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「川崎新町駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 04:03時点における版

川崎新町駅
駅舎(2016年3月)
かわさきしんまち
Kawasakishimmachi
JN 51 八丁畷 (0.9 km)
(0.7 km) 小田栄 JN 53
地図
所在地 川崎市川崎区渡田山王町26-4
北緯35度31分5.5秒 東経139度41分57.5秒 / 北緯35.518194度 東経139.699306度 / 35.518194; 139.699306座標: 北緯35度31分5.5秒 東経139度41分57.5秒 / 北緯35.518194度 東経139.699306度 / 35.518194; 139.699306
駅番号 JN 52
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 南武線(浜川崎支線)
キロ程 2.0 km(尻手起点)
電報略号 ワシ←カワシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
2,820人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1930年昭和5年)4月10日[1]
備考 業務委託駅
浜 横浜市内
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川崎新町駅(かわさきしんまちえき)は、神奈川県川崎市川崎区渡田山王町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線支線(浜川崎支線)のである。駅番号JN 52。かつては東海道本線浜川崎貨物支線の小田操車場が併設されており、広い構内はその名残である。

歴史

駅構造

単式ホーム2面2線を持つ地上駅。浜川崎方面と尻手方面のホームは地下通路で繋がっている。

当駅場内より東海道貨物線[注 1]と南武線支線が合流するため、構内には浜川崎に向かって左手から南武支線の上り本線、同線の上り待避線(南武支線上りホーム設置)、東海道貨物線の上り本線、南武支線・東海道貨物線の下り本線(南武支線下りホーム設置)の計4本が走っている。当駅より浜川崎駅までは、南武支線と東海道貨物支線が同じ線路を共有する。鶴見方より東海道貨物線、新鶴見信号場・尻手方より浜川崎支線経由で浜川崎駅川崎貨物駅東京貨物ターミナル駅に発着する貨物列車が多数設定されているため、当駅を通過する貨物列車を旅客列車より頻繁に見ることができる。

また、貨物列車が遅延している場合、当駅で旅客列車が貨物列車の通過・交換待ちをすることがある。浜川崎支線・東海道貨物線は旅客列車より貨物列車の方が本数も多く、優先度が貨物列車の方が高いことが窺える。

駅舎には自動券売機が1台設置されている。2014年12月26日まで営業していた出札窓口では、POS端末の設備があり、長距離乗車券指定券なども発売していた。

尻手駅管理の業務委託駅(委託先はJR東日本ステーションサービス)。自動改札機は設置されておらず、改札口での有人時間帯は駅員が集札を行っている。また簡易Suica改札機が設置されている。

改札を入って右手に水洗式トイレが、改札を出て右手に飲料の自動販売機が設置されている。エレベータ・エスカレータは設置されていない。

春になると下りホームのカンヒザクラの木が満開となり、利用者の目を楽しませてくれる。また、秋にはキンモクセイの花が咲き、その香りを楽しむことができる。

当駅は川崎市内にあるが、JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われる。

のりば

駅舎側を1番線として、以下の通り。

JR川崎新町駅プラットホーム
番線 路線 方向 行先
1 JN 南武線 下り 八丁畷尻手方面
2 上り 浜川崎扇町方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員2,820人である。2016年度以降の値には運賃計算上同一駅として扱われる小田栄駅の乗車人員も含まれており、この年を境に利用者数が1000人近く増加している。

近年の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[2][3]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1995年(平成07年) 1,180 [* 1]
1996年(平成08年) 1,081
1997年(平成09年) 1,005
1998年(平成10年) 1,002 [* 2]
1999年(平成11年) 1,005 [* 3]
2000年(平成12年) [JR 1]1,003 [* 3]
2001年(平成13年) [JR 2]994 [* 4]
2002年(平成14年) [JR 3]971 [* 5]
2003年(平成15年) [JR 4]986 [* 6]
2004年(平成16年) [JR 5]1,047 [* 7]
2005年(平成17年) [JR 6]1,069 [* 8]
2006年(平成18年) [JR 7]1,154 [* 9]
2007年(平成19年) [JR 8]1,260 [* 10]
2008年(平成20年) [JR 9]1,314 [* 11]
2009年(平成21年) [JR 10]1,322 [* 12]
2010年(平成22年) [JR 11]1,348 [* 13]
2011年(平成23年) [JR 12]1,336 [* 14]
2012年(平成24年) [JR 13]1,355 [* 15]
2013年(平成25年) [JR 14]1,372 [* 16]
2014年(平成26年) [JR 15]1,358 [* 17]
2015年(平成27年) [JR 16]1,461 [* 18]
2016年(平成28年) [JR 17]2,261 [* 19]
2017年(平成29年) [JR 18]2,615
2018年(平成30年) [JR 19]2,820

駅周辺

バス路線

小田1丁目(徒歩3分)

二の辻(徒歩3分)

その他

2016年(平成28年)3月26日から2020年(令和2年)3月13日まで隣駅の小田栄駅は運賃計算上、当駅と同一駅扱いのため、当駅 - 小田栄駅間のみを利用する場合はシステムの関係からSuicaPASMO等のICカード乗車券は利用できず[4]、乗車時に乗車券を購入するか(川崎新町→小田栄)、乗車駅で乗車駅証明書を受け取って降車駅で現金精算をする(小田栄→川崎新町)ことになる。2020年(令和2年)3月14日以降は、小田栄駅の本設化に伴い別駅扱いとなり有効な乗車券が必要になるほか、当駅 - 小田栄駅間のICカード乗車券の利用が可能となる予定[5]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JN 南武線支線(浜川崎支線)
八丁畷駅 (JN 51) - 川崎新町駅 (JN 52) - 小田栄駅 (JN 53)
東海道貨物線
浜川崎駅 - 小田栄駅 - 川崎新町駅 - (八丁畷駅) - 鶴見駅
※JR化後は線路戸籍は浜川崎駅 - 八丁畷駅間は南武線支線、八丁畷駅 - 鶴見駅間は東海道本線支線、国鉄時代は実質二重戸籍区間だった。

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 東海道本線貨物支線の通称。線路戸籍上、八丁畷駅 - 川崎新町駅 - 小田栄駅 - 浜川崎駅間は南武線支線の一部として扱われる。

出典

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、20-21頁。 
  2. ^ 川崎市統計書 - 川崎市
  3. ^ 神奈川県県勢要覧
  4. ^ 首都圏エリア” (PDF). 東日本旅客鉄道株式会社. 2019年9月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月15日閲覧。
  5. ^ "南武線「小田栄駅」本設化のお知らせ" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道横浜支社. 28 January 2020. 2020年1月28日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月28日閲覧

利用状況

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
神奈川県県勢要覧

関連項目

外部リンク