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* [[2004年]] - [[彩の国さいたま芸術劇場#彩の国落語大賞|彩の国落語大賞]]殊勲賞受賞。第9回 [[林家彦六#林家彦六賞・岡本マキ賞|林家彦六賞]]受賞。 |
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* [[2007年]] - 彩の国 落語大賞受賞。 |
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2020年3月24日 (火) 23:25時点における版
本名 | 安田 修(やすだ おさむ) |
---|---|
生年月日 | 1969年7月3日(55歳) |
出身地 | 日本・鹿児島県 |
師匠 | 林家木久扇 |
名跡 | 1. 林家きく兵衛(1989年 - 1993年) 2. 林家彦いち(1993年 - ) |
出囃子 | 鞠と殿様 |
活動期間 | 1989年 - |
活動内容 | 落語家 |
所属 | 落語協会 オフィストゥーワン(マネジメント) |
公式サイト | 林家彦いち |
受賞歴 | |
2000(平成12)年 第10回 北とぴあ落語大賞 2000(平成12)年 NHK新人演芸大賞落語部門大賞 2003(平成15)年 彩の国落語大賞殊勲賞 2003(平成15)年 第9回林家彦六賞 2005(平成17)年 彩の国落語大賞 | |
林家 彦いち(はやしや ひこいち、1969年(昭和44年)7月3日 - )は、落語協会・所属の落語家。鹿児島県出身。本名は安田 修(やすだ おさむ)。鹿児島県立加世田高等学校卒業[1] 。国士舘大学文学部地理学専攻中退。
来歴・人物
主に新作落語を得意演目とする。春風亭昇太、柳家喬太郎、三遊亭白鳥と「SWA(創作話芸アソシエーション)」を旗揚げ。SWAでの背番号は「1」。出囃子は「鞠と殿様」。紋は「光琳の蔦」。
厳つい顔をしているが笑顔はとても優しい雰囲気であり、本人も時折それをネタにすることがある。かつて爆笑オンエアバトルに出場し、落語家として唯一オンエアを獲得している。(戦績1勝2敗、最高389KB) 執筆など出版物も多く、読売新聞に連載していたコラムが高校入試問題に採用されている。 旅の模様を喋るライブもやっており、これまでネタになった場所はカナダユーコン川、シルクロード、バイカル湖など。 カナダの川下り版はDVDになって発売されている。
2008年にはライブのネタのため蘇民祭に参加したところ、褌姿がワイドショーに映し出され、本人が話題にする以上に他の噺家のネタにされた。
エベレストBCまでのヒマラヤ珍道中のスライドショーは北沢タウンホール、ニコニコ生放送はじめ多くの場所で行った。
落語家になる前は武道を経験。柔道二段、極真空手も経験しており、正拳突きでの板割りを得意としている。以前はスネでのバット折りも特技であったが演芸番組で披露した際に足を傷めたため、現在は封印している。
RICOHのデジタルカメラ、GRで撮った各界のクリエーター100人による写真集GRSNAPなどにも登場しており、2011年発売のCX5の花火モードに音声シャッターの「たまや~」の声を担当した。なおシャッター音を音声にするアイデアも出した[2]。
2015年、自作の落語『熱血怪談部』(絵・加藤休ミ)あかね書房より絵本化。
2015年より、定期落語会「渋谷らくご」で偶数月に開催されている創作らくごネタおろし会「しゃべっちゃいなよ」を主催している。出演メンバーの選定や年間チャンピオンの審査員を務める一方、自身も毎回高座にあがり、ネタおろしを行っている。
笑点Jr.メンバーとして
BS笑点に笑点Jr.メンバーとして初期から不定期で出演している。
略歴
- 1989年12月 - 初代林家木久蔵(現:林家木久扇)に入門、3番弟子になる。前座名「林家きく兵衛」。
- 1993年5月 - 二つ目昇進し、大師匠林家彦六の「彦」の一文字を取り「林家彦いち」に改名。
- 2000年 - 北とぴあ落語大賞受賞。
- 2000年 - NHK新人演芸大賞落語部門大賞受賞。
- 2002年3月 - 真打昇進。同時昇進者に古今亭菊生、入船亭扇辰、三遊亭金八、鈴々舎鈴之助。
- 2003年 - 東京都立大学 (1949-2011)非常勤講師。
- 2004年 - 彩の国落語大賞殊勲賞受賞。第9回 林家彦六賞受賞。
- 2007年 - 彩の国 落語大賞受賞。
- 2008年 - 蘇民祭参加。NHK土曜時代劇「オトコマエ!」レギュラー出演。
- 2017年4月 - 出演ラジオ番組「久米宏 ラジオなんですけど」で神田茜と離婚したことを公表[3]。
主な出演(地方ローカル含む)
- BS笑点(BS日テレ)→笑点Jr.(日テレプラス)
- ドキュメント「林家彦いち 情熱体力」(南日本放送)
