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2020年6月16日 (火) 00:20時点における版
団体種類 | 一般社団法人 |
---|---|
設立 | 2019年6月6日 |
所在地 |
東京都中央区日本橋二丁目1番10号 柳屋ビル2階 |
法人番号 | 9010005030272 |
起源 | 日本百貨店協会(任意団体) |
主要人物 | 赤松憲(会長) |
ウェブサイト | https://www.depart.or.jp/ |
一般社団法人日本百貨店協会(にほんひゃっかてんきょうかい、英称:Japan Department Store Association:JDSA)は、百貨店業の健全な発達を図り、もって消費者の利益に寄与することを目的とする、百貨店業者の業界団体である。1948年3月16日に任意団体の日本百貨店協会として設立され、2019年6月6日に一般社団法人化した。郊外大型店などとの競争により百貨店の閉店が相次いでいることから、加盟店舗数は年々減少し、2020年現在で190店舗である。
かつては当協会の他に、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国及び九州に各地区協会が、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸の戦前六大都市と呼ばれた地域にそれぞれ都市百貨店協会があった。しかし加盟店数の減少などから運営の無駄を省くため時間をかけて統合が進められ、2010年に7地区協会を統合、地方分会化した。各地区協会事務所は閉鎖され、運営は日本協会に一元化されている[1]。
加盟百貨店
50音順、2020年6月12日時点。ここでは別法人でも同一企業グループの場合は同一の百貨店として扱う。グループ店内でも地区協会のみに加盟している店舗が存在するケースがあった[注釈 1]。なお★印の店舗は、向こう1年以内に閉店することが公式発表されている店舗である。
地域ブロックごとの加盟店は、各地区協会の記事を参照。
- 伊勢丹(新宿・立川・浦和・新潟・静岡・ジェイアール京都伊勢丹(京都))
- 一畑百貨店(松江)
- 井筒屋(小倉・黒崎・山口)
- 井上(松本・アイシティ21(山形村)[注釈 2])
- 岩田屋(福岡天神・久留米)
- うすい百貨店(郡山)
- 遠鉄百貨店(浜松)
- 岡島百貨店(甲府)
- 小田急百貨店(新宿・町田・藤沢)
- 加古川ヤマトヤシキ
- めいてつエムザ(金沢)
- パルクアベニューカワトク(盛岡)
- 近鉄百貨店(あべのハルカス近鉄本店・上本町・東大阪・生駒・奈良・橿原・和歌山・草津・四日市・名古屋【近鉄パッセ】)
- 京王百貨店(新宿・聖蹟桜ヶ丘)
- 京急百貨店(横浜上大岡)
- 京成百貨店(水戸)
- 京阪百貨店(守口・京橋・枚方・樟葉・住道)
- さいか屋(横須賀・藤沢・町田JORNA)
- さくら野百貨店(青森・弘前・八戸・北上)
- 山陽百貨店(姫路)
- グランデュオ(立川・蒲田)
- スズラン(前橋・高崎)
- 西武(池袋・渋谷・所沢・東戸塚・秋田・★岡崎・福井・★大津)
- そごう(横浜・大宮・★川口・千葉・★西神・広島・★徳島)
- 髙島屋(大阪(難波)・堺・泉北・京都・洛西・東京日本橋・新宿・玉川・立川・横浜・★港南台・大宮・柏・岡山・★米子・岐阜・高崎・ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋)・いよてつ髙島屋(松山))
