「袋井駅」の版間の差分
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|画像説明 = 北口(秋葉口・2014年12月) |
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|よみがな = ふくろい |
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|ローマ字 = Fukuroi |
|ローマ字 = Fukuroi |
2020年2月15日 (土) 03:30時点における版
袋井駅 | |
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北口(秋葉口・2014年12月) | |
ふくろい Fukuroi | |
◄CA28 愛野 (3.5 km) (7.8 km) 磐田 CA31► | |
所在地 | 静岡県袋井市高尾字三門1211-1 |
駅番号 | CA 29 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 東海道本線(静岡地区) |
キロ程 | 238.1 km(東京起点) |
電報略号 | ロイ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
5,324人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1889年(明治22年)4月16日 |
備考 |
駅長配置駅(管理駅) JR全線きっぷうりば 有 |
袋井駅(ふくろいえき)は、静岡県袋井市高尾にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である[1]。駅番号はCA29。本項では、かつて存在していた静岡鉄道駿遠線・秋葉線の新袋井駅(しんふくろいえき)についても解説する。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
歴史
- 1889年(明治22年)4月16日:官設鉄道静岡駅 - 浜松駅間の開通時に開業。
- 1895年(明治28年)4月1日:線路名称制定。東海道線(1909年に東海道本線に改称)の所属となる。
- 1902年(明治35年)12月28日:秋葉馬車鉄道線(馬車鉄道・後の静岡鉄道秋葉線)が駅前に乗り入れ。
- 1914年(大正3年)1月12日:中遠鉄道線(後の静岡鉄道駿遠線)の袋井新駅が開業。
- 1959年(昭和34年)10月14日:鉄筋平屋駅舎に改築。
- 1962年(昭和37年)9月20日:秋葉線の新袋井駅が廃止。
- 1967年(昭和42年)8月28日:駿遠線の袋井駅が廃止。
- 1984年(昭和59年)1月21日:貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる。
- 1992年(平成4年)11月14日:自動改札機を導入[2]。
- 2007年(平成19年)
- 2008年(平成20年)3月1日:TOICAのサービス開始。
- 2009年(平成21年)6月1日:自由通路の整備及び管理に関する要綱が国土交通省より示され、これを受け、JR東海と袋井市の協議が再開される[6]。
- 2014年(平成26年)11月30日:橋上駅舎、南北自由通路完成[1]。南北自由通路は『どまん中通り[注釈 1]』、北口は『秋葉口[注釈 2]』、南口は『駿遠口[注釈 3]』の愛称が付けられている[7]。
駅構造
単式ホーム2面2線と島式ホーム1面2線、合計3面4線のホームを持つ地上駅。構内北側から駅舎、単式ホーム(1番線)、島式ホーム(2・3番線)、単式ホーム(4番線)の順に並んでいる。なお、1・4番線は副本線、2・3番線は本線となっている。JR全線きっぷうりば設置駅。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、愛野駅を管理している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | (上り待避線、予備ホーム) ホーム上には番線案内表示なし | |||
2 | 東海道本線 | 上り | 静岡・沼津方面[注釈 4] | - |
3 | 下り | 浜松・豊橋方面[注釈 4] | - | |
4 | (下り待避線、予備ホーム) |
1・4番線は現在のダイヤでは定期列車の発着はないが、臨時列車が停車することがあるほか、非常時、貨物列車・工事車両・回送列車の待避・留置に使われることがある。また、毎年8月前半に原野谷川親水公園で行われるふくろい遠州の花火の時に、当駅止まり・当駅始発の臨時列車の発着が行われることがある。
新袋井駅
新袋井駅 | |
---|---|
しんふくろい SHINFUKUROI | |
所属事業者 | 静岡鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム |
