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「銚子口信号場」の版間の差分

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2020年2月15日 (土) 08:47時点における版

銚子口駅
駅舎(2018年6月)
ちょうしぐち
Chōshiguchi
N70 流山温泉 (1.2 km)
(7.8 km) 鹿部 N68
地図
所在地 北海道亀田郡七飯町字東大沼
北緯42度0分55.87秒 東経140度43分14.42秒 / 北緯42.0155194度 東経140.7206722度 / 42.0155194; 140.7206722座標: 北緯42度0分55.87秒 東経140度43分14.42秒 / 北緯42.0155194度 東経140.7206722度 / 42.0155194; 140.7206722
駅番号 N69
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線(砂原支線)
キロ程 6.8 km(大沼起点)
電報略号 シク
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1945年昭和20年)6月1日
備考 無人駅
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銚子口駅(ちょうしぐちえき)は、北海道渡島総合振興局亀田郡七飯町字東大沼にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線(通称:砂原支線)のである。駅番号N69電報略号シク

本項では、かつて駅前に存在した大沼電鉄新銚子口駅(しんちょうしぐちえき)についても記述する。なお、大沼電鉄との関係は、国鉄による同鉄道の買収ではなく新線(砂原線)開通に伴う廃止であるため[1]、大沼電鉄の銚子口駅とは別駅の扱いとなる。

JR北海道 銚子口駅

歴史

1976年の銚子口駅と周囲約750m範囲。下が大沼方面。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅附近は大沼の北東端に近く、大沼の端が細くなっており[6][7]銚子の形のようになっていることから付けられた地域名に由来する[8]

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅となっている[6]。互いのホームは駅舎側ホーム中央部分と対向側ホーム中央部分を結んだ構内踏切で連絡している。駅舎側(東側)ホームが上り線、対向側ホームが下り線となっている(番線表示なし)[6]。そのほか上下線共に安全側線を有する[6]。転轍機の形状は上り線からの方開き分岐である[6]

大沼駅管理(夜間連絡先は森駅)の無人駅となっている。駅舎は構内の東側に位置し上り線ホーム中央部分に接している[6]有人駅時代の駅舎は改築され、外壁にサイディングが張られ、建物の規模に比し軒の高さが高い建物となっている[9]。駅舎内にトイレを有する[9]

利用状況

  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は31人[7]
  • 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は44人[6]
  • 2011 - 2015年(平成23 - 27年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「10名以下」[10]
  • 2014 - 2018年(平成26 - 30年)の乗降人員調査(11月の調査日)平均は「1名以下」[11]

駅周辺

駅前には民家が並んでいる[9]

大沼電鉄(新銚子口駅)

新銚子口駅
しんちょうしぐち
Shin-Chōshiguchi
(2.7 km) 大沼温泉
所在地 北海道(渡島支庁)亀田郡七飯村東大沼
所属事業者 大沼電鉄
所属路線 大沼電鉄線
キロ程 0.0 km(新銚子口起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1948年(昭和23年)1月16日
廃止年月日 1952年(昭和27年)12月25日
備考 路線廃止に伴い廃駅
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新銚子口駅(しんちょうしぐちえき)は、かつて北海道(渡島支庁)亀田郡七飯村東大沼にあった大沼電鉄の駅(廃駅)である。戦後に開業した当駅は、国鉄銚子口駅の駅前に位置していた[12]

歴史

駅跡

当駅は、1999年(平成11年)時点ではJR銚子口駅前の空地となっていた[13]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[12]。駅附近の鹿部方への線路跡は、1999年(平成11年)時点では沼尻川を渡る地点までが住宅地に続く舗装道路となっていた[13]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[12]。また1945年(昭和20年)廃止の線路跡と復活後の線路跡の合流地点附近の沼尻川に築堤と橋台が残存していた[12]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線(砂原支線)
流山温泉駅 (N70) - 銚子口駅 (N69) - *新本別信号場 - 鹿部駅 (N68)
*打消線は廃止信号場(1949年8月1日廃止[2]

かつて存在した路線

大沼電鉄
大沼電鉄線(戦後)
新銚子口駅 - 大沼温泉駅

脚注

  1. ^ 書籍『北海道の鉄道』(著:田中和夫、北海道新聞社、2001年2月発行)180ページより。
  2. ^ a b c d 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介新潮社2008年5月発行)26,27ページより。
  3. ^ a b 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
  4. ^ a b 北海道鉄道百年史 下巻、P315。
  5. ^ "駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 12 September 2007. 2014年9月6日閲覧
  6. ^ a b c d e f g 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)38ページより。
  7. ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)54ページより。
  8. ^ 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)30ページより。
  9. ^ a b c d 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)21ページより。
  10. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  11. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
  12. ^ a b c d 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)165-166ページより。
  13. ^ a b 書籍『鉄道廃線跡を歩くVI』(JTBパブリッシング、1999年3月発行)47-48ページより。

関連項目

外部リンク