「武庫之荘駅」の版間の差分
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阪急神戸本線で開設当初から駅前ロータリーが設けられた唯一の駅であり、駅南側の[[山手幹線 (兵庫県)|山手幹線]]までの[[並木道]]、[[六甲山|六甲山系]]が[[アイストップ]]である駅北側の[[水路]]沿いの道が、それぞれ街の[[メインストリート]]になっている。<!--"住宅街中心の町並みであること"と"大規模商業施設"や"娯楽施設"が"存在する""存在しない"こととの因果関係が不明瞭なため割愛しました。--!住宅街中心の町並みであることから、駅周辺部に[[スーパーマーケット]]、[[ファストフード]]店、[[レンタルビデオ]]店、[[金融機関]]、[[医療機関]]などが存在するものの、大規模商業施設は存在しない。同様の理由で[[パチンコ店]]などの[[娯楽施設]]も存在しない。---> |
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<!--[[1995年]][[1月17日]]に発生した[[阪神・淡路大震災]]以降、従来に増して[[自転車]]の利用が急増し([[尼崎市交通局#阪神・淡路大震災発生時の状況]]も参照)、--->周辺に[[駐輪場]]が十分に整備されていないこともあり、[[放置自転車]]が多い駅として調査結果が発表されている<ref>{{PDFlink|[ |
<!--[[1995年]][[1月17日]]に発生した[[阪神・淡路大震災]]以降、従来に増して[[自転車]]の利用が急増し([[尼崎市交通局#阪神・淡路大震災発生時の状況]]も参照)、--->周辺に[[駐輪場]]が十分に整備されていないこともあり、[[放置自転車]]が多い駅として調査結果が発表されている<ref>{{PDFlink|[https://www8.cao.go.jp/koutu/chou-ken/h25/pdf/p7-16.pdf 駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果 平成26年3月(13頁)]}} 内閣府</ref>。 |
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* [[尼崎市立図書館#北図書館|尼崎市立北図書館]] |
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2020年2月27日 (木) 12:34時点における版
武庫之荘駅 | |
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北出口近景(2007年3月29日) | |
むこのそう Mukonoso | |
◄HK-06 塚口 (2.1 km) (3.3 km) 西宮北口 HK-08► | |
所在地 | 兵庫県尼崎市武庫之荘一丁目1番1号[1] |
駅番号 | ○HK-07 |
所属事業者 | 阪急電鉄 |
所属路線 | ■神戸本線 |
キロ程 | 12.3 km(大阪梅田起点) |
駅構造 | 地上駅[2] |
ホーム | 2面2線[2] |
乗降人員 -統計年度- |
-2017年通年平均- 48,733人/日 |
乗降人員 -統計年次- |
59,095人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1937年(昭和12年)10月20日[2] |
武庫之荘駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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|
武庫之荘駅(むこのそうえき)は、兵庫県尼崎市武庫之荘一丁目にある、阪急電鉄神戸本線の駅[2]。駅番号はHK-07。
歴史
開業当初、駅名は仮名交じりで「武庫ノ荘」と表記されていたが、阪急電鉄創始者の小林一三が「漢字と仮名を混用するのはよくない」と意見したため、のちにすべて漢字を用いて「武庫之荘」と表記されるようになった[1]。
- 1937年(昭和12年)10月20日 - 阪神急行電鉄(現在の阪急電鉄)神戸本線の塚口駅 - 西宮北口駅間に新設開業[3]。
- 1970年(昭和45年)4月 - 武庫之荘南部土地区画整理事業にあわせ駅南改札口開設。
- 1982年(昭和57年)2月8日 - ダイヤ改正で平日の朝ラッシュ時に当駅始発の普通梅田行きが1本設定される[4]。
- 1995年(平成7年)6月12日 - ダイヤ改正で平日の朝ラッシュ時の梅田方面のみ通勤急行停車駅となる。
- 2001年(平成13年)3月10日 - ダイヤ改正で平日の夕ラッシュ時の三宮方面行きも通勤急行停車駅となる。
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)12月21日 - 駅ナンバリング(HK-07)が導入される[5][6]。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[2]。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。元々待避線の設置を考慮した駅構造で、駅敷地やホームの端部にその名残があるが、待避線を設置したことはない。
駅舎は神戸三宮寄りに設けられており、下り線側が南口、上り線側が北口となる。どちらも地上駅舎で各ホーム間は地下道およびエレベーター併設の跨線橋により連絡している[2]。なお、改札外にも尼崎市が管理する地下自由通路と有料駐輪場が設けられている[2]。
トイレは北改札口内と下り線ホーム三宮寄りに設置され、多機能トイレを併設する。
のりば
号線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■神戸本線 | 下り | 神戸三宮・西宮北口・新開地・宝塚方面 |
