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「知床斜里駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 06:07時点における版

知床斜里駅
駅舎
しれとこしゃり
Shiretoko-Shari
B73 止別 (11.5 km)
(4.6 km) 中斜里 B71
地図
所在地 北海道斜里郡斜里町港町17
北緯43度54分39秒 東経144度39分42秒 / 北緯43.910972度 東経144.661608度 / 43.910972; 144.661608座標: 北緯43度54分39秒 東経144度39分42秒 / 北緯43.910972度 東経144.661608度 / 43.910972; 144.661608
駅番号 B72
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 釧網本線
キロ程 37.3 km(網走起点)
電報略号 シヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
210人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1925年大正14年)11月10日
備考 社員配置駅
みどりの窓口 有
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斜里駅
しゃり
Shari
(4.6 km) 以久科
所在地 北海道斜里郡斜里町港町
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 根北線
キロ程 0.0 km(斜里起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1957年昭和32年)11月10日*
廃止年月日 1970年(昭和45年)12月1日*
備考 根北線としての開業、廃止日。
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知床斜里駅(しれとこしゃりえき)は、北海道斜里郡斜里町港町17にある北海道旅客鉄道(JR北海道)釧網本線である。駅番号B72電報略号シヤ。かつては根北線が接続していた。

世界遺産知床の玄関口で、知床方面へ向かうバスが接続している。

歴史

1977年の斜里駅(当時)と周囲約500m×750m範囲。左が網走方面。右にこの写真の7年前に廃止された根北線の軌道跡が真っ直ぐ伸びている。右側下へカーブしてゆくのが本線釧路方面。駅舎は鉄筋コンクリート製に改築されているが、一方駅裏の転車台と車庫を持つ小さな機関区は、蒸気機関車時代の施設を殆んど残している。相対式ホーム2面3線と外側に4本の留置用、または仕分用の側線、そこから機関区へ伸びる入出庫線。さらにその外に保線車両用と思しき車庫と引込み線。写真外の駅裏網走方面にある木工場前へ、本線に併行して引込み線が引かれている。駅舎横の釧路側にある大きな屋根の取扱所を持つ切り欠き形の貨物ホームへは、釧路側より途中留置線を挟みながら2本の引込み線となって引き込まれている。 この後、貨物ホームの引込み線や、網走側の木工場の引込み線が撤去され、貨物ホームは埋められて駐車場になり、駅裏の貨物用側線は間引かれ、最終的には1本だけ留置もしくは待避用として残り、代わりに車庫が置かれた。転車台もかなり後まで残されていたが、こちらも現在は撤去されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

斜里は、アイヌ語の「シヤリ(ヨシの生えている湿地)」によるもの[12][13]。また、「サルン、ペッ」の意訳である「芦川」や、「広々とした野原」を意味する「サライ」が変化したものなど諸説ある[12]

駅構造

2面3線の島式ホーム単式ホームのある地上駅。2・3番のりばへは跨線橋で連絡する。

社員配置駅、みどりの窓口(営業時間6時30分 - 18時00分)設置。夜間は営業上での無人駅扱いとなるが、運転扱いの駅員は終日配置され、車両の滞泊も行われる。自動券売機、売店、観光案内所が設置される。

管理駅として、鱒浦間の各駅を管理下に置いている。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 釧網本線 下り 釧路方面
2 上り 網走北見方面
3 下り 釧路方面 臨時列車など一部
上り 網走方面

利用状況

  • 2012年(平成24年)- 2016年(平成28年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は106.8人[報道 2]
  • 2013年(平成25年)- 2017年(平成29年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は101.6人[報道 3]
  • 2014年(平成26年)- 2018年(平成30年)の特定の平日の調査日における乗車人員平均は94.4人[報道 4]

駅周辺

駅前風景

斜里町の中心駅で、斜里港・オホーツク海に近い。駅前にはバスターミナルとホテルがあり、北海道道沿いを中心に公共施設などが点在する。国道244号国道334号からはやや距離がある。

バス路線

斜里バスターミナル

駅前の「斜里バスターミナル」に発着する。

ウトロ温泉方面、網走方面、札幌方面高速バスなど、すべて斜里バスによる運行で、一部は他社との共同運行となる。路線詳細はバス事業者記事を参照。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
釧網本線
快速「しれとこ摩周号」・普通
止別駅 (B73) - 知床斜里駅 (B72) - 中斜里駅 (B71)

脚注

出典

  1. ^ 『鉄道百年の歩み』 pp. 83 - 84
  2. ^ 『鉄道省年報. 昭和6年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  3. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 90
  4. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 94
  5. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 97
  6. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 102
  7. ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 103
  8. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 105
  9. ^ a b 『鉄道百年の歩み』 p. 113
  10. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 116
  11. ^ 『鉄道百年の歩み』 p. 133
  12. ^ a b 『北海道鉄道駅大図鑑』 p. 306
  13. ^ 『北海道 釧網本線』 p. 80

報道発表資料

  1. ^ "知床斜里複合駅舎の建設工事着手について" (PDF) (Press release). JR北海道. 9 May 2007. 2012年1月28日閲覧
  2. ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区) (Press release). 北海道旅客鉄道. 8 December 2017. 2017年12月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2017年12月10日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明); 不明な引数|deadlinkdate=が空白で指定されています。 (説明)
  3. ^ "釧網線(東釧路・網走間)" (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために) (Press release). 北海道旅客鉄道株式会社. 2 July 2018. p. 3. 2018年8月19日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2018年8月19日閲覧 {{cite press release2}}: |work=で外部リンクを指定しないでください (説明)
  4. ^ 釧網線(東釧路・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。

新聞記事

  1. ^ “知名度アップ狙い「知床斜里駅」出発”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1998年4月12日)

参考文献

関連項目

外部リンク