「柳津駅 (宮城県)」の版間の差分
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|画像説明 = 駅前(2012年9月) |
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|よみがな = やないづ |
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2020年2月15日 (土) 03:04時点における版
柳津駅 | |
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駅前(2012年9月) | |
やないづ Yanaizu | |
宮城県登米市津山町柳津字谷木196 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ヤナ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
43人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1968年(昭和43年)10月24日 |
乗入路線 | |
所属路線 | ■気仙沼線 |
キロ程 |
17.5km(前谷地起点) 小牛田から30.3 km |
◄御岳堂 (3.9 km) (4.8 km) 陸前横山► | |
所属路線 | ■気仙沼線(BRT区間) |
キロ程 | 17.5 km(前谷地起点) |
◄前谷地 (17.5 km) (4.8 km) 陸前横山► | |
備考 | 簡易委託駅 |
柳津駅(やないづえき)は、宮城県登米市津山町柳津字谷木(やぎ)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)気仙沼線の駅である。
現在は前谷地方面が鉄道による運用、気仙沼方面がBRT区間となっている。ただし、BRTの一部は当駅からノンストップで前谷地駅まで運行される。
歴史
気仙沼線は、まず気仙沼駅から本吉駅までの区間が1957年(昭和32年)に開通し、次に前谷地駅から本吉駅に向かう形で線路の敷設工事が行われた。1968年(昭和43年)10月24日に前谷地駅から柳津駅までの区間が柳津線として開通し、柳津駅はこの時にその終端駅として開業した。その後、1977年(昭和52年)12月11日に気仙沼線は全線開通し、柳津駅は中間駅となった[1]。
年表
- 1968年(昭和43年)10月24日:日本国有鉄道柳津線の終着駅として開業。
- 1977年(昭和52年)12月11日:本吉駅 - 当駅間開業により気仙沼線全通。柳津線が気仙沼線に編入され、気仙沼線の途中駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2001年(平成13年)10月14日:天皇・皇后の宮城県訪問(国体臨席)に伴う1号御料車編成(DD51 842牽引)のお召し列車が、仙台駅から小牛田駅・石巻線・前谷地駅を経由して当駅間に運転される[2]。
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)8月20日:当駅 - 気仙沼駅間がBRTで仮復旧[3]。
- 2015年(平成27年)6月27日:前谷地駅 - 当駅間でBRTを延伸[4]。
- 2018年(平成30年)7月1日:BRTが専用道延伸により当駅構内に乗り入れ[5]。
- 2020年(令和2年)4月1日:当駅 - 気仙沼駅間の鉄道事業が廃止され[6][7]、鉄道としては43年ぶりに終着駅となる予定。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。跨線橋があり、駅舎、ホームおよび駅舎の反対側の道路を連絡している。
石巻駅管理の簡易委託駅で、駅舎は観光物産館「ゆうキャビン」が併設され、出札窓口(POS端末設置)がある。
かつては島式ホーム1面2線であり、1番線が下り気仙沼方面、2番線が上り前谷地方面であった。列車が折り返す機能はなく、中間駅として機能していた。2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響により、4月29日から当駅から前谷地方面への折り返し運転を実施している。当初は前谷地方から2番線に進入できず、また1番線の前谷地方に出発信号機がないため、当駅の場内信号付近で2度機外停車をしたのち、手信号代用機で2番線に進入する方法が採られていた。のちに1番線の前谷地方に出発信号機が設置され、1番線での折り返し運転に変更された。
BRTは運行開始時は駅前広場から発着していたが、2018年7月1日から鉄道ホームの気仙沼方に整備されたBRT専用道上に設置されたホームから発着するようになった。鉄道ホームからBRTホームへの通路が設置され、鉄道とBRTが跨線橋を使用せずに平面で移動できるようになった。これに合わせて、2番線の線路が撤去され、鉄道は棒線駅となったが、終着駅かつ場内信号機や出発信号機は従前どおり設置・動作しているので、引き続き停車場の扱いとなっている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■気仙沼線 | 上り | 前谷地・小牛田方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
ホーム(2018年8月)
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BRTホーム(2018年8月)
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鉄道とBRTの連絡通路(2018年8月)
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駅構内(2018年8月)
-
駅構内(2015年12月)
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は43人である[利用客数 1]。また、BRTにおける1日平均乗車人員は36人である[BRT 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||
---|---|---|
年度 | 計 | BRT |
2000年(平成12年) | 68[利用客数 2] | |
2001年(平成13年) | 62[利用客数 3] | |
2002年(平成14年) | 76[利用客数 4] | |
2003年(平成15年) | 76[利用客数 5] | |
2004年(平成16年) | 75[利用客数 6] | |
2005年(平成17年) | 56[利用客数 7] | |
2006年(平成18年) | 49[利用客数 8] | |
2007年(平成19年) | 47[利用客数 9] | |
2008年(平成20年) | 42[利用客数 10] | |
2009年(平成21年) | 41[利用客数 11] | |
2010年(平成22年) | 34[利用客数 12] | |
2011年(平成23年) | 非公表 | |
2012年(平成24年) | 40[利用客数 13] | |
2013年(平成25年) | 55[利用客数 14] | 38[BRT 2] |
2014年(平成26年) | 51[利用客数 15] | 32[BRT 3] |
2015年(平成27年) | 57[利用客数 16] | 40[BRT 4] |
2016年(平成28年) | 58[利用客数 17] | 33[BRT 5] |
2017年(平成29年) | 54[利用客数 18] | 34[BRT 6] |
2018年(平成30年) | 43[利用客数 1] | 36[BRT 1] |
駅周辺
- 登米市役所 津山総合支所(旧・津山町役場)
- 津山郵便局
- 登米警察署柳津駐在所
- 国道45号
- 国道342号
- 宮城県道61号涌谷津山線
- 登米市民バス「柳津駅前」停留所
隣の駅
脚注
記事本文
- ^ 『津山町史』後編376-389頁。
- ^ 『鉄道ダイヤ情報』2001年12月号(交通新聞社)より。
- ^ 気仙沼線における暫定的なサービス提供開始について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース(2012年7月18日)
- ^ 気仙沼線BRT運行区間の前谷地駅延伸について (PDF) - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース(2015年4月23日)
- ^ 気仙沼線BRTダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道盛岡支社プレスリリース(2018年6月8日)
- ^ "気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 31 January 2020. 2020年2月4日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧。
- ^ "鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて" (PDF) (Press release). 国土交通省東北運輸局. 29 January 2020. 2020年1月30日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年2月6日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
BRT
- ^ a b “BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月20日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月15日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月7日閲覧。
参考文献
- 津山町史編さん委員会 『津山町史』後編 津山町、1989年。