1面2線(駿遠線) 0面1線(秋葉線) |
開業年月日 |
1902年(明治35年)12月28日 (秋葉馬車鉄道開業により) |
廃止年月日 |
1967年(昭和42年)8月28日 (駿遠線廃止により) |
乗入路線 | |
所属路線 | 駿遠線 |
キロ程 | 60.7 km(新藤枝起点) |
◄柳原 (1.2 km) | |
所属路線 | 秋葉線 |
キロ程 | 0.0 km(新袋井起点) |
(0.8 km) 袋井町► | |
備考 | 1962年(昭和37年)9月20日 - 秋葉線廃止。 |
静岡鉄道駿遠線の当駅は国鉄(当時)の構内南側に隣接しており、国鉄駅とは跨線橋で結ばれていた[8]。秋葉線の当駅は国鉄袋井駅を出て駅前広場北側に位置しており、駅舎を備えていたがホームは無く、その代わりとして木製の踏み台を乗降用として使用していた[9]。
隣の駅
- 静岡鉄道
- 駿遠線
- 柳原駅 - 新袋井駅
- 秋葉線
- 新袋井駅 - 袋井町駅
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1993年 | 7,666 |
1994年 | 7,564 |
1995年 | 7,529 |
1996年 | 7,506 |
1997年 | 7,249 |
1998年 | 7,139 |
1999年 | 7,120 |
2000年 | 6,981 |
2001年 | 6,628 |
2002年 | 6,406 |
2003年 | 6,285 |
2004年 | 6,064 |
2005年 | 5,984 |
2006年 | 5,806 |
2007年 | 5,790 |
2008年 | 5,696 |
2009年 | 5,335 |
2010年 | 5,274 |
2011年 | 5,246 |
2012年 | 5,176 |
2013年 | 5,075 |
2014年 | 4,894 |
2015年 | 5,133 |
2016年 | 5,231 |
2017年 | 5,324 |
駅周辺
駅北側ロータリーに路線バス・タクシー乗り場が設けられており、駅前より北方向に向かって静岡県道275号袋井停車場線が伸びている。駅北側500mほどの場所には原野谷川が流れており、西側で南方へカーブして東海道本線と交差している[注釈 5]。
- 袋井駅前郵便局
- 袋井市立袋井図書館
- 静岡県立袋井高等学校
- 袋井警察署中央交番
- 袋井市役所
バス路線
北口
バス停の名称は秋葉バスサービスが袋井駅前、袋井市自主運行バスが袋井駅北口。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 袋井市自主運行バス
- 三川・今井・袋井駅線:山田公会堂行き
- 宇刈・袋井東・袋井駅線:春岡上行き
- 3番乗り場
- 秋葉バスサービス
- 秋葉中遠線:横須賀車庫・大東支所行き
※4番乗り場は降車専用。
南口
バス停の名称は袋井駅南口。
- 秋葉バスサービス
- 秋葉中遠線:浅名・横須賀車庫・大東支所行き
- 袋井市自主運行バス
- 大野・笠原・袋井駅線:大野北行き
- 浅羽・田原・袋井駅線:浅羽支所(メロープラザ)行き
隣の駅
※2020年3月に、御厨駅 (CA30) が開業予定。 ※「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を参照のこと。
脚注
注釈
出典
- ^ a b 舟津進(2014年12月1日). “新袋井駅:完成 市民ら渡り初め”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
- ^ “浜松市史 五 第四章 国際化の進展と新たな課題 第六節 交通・通信 第一項 JR東海 自動改札機の導入”. 浜松市立中央図書館 浜松市文化遺産デジタルアーカイブ. 2017年5月31日閲覧。
- ^ 広報ふくろい2007 平成19年7月1日号 (PDF) 、Page20、袋井市発行
- ^ 袋井駅南北自由通路の新設と駅舎の改築
- ^ 広報ふくろい2007 平成19年10月1日号 (PDF) 、Page14、袋井市発行
- ^ 平成22年6月定例会(第1号)本文、原田英之市長発言による
- ^ a b c 袋井駅南北自由通路等の愛称が決まりました - 袋井市、2016年6月29日閲覧。
- ^ 書籍『歴史に残す 静岡鉄道駿遠線 -日本一の軽便鉄道-』p13,p34(著:阿形昭、静岡新聞社、2015年3月19日初版発行)
- ^ 書籍『RM LIBRARY 18 静岡鉄道秋葉線 -石松電車始末記-』p4,p6(著:吉川文夫・花山嘉成、ネコ・パブリッシング、2001年1月発行)
- ^ 秋葉バスサービス停留所マップ - 秋葉バスサービス公式サイト 2018年2月24日閲覧。
- ^ 袋井市自主運行バス北部版 - 袋井市公式サイト 2018年2月24日閲覧
- ^ 袋井市自主運行バス北部版 - 袋井市公式サイト 2018年2月24日閲覧。