- タカヤナギ(大仙イーストモール)
- 大丸(心斎橋・梅田・京都・神戸・須磨・芦屋・東京・札幌・鳥取・下関・高知・福岡天神)
- 大和(香林坊・富山)
- 玉屋(佐世保・佐賀)
- 津松菱
- 鶴屋百貨店(熊本)
- 天満屋(岡山・倉敷・津山・広島緑井・★広島アルパーク・福山・福山ポートプラザ・米子しんまち)
- 東急百貨店(渋谷-本店・渋谷-駅東横・渋谷-ヒカリエShinQs・二子玉川 東急フードショー・吉祥寺・たまプラーザ・港北・日吉・札幌・ながの)
- 東武百貨店(池袋・船橋・宇都宮・大田原・栃木市役所)
- トキハ(大分・わさだ・別府)
- 中合(福島)
- 浜屋百貨店(長崎)
- 阪急百貨店(梅田・MENS OSAKA(HEP NAVIO)・神戸・高槻・千里・西宮・川西・宝塚・三田・博多・MENS TOKYO(旧有楽町店)・都筑(横浜)・大井食品館)
- 阪神百貨店(梅田・尼崎・西宮・御影)
- 福屋(広島八丁堀・広島駅前・五日市・尾道)
- 藤井大丸(京都)
- 藤崎(仙台)
- 藤丸(帯広)
- 松坂屋(名古屋栄・豊田・静岡・上野・高槻)
- 松屋(銀座・浅草)
- 丸井今井(札幌・函館)
- 丸栄(名古屋)
- 店舗営業は2018年6月いっぱいで終了したが、外商部門は営業を継続、百貨店共通商品券も払い戻し対象とはせず継続利用可としている[2]。
- 丸広百貨店(川越・アトレマルヒロ・南浦和・上尾・入間・坂戸・東松山・日高・飯能)
- 丸ヨ池内(札幌)
- マロニエゲート(銀座)[注釈 3]
- 三越(日本橋本店・銀座・札幌・仙台・★新潟・名古屋三越栄・星ヶ丘・名古屋ラシック(栄)・広島・高松・松山・福岡)
- 札幌、仙台、名古屋の2店舗、広島、高松、松山及び福岡については、2009年10月に受け皿会社を新設(名古屋と福岡は“復活”)、2010年4月に受け皿会社へ移管。
- 新潟は新潟伊勢丹へ即時統合。2020年3月閉店予定。
- 恵比寿・閉店した多摩センターの両店は非加盟。
- 名鉄百貨店(名古屋・一宮)
- 八木橋(熊谷)
- 山形屋(やまかたや、鹿児島・宮崎)
- リウボウインダストリー(那覇)
法人会員
以下は、上記店舗とは別に本社機構があるため法人として単独で加盟している企業の一覧である。ここに記述がない場合は本社・本店一体で加盟している。なお店舗同様に本社がある場所を管轄する地区百貨店協会にも加盟している。
- 株式会社スズラン 本社(前橋市)
- 株式会社そごう・西武 本社(東京都千代田区)
- 株式会社髙島屋 東京本社(東京都中央区)
- 株式会社大丸松坂屋百貨店 本社(東京都江東区)
- 株式会社京王百貨店 本社(東京都渋谷区)
- ジェイアール東日本都市開発株式会社 本社(立川市)
- 株式会社さいか屋 本部(横須賀市)…旧本店だった川崎店閉店により本部機能を創業地横須賀へ移転した
- 株式会社大和 本社(金沢市)
株式会社三越伊勢丹本社は、伊勢丹新宿店と一体で加盟。
かつて加盟していた百貨店・店舗
★は、その後他の百貨店が引き継いで営業中。☆は、引継ぎ予定。
ブランド名 | ふりがな | 主所属地区 | 該当店舗 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
伊勢丹 | いせたん | 関東 | 高崎、松戸、八王子、吉祥寺、府中、相模原、JR大阪三越伊勢丹、小倉 |
|
一畑百貨店 | いちばた | 中国四国 | 出雲 |
|
イチムラ | いちむら | 関東 | 長岡、新潟 |
|
井筒屋 | いづつや | 九州 | 本城、博多、久留米、浮羽、大牟田、中津、宇部、コレット | |
