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=== プロ入り後 ===
=== プロ入り後 ===
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== 選手としての特徴・人物 ==
== 選手としての特徴・人物 ==

2021年3月9日 (火) 08:29時点における版

石橋 康太
中日ドラゴンズ #58
2019年6月23日、ナゴヤ球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 千葉県四街道市
生年月日 (2000-12-07) 2000年12月7日(23歳)
身長
体重
180 cm
87 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2018年 ドラフト4位
初出場 2019年7月7日
年俸 655万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

石橋 康太(いしばし こうた、2000年12月7日 - )は、千葉県四街道市出身[2]プロ野球選手捕手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。

苗字について、プロ入り前は俗字の「石𣘺」表記も見られたが[3]、プロ入り後は新字体の「石」で登録されている。

来歴

プロ入り前

千葉県出身[4]。父兄ともに野球経験があり捕手をしていた[5]四街道小学校2年生の時、四街道ブルースターズに入団したが、石橋は兄からミットを譲受けてやはり捕手を務めた[5]。小学生のときから大型捕手として活躍していた石橋は小学校6年生の時、NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2012の千葉ロッテマリーンズジュニアに選出され、同大会で準優勝に輝いた[6]。同時に田宮裕涼等も選出されたが正捕手を務めたのは石橋だった[7]四街道西中学校入学後は千葉市リトルシニアに入団した。3年生時にはリトルシニア選抜にも選出され、エキシビジョンとしてボーイズリーグ選抜と対戦した[8]

関東第一高等学校に進学する[4]と、1年春から積極性を認められベンチ入りメンバーとなり、まずは内野手として活躍するようになった[9]第98回全国高等学校野球選手権大会に東東京代表として出場し、一回戦で敗れたものの、一塁手を務めた石橋は広島新庄高堀瑞輝から2安打を打つ活躍を見せた[10]。しかし同1年生冬に左膝半月板を損傷し、同年末に手術を行った。実戦に復帰できたのは翌年2年生の5月だった[11]。この間、リハビリと共に体幹トレーニングに努めた[9]第99回全国高等学校野球選手権東東京大会では四番打者(守備位置は一塁手か捕手)を任され、明治神宮野球場で4試合連続で本塁打を記録し打撃好調だった。しかし準決勝で二松學舍大附属高にコールドで敗退し、3年連続の夏の甲子園進出は果たせなかった[12]。2年秋からはチームの副将を務めた。3年夏の第100回全国高等学校野球選手権東東京大会でも前年に続き準決勝で二松學舍大附属高と当たり、敗退した[13]。高校通算で57本塁打を放った。その後の進路として大学進学も考慮したがプロ志望届を提出することとなった[7]

2018年のNPBドラフト会議において中日ドラゴンズより4巡目で指名を受けた[4]

プロ入り後

2019年7月7日、対東京ヤクルトスワローズ戦(ナゴヤドーム)の8回裏に柳裕也の代打でプロ初出場を果たした[14]。中日の高卒新人捕手が一軍出場するのは1952年河合保彦以来67年ぶりで[15]、ドラフト制度施行後では球団史上初である[16]。その2日後となる7月9日には広島東洋カープ戦(ナゴヤドーム)にて18歳・一軍出場2試合目で初先発出場を果たし、1歳年上の先発投手・清水達也(当時19歳)と「10代バッテリー」を組んだ[17]。同日、5回裏二死一・三塁の場面で、三塁打を放ち、プロ初安打・初打点を記録した[18]。その2日後に開催された2019年フレッシュオールスターゲームにもウエスタン代表として選出され、チームメイトの梅津晃大と先発バッテリーを務め、2点適時打も打っている[19]

選手としての特徴・人物

遠投115メートル[20]・二塁送球1.9秒台の強肩に加え[21]、高校通算57本塁打の長打力を備えており[20]、ドラフト会議前には「高校生捕手ナンバーワン」と高く評価されていた[21]

担当スカウト・八木智哉から指名挨拶を受けた際には「捕手として中日で日本一になることが目標。松坂大輔さんから投球を受けたり話を聞いてみたりしたい」と述べている[21]。ライバル視している選手は野村大樹[9]

父兄ともに野球経験がありポジションは捕手。兄は現在JR千葉硬式野球部で捕手として所属している[5]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2019 中日 12 18 17 0 1 0 1 0 3 2 0 0 0 0 0 0 1 8 0 .059 .111 .176 .288
通算:1年 12 18 17 0 1 0 1 0 3 2 0 0 0 0 0 0 1 8 0 .059 .111 .176 .288
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績



捕手






















2019 中日 9 27 2 0 0 1.000 0 1 1 0 .000
通算 : 1年 9 27 2 0 0 1.000 0 1 1 0 .000
  • 2020年度シーズン終了時

