「二股駅」の版間の差分
Mister0124 (会話 | 投稿記録) m H26-30の乗降人員を追記 |
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|画像説明= 駅舎(2017年9月) |
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|よみがな= ふたまた |
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|ローマ字= Futamata |
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2020年2月15日 (土) 08:45時点における版
二股駅 | |
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駅舎(2017年9月) | |
ふたまた Futamata | |
◄H47 長万部 (8.6 km) (11.4 km) 黒松内 S30► | |
所在地 | 北海道山越郡長万部町字双葉 |
駅番号 | ○S32 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 120.9 km(函館起点) |
電報略号 | フタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1903年(明治36年)11月3日 |
備考 | 無人駅 |
二股駅(ふたまたえき)は、北海道(渡島総合振興局)山越郡長万部町字双葉にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はS32。電報略号はフタ。
歴史
- 1903年(明治36年)11月3日:北海道鉄道 森駅 - 熱郛駅間の開通に伴い、同線の駅として開業[1][2]。一般駅。
- 1907年(明治40年)7月1日:北海道鉄道の国有化に伴い、国有鉄道に移管[1][2]。
- 1909年(明治42年)10月12日:国有鉄道線路名称制定に伴い、函館本線の駅となる[1][2]。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1975年(昭和50年)2月7日:貨物取扱い廃止。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物取扱い廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:交換設備を廃止。同時に無人化[3]。
- 1987年(昭和62年)
- 2007年(平成19年)10月1日:駅ナンバリングを実施[4]。
駅名の由来
当駅の所在地近辺の地名より。地名は、アイヌ語の「ぺタヌ」(川股)に由来するとされ[5][6][7]、長万部川とチライ川が合流し二股となっていることを指したとされている[5][7]。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の西側(旭川方面に向かって左手側、旧1番線)に存在する[8]。そのほか1993年(平成5年)3月時点では本線旭川方からホーム北側まで戻る形の転轍機が撤去された行き止りの側線(旧貨物側線)を1線有する[8]。かつては相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[6]。当時は互いのホームは駅舎側ホーム北側と対向側ホーム南側部分を結んだ構内踏切で連絡していた[6]。千鳥式に近い配置で、駅舎側(西側)ホームが下りの1番線、対向側ホームが上りの2番線となっていた[6]。上下線共に安全側線を有していた[6]。また、2番線ホーム外側に側線扱いの副本線を有した(ホームは乗降不可)[6]。使われなくなった2番線及び副本線は、交換設備運用廃止後は1993年(平成5年)3月までには撤去されていた[8]。
長万部駅管理の無人駅となっている。駅舎は構内の西側に位置しホーム中央部分に接している[8]。有人駅時代の駅舎は撤去され、北海道内では唯一のワラ1形有蓋車改造の貨車駅舎が設置されている[9]。扉はアルミサッシになり、上部に設置された庇[9] はアーチ形状で、側面(駅舎としては正面)に窓が設けられている[10]。塗装は劣化してサビが浮いている[10]。
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ホーム(2017年9月)
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駅名標(2017年9月)
利用状況
- 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は44人[6]。
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は48人[8]。
- 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[11]。
- 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「3名以下」[12]。
駅周辺
長万部川の谷を遡り、山地に入ったところに位置し[8]、小高い山々が駅の両側に展開している[10]。
- 国道5号
- 双葉振興会館 - 駅横[10]。
- 二股ラヂウム温泉 - 駅から西に約8km[6]。世界に2箇所しかない石灰華ドームがある[10]。腰痛に効果がある[10]。
- 二股山 - 駅の南西。標高569m。
- 写万部山 - 駅の東。標高499m。
- 長万部川
- チライ川
- 二股川
- ニセコバス「二股駅」停留所[13]
隣の駅
脚注
- ^ a b c 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)183ページより。
- ^ a b c 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)26ページより。
- ^ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)150ページより。
- ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧。
- ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、27頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b c d e f g h 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)29ページより。
- ^ a b 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、(2004年2月発行))33ページより。
- ^ a b c d e f 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)44ページより。
- ^ a b 書籍『ダルマ駅へ行こう!』(著:笹田昌宏、小学館文庫、2007年5月発行)10,102-103ページより。
- ^ a b c d e f 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)34ページより。
- ^ “極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
- ^ “駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “二股駅 のりば地図”. 北海道中央バス. 2019年6月5日閲覧。