岩田屋 | いわたや | 九州 | 西新、熊本、日田 |
|
大浦 (都城大丸) |
おおうら みやこのじょうだいまる |
九州 | 都城 |
|
大沼 | おおぬま | 東北 | 山形、米沢 | |
大牟田松屋 | おおむたまつや | 九州 | 大牟田 | |
木内 | きのうち | 東北 | 秋田 |
|
近鉄百貨店 | きんてつ | 近畿 | 東京吉祥寺、岐阜、プラッツ京都、西京都(京都ファミリー)、桃山、枚方、桔梗が丘、桜井、近鉄松下(山口県周南)、別府 |
|
京成百貨店 | けいせい | 関東 | 東京上野、オーモリ、土浦 |
|
県民百貨店 | けんみん | 九州 | 熊本 |
|
五番舘 | ごばんかん | 北海道 | 札幌 |
|
小美屋 | こみや | 関東 | 川崎 |
|
さいか屋 | さいかや | 関東 | 川崎 |
|
さくら野百貨店 (旧丸光→ ダックビブレ) |
さくらの まるみつ だっくびぶれ |
東北 | 仙台、気仙沼、石巻、山形、福島、郡山 | |
三交百貨店 | さんこう | 中部 | 松阪、伊勢 |
|
新岐阜百貨店 | しんぎふ | 中部 | 岐阜 | |
西武百貨店 | せいぶ | 関東 | 旭川、札幌、函館、ams仙台、筑波、宇都宮、大宮、春日部、船橋、有楽町、八王子、川崎、小田原、富山、小松、静岡、浜松、沼津、豊橋、八尾、★高槻、つかしん、神戸、高知 |
|
そごう | そごう | 近畿 | 札幌、柏、船橋、木更津、茂原、有楽町、錦糸町、多摩、八王子、柚木、長野、★豊田、★心斎橋、★神戸、★加古川、奈良、呉、福山、コトデンそごう(高松)、★いよてつそごう(松山)、小倉、★黒崎 |
|
大黒屋 | だいこくや | 東北 | いわき |
|
大丸 | だいまる | 近畿 | 新長田、浦和パルコ、八王子、町田、ららぽーと横浜、和歌山、★米子、今治、新居浜、長崎 |
|
大和 | だいわ | 中部 | 小松、新潟、長岡、上越、高岡 |
|
髙島屋 | たかしまや | 近畿 | 足利、津田沼、和歌山、津山、今治 | |
玉屋 | たまや | 九州 | 福岡、小倉、長崎 |
|
ちまきや | ちまきや | 中国四国 | ★山口 |
|
つぼみや | つぼみや | 中国四国 | 徳島 | |
天満屋 | てんまや | 中国四国 | 広島八丁堀、三原、高松、広島アルパーク |
|
東急百貨店 | とうきゅう | 関東 | 日本橋、町田、横浜、北見 | |
トキハ | ときわ | 九州 | 臼杵 | |
中合 | なかごう | 東北 | 会津若松、十字屋(山形)、★清水屋(酒田)、三春屋(八戸)、棒二森屋(函館) | |
中三 | なかさん | 東北 | 青森、弘前、五所川原、盛岡、二戸、秋田 |
|
浜屋百貨店 | はまや | 九州 | 大村 | |
阪急百貨店 | はんきゅう | 近畿 | 堺 北花田、三宮、神戸、四条河原町、数寄屋橋、大井町 | |
阪神百貨店 | はんしん | 近畿 | 神戸三宮(さんのみや・阪神食品館) | |
プランタン銀座 | ぷらんたんぎんざ | 関東 | ★銀座 | |
ほの国百貨店 | ほのくに | 中部 | 豊橋 | |
松坂屋 | まつざかや | 中部 | 名古屋駅、岡崎、四日市、銀座、札幌、山形、市川、横浜、大阪、★樟葉 |
|
松菱 | まつびし | 関東 | 浜松 | |
松屋 | まつや | 関東 | 横浜伊勢佐木町、船橋 |
|
丸井今井 | まるいいまい | 北海道 | 小樽、室蘭、旭川、釧路、苫小牧 | |
マルカン百貨店 | まるかん | 東北 | 花巻 |
