「青梅駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎(2012年3月) |
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|よみがな = おうめ |
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|ローマ字 = Ōme |
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2020年2月15日 (土) 03:50時点における版
青梅駅 | |
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駅舎(2012年3月) | |
おうめ Ōme | |
◄JC 61 東青梅 (1.3 km) (2.1 km) 宮ノ平 JC 63► | |
所在地 | 東京都青梅市本町192 |
駅番号 | □JC 62[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■青梅線 |
キロ程 |
18.5km(立川起点) 東京から56.0 km |
電報略号 | オメ←ヲメ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
6,497人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1894年(明治27年)11月19日[2] |
備考 |
直営駅(管理駅) みどりの窓口 有 |
青梅駅(おうめえき)は、東京都青梅市本町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)青梅線の駅である。駅番号はJC 62[1]。
歴史
- 1894年(明治27年)11月19日:青梅鉄道(後の青梅電気鉄道)立川駅 - 当駅間開通と同時に、旅客および貨物の取扱を開始[2]。
- 1924年(大正13年)11月30日:開業30周年で駅舎改築。
- 1944年(昭和19年)4月1日:青梅電気鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により、運輸通信省青梅線の駅となる[2]。
- 1962年(昭和37年)5月16日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1982年(昭和57年)11月15日:10両編成への対応のため、ホームを延長。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」供用開始(立川方面のみ)。
- 2002年(平成14年)2月8日:ICカード「Suica」奥多摩方面で供用開始[3]。
- 2005年(平成17年)
- 2017年(平成29年)2月14日:ATOS(東京圏輸送管理システム)使用開始。
- 2019年(令和元年)秋頃:12両化対応と合わせて2面3線化予定[6][7]。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。駅舎とホームは地下通路で連絡している。駅舎は地上3階・地下1階建てで、1924年に青梅鉄道(のちに青梅電気鉄道に改称)の本社として建てられたものである。ホーム形態は1面2線と狭いが、立川駅方面 - 奥多摩駅方面の当駅着電車が同一ホームで乗り換える事ができるというメリットもある。
直営駅で、みどりの窓口(営業時間:8時 - 19時)のほか自動改札機、自動券売機、自動精算機、指定席券売機を設置している[8]。現在「みどりの窓口」を設けている青梅線内の駅は、立川駅を除くと拝島駅、河辺駅、当駅のみである。ホームと駅舎は、エレベーターを併設した地下道で結ばれている。
かつては地下街が存在していた[9]。
昭和の町として市を挙げて当駅周辺を昭和レトロ化している中、2005年3月2日に「レトロステーション」青梅駅としてオープンし、駅名標などの案内サインやホームと駅舎を結ぶ地下道に昭和風の装飾がされた。待合室も、既存のプレハブに木材を貼り、木造建築物を模したものに改装されている。
かつてここに車両基地(青梅電車区)があった名残りとして、構内には側線が多数あり、車両の留置や夜間滞泊に使われている(一部は宮ノ平駅側線へ回送される場合がある)。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 青梅線・中央線 | 上り | 立川方面[10] |
青梅線 | 下り | 奥多摩方面[10] |
一部を除き、当駅で立川方面と奥多摩方面に運行系統が分離されているが、番線による上り下りの区別はない。なお、当駅以西の青梅線は2018年10月より「東京アドベンチャーライン」という愛称が付けられている。
発車メロディ
近隣に青梅赤塚不二夫会館があることに因み、「レトロステーション」青梅駅の一環で、2005年3月29日から発車メロディに「ひみつのアッコちゃん」のテーマソングが使用されている[5]。メロディの制作はサウンドフォーラムで、編曲は牧野奈津子が手掛けた。また2006年5月9日からは1番線と区別を付けるため、2番線のメロディが木琴調のアレンジに変更となった[11]。2010年3月には1番線と2番線のメロディが入れ替わったが、2016年10月に元に戻っている。
1 | ひみつのアッコちゃんA | |
---|---|---|
2 | ひみつのアッコちゃんB |
ホーム新設工事と今後の予定