2 | 上り | 大阪梅田・十三・伊丹・京都・北千里方面 |
優等列車は通勤急行が停車する。また平日の朝ラッシュ時には当駅始発の普通大阪梅田行きが1本設定されている。
利用状況
2016年(平成28年)次の1日平均乗降人員は59,095人で、尼崎市内の駅としてはJR尼崎駅に次ぐ多さである。阪急電鉄全線では第9位、神戸本線では大阪梅田駅、神戸三宮駅、西宮北口駅、十三駅に次ぐ第5位で、特急通過駅では第1位である[7]。
駅勢圏が比較的広く、尼崎市内のみならず隣接する伊丹市からも当駅を利用する者が多い。
近年の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。
年次 | 1日平均乗降人員 | 1日平均乗車人員 | 出典 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
平日+土休日 | 平日限定 | 通年平均 | 平日+土休日 | 平日限定 | 通年平均 | ||
2000年(平成12年) | 61,508 | 30,912 | [8] | ||||
2001年(平成13年) | 61,680 | 31,442 | [8] | ||||
2002年(平成14年) | 60,223 | 30,645 | [8] | ||||
2003年(平成15年) | 59,881 | 30,653 | [8] | ||||
2004年(平成16年) | 58,758 | 30,078 | [8] | ||||
2005年(平成17年) | 59,313 | 30,028 | [8] | ||||
2006年(平成18年) | 57,623 | 28,916 | [9] | ||||
2007年(平成19年) | 57,201 | 53,633 | 28,824 | 27,117 | [10] | ||
2008年(平成20年) | 59,327 | 54,220 | 28,806 | 27,427 | [11] | ||
2009年(平成21年) | 58,164 | 53,504 | 28,986 | 27,025 | [12] | ||
2010年(平成22年) | 57,534 | 53,482 | 28,893 | 27,008 | [13] | ||
2011年(平成23年) | 58,246 | 53,210 | 29,384 | 26,839 | [14] | ||
2012年(平成24年) | 58,670 | 53,510 | 29,661 | 26,979 | [15] | ||
2013年(平成25年) | 58,877 | 53,805 | 29,809 | 27,134 | [16] | ||
2014年(平成26年) | 60,025 | 53,797 | 30,447 | 27,115 | [17] | ||
2015年(平成27年) | 60,183 | 53,601 | 30,593 | 26,989 | [18] | ||
2016年(平成28年) | 59,095 | - | 48,451 | 29,951 | - | 24,358 | [19] |
2017年(平成29年) | 59,363 | - | 48,733 | 30,047 | - | - | [20] |
駅周辺
阪急電鉄が総面積6万坪の住宅地を売り出すために駅を設置したという経緯があり、駅周辺は阪神間モダニズムの面影を残す住宅地[21][22][23]となっている。駅北側・駅南側ともに駅から200メートル圏内に信号機は設置されていない。駅敷地内や線路沿いには桜並木が整備されている。
阪急神戸本線で開設当初から駅前ロータリーが設けられた唯一の駅であり、駅南側の山手幹線までの並木道、六甲山系がアイストップである駅北側の水路沿いの道が、それぞれ街のメインストリートになっている。
周辺に駐輪場が十分に整備されていないこともあり、放置自転車が多い駅として調査結果が発表されている[24]。
- 尼崎市立北図書館
- 尼崎市立立花西小学校
- 磐長姫神社
- 大井戸公園
- 西武庫公園[25](交通公園、桜の名所)- 北口から阪神バスで約8分「西武庫公園」下車。
- 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構兵庫支部 - 北口から阪神バスで約10分「武庫豊町」下車。
- 兵庫職業能力開発促進センター(ポリテクセンター兵庫)
- シティースポーツクラブ尼崎 WOODY
- 尼崎市立消費生活センター - 南口から南へ徒歩5分。
- 尼崎市女性センター トレピエ - 南口から南へ240メートル。
- 神戸地方裁判所尼崎支部 - 南口から徒歩15分、または阪神バスで約4分「裁判所」下車。
- 関西労災病院 - 南口から阪神バスで約10分「労災病院」下車。
- 休日夜間急病診療所 - 南口から南へ700メートル、または阪神バス「南武庫之荘3丁目」下車。
- 産業技術短期大学
- 尼崎市立尼崎高等学校
- 兵庫県立武庫荘総合高等学校
バス路線
阪神バス(伊丹立花線[26]を除き、すべての経路が尼崎市内線[27])の路線が発着する。
北口は「阪急武庫之荘 (北)」、南口は「阪急武庫之荘 (南)」停留所。1986年の改編まで、停留所名は北口が「武庫之荘」、南口が「武庫之荘南口」となっていた。
北口
- 1番のりば
- 2番のりば
- 3番のりば
南口
- 4番のりば
- 5番のりば
- 43・43-2番 - 阪神尼崎 (北) 行(労災病院、JR立花 (下)、市役所、水道局、尼崎総合医療センター、東難波町3丁目経由)
- 49番 - 阪神出屋敷 行(労災病院、JR立花(下)、市役所、昭和通8丁目経由)
- 6番のりば
- 43番 宮ノ北団地 行(近畿中央病院、野間西、常松、西昆陽経由)
- 43-2番 武庫営業所 行(近畿中央病院、野間西、常松、武庫小学校前、西武庫公園経由)
- 47・47-2番 - 武庫営業所 行(守部公園、西武庫公園経由)
その他
