「犬吠駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅舎と駅前広場([[2012年]][[8月17日]]) |
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|よみがな = いぬぼう |
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|ローマ字 = INUBOH* |
|ローマ字 = INUBOH* |
2020年2月15日 (土) 04:12時点における版
犬吠駅 | |
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いぬぼう INUBOH* (OTS犬吠埼温泉) | |
◄CD08 君ヶ浜 (0.8 km) (0.9 km) 外川 CD10► | |
所在地 | 千葉県銚子市犬吠埼9595-1 |
駅番号 | CD09 |
所属事業者 | 銚子電気鉄道 |
所属路線 | ■銚子電気鉄道線 |
キロ程 | 5.5 km(銚子起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
134人/日(降車客含まず) -2017年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)8月14日 |
備考 | 終日駅員配置駅 |
*一部案内ではINUBO、INUBŌ、INUBOUとも表記。 |
犬吠駅配線図 | |||||||||||||||||||||||||
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犬吠駅(いぬぼうえき)は、千葉県銚子市犬吠埼にある、銚子電気鉄道銚子電気鉄道線の駅である。駅番号はCD09。関東の駅百選に選定されている。
歴史
当駅が犬吠駅に改称される前年まで、燈台前 - 外川間には(旧)犬吠駅が存在した。現在もホームの跡らしきものが残っている。天然温泉リゾート『ホテル&スパ 月美(太陽の里)』傍らあたりがほぼ駅があった所在地と思われる。
沖縄ツーリストが命名権を取得しており、OTS犬吠埼温泉を冠した愛称としている。沖縄ツーリストのキャッチコピーであるワンツースマイル(One Two Smile)の略称「OTS」を犬吠の駅名の一文字である「犬」の鳴き声(ワン)との語呂合わせ、現地観光名所の犬吠埼温泉と掛け合わせている[1]。
かつては廃車になったデハ501と元相模鉄道モニ2022の2両が駅前広場に置かれ、電車の車体を利用したNPO運営の福祉喫茶「電車レストランかふぇ・ど・えがお」が営業されていたが、老朽化・塩害による車体の腐食のため、2012年(平成24年)7月下旬に解体処分された[2]。
- 1935年(昭和10年)8月14日 - 燈台前駅として開業。
- 1942年(昭和17年) - 犬吠駅に改称。
- 1990年(平成2年)12月 - 現ポルトガルの宮殿風建築の駅舎落成[3]。
- 1995年(平成7年)9月 - ぬれ煎餅の売店が開業。
- 1997年(平成9年)10月14日 - 「関東の駅百選」第一回選定駅になる。選定理由は「ヨーロッパスタイルの白壁と絵タイルが美しい駅」。
- 2007年(平成19年)8月4日 - 「貧乏がイヌ」像が駅前広場に設置される。
- 2012年(平成24年)7月下旬 - 駅前広場にあったデハ501と元相模鉄道モニ2022の廃車体が老朽化・塩害による車体の腐食のため解体される。
- 2013年(平成25年)- 駅舎が老朽化したためリフォーム工事される。
- 2017年(平成29年)6月24日 - 観音駅にあったたい焼き屋が移転営業開始。
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改装前の駅舎(2011年1月10日)
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電車レストランかふぇ・ど・えがお(2009年11月22日)
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ぬれせんべいの実演販売(2011年9月11日)
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅。駅員配置駅(早朝、夜間は無人)。ホーム上と駅舎内に自動販売機、コインロッカー、水洗トイレあり。駅前に8台分の駐車場設置。
- 大晦日から元日にかけて犬吠埼での初日の出参拝客輸送のために運行される終夜運転は、銚子駅から当駅までの運転となっており、この輸送に対応するため、銚子電気鉄道線の他の駅に比べて長めのホームとなっている。
- 周辺の犬吠埼などの観光拠点として利用されていることもあって、駅舎および駅前広場は銚子電気鉄道線の中で最も大きく広く造られており、各種イベントの会場としても利用されている。駅舎内では、銚子電気鉄道の各種鉄道グッズ、記念切符、硬券入場券・乗車券、地元名産品や駅弁などの土産物の他、名物の「銚電のぬれ煎餅」が実演製造・販売され、観光客や鉄道ファンの人気を集めている。
- 駅舎2階には鉄道写真家中井精也の美術館「銚電写真館・中井精也ギャラリー」(09:00 - 17:00、無休、入場料150円[4])がある。1999年(平成11年)から2004年(平成16年)まで後藤純男美術館だった後、倉庫にしていたが2014年(平成26年)7月26日にオープンした。
- 白を基調とし、絵タイルの貼られたポルトガルの宮殿風建築の駅はその美しさが評価され、1997年(平成9年)に関東の駅百選の第一回選定26駅の一つに選ばれた。なお、老朽化によるリフォーム工事を2013年(平成25年)頃に実施したため、この絵タイルは駅名標を除き撤去されている。
- 駅前広場にはゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの協賛企画「しあわせ三像」のうち「貧乏がイヌ(居ぬ)」像がある。
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駅ホーム(2019年4月21日)
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改札口(2014年5月11日)
利用状況
1日平均乗車人員 134人(2017年度)
近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
2007年 | 304 [統計 1] |
2008年 | 238 [統計 2] |
2009年 | 197 [統計 3] |
2010年 | 158 [統計 4] |
2011年 | 103 [統計 5] |
2012年 | 126 [統計 6] |
2013年 | 123 [統計 7] |
2014年 | 117 [統計 8] |
2015年 | 118 [統計 9] |
2016年 | 125 [統計 10] |
2017年 | 134 [統計 11] |
駅周辺
→「犬吠埼」も参照
観光地・観光施設が駅周辺に点在する。
- 千葉県道244号外川港線
- 千葉県道254号銚子公園線
- 千葉県道286号愛宕山公園線
- 犬吠埼
- 犬吠埼温泉
- 犬吠埼灯台
- 犬吠埼マリンパーク
- 君ヶ浜
- 地球の丸く見える丘展望館
- 小畑池
- 愛宕山から流れる湧き水を水源とする池。池の南側にある水源には「石尊様」と呼ばれる社がある。
- 満願寺
バス路線
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行会社 | 備考 |
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銚子電鉄犬吠駅 | 岬めぐりシャトル | 犬吠埼灯台入口・海鹿島・黒沼・ポートタワーウォッセ | 銚子駅 | 千葉交タクシー | |
地球展望館 |
隣の駅
脚注
出典
- ^ “銚子電気鉄道株式会社”. www.choshi-dentetsu.jp. 2019年11月27日閲覧。
- ^ RMニュース「デハ501、元相模鉄道モニ2022 解体」
- ^ “新装犬吠駅はポルトガル風 華々しくオープン 銚子”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 29. (1990年12月30日)
- ^ “鉄道写真家 中井精也氏監修 銚電写真館 中井精也ギャラリー”. 銚子電鉄. 2018年6月18日閲覧。
- ^ “千葉県の犬吠埼マリンパーク、再開に向け工事開始”. 日本経済新聞 電子版. 2019年11月28日閲覧。