2014年8月22日に八王子支社よりホーム新設工事を行うことが発表された。北側に1面増え2面3線になる予定。新設されるホームは現在の2番線に面し、2番線は既存ホームと挟まれる格好となる。現状でも立川方面と奥多摩方面の乗り換えは平面乗り換えが出来るが、この工事により線路容量を増やしつつも平面乗り換えの利便性を維持できるという[注 1]。当初2017年春の完成を予定していたが[6]、JR中央線と青梅線立川 - 青梅駅間に2020年度の目標でオレンジ帯の電車へ2階建グリーン車を2両連結させ12両編成運転を行うプレスリリースが発表され[12]、これら2つの工事を円滑に進めることから2019年秋完成予定に変更している[7][13]。なおその後、グリーン車の導入については地上設備の工事に時間を要することが判明したため、当初目標の2020年度から、2021年度以降の向こう5年以内へと延期されている[14]。
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は6,497人である。近年、大幅な減少傾向が続いており、青梅市と隣接するあきる野市・秋川駅より少なく、羽村市・羽村駅の約半分である。観光客誘致や「シャッター通り」の商業振興が大きな課題となっている。
近年の推移は下記の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)8,586 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)8,795 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)8,770 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)8,715 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)8,693 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)8,503 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)8,570 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)8,311 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 8,170 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 8,027 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]7,852 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]7,824 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]7,651 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]7,723 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]7,721 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]7,732 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]7,641 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]7,603 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]7,491 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]7,336 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]7,144 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]6,951 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]6,993 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]7,096 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]6,869 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]6,859 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]6,735 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]6,616 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]6,497 |
駅周辺
- 多摩川
- 青梅鉄道公園
- 永山公園
- 釜の淵公園
- 吉野街道
- 旧青梅街道
- 青梅街道
- 小曾木街道
- 秋川街道
- 青梅市民会館(2017年3月31日をもって閉館し、改築を予定している。なお、同年の青梅大祭の開催期間中は一時的に本部として使っていた。)
- 青梅市青梅図書館(旧青梅市立中央図書館)
- 青梅市青梅市民センター
- 青梅商工会議所
- 青梅観光案内所
- 青梅市立美術館(小島善太郎美術館)
