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「梅ケ谷駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:29時点における版

梅ケ谷駅
ホーム(2007年8月)
うめがだに
Umegadani
大内山 (2.6 km)
(8.9 km) 紀伊長島
地図
所在地 三重県度会郡大紀町大内山1135
北緯34度15分28.80秒 東経136度21分23.76秒 / 北緯34.2580000度 東経136.3566000度 / 34.2580000; 136.3566000
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 89.5 km(亀山起点)
電報略号 ウカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
15人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1965年昭和40年)11月1日
備考 駅員無配置駅
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梅ケ谷駅(うめがだにえき)は、三重県度会郡大紀町大内山にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

歴史

1965年昭和40年)3月1日より天王寺 - 名古屋間を国鉄阪和線紀勢本線関西本線経由で特急「くろしお」の運行が開始されたが、これに先立ち、天王寺鉄道管理局は紀勢本線のほぼ中間で駅から駅までの距離の長いところへ複線の列車待避所を造ることとなった。そこで、当時紀勢本線で最も駅と駅の間が長かった大内山駅紀伊長島駅の間(11.5km)に待避所を設置することとなり、現在の梅ケ谷駅の位置に列車待避所(梅ヶ谷信号場)が設置された。また、以前から大内山村より大内山駅以外にもうひとつ駅を設置してほしいとの陳情があったため、新たにホームを設置し、旅客駅に昇格させることになった[1]

駅西側の公園には駅の開設を記念する石碑が建立されており、その文字を齋藤昇が揮毫している。

年表

駅構造

島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅。ホームは高い位置にある。のりばは西側が1番線、東側が2番線で、それぞれ亀山方面、新宮方面の列車が発着する。駅舎はなく、ホーム中央の階段を降りると紀勢本線の下側を東西に走る道路に至るのでここから外に出る。紀伊長島駅管理の無人駅となっている。駅の紀伊長島方には荷坂トンネルが見える。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 紀勢本線 上り 松阪名古屋方面[注釈 1]
2 下り 尾鷲新宮方面[注釈 1]

利用状況

「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1998年 27
1999年 34
2000年 28
2001年 29
2002年 26
2003年 27
2004年 28
2005年 22
2006年 18
2007年 21
2008年 20
2009年 25
2010年 27
2011年 26
2012年 20
2013年 20
2014年 21
2015年 18
2016年 18
2017年 15

駅周辺

南側に荷坂峠を控えた山間部である。紀勢本線は当駅と紀伊長島駅の間で荷坂峠を越えるがこれが伊勢国紀伊国の境となっていた。

駅の東側は国道42号に面し、国道沿いに集落が散在する。また駅の西側は八柱神社がある他公園として整備がされており、公園には公衆トイレなども置かれている。

大内山川は当駅の北約500メートルのところで進路を東から北に変え、この地点で南から北に流れる梅ヶ谷川を合わせている。国道42号はこの地点より南側では梅ヶ谷川に、北側では大内山川に沿って走る。合流点より西側の大内山川には、駅北側の梅ヶ谷(うめがたに)交差点で国道から分岐する県道758号が沿っている。

なお当駅は熊野古道伊勢路の荷坂峠及びツヅラト峠ルートの登山口となっており、臨時停車駅として下りの特急「南紀」が一部停車する。同ルートを行くには、当駅から紀伊長島駅に至るのが便利である。

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
大内山駅 - 梅ケ谷駅 - 紀伊長島駅

脚注

注釈

  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。

出典

  1. ^ “大内山村に新駅「梅ヶ谷」 やっと念願かなう 待避線利用した無人駅”. 中日新聞 朝刊 伊勢志摩版: p. 9. (1965年2月12日) “上下線で九本停車 紀勢線の『梅ケ谷駅』店開き”. 中日新聞 朝刊 三重版: p. 8. (1965年11月2日) 
  2. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ

関連項目