|
丸正百貨店 | まるしょう | 近畿 | 和歌山 | |
丸新 | まるしん | 中国四国 | 徳島 | |
まるみつ百貨店 | まるみつ | 関東 | 諏訪 |
|
三越 | みつこし | 関東 | 池袋、吉祥寺、武蔵村山、名取、千葉、横浜、上大岡、金沢、大阪、枚方、神戸、★倉敷、鹿児島、沖縄 |
|
山形屋 | やまかたや | 九州 | 沖縄 | |
ヤナゲン | やなげん | 中部 | 大垣、FAL | |
ヤマトヤシキ | やまとやしき | 近畿 | 姫路 | |
ロビンソン百貨店 | ろびんそん | 関東 | 札幌、宇都宮 |
全国百貨店共通商品券
- 全国百貨店共通商品券は、券面に記載された協会加盟の発行元の百貨店が発行している。日本百貨店協会に加盟しているいずれの百貨店でも利用可能。
- 種類は1枚1,000円のみ。薄緑色の花柄ベースで、中央下部の発行元百貨店名表示が発行元百貨店により異なる。
- 釣り銭が出る(利用可能店が大きくかぶるJTBが2007年5月31日まで発行していたデパート&ショップ共通商品券「ナイスギフト」[9]は釣り銭が出なかった)。
- 発行元の百貨店が、破産、民事再生、会社更生等の申立てや著しい信用低下が生じた場合には、他の百貨店で利用できなくなる場合がある。そのような状態が生じた場合は、加盟店に掲示が出されるほか、新聞でも告示される。利用できなくなった券は、資金決済法により、国(財務局)から発行保証金の還付を受けることができる。
- 前項の百貨店グループの中でも、日本百貨店協会に加盟していない店舗や、加盟店内のテナントでは利用できない。グループ内でそのような店舗が存在する場合は、当該店舗においては百貨店共通商品券を利用できない旨の掲示をし、消費者に注意を喚起することになっている。
- 2014年10月に発行20周年を記念して、従来の券面にハローキティをデザインした全国百貨店共通商品券が枚数限定にて販売された。[10]。
会員外で使える店舗
近年、会員店舗の減少が進んでいることから、会員外の店舗でも会員店舗の系列であれば使える店舗が増えている。主なものを挙げる[注釈 4]。
商号 | 使える店舗 | 備考 |
---|---|---|
伊勢丹 |
| |
川徳 | アネックスカワトク | |
近鉄百貨店 |
|
桔梗が丘を除き近接する百貨店と一体の扱い |
さいか屋 | 川崎店(川崎日航ホテル3階) | 閉店した旧本店の代替店 |
髙島屋 |
|
|
天満屋 | 八丁堀ビル | 旧百貨店店舗。取扱は7階以上に限る[注釈 6] |
東急百貨店 | ||
東武百貨店 | 東武ホープセンター | 東武百貨店池袋本店と一体の扱い |
阪急百貨店 |
| |
三越 |
|
|
山形屋 |
|
日本百貨店協会非加盟店 |
以下非加盟企業 | ||
池袋ショッピングパーク | 西武池袋本店と一体の扱い | |
イズミヤ | まるとく市場全店とカナートの一部店舗以外の全店 | H2Oリテイリングとの経営統合により取扱開始 |
北上都心開発 | ツインモールプラザ | さくら野百貨店北上店と一体の扱い |
近商ストア | 全店舗 | 近鉄百貨店の親戚会社 |
京急ショッピングセンター | ウイング上大岡 | 京急百貨店と一体の扱い |
京王電鉄SC営業部 | 聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンターレストランフロア | 京王百貨店聖蹟桜ヶ丘店と一体の扱い |
JR博多シティ | シティダイニングくうてん | 博多阪急と一体の扱い |
