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「八雲駅」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:44時点における版

八雲駅
駅舎(2018年6月)
やくも
Yakumo
H55 山越 (5.1 km)
(7.2 km) 山崎 H52
地図
所在地 北海道二海郡八雲町本町125番地1
北緯42度15分13.56秒 東経140度16分22.58秒 / 北緯42.2537667度 東経140.2729389度 / 42.2537667; 140.2729389 (八雲駅)
駅番号 H54
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 81.1 km(函館起点)
電報略号 クモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
228人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1903年明治36年)11月3日
備考 社員配置駅
みどりの窓口 有
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八雲駅(やくもえき)は、北海道二海郡八雲町本町(ほんちょう)にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号H54電報略号クモ事務管コードは▲140122[1]

八雲町の代表駅で、優等列車特急「スーパー北斗」が停車する。かつては特急「北斗」、寝台特急北斗星」・「カシオペア」、快速アイリス」も停車していた。なお、寝台特急「トワイライトエクスプレス」、急行はまなす」は通過していた。

2016年に一つ長万部寄りの鷲ノ巣駅が廃止(同時に信号場に格下げ)されたことにより、当駅は道内最西端の鉄道駅になった。

歴史

1976年の八雲駅と周囲約1.5km範囲。右下が函館方面。駅裏には青い屋根の雪印乳業八雲工場[注 1]前へ膨らんだ側線とその左の農協倉庫引込線がある。3棟の大きな赤い屋根の農協倉庫の北側の空き地に灰色の基礎が残されているが、ここに八雲鉱業所の索道原動所とホッパーがあった。かつては道路を越えて八雲飛行場内へ引き込まれていた引込線[注 2]もあった。また、長万部方面の駅北西側のカーブ付近から左方の遊楽部川岸へ向けて砂利線が分岐していた。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造

旅客用としては2面3線のホームを有する地上駅。駅舎側より、単式ホーム1面1線(1番のりば)、ホームの無い上り列車専用の側線1線(おもに貨物列車の待避用)、島式ホーム1面2線(2・3番のりば)、横取線となっている。ホーム間の移動は跨線橋で行なう。3番線は列車の折り返しが可能である。

社員配置駅だが早朝と夜間は駅員不在。冬期間のみ当直勤務がある。みどりの窓口(営業時間7時00分 - 19時30分)設置駅。駅舎コンクリート平屋建てである。自動改札機は設置されていない。

のりば
番線 路線 方向 行先
1 函館本線 上り 函館方面
2 下り 長万部札幌方面
3 (予備ホーム・下り貨物列車待避線)

利用状況

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 444
2000 413
2001 387
2002 365
2003 350
2004 345
2005 356
2006 350
2007 330
2008 315
2009 296
2010 275
2011 269
2012 270
2013 250
2014 243
2015 246
2016 221
2017 228

駅周辺

その他

現在整備新幹線として計画中の北海道新幹線における八雲町内の駅は、八雲駅ではなく別の位置に設置され、新八雲駅(仮称)となる予定である。同時に道内最西端の鉄道駅が当駅から新八雲駅に変わることになる。

隣の駅

※特急「北斗」・「スーパー北斗」の隣の停車駅は列車記事を参照。

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
普通
山越駅 (H55) - 八雲駅 (H54) - (鷲ノ巣信号場) - 山崎駅 (H52)

脚注

注釈

  1. ^ 改定 八雲町史 上巻 昭和59年6月発行。前身は大日本乳製品八雲工場で大正11年操業開始。その後昭和8年明治製菓に買収され、昭和16年より北海道興農公社の傘下に入り、同社の八雲工場となる。さらに昭和22年に組織変更により北海道酪農協同八雲工場となるが、GHQによる集中排除法により分離して、昭和25年1月から雪印乳業八雲工場となった。
  2. ^ a b c 改定 八雲町史 上巻 P279。旧陸軍八雲飛行場は戦後米軍により一旦破壊されたが、朝鮮戦争に対処するため米軍が飛行場を再建設した。その際に、燃料補給用として隣接民有地を買収し拡張した敷地へ専用線が敷かれた。昭和33年3月に防衛庁へ移管後はこの飛行場自体が使用されず遊休地となっていたため、引込線も撤去された。
  3. ^ 工場は大正11年に操業が開始されたが、大正12年版全国専用線一覧には記載がなく、次の昭和5年版から記載されている。作業距離約0.2km - 0.5km。
  4. ^ a b 改定 八雲町史 上巻 P781-784。鉛川の山元からの索道は延長17km。

出典

  1. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  2. ^ a b c d 改定 八雲町史 下巻 昭和59年6月発行。
  3. ^ 北海道鉄道百年史 下巻、P57-58 及び巻末年表。
  4. ^ 改定 八雲町史 上巻 P756。
  5. ^ 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行。
  6. ^ 『道南鉄道100年史 遥』P98。
  7. ^ 停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II、P808。
  8. ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧
  9. ^ "11月以降のダイヤについて" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 20 September 2013. 2014年7月5日閲覧

関連項目

外部リンク