コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「近江長岡駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
6行目: 6行目:
|pxl =
|pxl =
|画像説明 = 駅舎(2016年12月)
|画像説明 = 駅舎(2016年12月)
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|よみがな = おうみながおか
|よみがな = おうみながおか
|ローマ字 = Ōmi-nagaoka
|ローマ字 = Ōmi-nagaoka

2020年2月15日 (土) 03:51時点における版

近江長岡駅*
駅舎(2016年12月)
おうみながおか
Ōmi-nagaoka
CA80 柏原 (4.3 km)
(4.6 km) 醒ケ井 CA82
地図
所在地 滋賀県米原市長岡1700-2
北緯35度21分33秒 東経136度22分26.2秒 / 北緯35.35917度 東経136.373944度 / 35.35917; 136.373944
駅番号 CA  81 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
日本貨物鉄道(JR貨物)
所属路線 CA 東海道本線名古屋地区
キロ程 435.2 km(東京起点)
電報略号 ウナ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
824人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1889年明治22年)7月1日
備考 業務委託駅(夜間無人駅
JR全線きっぷうりば
* 1914年に長岡駅から改称。
テンプレートを表示

近江長岡駅(おうみながおかえき)は、滋賀県米原市長岡にある、東海旅客鉄道(JR東海)・日本貨物鉄道(JR貨物)東海道本線である。駅番号CA81。JR東海の駅で唯一駅名に「近江」を冠した駅である。

運行形態の詳細は「東海道線 (名古屋地区)」を参照。

歴史

駅構造

島式ホーム2面4線を有する地上駅

島式ホーム2面4線を有する地上駅。駅舎は構内西側にあり、2つのホームとは地下通路で連絡している。

東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、大垣駅が当駅を管理している。1999年頃に、直営駅から業務委託駅に変更された。JR全線きっぷうりばが設置されているが、JR東海では、現在は簡易委託駅にもマルス端末が設置されているためか、窓口の「みどりの窓口」マークは消去されている(時刻表の索引地図では緑色となっているため廃止ではない)。

もともと、現在の国道365号に沿った旧線から米原駅方面へ分岐されたルート上に設置された駅であるため、関ケ原駅 - 米原駅において当駅付近のみ北側へ迂回しているような線形となっている(国道21号東海道新幹線名神高速道路等は直進している)。このため、当駅から関ケ原駅まで半径402mのカーブが多数あり、制限速度80km/hの区間が頻発する。

のりば

番線 路線 方向 行先 備考
1・2 CA 東海道本線 上り 大垣名古屋方面[注釈 1] 1番線は一部列車のみ使用
3・4 下り 米原京都方面[注釈 1] 4番線は事実上予備ホーム

通常は本線である2・3番線のみ使用する。1・4番線は待避線であり、1番線は一部の列車(平日は1本、土休日は2本)が使用するが、2017年度ダイヤでは4番線での旅客列車の発着はない。

貨物取扱・専用線

現在は臨時車扱貨物のみを取り扱っており、貨物列車の発着はない。

かつては駅北側へ分岐し、住友大阪セメント(旧・大阪セメント)伊吹工場へと続く専用線が存在した。専用線は、かつての東海道本線の廃線跡を一部流用する形で敷設された全長3.7kmで1952年に開通。当初非電化で大井川鉄道から蒸気機関車(15・16)を購入し、1954年に三岐鉄道より102を購入した(15・16は101・103へ改番)。1955年に東海道本線稲沢-米原間が電化され、1956年に電気機関車(いぶき500形)を新製して蒸気機関車101は東洋レーヨン103は桜島埠頭へ売却。102は保管されていたがのちに三岐鉄道へもどり保存されている。運転は1日6往復平日のみ(1993年当時)自社所有のタキ19000形や秩父セメントホキ5700形などが専用線に入線していた[3]。同線の廃止後、いぶき500形は大井川鉄道(現・大井川鐵道)へ転じている。駅構内には貨車のためのヤードも存在したが専用線と共に廃止された。一部の線路のみ残存し、保線機械の留置に使われることがある。

また1980年代まで、近江鉱業長岡工場へ続く専用線もあり、砕石も扱われていた。同社社屋前から駅方向に向かって伸びている築堤に痕跡が残る(一部残された線路上に白い二軸貨車が置かれている)。

1985年時の常備貨車

  • タキ1900形(セメント専用)32両、大阪セメント所有
  • タキ7300形(セメント専用)21両、大阪セメント所有
  • タキ12200形(セメント専用)11両、大阪セメント所有
  • タキ19000形(セメント専用)113両、大阪セメント所有
  • ホキ3500形(セメント専用)6両、大阪セメント所有
  • ホキ7200形(石灰石専用)5両、大阪セメント所有

「昭和60年版私有貨車番号表」『トワイライトゾーンMANUAL13』ネコ・パブリッシング、2004年

利用状況

「滋賀県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年 923 [4]
1993年 935 [5]
1994年 939 [6]
1995年 921 [7]
1996年 920 [8]
1997年 897 [9]
1998年 891 [10]
1999年 870 [11]
2000年 858 [12]
2001年 828 [13]
2002年 804 [14]
2003年 808 [15]
2004年 不明
2005年
2006年
2007年 840 [16]
2008年 862 [17]
2009年 842 [18]
2010年 835 [19]
2011年 825 [20]
2012年 833 [21]
2013年 857 [22]
2014年 840 [23]
2015年 843 [24]
2016年 846 [25]
2017年 824 [26]
貨物
年度 発送貨物(トン) 到着貨物(トン)
1992 547,322 205,252
1993 576,101 202,755
1994 597,867 211,849
1995 514,193 151,029
1996 336,559 38,125
1997 298,565 33,589
1998 204,778 23,558
1999 29,234 3,428
2000
  • 滋賀県統計書各年度版

駅周辺

バス路線

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
近江長岡駅 近江長岡線 グリーンパーク山東伊吹高校・宮司北 長浜駅 湖国バス 早朝夜間運転
グリーンパーク山東・伊吹高校・宮司北・長浜市立病院 長浜駅 朝~夕運転
長岡登山口線・曲谷線 村木・ジョイ伊吹 伊吹登山口 湖国バス
村木・ジョイ伊吹・伊吹登山口・曲谷 甲津原 湖国バス
梓河内線 村木・柏原 梓河内 湖国バス

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
CA 東海道本線
特別快速・新快速・快速・区間快速・普通(区間快速は米原方面行きのみ運転)
柏原駅 (CA80) - 近江長岡駅 (CA81) - 醒ケ井駅 (CA82)

かつて存在した路線

逓信省鉄道局(官設鉄道)
東海道線(旧線)
関ケ原駅 - (貨)深谷駅 - 長岡駅(現・近江長岡駅) (- 米原駅
※旧線廃止当時、醒ケ井駅は未開業。

脚注

注釈

  1. ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。

出典

関連項目