タカヤナギ | タカヤナギ・グランマート各店(秋田県内) | [注釈 7] |
東急電鉄 | 二子玉川ライズ・ショッピングセンター | 二子玉川 東急フードショーと一体の扱い |
東神開発 |
|
髙島屋店舗と一体の扱い |
東武鉄道 | 浅草エキミセ[注釈 9] | 松屋浅草に内包の扱い |
東急モールズデベロップメント |
|
近接する東急百貨店店舗と一体の扱い |
パルコ | 全店舗[11] | 大丸・松坂屋の親戚会社となった後の2014年9月取扱開始 |
阪急オアシス | 一部を除く全店舗 | 阪急阪神百貨店の親戚会社 |
山形屋ストア | 山形屋子会社 |
経営破綻による取扱
この共通商品券発行開始後に発行元百貨店が経営破綻した場合の対応は2つある。ひとつは前述のとおり利用できなくする措置で、該当する破綻企業は10社ある。もうひとつは消費者保護のため、共通商品券に係る債権等一切を同業他社に譲渡するものである。後者は主にグループ再編を理由とするものだが、近年は系列を越えた譲渡も珍しくなくなっている。
使用そのものが不可となり、質店・金券ショップでも買取を拒まれるのは以下の10社発行分[12][13]。
- 株式会社中三(青森県青森市ほか)
- 株式会社大沼(山形県山形市ほか)[14]
- 株式会社大黒屋(福島県いわき市)
- 株式会社上野百貨店(栃木県宇都宮市ほか)
- 株式会社諏訪丸光(長野県諏訪市)
- 株式会社松菱(静岡県浜松市)
- 株式会社丸正(和歌山県和歌山市)
- 株式会社小倉玉屋(福岡県北九州市)
- 株式会社松屋・株式会社松屋友の会(福岡県大牟田市)
- 大浦株式会社 ※店名:都城大丸(宮崎県都城市)
経営破綻後同業他社に債権等を譲渡したのは以下の事例がある。ただ金券ショップでは買取を拒否されるケースがある[13]。
破綻企業 | 譲渡先企業 | 備考 |
---|---|---|
株式会社三交百貨店(三重県) | 株式会社近鉄百貨店 | 四日市近鉄が営業していて、三重交通グループが近鉄傘下だったことによる |
株式会社県民百貨店(熊本市) | 株式会社鶴屋百貨店[15] | 共に地場百貨店で、鶴屋が熊本県内唯一の協会加盟店となったため |
株式会社近鉄松下百貨店(山口県) | 株式会社井筒屋(株式会社山口井筒屋引受け[16]) | 別府近鉄閉店もあり、近隣に近鉄系列店が無かったため |
株式会社エマルシェ(仙台市) | 株式会社さくら野百貨店[17](本社:青森市) | 分社等の経緯から混乱を避けるため |
百貨店ギフトカード
2008年11月に導入したプリペイドカードタイプの商品券。
加盟店の中では、すでに早くから磁気カード式商品券システムを導入しているところがあったため、紙式券に代わるものとして導入された。上限額は楽天Edyと同じく50,000円で、基本的に互換性が無い専用型であり、購入後の再チャージはできない。汎用電子マネー型ICカードについては、チャージできる額に上限(交通系ICカードの場合は20,000円)があることや、加盟店により利用できるシステムが異なることから導入されなかった。近年このシステムをベースに自社限定のものを発行し、それに限って上限を引き上げた加盟店もある。これらは一部で環境問題を考え、ICカード式とし再チャージ・繰り返し利用を可としたもの(★)もあるが、共通利用は想定していない[注釈 10]。
2020年1月時点における利用可能店舗は以下の通り[注釈 11]。利用できない店舗も多いほか、利用できるが発売していない店舗(※)もあるため、注意が必要。なお栃木・長野・山梨・富山・石川・佐賀の各県には取扱店舗が無い。