- 優等列車の停車駅に挟まれているため、列車の通過時刻が近接しており、当駅東側に隣接する中山街道踏切など周辺の踏切はボトルネック踏切として指定されている[28]。
- 駅名標や広告の看板が障害となり、ホームから駅南側に植樹された桜並木の観桜ができないとする投書が若柳吉古錦(桂米朝 (3代目)夫人)より寄せられ、阪急側はそれに応じるかたちで小型のつり下げ看板に改めた[29]。
- 1970年代には、北改札に学生専用入口が設定され、朝ラッシュ時のみ使用されていた。通学定期券を所持する学生服着用の学生・生徒のみが利用可能だったが、定期券を自動改札機に通す手間を省けることから、学生・生徒以外の利用も多かった。不正乗車防止[30]のため、時々入口を開放しない日があった。専用入口はフェアライドシステム導入前の1991年まで使用された。
- 北改札側の売店(ラガールショップ)は、学生専用入口閉鎖後に移転されたもので、改札外からの購入も可能となっている。1995年、通勤急行の運行開始に先駆けて、上りホームの有効長を10両編成分に対応させるため、上りホーム西側に設置されていた地下通路に接続する階段を廃止し、売店を移転した上でかつて売店が立地した部分に新階段を設置した。
- 駅西側750メートルほどの所で、兵庫県道42号尼崎宝塚線(尼宝線)が神戸本線を乗り越している[2]。もとは阪神電気鉄道が宝塚を目指し建設した宝塚尼崎電気鉄道の未成線を流用したもので、阪神バスが杭瀬駅・尼崎駅・甲子園駅 - 宝塚駅間の路線を運行している。交差地点の北側に停留所があるが、駅からは離れているにも関わらず「武庫荘駅西口」(表記上「之」は入らない)という名称となっている。「兵庫県道42号尼崎宝塚線#バス停留所」も参照。
隣の駅
脚注
- ^ a b 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、55頁。ISBN 4-89485-051-6。
- ^ a b c d e f g h 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、75頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 大手私鉄』 12号 阪神電気鉄道 阪急電鉄 2、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年10月、27-29頁。ISBN 978-4-02-340142-6。
- ^ 改正時の駅別時刻表には、当時行われていた西宮北口駅改良工事期間中のみの運行予定である旨明記されていた。
- ^ "「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します" (PDF) (Press release). 阪急電鉄株式会社. 2013.4.30. 2013年12月15日時点のオリジナル (PDFlink)よりアーカイブ。2016.4.8閲覧。
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、|date=
の日付が不正です。 (説明) - ^ “阪急電鉄:21日から駅名変更 宝塚線、中山駅→中山観音駅 神戸線、三宮駅→神戸三宮駅 京都線新駅開業に合わせ”. 毎日新聞(朝刊) (毎日新聞社): p. (地方版/兵庫)p.24. (2013年12月19日)
- ^ 阪急電鉄 鉄道情報ホームページ 駅別乗降人員(上位50位)
- ^ a b c d e f 尼崎市統計書(平成18年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成19年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成20年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成21年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成22年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成23年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成24年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成25年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成26年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成27年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成28年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成29年) (PDF)
- ^ 尼崎市統計書(平成30年) (PDF)
- ^ "モダンの記憶 阪急住宅・武庫之荘" 読売新聞 2003年4月20日[リンク切れ]
- ^ 国土交通省 平成18年度 都市景観大賞「美しいまちなみ特別賞」
- ^ 阪急沿線 ちょい駅散歩 21駅目 武庫之荘駅 webTOKK 株式会社阪急アドエージェンシー (PDF)
- ^ 駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果 平成26年3月(13頁) (PDF) 内閣府
- ^ 兵庫県立であったが2012年より尼崎市に移管。西武庫公園のご案内(尼崎市ホームページ、2012年8月23日閲覧)
- ^ 後乗り前降り・運賃後払い。
- ^ 旧・尼崎市交通局の路線。前乗り後降り・運賃先払い。
- ^ 関連する外部リンク:
- ^ 阪急電鉄株式会社『阪急電車駅めぐり 空から見た街と駅 神戸線の巻』阪急電鉄総務部広報課、大阪、1980年。
- ^ 当駅の学生入口と塚口駅の通勤者出口を利用すると無賃乗車となってしまう。