「北浜」の版間の差分
163行目: | 163行目: | ||
== 交通 == |
== 交通 == |
||
=== 鉄道 === |
=== 鉄道 === |
||
* [[北浜駅 (大阪府)|北浜駅]]([[京阪本線]]・[[ |
* [[北浜駅 (大阪府)|北浜駅]]([[京阪本線]]・[[Osaka Metro堺筋線|地下鉄堺筋線]]) |
||
* [[なにわ橋駅]]([[京阪中之島線]]) - 所在地は対岸の[[中之島 (大阪府)|中之島]]になる。 |
* [[なにわ橋駅]]([[京阪中之島線]]) - 所在地は対岸の[[中之島 (大阪府)|中之島]]になる。 |
||
* [[淀屋橋駅]](京阪本線・[[Osaka Metro御堂筋線|地下鉄御堂筋線]]) |
* [[淀屋橋駅]](京阪本線・[[Osaka Metro御堂筋線|地下鉄御堂筋線]]) |
2020年3月23日 (月) 14:43時点における版
北浜 | |
---|---|
大阪取引所(正面の銅像は五代友厚) | |
北緯34度41分28.9秒 東経135度30分11.82秒 / 北緯34.691361度 東経135.5032833度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 大阪府 |
市町村 | 大阪市 |
区 | 中央区 |
面積 | |
• 合計 | 0.193417886 km2 |
人口 | |
• 合計 | 356人 |
• 密度 | 1,800人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
541-0041[3] |
市外局番 | 06(大阪MA)[4] |
ナンバープレート | なにわ |
北浜(きたはま)は、大阪府大阪市中央区の町名。現行行政地名は北浜一丁目から北浜四丁目。
地理
船場の北端の町で、土佐堀通(外北浜通)と内北浜通の両側町。南は今橋、東は東横堀川葭屋橋を挟んで北浜東、北は土佐堀川難波橋・栴檀木橋・淀屋橋を挟んで北区中之島、西は西横堀川跡の阪神高速1号環状線北行きを挟んで西区江戸堀とそれぞれ接する。
東側の1丁目と2丁目は江戸時代から同じ町名で、北浜駅に近く、一般的に北浜と言えばこの付近を指すことが多い。大阪取引所を中心とした金融街となっており、東京の金融街である兜町が「シマ」と呼ばれるのに対し、北浜は「ハマ」と呼称される。
西側の3丁目と4丁目はかつて別の町名だったこともあり、淀屋橋駅に近く、北浜と呼ばれることはあまりない。また、4丁目は住友グループ企業の本社・本店オフィスが数多く立地していることから住友村とも呼ばれる。
なお、東隣の北浜東はかつて京橋という町名だったことに加え、船場ではなく上町に位置しているため、北浜には含まれない。
河川
- 旧淀川(土佐堀川)
歴史
江戸時代を通じて北浜は現在の1丁目と2丁目のみで、現在の3丁目と4丁目のうち心斎橋筋以東は過書町、同以西は土佐堀通沿いが大川町、内北浜通沿いが梶木町、西横堀川沿いは七郎右衛門町1丁目という町名だった。1872年(明治5年)に過書町と梶木町を編入して1 - 5丁目に改編、七郎右衛門町1丁目を横堀1丁目に改称。1989年(平成元年)に大川町と横堀1丁目の北部を編入して現行の1 - 4丁目に改編された。
1743年(寛保3年)に金・銀・銭の取引相場を決める金相場会所が高麗橋より北浜へ移転。また、1777年(安永6年)には長崎向けの輸出商品を売買する俵物会所が備後町から北浜へ移転された。明治以降は金相場会所跡地に大阪株式取引所(現・大阪取引所)が設置され、有力な両替商らによって銀行などが設立された。
1845年(弘化2年)に大村益次郎、福澤諭吉らを輩出した緒方洪庵が開設の適塾が津村東之町(現・瓦町3丁目)より過書町へ移転。1875年(明治8年)には蟹島新地とも呼ばれる北浜東端の築地において、大久保利通、木戸孝允、板垣退助らが会談して日本の三権分立と漸次立憲が決定づけられた大阪会議が開かれるなど、北浜は日本の近代化に大きな影響を与えたところでもある。
1962年(昭和37年)に埋め立てられた西横堀川には西国橋・船町橋が架橋されていた。
地名の由来
船場の北の浜(大阪では河岸(かし)を指す)による。
世帯数と人口
2019年(平成31年)3月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
北浜一丁目・二丁目 | 192世帯 | 318人 |
北浜三丁目 | 15世帯 | 38人 |
北浜四丁目 | 0世帯 | 0人 |
計 | 207世帯 | 356人 |
人口の変遷
国勢調査による人口の推移。
1995年(平成7年) | 106人 | [5] | |
2000年(平成12年) | 71人 | [6] | |
2005年(平成17年) | 85人 | [7] | |
2010年(平成22年) | 143人 | [8] | |
2015年(平成27年) | 137人 | [9] |
世帯数の変遷
国勢調査による世帯数の推移。
1995年(平成7年) | 58世帯 | [5] | |
2000年(平成12年) | 35世帯 | [6] | |
2005年(平成17年) | 52世帯 | [7] | |
2010年(平成22年) | 103世帯 | [8] | |
2015年(平成27年) | 85世帯 | [9] |
主な施設
- 大阪取引所
- 北浜テラス(川床)
- 中之島公園
- 少彦名神社
- 関西棋院
- 大阪市立開平小学校
- 日本郵政グループ 大阪ビル(旧:日本郵政公社近畿支社、旧近畿郵政局)
- 北浜 NEXU BUILD(大阪で初めての100m超の高層ビル、旧称 大阪大林ビル)
- The Kitahama(2005年に5月閉店した三越大阪店跡地)
- 北浜郵便局
- 大阪シティ信用金庫 本店
- 五感 北浜本館
- モスバーガー 北浜店
- 八木通商 本社
- カプコン 本社
- サミーツアー サン太陽トラベル本社
- アニメーションDo
交通
鉄道
道路
その他
日本郵便
脚注
- ^ “大阪府大阪市中央区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b “住民基本台帳人口・外国人人口”. 大阪市 (2019年7月26日). 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b “北浜の郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 大阪取引所 - 株式先物で日本最大の取引所
- 大阪川床 北浜テラス - 河川法緩和を受けて最初につくられた地元協議会が運営している常設式川床
- 北浜ネイバーズ - 北浜情報サイト