- 昭和レトロ商品博物館・青梅赤塚不二夫会館
- 東京都立多摩高等学校
- 青梅市立第一小学校
- マルフジ青梅店(旧・長崎屋青梅店地階。2015年1月閉店)
- かんぽの宿青梅
- 天ヶ瀬体育館
- 金剛寺 - 樹齢約150年のしだれ桜が有名。平将門ゆかりの青梅(市名の由来)もある。
- 住吉神社 (青梅) - 毎年4月~5月に青梅大祭が催される。
- きらぼし銀行 青梅支店
- りそな銀行 青梅プラザ出張所
- 青梅信用金庫 中町支店
- 青梅上町郵便局
※ 青梅市役所は東隣の東青梅駅が最寄り駅である。
バス路線
駅前ロータリーにある「青梅駅前」停留所に乗り入れている。都営バスと西東京バスで乗り場は異なっており、都営は駅を出て右手、西東京は駅を出て左手にバス停がある。西東京バスの青梅営業所担当路線は全て何らかの形で当駅前を経由する。
「青海駅」との勘違い
江東区にあるゆりかもめ東京臨海新交通臨海線の青海駅とは、同じ都内にあり名称が似ていることから、両者を混同する場合がある。実際に青海駅が最寄りのZepp Tokyoやヴィーナスフォートでの行事に出演予定だった歌手が誤って当駅に来てしまった例が複数に渡り報じられ[15][16][17]、これまでに「誤った」とする女性著名人も数人現れている。また、2014年9月23日に海の森公園で開催されたランニングイベントでは、主催者が参加者への案内に最寄駅を「青梅駅」と誤記してしまったため、当日に誤って当駅に多くの参加者が足を運んでしまった[18]。
なお、同じ都内でも当駅と青海駅は直線距離にして50km程度はあり、移動には2時間弱の所要時間を用する。
JR東日本八王子支社によると、Zepp Tokyoで大きな行事がある日は、青梅駅に来てしまう人が2-3人いるといい、2019年1月25日から、「ここは青梅駅」と大書し、青海駅だと勘違いした人に「青梅駅から青海駅まで」と検索して向かうよう呼び掛けるよう掲示した[19]。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 青梅線
- 特急「おうめ」発着駅(平日のみ)
- ■特別快速「ホリデー快速おくたま」(土休日のみ)
- ■通勤特快(平日上りのみ)・■青梅特快・■通勤快速(到着列車のみ)(いずれも青梅線内は各駅に停車)
- 東青梅駅 (JC 61) - 青梅駅 (JC 62)
- ■快速(青梅線内は各駅に停車)・■各駅停車(中央線直通は当駅始発のみ)
- 東青梅駅 (JC 61) - 青梅駅 (JC 62) - 宮ノ平駅 (JC 63)
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b 首都圏エリアへ 「駅ナンバリング」を導入します(PDF) 東日本旅客鉄道株式会社
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、10-11頁。
- ^ Suica200万人突破 - 東日本旅客鉄道、2002年1月18日。
- ^ 平成17年3月2日(水) 「レトロステーション」青梅駅オープン!! - JR東日本八王子支社(2005年2月24日付、2011年7月8日閲覧)
- ^ a b 「レトロステーション」青梅駅の発車メロディーについて - JR東日本八王子支社(2005年2月24日付、2011年7月8日閲覧)
- ^ a b 青梅駅ホーム新設について- JR東日本八王子支社(2014年8月22日付、2014年8月25日閲覧)
- ^ a b “JR八王子支社 青梅駅ホーム増設の完成時期変更”. 『交通新聞』 (交通新聞社). (2016年1月27日)
- ^ みどりの窓口のある駅 - JR東日本
- ^ 大正、昭和、平成と時は過ぎ、開業88周年を迎える東京都青梅市の青梅駅舎
- ^ a b “時刻表 青梅駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月3日閲覧。
- ^ 「レトロステーション」青梅駅【第2弾】の実施について - JR東日本八王子支社(2006年3月23日付、2011年7月8日閲覧)
- ^ 中央快速線等へのグリーン車サービスの導入について (PDF) 東日本旅客鉄道 2015年2月4日
- ^ 青梅駅新設ホームの完成時期を変更します JR東日本八王子支社(2016年1月25日付)
- ^ JR東日本、中央線のグリーン車計画を延期 『産経新聞』2017年3月24日
- ^ 青梅と青海だけじゃない。日本全国、間違えやすい駅名はこんなにある!週プレNEWS 2016年10月24日
- ^ 青海駅と青梅駅を間違える。アイドルの小室あいかさんがライブに遅刻【UPDATE】ハフィントンポスト日本版 2018年11月27日
- ^ “「まだやらかすのか...」アイドルファン驚愕。KissBeeWEST 稗田智優が青海駅と青梅駅の“地下アイドルあるある”間違えで遅刻”. idol scheduler. 2019年8月27日閲覧。
- ^ ランニングイベントが最寄り駅「青海」を「青梅」と誤植 当日青梅駅に行ってしまう参加者が100人弱発生ねとらぼ 2014年9月24日
- ^ 「ゆりかもめ青海駅 と JR青梅駅 違います/ライブ会場に行くはずが…勘違い続出/注意呼びかけ」『読売新聞』夕刊2019年2月16日(首都圏版10面)。
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
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- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(青梅駅):JR東日本