- 伊勢丹(新宿、立川、浦和、新潟、静岡、ジェイアール京都伊勢丹、LUCUA内イセタン各ショップ)
- 一畑百貨店(松江)
- 井筒屋★(小倉本店、コレット、黒崎、山口、宇部)
- 岩田屋(福岡天神、久留米)
- うすい百貨店(郡山)
- 遠鉄百貨店(浜松)
- 小田急百貨店(新宿、町田、藤沢)
- 川徳(盛岡)
- 近鉄百貨店★(阿倍野、Hoop、and、上本町、東大阪、奈良、生駒、橿原、和歌山、草津、四日市、名古屋(近鉄パッセ)※)
- 京王百貨店(新宿、聖蹟桜ヶ丘)
- 京急百貨店(横浜上大岡)
- 京阪百貨店(モール京橋、守口、くずはモール、ひらかた、すみのどう)
- さいか屋(横須賀、藤沢、川崎日航ホテル※)
- さくら野百貨店(青森、弘前、八戸、北上)
- 西武(池袋本店、渋谷、秋田、所沢、東戸塚、岡崎、福井、大津)
- そごう(大宮、川口、千葉、横浜、西神、広島、徳島)
- 大丸(心斎橋、梅田、京都、山科、神戸、須磨、芦屋、東京、札幌、福岡・天神、鳥取※、下関※、高知※)
- 髙島屋★(大阪、堺、泉北、京都、洛西、米子、岡山、高崎、大宮、柏、日本橋、新宿、玉川、立川、横浜、港南台、岐阜、ジェイアール名古屋髙島屋、いよてつ髙島屋)
- 玉屋(佐世保)
- 津松菱
- 鶴屋百貨店★(熊本)
- 天満屋(岡山、倉敷、津山、米子しんまち、広島アルパーク、広島緑井、福山、福山ポートプラザ、八丁堀ビル7階以上※)
- トキハ(大分本店、わさだタウン、別府)
- 中合(福島、八戸三春屋店、函館棒二森屋店)
- 浜屋百貨店(長崎)
- 阪急百貨店★(うめだ本店、千里、高槻、神戸、川西、宝塚、三田、西宮、阪急MEN'S TOKYO、大井食品館※、都筑、博多)
- 阪神百貨店★(梅田本店、御影※、西宮※、尼崎※)
- 福屋(八丁堀本店、広島駅前、五日市、尾道)
- 藤崎(仙台)
- ほの国百貨店(豊橋)
- 松坂屋(名古屋、豊田、上野、静岡、高槻)
- 松屋(銀座、浅草※)
- マロニエゲート銀座2&3※(旧プランタン銀座)
- 丸井今井(札幌※、函館※)
- 丸広百貨店(川越、南浦和食品フロア※、飯能、東松山、上尾、入間、坂戸、日高)
- 三越(日本橋本店、銀座、恵比寿、札幌、仙台、新潟、名古屋栄、星ヶ丘、広島、高松、松山、福岡)
- 名鉄百貨店(名古屋、一宮)
- 山形屋★(鹿児島※、宮崎※)
- リウボウ(那覇)
導入していない主なグループは以下の通り。
- 東急百貨店
- 東武百貨店
- JR東日本都市開発(グランデュオ)
- 大和
加盟基準
この節は言葉を濁した曖昧な記述になっています。 |
この節には独自研究が含まれているおそれがあります。 |
- 協会が公表している資料などによると、加盟基準は「加盟を希望する店舗の売場面積が1万5千平方メートル以上あるか」だという。[要出典]
- このため改装等により売場面積が基準を下回った場合は、原則としてたとえ営業が続いていても会員資格を失う。そのような店舗は、以前は各地区協会のみの会員となっている場合があった。[要出典]
- 会員企業の中には百貨店以外の業態に転換しているところもあるが、上記基準を満たしていることにより残っているケースがみられる。
- 現在の加盟店の中には例外として売場面積が1万5千平方メートル未満でも残っているところがあるが、これらは旧大規模小売店舗法に基づく第1種店舗で、県庁所在都市または県内で唯一の百貨店であったり、各地区協会の統合による影響が考慮されているためとみられる。
