役所古河庁舎
- 常陽銀行古河支店
- 足利銀行古河支店
- 筑波銀行古河支店
- 東日本銀行古河支店
- 古河郵便局
- 古河横山町郵便局
- 古河台町郵便局
- 茨城県道312号古河停車場線(西口側)
- 野木町煉瓦窯
- 渡良瀬遊水地
東側
東口は1953年に開設され、ここから東へ伸びる「十間道路」を中心に比較的整然とした区画の市街が発達し、古河市の中心市街地を成している。
- みずほ銀行古河支店
- 栃木銀行古河支店
- 陸上自衛隊 古河駐屯地
- 古河下山郵便局
- 古河簡易裁判所
- 古河公共職業安定所(ハローワーク古河)
- ジェイアールバス関東佐野支店古河営業所
- イオン古河店
- 茨城県立古河第一高等学校
バス路線
東口には古河市三和・総和地区、八千代町方面、西口には埼玉県久喜市栗橋地区、茨城県境町方面へのバスが発着する。
- 東口
- 茨城急行自動車(古河営業所)
- 友愛記念病院(古河一高経由)
- 八千代町役場(友愛記念病院入口・諸川・菅谷経由)
- 北茂呂車庫(友愛記念病院入口・諸川経由)
- 三和庁舎(友愛記念病院入口・諸川経由)
- 八千代町役場(上辺見・丘里工業団地・諸川・菅谷経由)
- 北茂呂車庫(上辺見・丘里工業団地・諸川経由)
- 三和庁舎(上辺見・丘里工業団地・諸川経由)
- ジェイアールバス関東佐野支店古河営業所
- 大綱(日赤入口・上辺見・女沼・総和郵便局・北利根工業団地・久能経由)[19]
- 駒羽根循環・古河駅(日赤入口・上辺見・女沼・総和郵便局・北利根工業団地経由)[31]
- 駒羽根循環・古河駅(古河日赤・上辺見・女沼・古河市役所・総和郵便局・北利根工業団地経由)[35]
- 大綱(日赤入口・上辺見・女沼・ネーブルパーク・駒羽根団地・久能経由)[51]
- 関鉄パープルバス
- 急行わかば号 運転免許センター(季節運行)
- ※3月の平日のみ運行(但し、免許センター休館日は運休)
- 急行わかば号 運転免許センター(季節運行)
- 古河市「ぐるりん号」(茨城急行バスに運行委託)
- 東コース 友愛記念病院 - 古河赤十字病院 - 古河駅東口 - 福祉の森会館
- 西コース 静町けやき公園 - 古河駅東口 - 古河駅西口 - 福祉の森会館
- 古河市「ぐるりん号」(JRバス関東に運行委託)
- 通勤通学コース 古河駅東口 - 上辺見新田 - 女沼沼田 - 女沼 - 上辺見南町 - 日赤入口 - 古河駅
- 市役所本庁・病院コース 古河駅東口 - 旭町二丁目 - 東牛谷新田 - 中央運動公園 - 古河市役所 - 女沼宿 - 上辺見南町 - 古河駅
- 茨城急行自動車(古河営業所)
- 西口
- 朝日自動車境営業所
- 境町・境車庫
- 古河市「ぐるりん号」(茨城急行バスに運行委託)
- 西コース 静町けやき公園 - 古河駅東口 - 古河駅西口 - 福祉の森会館
- 南コース (循環) 福祉の森会館 - 古河庁舎 - 古河駅西口 - 福祉の森会館
- 南コース (古河駅~栗橋駅) 古河駅西口 - 栗橋駅東口
- 朝日自動車境営業所
その他
- 東口ロータリーのほぼ中央に鉄骨製のあずまやがある。屋根を支えている4本の柱は地上駅時代に使用していた跨線橋の脚部に用いられていたものである。
- 地上駅時代には貨物扱いがあった関係から構内も広く、高架化後も1985年(昭和60年)3月14日の東北新幹線大宮駅 - 上野駅間開業までは、県内唯一の東北本線の駅として東北地方へ向かう急行「いわて」・「まつしま」・「ばんだい」などが停車していた。2010年12月3日まで運行されていた特急「おはようとちぎ・ホームタウンとちぎ」の前身である急行「なすの」とは異なり、これらの列車は大宮駅 - 小山駅間の停車駅は当駅のみだった。
- 陸上自衛隊第101建設隊の手になる古河駐屯地施設補給処への専用線が存在した。現在では、駅南側から緩やかなカーブで駐屯地方面に至る道路と駐屯地内のホームにその名残を留めている。
- JR東日本では、駅でのWiMAXによるインターネット接続環境を提供するため、通信環境の整備を2008年度より進めている。2011年に当駅も対象となり、WiMAX屋内基地局が設置された[3]。
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ JR宇都宮線、運行本数を大幅に減らし混雑 2017年10月24日 10:30配信、2017年10月26日閲覧
- ^ 国土数値情報ダウンロードサービス 駅別乗降客数(2017年 平成29年度)
- ^ WiMAXによる高速なモバイルインターネット接続がご利用できる駅が拡大しました。 (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース 2011年5月31日
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧
- 真幸駅・板倉東洋大前駅 - 当駅同様、駅の両側を二つの県との県境に挟まれている在来線の駅。さらに所属する路線が駅所在地の県の他の場所を走っていない。
- 伊賀和志駅(2018年(平成30年)4月1日廃止)・有壁駅 - 当駅同様、駅の両側を他県との県境に挟まれている在来線の駅。ただし、駅の両側の県は同一で、かつ所属する路線が駅所在地の県の他の場所を通っている点が異なる。
- 新古河駅 - 古河市に接する埼玉県加須市にある東武日光線の駅。古河駅とは渡良瀬川を挟み2kmあまり離れている。
- 野岩羽線 - 東北本線側の始発駅として計画。