コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「犬吠駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
6行目: 6行目:
|pxl = 280
|pxl = 280
|画像説明 = 駅舎と駅前広場([[2012年]][[8月17日]])
|画像説明 = 駅舎と駅前広場([[2012年]][[8月17日]])
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point}}
|よみがな = いぬぼう
|よみがな = いぬぼう
|ローマ字 = INUBOH*
|ローマ字 = INUBOH*

2020年2月15日 (土) 04:12時点における版

犬吠駅
駅舎と駅前広場(2012年8月17日
いぬぼう
INUBOH*
(OTS犬吠埼温泉)
CD08 君ヶ浜 (0.8 km)
(0.9 km) 外川 CD10
地図
所在地 千葉県銚子市犬吠埼9595-1
北緯35度42分22.6秒 東経140度51分39.8秒 / 北緯35.706278度 東経140.861056度 / 35.706278; 140.861056座標: 北緯35度42分22.6秒 東経140度51分39.8秒 / 北緯35.706278度 東経140.861056度 / 35.706278; 140.861056
駅番号 CD09
所属事業者 銚子電気鉄道
所属路線 銚子電気鉄道線
キロ程 5.5 km(銚子起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
134人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1935年昭和10年)8月14日
備考 終日駅員配置駅
*一部案内ではINUBO、INUBŌ、INUBOUとも表記。
テンプレートを表示
犬吠駅配線図
CONTg
銚子方面
STR+BSl
STR+BSl
CONTf
外川方面
駅舎正面(2013年9月4日)
当駅から犬吠埼付近の空中写真国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成)

犬吠駅(いぬぼうえき)は、千葉県銚子市犬吠埼にある、銚子電気鉄道銚子電気鉄道線である。駅番号CD09関東の駅百選に選定されている。

歴史

当駅が犬吠駅に改称される前年まで、燈台前 - 外川間には(旧)犬吠駅が存在した。現在もホームの跡らしきものが残っている。天然温泉リゾート『ホテル&スパ 月美(太陽の里)』傍らあたりがほぼ駅があった所在地と思われる。

沖縄ツーリスト命名権を取得しており、OTS犬吠埼温泉を冠した愛称としている。沖縄ツーリストのキャッチコピーであるワンツースマイル(One Two Smile)の略称「OTS」を犬吠の駅名の一文字である「犬」の鳴き声(ワン)との語呂合わせ、現地観光名所の犬吠埼温泉と掛け合わせている[1]

かつては廃車になったデハ501と元相模鉄道モニ2022の2両が駅前広場に置かれ、電車の車体を利用したNPO運営の福祉喫茶「電車レストランかふぇ・ど・えがお」が営業されていたが、老朽化・塩害による車体の腐食のため、2012年(平成24年)7月下旬に解体処分された[2]

  • 1935年昭和10年)8月14日 - 燈台前駅として開業。
  • 1942年(昭和17年) - 犬吠駅に改称。
  • 1990年平成2年)12月 - 現ポルトガルの宮殿風建築の駅舎落成[3]
  • 1995年(平成7年)9月 - ぬれ煎餅の売店が開業。
  • 1997年(平成9年)10月14日 - 「関東の駅百選」第一回選定駅になる。選定理由は「ヨーロッパスタイルの白壁と絵タイルが美しい駅」。
  • 2007年(平成19年)8月4日 - 「貧乏がイヌ」像が駅前広場に設置される。
  • 2012年(平成24年)7月下旬 - 駅前広場にあったデハ501と元相模鉄道モニ2022の廃車体が老朽化・塩害による車体の腐食のため解体される。
  • 2013年(平成25年)- 駅舎が老朽化したためリフォーム工事される。
  • 2017年(平成29年)6月24日 - 観音駅にあったたい焼き屋が移転営業開始。

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅。駅員配置駅(早朝、夜間は無人)。ホーム上と駅舎内に自動販売機、コインロッカー、水洗トイレあり。駅前に8台分の駐車場設置。

  • 大晦日から元日にかけて犬吠埼での初日の出参拝客輸送のために運行される終夜運転は、銚子駅から当駅までの運転となっており、この輸送に対応するため、銚子電気鉄道線の他の駅に比べて長めのホームとなっている。
  • 周辺の犬吠埼などの観光拠点として利用されていることもあって、駅舎および駅前広場は銚子電気鉄道線の中で最も大きく広く造られており、各種イベントの会場としても利用されている。駅舎内では、銚子電気鉄道の各種鉄道グッズ、記念切符、硬券入場券・乗車券、地元名産品や駅弁などの土産物の他、名物の「銚電のぬれ煎餅」が実演製造・販売され、観光客や鉄道ファンの人気を集めている。
  • 駅舎2階には鉄道写真家中井精也の美術館「銚電写真館・中井精也ギャラリー」(09:00 - 17:00、無休、入場料150円[4])がある。1999年(平成11年)から2004年(平成16年)まで後藤純男美術館だった後、倉庫にしていたが2014年(平成26年)7月26日にオープンした。
  • 白を基調とし、絵タイルの貼られたポルトガルの宮殿風建築の駅はその美しさが評価され、1997年(平成9年)に関東の駅百選の第一回選定26駅の一つに選ばれた。なお、老朽化によるリフォーム工事を2013年(平成25年)頃に実施したため、この絵タイルは駅名標を除き撤去されている。
  • 駅前広場にはゲーム『桃太郎電鉄』シリーズの協賛企画「しあわせ三像」のうち「貧乏がイヌ(居ぬ)」像がある。

利用状況

1日平均乗車人員 134人(2017年度)

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗車人員
2007年 304 [統計 1]
2008年 238 [統計 2]
2009年 197 [統計 3]
2010年 158 [統計 4]
2011年 103 [統計 5]
2012年 126 [統計 6]
2013年 123 [統計 7]
2014年 117 [統計 8]
2015年 118 [統計 9]
2016年 125 [統計 10]
2017年 134 [統計 11]

駅周辺

君ヶ浜と犬吠埼
犬吠埼灯台

観光地・観光施設が駅周辺に点在する。

バス路線

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
銚子電鉄犬吠駅 岬めぐりシャトル 犬吠埼灯台入口・海鹿島・黒沼・ポートタワーウォッセ 銚子駅 千葉交タクシー
地球展望館

隣の駅

銚子電気鉄道
銚子電気鉄道線
君ヶ浜駅(CD08) - 犬吠駅(CD09) - 外川駅(CD10)

脚注

出典

  1. ^ 銚子電気鉄道株式会社”. www.choshi-dentetsu.jp. 2019年11月27日閲覧。
  2. ^ RMニュース「デハ501、元相模鉄道モニ2022 解体」
  3. ^ “新装犬吠駅はポルトガル風 華々しくオープン 銚子”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 29. (1990年12月30日) 
  4. ^ 鉄道写真家 中井精也氏監修 銚電写真館 中井精也ギャラリー”. 銚子電鉄. 2018年6月18日閲覧。
  5. ^ 千葉県の犬吠埼マリンパーク、再開に向け工事開始”. 日本経済新聞 電子版. 2019年11月28日閲覧。

統計資料

関連項目

外部リンク