- 最近では百貨店の閉店が相次いでいることから、加盟店が1店舗だけという県が増えつつある。また、山形県を皮切りに加盟店がなくなった県も現れている[18]。
- それ以外にも、経営破綻したり、他の加盟店の信用を損なうような事態を引き起こした場合、資格剥奪の対象となる。
脚注・出典
脚注
- ^ 協会HPより、これにその後の公開情報を反映。
- ^ 全国で唯一「村にある百貨店」として認定されていることになる。
- ^ 元プランタン銀座の2・3のみ。
- ^ 日本百貨店協会 2017年10月ウェブサイト公表資料に基づく。当該資料は商品券購入時に必ず添付されているほか、最新の利用可能店舗を公式サイトで公表している。
- ^ 紀伊國屋書店、ソシエ、HMVに限る。
- ^ 6階以下はヤマダ電機とユニクロ運営店舗のため対象外。
- ^ スーパーマーケット事業はもともと別会社で運営していたが、協会加盟前に吸収合併した。
- ^ イトーヨーカドーなど一部を除く。
- ^ 4階以上に限る。
- ^ 同一法人により運営されている阪急・阪神に限っては、両ブランド相互間の利用可能店舗で共通利用できる。
- ^ 百貨店共通商品券発行会 2017年3月発行資料に追記修正。当該資料は商品券購入時に必ず添付されているほか、最新の利用可能店舗を公式サイトで公表している。
出典
- ^ 日本百貨店協会. “日本百貨店協会 概要”. 日本百貨店協会. 2013年1月3日閲覧。
- ^ “商品券等払戻しのお知らせ”. 株式会社丸栄. 2018年9月4日閲覧。
- ^ a b “山形の老舗百貨店「大沼」が自己破産を申請”. 産経ニュース. 産経デジタル. (2020年1月27日) 2020年1月28日閲覧。
- ^ “(株)大沼ほか1社~百貨店「大沼」、破産申請と同日、開始決定~”. 株式会社東京商工リサーチ (2020年1月27日). 2020年1月28日閲覧。
- ^ “業歴320年を誇る山形の老舗百貨店、「大沼」が破産、地域支援も実らず”. 株式会社東京商工リサーチ (2020年1月27日). 2020年1月28日閲覧。
- ^ “<さくら野百貨店仙台>自己破産 負債31億円”. 河北新報. (2017年2月27日) 2017年2月27日閲覧。
- ^ a b c “(株)ほの国百貨店~東三河地区唯一の百貨店~”. TSR速報. 株式会社東京商工リサーチ. (2020年6月12日) 2020年6月12日閲覧。
- ^ "世界のGINZAを次のステージへ 銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」 2017年4月20日誕生 ワールドクラスクオリティの241ブランドが集結" (PDF) (Press release). J.フロント リテイリング、森ビル、L Real Estate、住友商事(連名). 26 October 2016. 2017年1月1日閲覧。
- ^ JTBギフト券シリーズ:デパート&ショップ共通商品券(ナイスショップ)
- ^ 日本百貨店協会. “発売20周年記念 ハローキティ「全国百貨店共通商品券」限定販売!”. 日本百貨店協会. 2014年10月9日閲覧。
- ^ 「パルコ CS/顧客政策部」2014年8月21日プレスリリース
- ^ “注意事項”. 一般社団法人日本百貨店協会(2020年1月28日作成). 2020年1月28日閲覧。
- ^ a b “郵送買取|商品券|金券・チケットの買取・販売”. スーパーチケット北九州・福岡. 2017年3月2日閲覧。
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