「日出谷駅」の版間の差分
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|画像説明 = 駅全景 |
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|よみがな = ひでや |
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2020年2月15日 (土) 04:27時点における版
日出谷駅 | |
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駅全景 | |
ひでや Hideya | |
◄豊実 (7.1 km) (5.2 km) 鹿瀬► | |
所在地 | 新潟県東蒲原郡阿賀町日出谷[1]乙3401 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越西線 |
キロ程 | 128.4 km(郡山起点) |
電報略号 | ヒヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
開業年月日 | 1914年(大正3年)11月1日[1] |
備考 | 無人駅[2] |
日出谷駅(ひでやえき)は、新潟県東蒲原郡阿賀町日出谷にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である[1]。
歴史
- 1914年(大正3年)11月1日[1]:鉄道院 岩越線・野沢駅 - 津川駅間開通の際に開業。
- 1986年(昭和61年)11月1日:簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
- 1993年(平成5年):無人化。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する[2]地上駅。以前は島式ホームで交換が可能であったが、片側の1線は既に撤去されている。
かつては駅構内に側線や転車台、給水塔などの設備を有する、蒸気機関車 (SL) の中継基地として栄え、駅弁の販売も行われていた[2]。SL退役後も車両基地として使用され、会津若松・新潟方面への始発列車も当駅を発着としていたが、1980年代以降は周辺の過疎化、設備・車両の合理化等によって駅の規模は大幅に縮小し、現在は新津駅管理の無人駅[2]となっている。しかし、臨時快速「SLばんえつ物語」の運転開始にあたっては停車駅となり、駅弁販売も再開されるなど、週末には賑わいを見せるようになった。
以前の駅舎はJA東蒲あがの日出谷支所を併設した作りで、同支所が出札業務を受託した簡易委託駅だったが後に委託を解除、JAの支所統廃合で日出谷支所も閉鎖され、駅舎も撤去[2]された。駅舎内は待合室の機能のみ[2]で、現在の駅舎は2010年(平成22年)10月4日に豊実方のホーム上に簡易駅舎が設置されている。
駅弁
前述の通り運行上の拠点であったことから、駅前の「朝陽館」が調製した駅弁「とりめし」が永らく列車の到着に合わせてホーム上での立売りで販売されていた。
1990年代後半に、窓の開く車両が使われなくなったことや売り上げの減少などから立売りをやめ、朝陽館を直接訪れる客に少数を販売する方式に切り替えていたが、「SLばんえつ物語」運行開始に伴い運転日のみホームでの立ち売りが復活していた。ただし列車の窓越しでなく、ホーム待合室の窓を売店のように用いて販売する方式がとられた。朝陽館店主が一人で調整を行っていて調整、販売数が極めて少なく、旅行者からは「幻の駅弁」として知名度が高い駅弁であった事もあり、販売時はほぼ毎回全ての購入希望者に行き渡らないまま完売となるほどの人気ぶりであった。
しかし、2010年(平成22年)、店主の高齢化と体調不良を理由に「とりめし」の調製・販売をとりやめ、日出谷の駅弁は完全に消滅した[2]。なお、店主はその後2014年6月16日に死去している。
駅周辺
駅前には竹村商店があり、食料品を販売している。かつては馬車軌道があった[3]。
ギャラリー
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新駅舎
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ホーム
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旧駅舎
バス路線
最寄りの停留所は駅前の「日出谷駅前」バス停になる。2019年4月1日現在、新潟交通観光バスにより以下の路線が運転されている[4]。
- 津川駅 - 鹿瀬 - 日出谷駅線
- 平日のみ運行。かのせ温泉や角神旅行村、奥阿賀遊覧船などへのアクセス手段となっている。
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
- JR東日本 日出谷駅
- 1976年(昭和51年)頃の日出谷駅周辺 - 地理院地図(国土地理院)
- 日出谷駅構内の貨物ヤードとその西側に転車台が見える。