記録

背番号

  • 58 (2019年 - )

登場曲

代表歴

脚注

  1. ^ 中日 - 契約更改 - プロ野球. 日刊スポーツ. 2020年12月12日閲覧。
  2. ^ 四街道市出身の石橋康太さんが、中日ドラゴンズ入団を市長へ報告』(PDF)(プレスリリース)四街道市、2018年12月27日。 オリジナルの2019年7月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190709095242/https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/shisei/koho/houdou_kouhyou/H30houdouhappyou.files/301227houdou.pdf2019年7月9日閲覧 
  3. ^ "四街道市出身の石𣘺康太さんが、中日ドラゴンズ入団を市長へ報告" (Press release). 四街道市役所. 27 December 2018. 2020年11月8日閲覧
  4. ^ a b c 2018年ドラフト指名選手 - 中日ドラゴンズ(ドラゴンズニュース、2018年10月25日)
  5. ^ a b c 永井響太「新時代の旗手2019 4位石橋康太」『中日スポーツ』2018年12月27日、4版、3面
  6. ^ NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2012 勝敗表”. 日本野球機構. 2020年5月17日閲覧。
  7. ^ a b 菊地高弘「野球太郎ストーリーズ 中日4位石橋康太」『野球太郎』29号、廣済堂出版〈廣済堂ベストムック〉402、2019年、pp.126-127 ISBN 978-4331804063
  8. ^ 小関順二第172回 ミレニアム世代のトッププロスペクト Vol.19「石橋康太」」『高校野球ドットコム』WoodStock、2018年8月3日。2020年5月17日閲覧。
  9. ^ a b c 大平明「第720回 石橋康太(関東一)「甲子園とプロ入りを見据えて。世代屈指の捕手が始めた意識改革」」『高校野球ドットコム』WoodStock、2018年6月28日。2020年5月17日閲覧。
  10. ^ 斎藤寿子「ドラフト逸材クローズアップ 石橋康太(関東一高・捕手) 強肩強打を誇る超高校級キャッチャー」『週刊ベースボールONLINE』ベースボールマガジン社、2018年7月12日。2020年5月17日閲覧。
  11. ^ 片倉尚文「関東第一、コールド4強!石橋が3戦連発「確かな手応え」/東東京」『サンスポ.COM産業経済新聞社、2017年7月24日。2020年5月17日閲覧。
  12. ^ 大島裕史「二松学舎大附vs関東一 2017年夏の大会 第99回選手権東東京大会 準決勝」『高校野球ドットコム』WoodStock。2020年5月17日閲覧。
  13. ^ 大島裕史「二松学舎大附vs関東一 2018年夏の大会 第100回選手権東東京大会 準決勝」『高校野球ドットコム』WoodStock。2020年5月17日閲覧。
  14. ^ 中日 石橋康太がデビュー 週刊ベースボールONLINE 2019年7月18日
  15. ^ 【中日】ドラフト4位・石橋が初の1軍昇格へ 開幕マスクの加藤が2軍降格」『スポーツ報知報知新聞社、2019年7月7日。2019年7月7日閲覧。オリジナルの2019年7月7日時点におけるアーカイブ。
  16. ^ a b 中日“ドラ4”18歳石橋、初昇格即代打で珍デビュー!与田監督「プロ初打席の死球…あまり記憶にない」」『スポニチアネックス』スポーツニッポン新聞社、2019年7月7日。2019年7月7日閲覧。オリジナルの2019年7月7日時点におけるアーカイブ。
  17. ^ 中日「10代バッテリー」で勝負 清水-石橋康太」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2019年7月7日。2019年7月7日閲覧。オリジナルの2019年7月7日時点におけるアーカイブ。
  18. ^ 中日高卒ルーキー石橋がプロ初安打「強い気持ちで」 日刊スポーツ 2019年7月9日
  19. ^ 2019年度フレッシュオールスター・ゲーム 試合結果”. 日本野球機構. 2020年5月17日閲覧。
  20. ^ a b 4位新人・石橋が1軍練習参加へ 正捕手候補を首脳陣徹底チェック」『中日スポーツ』中日新聞社、2019年6月25日。2019年7月7日閲覧。オリジナルの2019年7月7日時点におけるアーカイブ。
  21. ^ a b c 中日ドラフト4位の関東第一・石橋に指名あいさつ 球を受けてみたい投手は「松坂さん」」『スポニチアネックス』スポーツニッポン新聞社、2018年10月30日。2019年7月7日閲覧。オリジナルの2019年7月7日時点におけるアーカイブ。

関連項目

外部リンク