「曾根崎」の版間の差分
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2020年3月23日 (月) 10:49時点における版
曾根崎 | |
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お初天神通り商店街と旧うめだ花月 | |
北緯34度42分0.83秒 東経135度30分3.65秒 / 北緯34.7002306度 東経135.5010139度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 大阪市 |
区 | 北区 |
面積 | |
• 合計 | 0.124735487 km2 |
人口 | |
• 合計 | 284人 |
• 密度 | 2,300人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
530-0057[3] |
市外局番 | 06(大阪MA)[4] |
ナンバープレート | なにわ |
曾根崎(そねざき)は、大阪府大阪市北区の地域名および町名。略字で「曽根崎」とも表記される。現行行政地名は曾根崎一丁目及び曾根崎二丁目。
本項では現行行政地名の曾根崎および梅田などの範囲にかつて所在した西成郡曾根崎村(そねざきむら)についても述べる。
地理
現在の住所表示では、広義の梅田のうち、御堂筋の東側・国道1号の北側・扇町通の南側の地域にあたる。また、北新地の一画を成す「曾根崎新地」が南西に隣接する。
一帯は繁華街として栄え、ラブホテルや風俗店も多い。『曽根崎心中』の舞台になった露天神社(通称:お初天神)は当地にある。
歴史
そねざきむら 曾根崎村 | |
---|---|
廃止日 | 1897年4月1日 |
廃止理由 |
編入合併 大阪市(北区)、西成郡上福島村、下福島村、北野村、曾根崎村、野田村(一部)、川崎村(一部)、豊崎村(一部)、東成郡野田村(一部)、鯰江村(一部)、都島村(一部) → 大阪市(北区) |
現在の自治体 | 大阪市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 近畿地方 |
都道府県 | 大阪府 |
郡 | 西成郡 |
隣接自治体 |
大阪市(北区) 西成郡上福島村、北野村 |
曾根崎村役場 | |
所在地 | 大阪府西成郡曾根崎村(大字なし) |
ウィキプロジェクト |
曾根崎の「ソネ」(埆)は、石が多くやせてしまった土地を意味し、元々曾根崎洲と呼ばれる淀川河口の砂洲で、荒廃地であった。
平安時代から鎌倉時代にかけて行われていた「難波八十島祭」(なにわのやそしままつり)の旧跡とも言われ、祭りに加わっていた須牟地曾根神社は当地にあったとされている。
近世以降は西成郡曾根崎村を形成した。南東部は、1708年(宝永5年)に曽根崎川沿いの地域が曾根崎新地として大坂城下(大坂三郷)へ編入され、曾根崎新地や天満に接する地域でも市街化が見られた。一方の北西部は、1615年(元和元年)に大坂七墓のひとつである梅田墓地が置かれ、田畑の他にも池沼や荒地が多い寂しい場所であった。しかし、1874年(明治7年)に大阪駅(当初は「梅田すてんしょ」とも呼ばれた)が開業したことにより一変し、1906年(明治39年)に阪神梅田駅、1910年(明治43年)に阪急梅田駅が開業すると、広域地名として一気に広まるに至った。
第二次世界大戦前の曾根崎は、御茶屋などが並び、三味線や小唄が聞こえる京都の祇園のような風情のある雰囲気を持っていた。
地価公示法による地価公示が始まった1970年から1972年まで、曾根崎中1丁目(現・曾根崎2丁目)は大阪で最も地価が高い場所だった。
沿革
- 1889年(明治22年) - 西成郡曾根崎村単独で町村制施行。
- 1897年(明治30年) - 大阪市第一次市域拡張により大阪市へ編入され、北区大字曾根崎となる。
- 1900年(明治33年) - 大字が改編され、曾根崎中1 - 2丁目、曾根崎上1 - 4丁目、曾根崎永楽町、梅田町、東梅田町、西梅田町、北梅田町が成立。
- 1940年(昭和15年) - 曾根崎中の一部と東梅田町が梅田に改称。
- 1943年(昭和18年) - 西梅田町と北梅田町のそれぞれ一部が新設された福島区に含まれる。
- 1944年(昭和19年) - 曾根崎永楽町が「曾根崎」の冠称を廃して永楽町に改称。曾根崎上と永楽町のそれぞれ一部から神明町が新たに成立。角田町と小松原町のそれぞれ扇町通以南を曾根崎中へ編入。北区西梅田町が梅田町と堂島西町へ分割編入。北区北梅田町が大深町へ編入。
- 1975年(昭和50年) - 福島1 - 8丁目の現行住居表示を実施。
- 福島区西梅田町と福島区北梅田町はどちらも福島6丁目東部に概ね該当する。
- 1978年(昭和53年) - 曾根崎1 - 2丁目、梅田1 - 3丁目、曾根崎新地1 - 2丁目、西天満1 - 6丁目の現行住居表示を実施。
- 曾根崎中は曾根崎2丁目北部と梅田1丁目中東部、曾根崎上は曾根崎1丁目と曾根崎2丁目南部と梅田1丁目南部、永楽町は曾根崎新地1丁目北東部、神明町は西天満4丁目北西部、梅田町は梅田2丁目と梅田3丁目、梅田は梅田1丁目北部に概ね該当する。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
曾根崎一丁目 | 193世帯 | 248人 |
曾根崎二丁目 | 22世帯 | 36人 |
計 | 215世帯 | 284人 |
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 277人 | [5] | |
2000年(平成12年) | 151人 | [6] | |
2005年(平成17年) | 272人 | [7] | |
2010年(平成22年) | 270人 | [8] | |
2015年(平成27年) | 300人 | [9] |
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 130世帯 | [5] | |
2000年(平成12年) | 74世帯 | [6] | |
2005年(平成17年) | 203世帯 | [7] | |
2010年(平成22年) | 209世帯 | [8] | |
2015年(平成27年) | 218世帯 | [9] |
学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。北区内の全ての市立中学校と、大阪市内の小中一貫校が対象で学校選択が可能(抽選を実施)。
丁目 | 番 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
曾根崎一丁目 | 全域 | 大阪市立扇町小学校 | 大阪市立天満中学校 |
曾根崎二丁目 | 全域 |
施設
公共施設
名所
宿泊施設など
- 梅田OSホテル
- 大阪日興ビル
交通
鉄道
道路
その他
日本郵便
脚注
- ^ “大阪府大阪市北区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b “住民基本台帳人口・外国人人口”. 大阪市 (2019年7月26日). 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b “曾根崎の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “北区内の通学区域一覧”. 大阪市 (2018年12月6日). 2019年10月4日閲覧。 “(ファイル元のページ)”
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。