- ふるさとお国自慢(鹿児島放送)
- 平成落語家ジョッキーレギュラー(NHKラジオ第1放送)
- 今夜も大入り!渋谷・極楽亭レギュラー(NHKラジオ第1放送)
- 久米宏 ラジオなんですけどレギュラー(TBSラジオ)
- 土曜時代劇 オトコマエ!レギュラー(NHK総合)
- なぎら健壱の東京の江戸を遊ぶ(旅チャンネル)
- 出没!アド街ック天国スタジオゲストで(奥多摩、上野広小路)(テレビ東京)
- 笑いがいちばん(NHK総合)
- 爆笑オンエアバトル(NHK総合)
- 金曜バラエティー(NHK総合)
- 噺家が闇夜にコソコソ(フジテレビ)
- 柳亭市馬の演芸図鑑(NHK、2015年9月13日)
主な新作落語
- 「睨み合い」
- 「熱血怪談部」
- 「みんな知ってる」
- 「わくわく葬儀店」
- 「長島の満月」
- 「遥かなるたぬきうどん」(三遊亭圓丈作)
- 「掛け声指南」
- 「青畳の女」
- 「という」
- 「つばさ」
他
弟子
前座
- 林家やまびこ
- 林家きよひこ
- 林家ひこうき
関連出版物
著書
- 『いただき人生訓』ポプラ社)ISBN 459109393X
- 『楽写』(2004年、小学館)ISBN 4093665117
- 『楽屋顔 - 噺家・彦いちが撮った、高座の裏側』(2011年、講談社+α文庫)ISBN 4062814552 *『楽写』の文庫化。
- 『ねっけつ! 怪談部』(2015年、原作:林家彦いち、編集:ばばけんいち、イラスト:加藤休ミ、あかね書房)ISBN 4251095014
- 『ながしまのまんげつ』(2016年、原作:林家彦いち、文・絵:加藤休ミ,小学館)ISBN 4097266462
共著 『楽語・すばる寄席』(2006年、集英社)ISBN 4087747964
『楽語(RAKUGO) ― 席亭夢枕獏・爆笑SWAの会』(2010年、文春文庫)ISBN 4167528215
- 漫画・文庫共に監修/協力『え~カミさんを一席』関連シリーズ(星野めみ)
- え~カミさんを一席 (2000年 - 連載中、BE・LOVEパフェ[4])
- え~カミさんを一席 特別番外編(※漫画文庫版)
- 帰ってきたえ~カミさんを一席 (2003年 - 2005年、BE・LOVE、BE・LOVEパフェ大人が泣けるラブストーリー、講談社)
- 如春亭にようこそ[5] (2006年 - 2007年、BE・LOVE)
- 毎度!え〜カミさんを一席 (2010年-連載中 この作品から宙出版の発行となる。この出版社からの未収録4作品込みの単行本以降、2010年同社『幸せな結婚』12月号から連載再開となった[6]。)
- え~カミさんを一席 (2000年 - 連載中、BE・LOVEパフェ[4])
- 漫画・アイディア協力[7][8]『キャサリン、巫女です!!』(星野めみ/メディアックス/初の単行本は竹書房から発売)
- キャサリン、巫女です!!2(?-2013年2月号、海王社、最高の主婦たち/初の単行本は竹書房から発売)
- 漫画・監修/協力『春*奈ころりん』(2011年12月号-2012年12月号、JOURすてきな主婦たち、双葉社、監修・林家彦いち)
- 『下北沢カタログVOL.2』(フリースタイル)
他、雑誌などでの執筆活動も多数。
DVD
- BOX「彦いち噺」(竹書房)<創作落語「創」編、古典落語「礎」編の2枚組>
- 「彦いち喋り倒し・野田知佑、夢枕獏とユーコン川を下る」(コロムビアミュージックエンターティメント)
- 『落語ドキュメンタリー 新世紀落語大全 林家彦いち』(クエスト、2014年4月)「愛宕川(あたごリバー)」「蘇民祭2008(トーク、聞き手:桃月庵白酒)」「保母さんの逆襲」*特典CD(「愛宕川」「保母さんの逆襲」ロングバージョン)付
脚注
- ^ “噺家「林家彦いち」さんの本”. 2015年12月13日閲覧。鹿児島県立加世田高等学校公式ブログ。
- ^ 日経PC「噺家のITな日々」
- ^ 柳家小袁治 (2017年4月25日). “末廣亭四月下席・中日(ナカビ)”. 新日刊マックニュース. 2018年8月15日閲覧。
- ^ 最終に発行した第7巻において「第8巻へと続く」と記載されているため。
- ^ 作品中「カミさんを一席」シリーズのキャラクターが殆ど登場するため。
- ^ 星野めみ公式ホームページ「Memi's Park」Information、2011年10月閲覧。
- ^ 15の愛情物語スペシャル 2010年7月号より
- ^ 竹書房版の単行本では本の表紙、中表紙でもなく、無印(1巻)はpart1の表紙、2巻はPart5の表紙に記載。
外部リンク
- 公式ホームページ
- ソニーミュージック公式サイト
- オフィス・トゥー・ワンによるプロフィールページ
- 林家彦いち - 落語協会
- 林家彦いち (@hikoichikumite) - X(旧Twitter)